バナナは初期からつかえて、離乳食ではおなじみの食材ですよね。加熱せずに食べさせることもできる手軽さから毎日の離乳食づくりで重宝しているママも多いのでは?
そんな人気のバナナですが、離乳食後期で与えるときにはどんなポイントがあるのでしょうか。今回は離乳食後期にも大活躍のバナナについておすすめのレシピも紹介していきます♪
この記事の目次
- 離乳食後期でバナナを取り入れる時のポイント
- 離乳食後期では食べ過ぎにも注意が必要
- 離乳食後期にぴったりのおすすめバナナレシピ
- バナナをなかなか食べてくれない時は、バナナの鮮度や産地、栽培方法などをチェックするのもおすすめ
- バナナをつかった離乳食で後期もおいしく乗り切ろう
離乳食後期でバナナを取り入れる時のポイント
バナナは離乳食の初期から赤ちゃんに与えることができ、甘みがあって食べやすいことから人気の食材ですよね。離乳食後期でもひきつづき積極的に使っていきたいバナナですが、後期の場合にはどんなポイントがあるのでしょうか。
ポイント1:バナナには赤ちゃんに必要な栄養素がたくさん含まれている
バナナは栄養価がとても高く、離乳食後期でも赤ちゃんの成長を後押ししてくれる食材です。バナナに含まれる主な栄養素として「炭水化物」「ビタミンB2」「ビタミンC」「食物繊維」があげられます。
炭水化物はごはんやパンなど主食に多く含まれる栄養素ですし、ビタミンB2は赤ちゃんの肌や髪を健康に保ってくれます。また、食物繊維は離乳食中の便秘予防にも効果的ですよ。
他にもたんぱく質やマグネシウム、各種ビタミンなども多く含まれていて、必要な栄養素がひととおり摂取できることからバナナは「完全食」としても知られているのです。
ポイント2:離乳食は歯ぐきでつぶせるくらいの固さが目安
離乳食後期は「カミカミ期」とも呼ばれ、離乳食は歯ぐきでつぶせるくらいの固さで与えるようにします。
バナナの場合は後期にはいってすぐであればまずはスプーンやフォークなどで粗くつぶしてから与えるとよいでしょう。
慣れてきたら5mm~1cm角ほどに切ったものや、輪切りにしたものを加熱してやわらかくしてから食べさせるのもおすすめです。
ポイント3:バナナで離乳食後期の食べムラをカバー
離乳食後期になると赤ちゃんに食べムラがあったり、食材に対する好き嫌いも出てきます。ちゃんと食べてほしいのに、食事の時間に離乳食を出してもぜんぜん食べてくれない…なんてことも。
バナナは甘みがあるので赤ちゃんにとっても食べやすく、おやつとしても栄養たっぷりでボリュームを出しやすい食材です。
離乳食後期に赤ちゃんの食べムラが気になるときは、離乳食のデザートにバナナをすすめてみたり、おやつにバナナのメニューを取り入れて上手に栄養補給していきましょう。
離乳食後期では食べ過ぎにも注意が必要
「バナナが大好き!」という赤ちゃんは多いですよね。バナナであればいくらでも食べてくれる…!なんてことも少なくありません。
ただ、離乳食にバナナばかりを食べさせていてはやはり栄養が偏ってしまいますし、かえって好き嫌いを激しくさせてしまうことも。
離乳食後期であればバナナは1日に2/3本程度が目安となっています。バナナは甘みがあって満腹感を感じやすい食材でもあるので、おやつの場合やごはんの前などはとくに与える量にも気をつけましょう。
離乳食後期にぴったりのおすすめバナナレシピ
ここからはバナナを使った離乳食後期におすすめのレシピを紹介していきます。
離乳食後期にはつかみ食べもはじまるので、手でつかみやすいメニューも取り入れていきましょう。
1.スイートバナナ
離乳食後期の「カミカミ期」にぴったりのメニュー。
バナナとさつまいもは粗くつぶしたものから角切りまで、赤ちゃんの様子に合わせて調節しましょう。
【材料】
バナナ 小1本
さつまいも 100g
すりおろしりんご 50g
【作り方】
1.バナナは小さく切っておく。さつまいもはやわらかく茹でて小さく切る。
2.りんごはすりおろして果汁ごと使う。
3.すべての材料を耐熱容器に入れ、軽く混ぜ合わせる。
4.600Wの電子レンジで30秒加熱してできあがり。
2.バナナフレンチトースト
バナナの甘さだけで作る砂糖不使用のフレンチトースト。
ふっくらとやわらかい食感なので、離乳食後期のはじめての手づかみ食べにもおすすめですよ。
【材料】
食パン 1/2枚
バナナ 5cm程度
卵黄 1個分
牛乳 30cc
オリーブオイル 適量
【作り方】
1.バナナはフォークなどでしっかりとつぶす。
2.ボウルに卵黄と牛乳を入れて混ぜ合わせ、そこへ1のバナナを加えてさらによく混ぜる。
3.食パンを食べやすい大きさにカットし、2のボウルに入れてよく浸しておく。
4.フライパンにオリーブオイルをしいて、3を弱火でしっかりと焼く。きれいな焼き色がついたらできあがり。
3.バナナとたまごの蒸しパン
材料を混ぜて蒸すだけのカンタン蒸しパンです!離乳食後期の朝ごはんや手軽なおやつとしてもおすすめ。
【材料】
卵 1個
バナナ 1/2本
レモン汁 小さじ1/2
薄力粉 30g
重曹 小さじ1/4
きび糖 必要に応じて
*重曹はアプリ「ステップ離乳食」には記載されていませんが、カミカミ期以降なら使っても大丈夫な食材です。
【作り方】
1.バナナはフォークなどでよくつぶしておく。
2.ボウルに卵とレモン汁を入れて混ぜ合わせる。そこへバナナを加えてさらに混ぜる。
3.2に重曹を加え、薄力粉を数回に分けて加える。※きび糖を入れる場合もここで混ぜる。
4.カップに入れたら蒸し器で13分蒸してできあがり。
4.バナナとクリームチーズのパングラタン
離乳食後期でふつうのパン粥には飽きてしまった赤ちゃんにもおすすめの一品。
バナナの甘みとクリームチーズの酸味がさらにおいしさを引き立てます。
【材料】
クリームチーズ 小さじ2
バナナ 1/4本
パン 適量
粉ミルクまたは牛乳 適量
【作り方】
1.耐熱容器に食べやすくちぎったパンを入れ、ひたひたよりも少し多めに粉ミルクを注ぎ入れる。
2.バナナをフォークなどでつぶして、1の真ん中にのせる。
3.2の上にさらにクリームチーズを散らし、オーブントースターで4~5分焼いたらできあがり。
5.安心手作りバナナホットケーキ
たくさん焼いて冷凍保存もできるホットケーキ。離乳食後期のおやつにぴったりです。
ブルーベリーはいちごなどお好みのフルーツでも代用OK。
【材料】
バナナ 1/2本
ブルーベリー お好みで
卵 1個
溶かしバター 小さじ2
牛乳 1カップ
小麦粉 1カップ
ベーキングパウダー
小さじ1
*ベーキングパウダーはアプリ「ステップ離乳食」には記載されていませんが、重曹と同様カミカミ期以降なら使っても大丈夫な食材です。
【作り方】
1.バナナとブルーベリーは小さく切る。
2.ボウルにフルーツ以外の材料をすべて入れてよく混ぜ合わせる。
3.2のボウルにバナナとブルーベリーを加え、さっくりと混ぜる。
4.フライパンにうすく油をしいて、両面に焼き色がつくまで焼いたらできあがり。
バナナをなかなか食べてくれない時は、バナナの鮮度や産地、栽培方法などをチェックするのもおすすめ
バナナと一言で行っても、安いバナナから高価なバナナまで、価格帯はいろいろとありますよね。
子供が生まれるまでは一番安いバナナを私自身購入してみましたが、離乳食の時期に入り高いバナナを購入すると甘さの違いに驚きました。
そして我が子もやっぱり甘いバナナの方が喜んで食べてくれたこともあり、なかなか食べてくれない場合は、少しこだわってバナナを選んでみるのもおすすめ。
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バナナをつかった離乳食で後期もおいしく乗り切ろう
離乳食で大人気のバナナはよろこんで食べてくれる赤ちゃんも多いため、ママにとっても心強い食材ですよね。
また、栄養価の高いバナナは1日の食事量も増える離乳食後期にはうれしい栄養源のひとつです。
食べ過ぎに注意しつつ、そんなバナナの長所をめいっぱい活かした離乳食メニューで後期の離乳食もたのしくおいしく乗り切っていきましょう!