子どもの成長とともに気になるのが「幼児教育」の存在。


脳が柔軟で可能性無限大の今の時期だからこそ「何かさせてあげたい!」と思うママ・パパも多いのではないでしょうか?

ところで「幼児教育」とは、どんな内容を指すのでしょうか?

子どもの成長に応じてレベルを気にするべき?

通信教育ってたくさんあって、よくわからない・・・


今回の記事では、数ある幼児教育の中でも年少向けに「通信教育」の講座を5つピックアップしてご紹介します。


幼児の通信教育について、気になり始めたママ・パパ必見です!


この記事の目次

そもそも幼児教育って何?


幼児教育とは、小学校入学までの子ども、つまり未就学児への教育を指します。文字・数字・英語などの学習はもちろん幼児教育に当てはまりますよね。


人間関係の基本となる礼儀やマナー、時計を読むといった日常生活に必要な知識なども幼児教育に含まれます。幼児教育と一口に言っても、その内容は広範囲に渡りますね。


幼児教育は、習わせたことの習得以外にも「やり抜く力」や「忍耐力」、「達成感から得られる自信」を育てることにも効果があります。


子どもの成長を促すのに、あらゆる面に影響を与えてくれそうです。


幼児教育には2パターンあり!

さて、幼児教育には2つのパターンがあります。


●教室など通わせるもの:習い事が一般的


●家庭で行うもの:通信教育が主流  


それぞれのパターンについて考えていきましょう。


(1)【幼児教育のレベル】教室など通わせるもの・習い事


習い事とは、親以外の大人から習うもの全般を指します。そのレベルや目的はさまざま。


週1〜2回の習い事が多いですが、掛け持ちしているケースもありますよね。幼稚園や保育園のオプションとしてメニューが用意されている園もあります。


公文式といった国語・算数を先取りして学ぶもの、小学校受験を目的としたいわゆる「お教室」、ネイティブの発音に触れる英語が代表的です。


ほかにも水泳、サッカー、ピアノ、美術…と本人の「やりたい!」気持ちに応える習い事も含まれます。


習い事のよいところは、家庭や幼稚園・保育園とはまた違ったコミュニティーで社会性を発達させられることではないでしょうか?


お友達との協調性や、競争心もはやくから芽生えさせることができそうです。


(2)【幼児教育のレベル】家庭で行うもの・通信教育


家庭で行うものは、通信教育が主流となります。通信教育を申し込むことで、毎月定期的に教材が届くのが特徴。


ワークブックに「書く」ことを通して、文字や数の概念を学んだり、絵本を通して生活習慣を学んだりすることが多いです。


通信教育では、「付録がある・なし」も選ぶ判断基準になるようです。


通信教育のいいところは、マイペースに続けられること、求めるレベルに応じて通信教育を選べることではないでしょうか?


風邪など体調を崩しやすい幼児期は、週に1回の習い事も一度休んでしまうと、次の参加が億劫になることも。その点、通信教育は自宅でリカバリーできますよね。


「毎日勉強する習慣」を身につけることにも役立ち、その力は小学校に入学してから自習する土台となりそうです。


次からは、そんな年少向けの通信教育を5つ紹介していきます。


【気になる幼児の通信教育レベル】1:こどもちゃれんじ


ベネッセの通信教育「こどもちゃれんじ」は、今年で30周年。


「一生、役に立つチカラを」をモットーに、ことば・英語・数と図形・生活習慣と幅広いテーマを網羅した教材が得意です。


こどもちゃれんじは0歳児〜通信教育があり、ベネッセは小学校・中学校・高校講座まで幅広く展開しているのも特徴です。


こどもたちに人気の「しまじろう」と一緒に、楽しく読む力・書く力・伝える力を育みます。


また、ワークブック以外の知育教材(付録)があるのも特徴。おもちゃ感覚で学べるので、こどもにとっても親しみやすく学習できそうですね。


エデュトイ(知育玩具)は、どれもハズレがなく、必ず子どもの興味を掴みます。毎月楽しみです!


▼運営:ベネッセ 


▼受講費:税込1,697円

 (年払い・年少向けの場合)


▼付録:毎月あり


▼レベル:★★☆☆☆


▼リンク:【公式】こどもちゃれんじサイト


【気になる幼児の通信教育レベル】2:幼児ポピー


小学・中学向けの通信教育を展開している月刊ポピーには、幼児教育もあります。


幼児ポピー(年少)のねらいは「脳の根っこを育て、生活習慣の基盤を培う」こと。


毎月の教材は、ワークブックと絵本。ワークブックもカラフルで飽きさせない内容となっています。


情操・知恵・しつけ・生活…と万遍なくあらゆるテーマに対応した通信教育となっていますよ。


"遊び感覚で毎月楽しめる!"という所が気に入っています。


物の名前をはっきり覚えて言えるようになったり、話し言葉もぐんぐん上手になりました。


考える力、物を覚える力がはっきりと身に付いているように思います。


▼運営:全家研


▼受講費:税込980円(月払い・年少向けの場合)


▼付録:なし


▼レベル:★★☆☆☆


▼リンク:【公式】幼児教育の教材「幼児ポピー ポピっこ」


【気になる幼児の通信教育レベル】3:ぷちドラゼミ


子どもたちのアイドル「ドラえもん」と楽しく学べるぷちドラゼミ。


「小学校に向けて学力の土台を作る貴重な時期を応援します」をモットーに、学習をメインに置いた通信教育です。


おもちゃの少ない教材が◎


おもちゃ教材ではなくシンプルなテキストを希望していたのと、ドラえもんが好きだったのでドラゼミを選びました。


過去に取り組んだページと見比べると子どもの成長が実感できます。


毎月の教材はワークブックが主体。「工作」や「からだあそび」などの体験を通じて楽しく学ぶワークや、迷路や間違い探しといった考える力を育むワーク等、充実の内容。


ワークの随所でドラえもんが応援してくれ、毎月ドラえもんからのお手紙も届きます。


こどものやる気をサポートしてくれますね!「学ぶ楽しさ」が体感できる通信教育です。


▼運営:小学館


▼受講費:税込1,858円

 (半年払い・年少向けの場合)


▼付録:年に数回あり


▼レベル:★★★☆☆


▼サイト:幼児の通信教育は小学館の「ぷちドラゼミ」


【気になる幼児の通信教育レベル】4:Z会の幼児コース


Z会と言えば、大学受験に強い通信教育というイメージがありますよね。


ですが、Z会幼児コースは、2017年「第9回マザーズセレクション大賞」イード・アワード2017「通信教育」最優秀賞をW受賞しているんです。


Z会幼児コースでは、“「あと伸び力」を育てる”というテーマが特徴。


Z会の考える「あと伸び力」とは、幼児期に身につけた「なぜ?」「どうして?」といった自ら学ぶ姿勢は、小学校・中学校・高校…と進学した時に、その真の力を発揮するという考え方。


幼児の通信教育では珍しい、添削(提出)課題があります。ワーク学習と実体験を両輪に、毎日コツコツ学ぶ習慣を育みます。


▼運営:Z会


▼受講費:税込1,841円(年払い・年少向けの場合)


▼付録:なし


▼レベル:★★★☆☆


▼サイト:幼児の通信教育「Z会」


【気になる幼児の通信教育レベル】5:七田式通信教育 幼児コース


七田式は教室もありますが、その内容が家庭で学べる通信教育があるんです。


60年のノウハウを活かしたメソッドは「知識を与える教育ではなく、子どもの才能を引き出す教育」がモットーです。


知恵・文字・数・右脳・生活の5つの分野で総合的に育てる通信教育です。今回ご紹介した通信教育の中でも「右脳」を掲げているのは珍しい取り組み。


教材はプリントを主体に、フラッシュカードやCDなど多岐に渡ります。


1日30分、親子でマイペースに取り組める設計となっており、無理なく子どもの能力開発を促します。


就学前には分数も理解できていたので、今でも学校の勉強で困った
ことはありません。これからがさらに楽しみです!


▼運営:しちだ・教育研究所


▼受講費:8,550円(年払いのみ 税込102,600円)


▼付録:あり(フラッシュカード等)


▼レベル:★★★★☆


▼サイト:七田式通信教育幼児コース「七田式の幼児教育」


通信教育は取り入れたいレベルをよく吟味して選んで


幼児の通信教育と言っても、学べる内容・届く教材の内容など、レベルの違いがあるとわかりましたね。


お試し教材や体験キットを取り寄せて、実際に子どもの興味を見てみるのもよさそう。


「我が子に取り入れたい通信教育は、どのレベル感に合致するのか?」よく吟味して選んでみましょう!


(photo by:写真AC)