離乳食がすすむと赤ちゃんは自分の手で食べものをつかんで食べる「手づかみ食べ」がはじまります。ママは離乳食でも手でつかみやすいものを用意したいですよね。
そこで手づかみ食べの時期にも積極的に取り入れたいのが野菜たっぷりの離乳食。今回は野菜をつかった手づかみ食べにぴったりのレシピも紹介します!ぜひ参考にしてみてくださいね♪
この記事の目次
- 離乳食の「手づかみ食べ」はいつから?
- 手づかみ食べを離乳食で経験させる大切さ
- 手づかみでおいしい離乳食!おすすめ野菜レシピ5選
- 安心安全な食材を手に入れるなら「生協」がおすすめ!
- 野菜レシピの手づかみ食べで離乳食を充実させよう
離乳食の「手づかみ食べ」はいつから?
離乳食に手づかみ食べを取り入れるのはだいたい生後9カ月~11カ月の「離乳食後期ごろから」です。
離乳食の手づかみ食べは赤ちゃんによっても個人差があります。すぐに手をのばして離乳食をつかもうとする子もいれば、触るのを嫌がってなかなかつかみ食べをしようとしない子も。
必ずしもこの時期でないといけない!というわけではないので、離乳食中期ごろであっても赤ちゃんがつかみ食べに興味を示したら積極的にチャレンジさせてあげてくださいね。
また、離乳食後期に入ったのになかなか手づかみをしてくれない!という場合にもママには焦る気持ちが湧いてきますよね。
厚生労働省では生後12~18カ月ごろを「手づかみ食べに最適な時期」としています。
離乳食後期はあくまでも「手づかみ食べがはじめられるタイミング」と考えて、嫌がるうちは無理に手づかみ食べをさせようとせず、ママも気長に見守りましょう。
手づかみ食べを離乳食で経験させる大切さ
離乳食のうちに手づかみ食べを経験させることで、赤ちゃんは食べものを目で「見て」、指先で「触れて」、そして「食べる」という3つの動作が協調してはたらくことを学びます。
これによって、まず赤ちゃんは食べものを目で確かめて、それを指で触れたりつまんだりすることで食材にはさまざまな感触や固さがあることを知っていきます。
そして、食べものの温度やどの程度の力で握ればいいのかなど、口に運ぶまでのあいだに多くのことを学び取っていくのです。
離乳食のうちにつかみ食べをたくさん経験することで、赤ちゃんはスプーンやおはしへの移行がスムーズに行えるといわれています。
離乳食の手づかみ食べはキューブ型やスティック状からスタートする
離乳食でつかみ食べをスタートさせるとき、はじめは指先でつまみやすい「キューブ型」や、ぎゅっと握って食べられる「スティック状」がおすすめ。
おにぎりを一口大で作ったり、キューブ型に切った野菜をやわらかく茹でるなど、赤ちゃんが手に取りやすい形で用意しましょう。
スティック状であれば茹で野菜の「野菜スティック」や、パンを細長くカットしてトーストにしたり、おやきを長めの楕円で作ってみるのも良いですよ。
ベタベタとした感触や、あまりにも崩れやすい場合は赤ちゃんも嫌がったり食べづらく感じてしまうので、手に取りやすいメニューを意識するとよいでしょう。
離乳食の手づかみメニューには野菜がおすすめ
離乳食の手づかみ食べには野菜をつかったメニューが便利です。
野菜は茹で加減や調理の方法によって固さを調節しやすく、赤ちゃんの成長に必要な栄養もたっぷり。
にんじんや大根、じゃがいもは棒状にカットすればそのまま茹で野菜の「野菜スティック」にもできますし、葉野菜などはごはんや粉物に練り込んでつかえます。
かぼちゃやさつまいもなど、甘みの強い野菜であればおやつとしてつかみ食べのメニューに加えるのもおすすめですよ。
手づかみでおいしい離乳食!おすすめ野菜レシピ5選
ここからは野菜を中心にした離乳食の手づかみ食べにぴったりなレシピを紹介していきます。さっそくみていきましょう♪
【離乳食中期】手づかみ野菜メニュー1.かぼちゃと米粉のお焼き
混ぜて焼くだけの簡単手づかみ野菜メニューです!冷蔵庫の中のあまり野菜なども活用できるところがうれしいポイント。タネの固さは混ぜ合わせながらお好みで調節していきましょう。
■材料
かぼちゃ 50g
木綿豆腐 75g
米粉 大さじ1と1/2
サラダ油 適量
好きな野菜やあまり野菜
お好みで
■作り方
1.かぼちゃはやわらかく茹でる。
2.木綿豆腐は軽く水切りする。
3.ボウルにかぼちゃと木綿豆腐を入れてつぶしながら混ぜ合わせる。
※他にも野菜を加える場合は小さく刻んだものをここで加えてください。
4.3に米粉を加えてよく混ぜる。
5.フライパンにサラダ油をしいて4をお好みの大きさに丸めながら焼いていく。
6.両面を焼き色がつくまでよく焼いたらできあがり。
【離乳食後期】手づかみ野菜メニュー2.四角い焼きおにぎり
野菜をつかった栄養満点の手づかみ用焼きおにぎり。ごまの香ばしいかおりも魅力です。最後にまとめてカットするので扱いやすいのもうれしいですね。
■材料
ご飯 150〜200g位
甘塩鮭 1/3切れ
人参 1/3本
キャベツ 1枚
卵 1個
ひじき 大さじ1
ごま 大さじ1
小麦粉 大さじ1
顆粒だし 小さじ1/2
ごま油 適量
■作り方
1.にんじんとキャベツは細かくきざんで電子レンジで軽く火を通す。ひじきは水でもどす。
2.鮭にも火を通し、身をほぐす。
3.ボウルにご飯と卵、ごま、小麦粉、顆粒だしを入れ、さらに1と2を加えてよく混ぜ合わせる。
4.半量をタッパーに入れ、空気が入らないように底に押しつけてまとめる。表面をならしたら軽くフタをするかラップをかけて電子レンジで1分30秒ほど加熱。
5.フライパンにごま油をしいてタッパーから取り出した4を両面に焼き色がつくまで焼く。残りのもう半量もおなじ手順で焼く。
6.焼きあがったら包丁で食べやすい大きさにカットしてできあがり。
【離乳食後期】手づかみ野菜メニュー3.手づかみ食べに♪ ふわふわ人参ハンバーグ
野菜だけでなく、豆腐と鶏ひき肉のたんぱく質もたっぷりと摂れるかんたん手づかみハンバーグ。
つなぎに卵を使わないので卵アレルギーが心配な赤ちゃんにも安心の手づかみ離乳食です。
■材料
鶏ひき肉 50g
絹ごし豆腐 50g
にんじん 50g
片栗粉 大さじ2
塩 ひとつまみ
■作り方
1.ボウルに鶏ひき肉と絹ごし豆腐を入れ、すりおろしたにんじんを加える。
2.片栗粉と塩を1に加えてよく混ぜる。
3.フライパンに油をしき、丸くまとめた2を焼く。しっかりと火が通り、焼き色がついたらできあがり。
【離乳食後期/完了期】手づかみ野菜メニュー4.手づかみ野菜キッシュ☆冷凍可
具だくさんで食感もたのしい野菜のキッシュです。手づかみで食べやすいようにキューブ型にカットして与えます。パウンド型がない場合はグラタン皿でも代用可能ですよ。
■材料
木綿豆腐 200g
卵 2個
味噌 5g
しらす干し 25g
人参やカボチャ 140g
コーン 30g
粉チーズ 適量
■作り方
1.木綿豆腐は水切りし、しらす干しは塩抜きしておく。
2.にんじん、かぼちゃは5~7mm角に切って加熱しておく。※電子レンジ可
3.オーブンを180度で予熱開始する。パウンド型にオーブンシートを敷いておく。
4.ボウルに木綿豆腐、卵、味噌を入れてよく混ぜ合わせる。
5.4にしらす干しと2の野菜、コーンと粉チーズを加えてさらに混ぜる。
6.型に入れて30分焼けばできあがり。できたては崩れやすいので、少し冷ましてからカットする。
【離乳食後期】手づかみ野菜メニュー5.おやつに♡野菜バナナスティック
離乳食中のおやつにぴったりの手づかみ野菜メニュー。にんじんはうらごししたほうれん草やかぼちゃに代えてもおいしくできますよ。
■材料
バナナ 小1本
さつまいも 20g
にんじん 10g
ホットケーキミックス 100g
粉ミルク 50cc
■作り方
1.さつまいも、にんじんはやわらかく茹でる。にんじんは細かくきざんでおく。
2.ボウルにバナナを入れ、600Wの電子レンジで1分加熱する。そこへ1のさつまいもを加えてフォークなどでつぶしながらよく混ぜ合わせる。
3.2ににんじんを加えて混ぜ、ホットケーキミックスと粉ミルクを加えてさらによく混ぜる。
4.シリコンスチーマーに3を注ぎ入れ、トントンと軽く空気抜きをしてから600Wで3分加熱すればできあがり。
※シリコンスチーマーがない場合は玉子焼き器で両面焼いてもOK。
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野菜レシピの手づかみ食べで離乳食を充実させよう
離乳食の手づかみ食べは赤ちゃんの成長にも欠かせない大切な過程のひとつです。
手づかみ食べがはじまると散らかしたり汚したりもいっそう激しくなるので、ママとしては大変な時期でもありますよね。
そんなときはお食事エプロンをつけたり足元にレジャーシートを用意するなど工夫して乗りきりましょう!
手づかみ食べにぴったりの野菜メニューで赤ちゃんの離乳食がさらにたのしく充実したものになりますように♪