新米パパ・ママに「新生児のお世話で何が一番たいへん?」と尋ねると、「沐浴」と答えることが多いです。
まだ首のすわっていない新生児を沐浴させるのは慣れても難しいもの。
「手が滑ったらどうしよう」「きれいに洗えてるのかな?」
不安はつきませんよね。
そこで今回は、新米パパ・ママでも沐浴が上手にできる、便利なグッズを厳選してご紹介します。
沐浴で苦戦している方はもちろん、出産準備中の方もぜひ参考にしてくださいね。
この記事の目次
- 沐浴とは?
- 沐浴グッズは購入しなければならないの?
- 新生児に使える沐浴グッズを選ぶポイント
- 沐浴を安全に行うためにおすすめの便利グッズ4選
- 沐浴を楽にするおすすめの便利グッズ5選
- 沐浴後に用意しておきたいおすすめの便利グッズ3選
- ゆっくり沐浴を楽しむ時間をつくろう
- 便利グッズを使って新生児の沐浴の負担を減らそう
沐浴とは?
新生児(生後28日までの赤ちゃんのこと)は抵抗力がまだあまりないため、大人と同じお風呂に入るのは危険。
大人には害のない細菌でも、新生児にとっては感染症の原因になりかねません。
そこで、新生児の間はベビーバスや洗面台を使って、新生児だけでお風呂を済ます「沐浴(もくよく)」を行います。
基本の沐浴方法
動画の中でも解説がある通り、新生児は元々ママの羊水の中で過ごしていました。
そのため、お湯が顔にかかっても大丈夫。
目や鼻に多少お湯が入ったからと言って慌てなくて構いません。
ゆっくり落ち着いて沐浴の工程を1つ1つ実践していきましょう。
■沐浴の手順
1.赤ちゃんの首とあたまをしっかりと支え、ガーゼをおなかにかけてゆっくりとお湯に入れます。
2.お湯で湿らせたガーゼで顔周りを拭きます。
3.沐浴用石鹸を泡立てて体と頭を洗います。
4.洗面器にためたお湯やシャワーで泡を流します。
■沐浴後のスキンケア
沐浴後のスキンケアは必須ではありませんが、ベビーローションやベビーオイルを塗ることで肌トラブルを防げることもあります。
必要に応じてスキンケアも試してみてくださいね。
パパ・ママとの入浴は1ヶ月健診でOKをもらってから
1ヶ月健診で特別な異常が見つからず、健康状態が良好であると確認できたら沐浴をやめ、パパ・ママと一緒にお風呂に入れるようになります。
ただ、赤ちゃんと一緒のお風呂では落ち着かないというパパ・ママもいますよね。
そんなときは、1ヶ月健診後も沐浴を続けて構いません。
パパ・ママの生活に合わせて、沐浴とお風呂での入浴を臨機応変に使い分けてみてくださいね。
沐浴グッズは購入しなければならないの?
新生児の沐浴は最短で1ヶ月間。
「1ヶ月のために沐浴グッズをそろえるのがもったいない」と考えるパパ・ママもいるでしょう。
確かに、沐浴専用グッズがなくても沐浴を上手にできる人もいます。
ただ、新生児との生活は思った以上に大変。
おむつ替え・授乳・お着替えなど数あるお世話の中でも、便利グッズが豊富なのは沐浴です。
沐浴関連の大物グッズの中には、リサイクルショップで買取ってもらえるものも多く、地域のお譲り会などで無料で手に入れられることも。
沐浴をもっと上手に、楽に終わらせたいと思うなら便利グッズを準備しておいて損はないと思います。
新生児に使える沐浴グッズを選ぶポイント
新生児の沐浴グッズを購入しにベビー用品店へ行くと、たくさんの商品が並んでいて目移りしてしまいます。
最近はデザインがかわいいグッズも増えていて、使い道を考えず購入してしまうことも多いですよね。
しかし、沐浴は新生児を裸にして行うため、重視すべきなのはデザインよりも機能面。
パパ・ママが使いやすいか、お手入れがしやすいかなど、実際に沐浴のシミュレーションをして選んでみましょう。
沐浴を安全に行うためにおすすめの便利グッズ4選
沐浴の便利グッズにはいろいろなタイプがありますが、まずチェックしたいのは安全な沐浴をサポートするグッズ。
新生児のやわらかい体を上手に洗えるグッズがたくさん登場しているので、その中から特に人気のあるグッズをご紹介します。
1.コンパクトに収納できる「リッチェル ふかふかベビーバス」
空気を入れて膨らませるタイプのベビーバス。
コンパクトに収納できるので、里帰り出産を予定している人にもおすすめです。
赤ちゃんがズルっとすべってしまわないよう股の部分に作られたストッパーは、沐浴に慣れていないパパ・ママの強い味方!
ゆるやかなカーブになっていて手の力だけで新生児を支えるより安定感があります。
沐浴で腕が疲れてしまったときにも便利です。
■購入者レビュー
ビニールなので耐久性に不安があり普通のビニールプールの様なものを想像していたのですが、やや厚手でしっかりとした作りで安心して使えました。
空気が抜けてしまう事も穴が開くこともなかったです。
淵に手を掛けて赤ちゃんを支えても腕が全然痛くないのがイイです。
大きくなってくると、お風呂でよく動くのですが柔らかく浅いので比較的安全だと思います。
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2.シンクで使える「永和 新生児用ベビーバス」
永和のベビーバスはコンパクトなのでキッチンのシンクや洗面台にはめこんで使えます。
蛇口から直接お湯を入れられるので、ベビーバスにお湯を用意する手間が省けて便利。
ポリプロピレン製ですが新生児の頭が当たる部分はクッションになっておりやわらかいので万が一ぶつかっても安心です。
シンクや洗面台で沐浴を行うと、パパやママの腰への負担も軽減できますよ!
■購入者レビュー
使い勝手よく風呂場保管でカビも生えず赤ちゃん一時置きとしても使えます。
非常によくできた製品です。
3ヶ月以降一緒に入るときもバスチェアとして風呂場に入れて洗っていました。
水位に気をつければ一人で座らせておくこともできるので、重宝しております。
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3.ドイツでは定番のベビーバス「タミータブ」
沐浴のために新生児を裸にしお湯の中に仰向けにすると、新生児は驚いて泣き出してしまうことも多いです。
しかしタミータブは縦抱っこされたときと同じ姿勢で沐浴ができるため、新生児へのリラックス効果があるんだとか。
タミータブはドイツ生まれのベビーバスですが、ドイツではシェア50%超えの大ヒットグッズ。
新生児の気持ちに寄り添ったベビーバスとして、日本でも人気が高まっています。
■購入者レビュー
入っている本人は、入れたすぐ後に毎回『ふわぁっ』とあくびはするし、たまに寝そうになるし気持ちがいいみたいです
お洋服脱がせて泣いても、ちゃぽんと浸かって座れば泣き止んでます。
生後5日目から使っていますが、泣いていても、タミータブに入れると2、3秒でうっとり気持ちよさそうに寝てしまい、すごく可愛いです。
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4.お湯の温度は大丈夫?「ドリテック デジタル温度計 ガーくん」
沐浴に使用するお湯の温度は38℃前後がちょうどよいと言われています。
ただ、給湯器で38℃に設定してお湯を出してもなかなかその通りの温度を保てませんよね。
そんなときは湯温計を手元に置いておくと安心。
デジタル湯温計のガーくんはデジタル表示でお湯の温度が一目瞭然。その上、角のないデザインなので安全性にも優れています。
■購入者レビュー
0℃〜45℃まで計れるので、普段は室温計として使ってます。エアコンの設定温度とほぼ同じ数値がでるので精度も良いみたいです。
湯船にプカプカ浮きます。適温(40℃くらい)になると液晶画面の上にあるランプが点滅します。
おかげで赤ちゃんも気持ちよく入浴できています。
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沐浴を楽にするおすすめの便利グッズ5選
続いては「あると便利!」という声が続出している、沐浴を少し楽にするグッズをご紹介します。
まさに痒い所に手が届くグッズが続々。
沐浴期間は1ヶ月ほどと限られますが、意外と体力を消耗します。
パパ・ママの負担が少しでも減るよう、導入を検討してみてくださいね。
1.好きなところにシャワーをセット「リッチェルくまさん シャワーフック」
沐浴の最後にシャワーで新生児の体にお湯をかけたいけど、新生児の体を支えながらシャワーを扱うのは難しい!
そんなパパ・ママの声に応えるのがこのシャワーフック。
凹凸のない面なら、吸盤でシャワーフックをどこにでも付けられます。
ベビーバスの高さに合わせて低い場所にシャワーを設置すれば、新生児の安全を確保しながらきれいに泡を流せますよ。
■購入者レビュー
浴槽の側面につけたら、ちょうど風呂椅子に座って赤ちゃんを洗うのにちょうど良い高さになり便利です!
値段の割にしっかりした作りで、吸盤もしっかり付くので使ってる最中に取れてしまう心配もなさそう。おもちゃみたいに見えるけど、作りは本格的。
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2.泡立ち抜群「オーエ ベビーボディスポンジ」
肌触りがよく泡立ちもよい、赤ちゃん用ボディスポンジ。
弾力性や吸水性が高く、新生児の柔らかい肌にやさしくフィットします。
凹凸が多く、泡立ちのよさも抜群!
沐浴用の固形せっけんや液体せっけんの泡立てが苦手な人にもおすすめです。
■購入者レビュー
泡立ちが良く耐久性があり、柔らかく持った時手にフィットするようなスポンジを探してネットや店舗など色々見て回りました。
いろいろ購入しましたが、これが一番良い。しかも一番安い!
かなり、耐久性があります。柔らかく、肌に優しい感じが◎!
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3.上手に新生児の耳が塞げないパパ・ママへ「AGM65 ベビーイヤーキャップ」
沐浴のときには、赤ちゃんの耳に水が入らないよう指で耳をふさぐといいと指導されることもありますよね。
しかし、小さな新生児の頭とはいえなかなか大変。
新生児の耳に多少お湯が入っても問題はないのですが、やはり大量のお湯が入ると耳の感染症にかかることもあり心配です。
そんなときは、このイヤーキャップが便利!
通気口もあり周りの音が聞こえるので、着用時の新生児の不安も解消できます。
■購入者レビュー
耳のカップ部分はめちゃくちゃホールド力があるわけではありませんが、装着すれば耳に水が入ることはありません!なので、シャンプーの際などは、手で押さえるのが不要です。
生後半年位まで使わせていただきました。お陰でお風呂に入れるのが楽になりました。
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4.新生児の体を支える「永和 ふんわりバスネット」
沐浴中、新生児が動いたり泡で手が滑ったり、ヒヤッとした経験があるというパパ・ママは多いです。
やはりお湯の中に新生児が浸かってしまうのは怖いですよね。
そんな事故を防ぐのに役立つのが、ベビーバス用のネット。
空気で膨らむタイプのベビーバスには使えませんが、一般的なプラスチック製ベビーバスなら着用可能です。
■購入者レビュー
深さも調節できるし、バスネットに浮かぶ赤ちゃんの後頚部を支えるだけでいいので、安心して沐浴できました。
赤ちゃんのお世話で、左手が腱鞘炎になりそうだったので購入しました。
ネットがある事で、支える左手は少し楽になりました。
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5.マットで体を支えられる「ベビー用バスマット」
広げると花の形になっていて、フォトジェニックなグッズとして人気のバスマットは、沐浴時にも大活躍します。
ベビーバスが大きすぎて新生児の体が安定しないときや、おでかけ先のシンクや洗面台で沐浴をしなければならないときに便利。
柔らか素材で厚みもありますが速乾性もあり、赤ちゃんの成長後は普通のバスマットとしても使えます。
■購入者レビュー
洗面所のシンクで赤ちゃんの沐浴をする時に使いました。
シンクだけだと硬いし冷たいので、これがあって本当に良かったです!お花が可愛いし、すぐ乾くし、使い勝手も良し!
表面は手触りもよく、厚みも弾力もあります。
そのうえ、水浸しにしても脱水機にかけて干せばすぐ乾きます。
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沐浴後に用意しておきたいおすすめの便利グッズ3選
新生児をお湯から上げてほっと一息つきたいところですが、今度は体を拭いたりスキンケアをしたり…まだまだ沐浴は終わりません。
暑い季節でも寒い季節でも、体が濡れた状態で新生児を待たせるのはつらいですよね。
そこで、最後に沐浴後にあると便利なグッズをご紹介します。
1.素早く水分を吸い取る「ディズニー 表ガーゼ湯上りタオル」
吸水際の高いパイル(タオル地)とガーゼが組み合わされたバスタオルはデリケートな新生児の肌についた水分を拭き取るのにぴったり。
80㎝角の正方形なので新生児の体を包みこめ、寒い時期にも大活躍します。
湯上りタオルは1枚よりも2枚用意していた方が便利!
こまめに選択して、清潔なタオルを使ってあげましょう。
■購入者レビュー
室内でも乾きが早くて良い!
絵柄がかわいくて買いましたが、バスタオル2枚にしては安くて、良かったです。
ものすごーく薄いです(笑)でもそれが逆にいいです。
赤ちゃんは首がないので拭きづらい顎もしっかり拭けますし、部屋干しですぐに乾きます。
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2.着せるだけで拭き取り完了!「ブルーム 今治タオルベビーポンチョ」
肌触りのよいと人気の今治タオルを使ったベビー用ポンチョです。
表は綿100%のコットン素材なので、吸水後もさらっとした肌触り。
大きめサイズで新生児から2歳ごろまで長く使えるのもうれしいです。
私も使っていましたが、シンプルなデザインなのでいい意味で「ベビー用品っぽさ」がなく、水遊びのや温泉に行ったときなどにも活躍しました。
■購入者レビュー
肌触りが優しいポンチョタイプのバスローブです。洗ってもすぐ乾きます。
ポンチョになっているので、はだけにくいです。薄手なので拭きやすく、洗濯しても乾きが早いのがいいです。
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3.寒い時期の沐浴に大活躍「セラミックヒーター」
寒い時期の沐浴は、お湯の温度がすぐに下がるうえ、湯冷めも早いですよね。
息子は2月生まれで、最初は洗面所で沐浴させて湯上り後、暖房の効いたリビングに急いで移動させて体を拭いていました。
しかし沐浴中も実は赤ちゃんは寒いのでは?と思ってコンパクトなセラミックヒーターを購入。
沐浴前に洗面所を暖めておくだけで、湯上りの髪の毛の乾きまで抜群によくなりました。
暖房設備のない洗面所や浴室で沐浴をしよう考えている方におすすめの便利グッズです。
■購入者レビュー
小さくてコンパクトなのが良いですね。もちろん、大きな部屋には適用できないでしょうが、洗面所にはなかなか良いですよ。
狭い部屋全体が暖かくなるのは早いです。
とてもコンパクトなので、洗面所に置きっぱなしでも気になりません。
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ゆっくり沐浴を楽しむ時間をつくろう
新生児の間はまだまだパパ・ママも育児に不慣れな時期ですよね。
毎日が慌ただしく過ぎてしまって、沐浴をゆっくり楽しむ余裕がないというパパ・ママも多いはず。
そんなときは、育児ではなく家事の効率化を検討してみませんか。
というのも、家事や育児、仕事に忙しいパパ・ママの中には食材配達サービスを利用して時短家事を実践している人が多いんです。
その中でも生協は子育て真っ最中のパパ・ママに人気。
離乳食づくりに役立つ便利食材や、安心して子供に食べさせられる食材、簡単調理でバランスのよい食事が作れる冷凍・レトルト食品が豊富で、パパ・ママが子供と向き合う時間を確保するのに重宝します。
現在生協の資料請求をするだけで、人気商品をサンプルとしてもらえるキャンペーンを実施中。
ぜひこの機会に、生協の利用を検討してみてくださいね。
便利グッズを使って新生児の沐浴の負担を減らそう
新生児の沐浴は慣れるまで負担になることも多いですが、便利グッズを使えばかなり苦手意識が軽減するのではないでしょうか。
沐浴はパパ・ママの肌と新生児の肌が直接触れる大切なコミュニケーションタイム。
また、肌のトラブルをチェックするのにも欠かせない時間です。
しっかりと時間と心に余裕をもって沐浴に臨めるといいですね。
Photo by Unsplash