幼稚園入園に当たり、準備しなければならないものは意外とたくさんあります。そのうえ、持ち物の1つ1つに細かいルールがある園も。
そこで、幼稚園の入園準備で失敗しないために知っておきたい注意点をまとめました。
初めての幼稚園生活。少しでも子供の不安な気持ちが取り除けるよう、確実に準備を進めていきましょう。
この記事の目次
幼稚園の入園準備は説明会後に始めよう
いよいよ春から幼稚園入園!
かわいい持ち物を持たせて、楽しく幼稚園に通えるようにしてあげたいな!と入園式の何か月も前から張り切って幼稚園の持ち物をそろえるママもいます。
しかし、持ち物の準備を早くしすぎると失敗することもあるので要注意。
幼稚園で本当に必要な持ち物をすべて把握し、持ち物のルールを知った上で入園準備を進めるのがおすすめです。
幼稚園の持ち物や準備しなければならないものは、入園する年度ごとに変わることもあります。
お兄ちゃんやお姉ちゃんが在園児の場合でも、先走って持ち物を準備するのもあまりおすすめできません。
入園説明会できちんと説明を聞いて、幼稚園で必要な持ち物の準備を始めれば、入園準備で失敗する確率も大幅に低くなりますよ!
幼稚園の入園準備には余裕を持つことも大事
幼稚園に必要な持ち物の準備は、遅くても3月上旬ごろまでには終わらせ、漏れがないか複数回確認するようにしましょう。
幼稚園で必要な持ち物の中でも、絵本袋や体操服袋などの袋類を手作りするよう指示する幼稚園もあります。
その場合、サイズや作り方に細かいルールがあることも。また持ち物の1つ1つに記名する作業も意外と時間がかかります。
そのため、幼稚園の入園準備は早く始めすぎるのもよくありませんが、入園式直前にバタバタ行うのもおすすめできません。
幼稚園入園時の主な準備物
さっそく幼稚園入園前までに、一般的に用意する準備物を整理してみました!
入園準備の過程で注文に漏れがあることに気づいた場合は、幼稚園に連絡しすぐに注文しましょう。制服などサイズがあるものは、届くまでに数週間かかることもあります。
幼稚園で一括して注文するものについては何度も確認しておくと安心ですよ。
1.制服・体操服・スモック
制服や体操服、スモックなどの身につけるものは、卒園まで着れるよう少し大きめのサイズのものを購入する人が多いです。
そのため、入園時には裾上げが必要になる子供も多いですよね。
早めに裾上げをしておくと、入園式までの間に背が伸びてサイズ合わなくなってしまうことも。入園式前日までにもう1度サイズ合わせをして、入園式当日に慌てないようにしっかり準備しておきましょう。
また、入園までの間に制服や体操服がきちんと着れるよう、着替えの練習をしておくのもおすすめ。
中には着替えにかかる時間に制限を設けている幼稚園もあります。必要であればボタンの開け閉めなどのトレーニングができる知育おもちゃを取り入れて、早い段階から準備しておくのもいいですね。
2.靴・上履き
幼稚園で履く靴や上履きは、子供1人で脱ぎ履きできるタイプのものを選びましょう。
靴のデザインについてルールがある幼稚園も多いので、しっかりと確認してから準備してくださいね。
制服同様、靴も大きめサイズを選びたくなりますが、大きめの靴を履いていると靴擦れができたり転びやすくなります。
幼稚園児は元気いっぱい。靴はすぐにボロボロになってしまうので、靴や上履きはできるだけ今の足にぴったりなサイズのものを準備しましょう。
3.鞄・袋類
幼稚園の場合、通園鞄が指定されていることが多いです。
普段使い慣れていない形状の鞄の場合は幼稚園で戸惑ってしまわないよう、家の中で何度か使っておくもおすすめ。
袋類は幼稚園に必要な持ち物の中でも、手作り率が高い持ち物。
絵本袋、体操服袋、歯ブラシ入れ…など、幼稚園によって必要なものが異なります。手作りを指示された場合はきちんとルールを確認して、早めに制作に取り掛かれるといいですね。
手作りで袋類を準備する場合は少しでも幼稚園に行くのが楽しくなるよう、生地選びを子供に任せるという人も多いですよ。一度子供と一緒に手芸店に行ってみるのもいいかもしれませんね。
4.レイングッズ
幼稚園の入園式シーズンに晴れの日が続くと、つい準備し忘れてしまう持ち物がレイングッズです。
レイングッズと言えば、まず傘を思い浮かべてしまいますが、傘よりレインコートを推奨している幼稚園も多いですよ。
入園後初めての雨で慌ててしまわないよう、レインコートやレインブーツなども忘れず準備しておきましょう。
5.ループ付きタオル
出典:Amazon
ほとんどの幼稚園で必要になる持ち物がループ付きタオルです。
市販のループ付きタオルを購入してもいいですし、フェイスタオルに紐を縫い付けてつけて利用するという方法も。
ループ付きタオルは毎日持ち帰ってきますし、びっくりするくらい汚れることもあります。幼稚園にいる間は毎日必要になる持ち物なので、洗い替えを多めに準備しておくと安心ですよ。
6.歯ブラシ・コップ
幼稚園に持っていく歯ブラシやコップは、子供が安全に使えるものを準備しましょう。特に歯ブラシは、普段から使い慣れているものを持たせるのがおすすめ。
不慣れな歯ブラシだと、上手に歯磨きができなかったり、思わぬ事故を招くことも。
一方、コップは軽くて丈夫な樹脂製やプラスチック製のものを持たせましょう。自分のコップだと一目でわかるよう、目につく場所に名前を書くのもポイントです。
7.水筒
毎日幼稚園にもっていく水筒は、園ごとにさまざまなルールがあるため要注意。
飲み慣れているからとストロー付きや直飲みの水筒を持っていった際、衛生上好ましくないから水筒をコップ付きのものに変えるよう指示されたという声もよく聞きます。
また重すぎる水筒は子供の負担になっているため避けたいですね。機能よりも軽さを重視して、幼稚園児でも持ちやすい水筒を選んであげましょう。
8.弁当箱・箸
普段給食の幼稚園でも、入園後にある遠足では弁当箱が必要。弁当箱は子供の食事量を考えながら、適切なサイズ選びをしましょう。
幼稚園によっては、毎日箸が必要というところもあります。箸が上手に使えない場合は早めに幼稚園に連絡し相談しておくと安心です。
9.文具
幼稚園でははさみやのり、クレヨンなどの持ち物を各自でそろえるように言われることが多いです。
ただ、幼稚園で必要な文具類を入園時に一括で注文できる幼稚園も。細かい持ち物が多いので、漏れがないようしっかり確認しましょう。
文具類はとにかく名前つけが大変です。文具類は用意したら早めに記名をしておくといいですね。
幼稚園の持ち物を置く場所も決めておきましょう
幼稚園入園の準備が整ったら、持ち物などの置き場所を決めておくのがおすすめ。
置き場所に棚やケースを準備しておくと、子供は自分で片付けられるようになりますし、持ち物の紛失予防にもなります。
持ち物の置き場所を決めておくと、自分1人で幼稚園の通園準備ができるようになるのが早いとも言われていますよ。
幼稚園の持ち物の準備とあわせて、自立に向けた部屋づくりを行うのもいいかもしれませんね。
Photo by Photo AC