ローストチキンやグラタンなどのクリスマス定番料理は、作るのに手間と時間がかかりそうに感じますよね。
しかし、実は子供と一緒でも作れる簡単レシピもあるんです!
料理はまだちょっと難しいかな…。と思う子でも大丈夫!しっかり下準備をしておくことで、子供もクリスマス料理作りに参加することができますよ。
2〜3歳ぐらいになると一緒にお料理ができるよになるのでぜひ試してみて下さい♪
この記事の目次
子供と料理を作るためにしておく準備
子供と一緒に料理をするのって大変。
でも、しっかり下準備をしておくことで、子供と一緒にクリスマスの定番料理を作ることができますよ!
下ごしらえは前日、又は早朝に
前日、子供が寝ている時間に下ごしらえを済ませることで、次の日の洗い物も減り、作る時間が短縮できます。味もしっかり染みていて、子供が食べやすい味に♪
どうしても前日にできない準備は、朝に早起きしてやっちゃいましょう。そのためには、朝ごはんはちょっと手を抜くというのも選択肢の1つです。
野菜は電子レンジで柔らかく
ステンレスの子供用包丁を使わせたことがありますが、力を入れると手を切る恐れが…。小学校高学年ぐらいまではプラスチックのものを使うことをおすすめします。
野菜を柔らかくしておけば、プラスチックの包丁でも簡単に切ることが可能。
硬い人参やじゃがいもは、早朝、子供が起きる前に予め下茹でして冷蔵庫で冷やしておけば、日中子供と一緒に調理することができますよ。
人参やじゃがいもは、グラタンやスープなどの定番料理に大活躍!「この野菜、私が切ったのよ!」なんて言う顔が、目に浮かびますね。
じゃがいもは、チンする前に水にさらしてアク抜きをするのがコツ。10分ほど水にさらしておけば、時間が経っても変色することはありません。
既製品を上手く使って程よく手を抜く
子供と一緒に作るとなると、どんなに準備していても時間が余計にかかると考えてまず間違いありません。
完璧に作ろうとせず、程よく手を抜くことが大事。
インターネットで調べてみると、定番料理にひと工夫するだけでクリスマス料理にしてくれるようなグッツがたくさん売られています。子供と一緒に作るなら簡単に超したことはありません。
そして、クリスマスの定番料理といえばクリスマスケーキ。
スポンジから作りたいところですが、スポンジは泡立てるのにも時間がかかり、なんと言ってもオーブンを長時間占領するのでオススメしません。
既製品のスポンジを買ってきて、子供と一緒にデコレーションをし、そのデコレーションを凝ったものにするというのはいかがでしょうか?
キッチンタイマーは複数あると便利
子供に気を取られていると、調理時間をわすれがち。ご飯時は忙しいファーストフード店には、必ずそれぞれの料理に対応したタイマーが複数あります。
鍋をふきこぼしてしまったり、焦がしてしまわないよう、できるだけすべての料理の調理時間を測るようにしましょう。
調理スペースを確保
なるべく使わない調味料や器具を片付け、調理スペースを確保しましょう。
折りたたみのテーブルがあれば便利ですが、なければ丈夫なダンボールでも代用可能です。
洗い物をしていないとき、シンクに畳んだダンボールを橋渡しするだけで物をおけるスペースになりますよ!
簡単に作れる定番クリスマス料理レシピ
凝ったメニューもいいですが、子供が好きなのはやっぱりクリスマスの定番料理。その中でも、子供と一緒に楽しく作れそうな料理を選んでみました!
ちょっとした工夫やアイディアで、簡単に本格的なクリスマス料理を作ることができますよ!
1:おうちケーキ
まるで絵本の中から出てきた様なケーキのお家に、子供は大喜び間違い無し!食べるのが勿体無いほど可愛いですね。
クッキーで動物を焼いてもかわいいですし、お菓子の動物クッキーやコアラのマーチを並べるのもおすすめです。
【材料】
・スポンジ:1台分
・生クリーム: 2個
・板チョコ :4かけら
・ポッキー:5本
・いちご:1パック
【作り方】
1.スポンジをスライスします。丸いスポンジの場合、周りをカットして長方形にします。周りの部分は屋根に使うので置いておく。
2.いちごを外側の赤い部分と中の白い部分に分けます。白い部分はスポンジサンドの中にいれるので薄くスライス。
3.長方形のスポンジ、生クリーム、白い部分のいちごを重ねる。
4.屋根の部分は細切れのスポンジを。少しずつ幅を縮めながらセット。
5.ここで全体のバランスを調整。包丁で屋根の部分押してバランスを調整。
6.全体に生クリームを塗る。いちご、チョコで隠れない部分の生クリームは丁寧に。包丁等で下から上に伸ばすのがコツ。
7.カットした赤いイチゴを重ねていく。煙突部分は穴をあける。
8.ポッキーを折って屋根、ドアを設置。板チョコで窓を作り完成。
☆参考☆
>>☆クリスマス☆意外と簡単!おうちのケーキ<<
2:アイスケーキ
クリスマスのご馳走を食べたあと、ケーキはちょっと重くて食べられない…。そんなときは、アイスケーキを作ってみませんか?
カップで作れば食べる量を予め調節でき、見た目も可愛くできちゃうんです♪冷凍庫で保管します。冷凍庫の空きスペースを確保しましょう。
【材料】
・好みのカップアイス:4個約600~700mlくらい
・北海道チーズ蒸しケーキ1個
・アイスを入れるグラスやカップ(180mlくらいの物。口が広いほうが入れやすい
):4個
・小さいキャンドル:(お好みで)
・デコレーション用食材:いちご・ホイップクリーム・チョコチップなど
【作り方】
1.カップアイスは室温で少し柔らかくする。絶対に涼しい部屋で作業すること。2.イチゴをグラスに貼ったり、トッピングしたりアイスに混ぜたりする場合は、最初にカットしておきましょう。
3.味の種類に応じてチーズケーキを分け、それぞれほぐす。1種類ならそのまま1個、3種類なら3個に分けます。
4.ほぐした蒸しチーズケーキに柔らかくなったアイスを入れ、蒸しチーズケーキが見えなくなるまでよく混ぜ合わせる。
5.容器にイチゴをくっつけたい方は、アイスを入れる前に貼っておく。
6.混ざったら容器にバニラアイスとイチゴアイスを重ねる。
7.ギュウギュウ押さないでもOK。アイスを入れ終わったら好きにトッピング。
8.今回はグラスに薄く切ったイチゴを貼ったのでその残りを乗せました。ホイップクリームを絞ってイチゴを乗せたり自由にどうぞ
9.これまでのケーキで取っておいた飾りやロウソクもリユース♪
10.完成。冷凍庫に入れ凍らせて保管します。
☆参考☆
>>Xmasに!誕生日に!簡単♪アイスケーキ<<
3:ケンタッキー風フライドチキン
家にある調味料だけで、クリスマスの定番、あの味が再現できるなんて信じられません!
実は以前、ケンタッキーのような味のフライドチキンに挑戦しようとしたことがあり、聞いたこともない調味料に断念してしまった私…。
この料理は、簡単に作れるにも関わらず、ケンタッキーの味で美味しいというつくれぽがたくさん寄せられているレシピです。
前日に漬け置きしておけば、しっかりと味を染み込ませることができ、胸肉で小さめに作ることで子供も食べやすいフライドチキンに♪
しっかりした味付けのフライドチキンに、大人もシャンパンが進みます。楽しいクリスマスの定番料理になりそうですね。
衣をパタパタ付ける作業は子供にお任せ!しっかりビニール手袋を着用しましょう。
子供にビニール手袋をさせる際は、手首に緩めに医療用テープを巻き、裾も軽く止めてあげるようにしています。ハンバーグ作りなどにも応用できますので是非参考にしてもてください。
【材料】
・鶏胸肉:3〜400g
(卵液)
・調理酒:大さじ2
・鶏ガラスープの素:大さじ1
・マヨネーズ:大さじ1
・すりおろしにんにく(チューブ): 小さじ1
・すりおろし生姜(チューブ):小さじ1
・塩胡椒小さじ:1/2
・卵1個
(衣)
・薄力粉:1/2カップ
・顆粒コンソメ:大さじ1
・塩胡椒:小さじ1
・揚げ油:適量
【作り方】
1.鶏肉をそぎ切りし、フォークで10箇所程穴をあける。
2卵液の材料を合わせよく混ぜる。(鶏ガラスープが溶けにくい時は大さじ1程度熱湯を加え溶いてから混ぜると良い)
3.鶏肉を15分以上漬け込む。
4.衣の材料を混ぜ、鶏肉にをまぶす。
(卵液が余った場合は、卵→衣→卵→衣と二度づけすると良い)
5.180℃の油できつね色になるまで揚げる。
☆参考☆
>>簡単☆ケンタッキー風?フライドチキン<<
4:チキンとほくほくポテトのグラタン
グラタンは、大人も子供も大好きなクリスマスの定番料理。人参をクリスマスらしく型抜きすれば、パーティ感が増しますね。
下茹でしておいたじゃがいもや人参はここで活躍!子供に切り分けてもらいましょう。
お好みでとろけるチーズをトッピングしても美味しく出来そうです。
急いで作りたい場合は早ゆでマカロニとレトルトのホワイトソースで代用可能♪玉ねぎはマカロニと一緒に下茹ですれば炒めるのが楽ですよ。
【材料】
・ハウス マカロニグラタンクイックアップ(ホワイトソース4皿分):1箱(160g)
・鶏肉(もも):200g
・玉ねぎ:中1/2個(100g)
・じゃがいも:中1個(150g)
・サラダ油:大さじ2
・水:400ml(2カップ)
・牛乳:400ml(2カップ)
・粉チーズ:適量
・バター:適量
・パセリ(みじん切り) :適量
【作り方】
1.じゃがいもは半分に切り、7~8mm厚さの半月切りにし、かためにゆでる。
2.厚手のなべにサラダ油を熱し、一口大に切った鶏肉と薄切りにした玉ねぎを焦がさないように炒める。
3.いったん火を止め、ソースミックス・水・牛乳の順に入れてよく混ぜる。次に、マカロニを加えて中火にかけ、かき混ぜながら煮る。4.沸騰したら火を弱め、さらにかき混ぜながら約3分煮る。
5.耐熱の器に①のじゃがいもを並べ、③のグラタンソースを移す。6.上から粉チーズを振り、バターをのせて、焦げ目がつくまでオーブントースターで7~8分焼き、仕上げにパセリをのせる。
☆参考☆
>>チキンとほくほくポテトのグラタン<<
5:餃子の皮deピザ
クリスマスの定番料理といえばピザ!でも、生地から作るとなると、こねたり発酵させたり手間がかかるんですよね…。
そんなときに活躍するのが餃子の皮!小さいピザなら子供でもパクパク食べることができ、大人はこれまたシャンパンが進みます♪
子供と一緒に好きな具をのせ、アレンジを楽しむのもいいですね。いつもの定番料理が、オリジナルピザに大変身しますよ!
【材料】
・餃子の皮お好きな:枚数
・とろけるチーズ:適量
・ウインナー:5〜6本
・コーン:適量
・ケチャップ:適量
・パセリ :適量
【作り方】
1.ウインナーを厚さ1センチ未満に切っておく。餃子の具にケチャップ少し乗せ、スプーンの裏側で伸ばす。
2.チーズ、ウインナー、コーンを適量乗せる。
3.餃子の皮の周りが少し茶色くなるまで焼く。(レンジでは800w7分)
4.仕上げにパセリを乗せて出来上がり!
レンジでチンするときは、キッチンペーパーをお皿に引いいてから乗せるとくっつきにくいそうです!オーブンの場合はオーブンペーパーを使いましょう。
☆参考☆
>>簡単!餃子の皮deピザ<<
6:コーンクリームポットパイ
寒い冬の定番料理ポットパイ。クリスマスのスープも、ポットパイにすればごちそう感が数段アップ!
冷凍のパイ生地を使えば、オーブンであっという間に作れますね。スープは子供の好きなスープで作れますよ♪
【材料】
・コーンスープ:1袋
・冷凍パイシート:1枚
・黄身 :1個
【作り方】
1.コーンスープを作る。
2.冷凍パイシートを器の大きさより少し大きめに切ってフォークで穴を開ける。
3.器にパイシートを被せて黄身を塗る。
4。220℃で約8分焼く。
☆参考☆
>>コーンクリームポットパイ<<
7:フライパンでハッシュドポテト
子供が大好きなハッシュドポテトは、薄く伸ばして型抜きするだけでクリスマスの定番料理に早変わり!星やハートが可愛いですね♪
焼く前にラップでくるんで冷凍しておけば、お弁当のおかずとしても使うことができますよ。
【材料】
・じゃがいも:3個(250g)
・粉チーズ:小さじ2
・塩適:量
・片栗粉:大さじ1
・牛乳:大さじ1
・サラダ油:適量
【作り方】
1.じゃがいも3個を角切りする。
2.ふんわりラップし、500Wの電子レンジで6分温める。
3.じゃがいもを粗く潰す。(角切りを少し残しましょう。)
4.片栗粉大さじ1,塩,粉チーズ小さじ2,牛乳大さじ1を加え混ぜる。
5.ラップに載せ、固めて平らにする。
6.型で抜く。
7.サラダ油を入れ、中火で熱し、じゃがいもを入れる。
8.焼き色が付いたら裏返す。
9.焼き色が付いたら取り出し、油を切れば完成。
☆参考☆
>>【簡単】フライパンでハッシュドポテト♪<<
8:シーチキンポテサラのクリスマスツリー
シーチキン入りのポテトサラダは子供が好きそうな味ですね。ブロッコリーでデコレーションすれば、クリスマスの定番、クリスマスツリーの完成!
人参の飾りは、チェダーチーズを使っても美味しそうです。じゃがいものマッシュや、飾り付けなど、子供と楽しめる要素が詰まったサラダ料理ですね♪
【材料】
・はごろもフーズ「シーチキンLフレーク」(70g缶):2缶
・じゃがいも中:2個(300g)
・ブロッコリー:1株
・にんじん:約1/3本
・プチトマト:6個
・マヨネーズ:大さじ2と1/2
・塩、こしょう:各適量
【作り方】
1.じゃがいもは皮ごとよく洗い、蒸気の上がった蒸し器に入れて10〜15分、竹串がすっと入るまで蒸す。
2.1を熱いうちに皮をむき、ボウルに入れてマッシャーでつぶし、シーチキンLフレーク1缶分を油ごと加えて混ぜる。
3.2にマヨネーズを加えてさらに混ぜ、塩、こしょうで味をととのえる。
4.ブロッコリーは小房に分ける。鍋に湯を沸かして塩少々を加え、ブロッコリーをゆでてざるにあげる。
5.にんじんは5mm幅の輪切りにしてから、お好みの大きさの星型で型抜きする。
6.5を水からゆでてやわらかくなったら水にとり、冷めたら水けをきる。
7.残りのシーチキンLフレークの油をきり、マヨネーズ小さじ1(分量外)を混ぜ合わせる。
8.器に<4>を三角すいの形にのせてツリーの土台を作り、<5>、<7>、<8>、プチトマトの順で飾りつけたら完成。
☆参考☆
>>シーチキンポテサラのクリスマスツリー<<
一緒にお料理をすることでさらに思い出の残るクリスマスに
家族に喜んでもらうため、ママはクリスマス料理の準備に大忙し。
しかし、せっかくなら子供と一緒にお料理の準備も楽しんでみてはいかが?
少しくらい手抜きでも、綺麗に盛り付けができなくても、大好きなママと一緒に作った料理に子供も満足!
ぜひぜひ、今回ご紹介したレシピ参考にして下さい。
(Photo by:写真AC)