秋といえば、食欲の秋!という人も多いのではないでしょうか?
秋が旬のおいしいものを食べると、秋がきたなと季節を感じることもできますよね。
その感覚を、ぜひ赤ちゃんのうちから覚えさせてあげましょう!
今回は、秋におすすめの離乳食レシピを集めてみました。ぜひ親子で秋の味覚を楽しんでみてください♪
この記事の目次
- 離乳食に使いたい!秋が旬の食材
- 離乳食におすすめ!秋が旬の食材「じゃがいも」
- 離乳食におすすめ!秋が旬の食材「さつまいも」
- 離乳食におすすめ!秋が旬の食材「さんま」
- 離乳食におすすめ!秋が旬の食材「鮭」
- 旬の味覚を取り入れた離乳食を作ろう
離乳食に使いたい!秋が旬の食材
秋はたくさんの食材が旬を迎えます。
秋が旬の食べ物といえば、栗、きのこ類、そして梨や柿といった果物類と盛りだくさん!
旬の食べ物の魅力は、美味しいことはもちろん、その食材の栄養価も高くなるのが魅力。
今や、多くの食材を1年中スーパーで見かけますが、食材本来の収穫時期に食べることは、身体の調子を整えることにも繋がります。
これからご紹介する、秋が旬の「じゃがいも」「さつまいも」「さんま」「鮭」は、夏の暑さで弱った体を回復するのにピッタリな食材です。
早速チェックしていきましょう。
離乳食におすすめ!秋が旬の食材「じゃがいも」
1年中スーパーでは見かけることのできる食材のひとつ、じゃがいも。
じゃがいもは貯蔵することができるため一年中食べることができるのですが旬は秋。
ちなみに新じゃがいもは春から初夏に出回るものを指します。
じゃがいもの栄養
じゃがいもの主な成分は、でんぷん。そのため、たくさん食べるときは主食扱いになります。
ほかにも、
- ・ビタミンC
- 抵抗力をアップしたり、コラーゲンの生成を助けたりする働きがある
- ・ビタミンB1
- 糖質の代謝に関与する
- ・カリウム
- 細胞を正常な状態に保つ働きがある
- ・ナイアシン
- ビタミンB3とも。脳の代謝や脳の働きに関与するといわれている
などの栄養素が含まれています。
通常、ビタミンCは熱に弱いのですが、じゃがいもに含まれているビタミンCはでんぷんに守られているため、加熱しても失いにくいのが特徴です。
じゃがいものココに注意!
じゃがいもを調理する際に注意したいのは、芽や緑になっている部分に含まれる、ソラニンという有害物質。
大量に摂取すると、下痢や腹痛、吐き気などを催すことがあります。
この部分はしっかりと取り除いてから離乳食に使ってくださいね。
おいしいじゃがいもの見分け方と保存方法
見分け方のポイントを覚えておいて、おいしいじゃがいもを手に入れましょう!
- ・芽が出ていない
- ・表面がなめらかなもの
- ・しなびているものはNG
- ・キズがないもの
- ・持ったときにずっしりとしているもの
保存方法は、新聞紙や麻袋に入れて冷暗所で保存しましょう。
秋の離乳食じゃがいもレシピ
1.じゃがいもと玉ねぎのペースト
【離乳食初期】
じゃがいもだけだと味気なくて、赤ちゃんが食べづらい場合も。
そんなときは、玉ねぎを一緒に混ぜたペーストを作ってみましょう!
玉ねぎのおかげでほんのり甘く、食べやすくなりますよ。
じゃがいもは完全に潰せば、冷凍保存もOK!たくさん作ってストックしてみて。
2.納豆ポテト
【離乳食中期】
納豆に含まれる鉄分は、じゃがいものビタミンCによって吸収率がアップします!
鉄分が不足してくるこの時期にピッタリな組み合わせですね♪
3.野菜オムレツ
【離乳食後期~完了期】
大人用を取り分けることができる、じゃがいもを使ったオムレツです。具だくさんで栄養満点な上に、手づかみでも食べやすいのがポイント!
ツナの風味で、味付けなしでもおいしくいただけますよ。
大人はケチャップをかけてもOK。
離乳食におすすめ!秋が旬の食材「さつまいも」
秋の味覚を代表する、さつまいも。
甘みがあるのでさつまいもが好きという赤ちゃんも多いのでは?
芋掘りやご近所からゲットしたら、離乳食に使うチャンスです!
さつまいもの栄養
さつまいもの主成分は、でんぷん。加熱するとでんぷんが糖質に代わり、甘くなるのです。
そのほかの栄養素として、
- ・食物繊維
- 便通を整えたり、血糖値上昇を抑える働きがある
- ・ビタミンC
- 抵抗力やコラーゲン生成に関与する
- ・ビタミンE
- 抗酸化作用が期待できる
- ・カリウム
- 細胞を正常な状態に保つ働きがある
- ・カルシウム
- 骨や歯の成分になる
などが含まれています。
中でもビタミンCはりんごの4倍もの量を含んでいます!
また、じゃがいもと同じく、さつまいものビタミンCはでんぷんに守られているので、熱に強いのが特徴です。
さつまいもの選び方
さつまいもの選び方を知っておくと、役に立ちますよ!
- ・皮の色が鮮やかなもの
- ・皮にハリがあるもの
- ・中央がふっくらしているもの
- ・キズがないもの
- ・黒ずみがないもの
- ・ひげ根がないもの
さつまいもをおいしくする保存方法
スーパーで売っているさつまいもはすぐに調理してもOKですが、堀りたてのものはすぐに食べないで!
風通しのよい日陰で数日寝かせることで、甘みがアップするのです!
また、保存するときは冷蔵庫は避けてください。
寒さに弱いので、新聞紙に包んで冷暗所で保存しましょう。使いかけのものはラップして冷蔵庫に入れてもOKです。
アク抜きは必須!
さつまいもは、切り口がすぐ変色するほどアクが強い食べ物。
そのため、調理前に水にさらしてアク抜きをしましょう。
秋の離乳食さつまいもレシピ
1.さつまいもりんごきんとん
【離乳食初期~】
ペースト状にすれば離乳食初期(生後5~6ヵ月)からOKのレシピ。
形を変えれば、離乳食中期(生後7~8ヵ月)以降、さらには幼児や大人のおやつまでも使えますよ!
おやつやデザートなど、いろいろな場面で活躍してくれる一品です♪
離乳食初期はモサモサ感が気になるようであれば、お湯でといた粉ミルクでのばしてあげると食べやすくなります。
2.さつまいものスティックおやき
【離乳食後期~】
手づかみ食べが始まったばかりの、離乳食後期(生後9~11ヵ月)におすすめのレシピ。
レシピ通りに黒ゴマときな粉を混ぜるとおやつ風の味わいに、チーズを混ぜるとおかずのような味わいに♪
離乳食におすすめ!秋が旬の食材「さんま」
秋になると、生さんまが多く出回るようになります。
さんまは青魚。離乳食後期(生後9~11ヵ月)から食べられる食材です。
さんまには、脳の健康に役立つDHAや悪玉コレステロールを減らしてくれるEPAが入っています。
そして、カルシウムを吸収する助けとなるビタミンDも多く含まれているため、栄養価がとても高いのです!
おいしいさんまの見分け方
さんまは脂がのっているものほど、おいしいのです。
スーパーで選ぶときは、
- ・身がふっくらとしているもの
- ・肩が張っているもの
- ・くちばしが黄色やオレンジのもの
- ・皮がピンと張っているもの
- ・エラが鮮やかな紅色
以上のポイントに当てはまるものを選ぶと、おいしいものに巡り合えます!
秋の離乳食さんまレシピ
1さんまバーグ
【離乳食後期~】
さんまを使ったふわふわのハンバーグ。
豆腐入りなので、赤ちゃんでも食べやすい食感に♪
卵不使用のレシピなので、卵アレルギーをお持ちのお子さんでも食べられますよ!
離乳食用は、少し味噌を減らしてみてください。
2.さんまのつみれ汁
【離乳食後期】
寒い日にほっと温まることのできる、つみれ汁のレシピ。
こちらのレシピはさんまをおろす方法が記載されていますが、スーパーで調理済のものやお刺身を購入すると、家での料理が楽になりますよ!
また、離乳食完了期(1歳~1歳6ヵ月)以降は、小骨ごとフードプロセッサーにかけてもOK。
赤ちゃんと一緒に、秋の味覚を味わえる一品です♪
離乳食におすすめ!秋が旬の食材「鮭」
年中スーパーで見かける鮭ですが、秋が旬の食べ物。
秋鮭と呼ばれています。
身が赤いですが、実は白身魚の仲間。しかし、脂質が多めのため、離乳食中期(生後7~8ヵ月)以降に食べられます。
鮭の栄養の中でも注目したいのが、アスタキサンチン。強い抗酸化作用や、疲労回復に効果があるとされています。
離乳食に積極的に取り入れて、夏の暑さで弱った体を元気にしてあげたいですね。
秋の離乳食 鮭レシピ
1.鮭と野菜のミルクシチュー
【離乳食中期】
鮭とシチューの相性がいいのは、言わずもがな。
旬の野菜をたっぷり使って、おいしく仕上げましょう!とろみをつけると食べさせやすくなりますよ。
2.石狩鍋風
【離乳食後期~】
北海道の郷土料理である石狩鍋を、離乳食にアレンジしたレシピです。
炊飯器ひとつで大人から赤ちゃん用まで作れるので、とっても楽ちん♪
甘辛い味噌味に、バターのまろやかさがたまりません。
調味料の量は赤ちゃんに合わせて調整してあげてください。
3.ミニ鮭のムニエル
【離乳食完了期】
鮭のムニエルは定番メニューですが、シンプルに鮭のうまみが感じられるとあって人気。
離乳食は、骨や皮なしのものを選ぶと楽ですよ。
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赤ちゃんに食べさせる離乳食は作り方だけでなく、食材の"質"もこだわりたいと感じますよね。
ただ、スーパーの数ある商品から国産や無添加商品などを探すのは結構大変..。
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旬の味覚を取り入れた離乳食を作ろう
おいしい食材がたくさん出回る秋。離乳食にも秋が旬の食材を取り入れて、季節感を楽しみましょう。
赤ちゃんのうちから旬の食材に触れることで、食育にもつながります。
旬の食材を見かけたら、ぜひ食卓に登場させてくださいね!
Photo by Photo AC