免疫力が小さい赤ちゃんへミルクをあげる時に使う哺乳瓶。その消毒方法は、雑菌が繁殖しないように特に気を付けたいですよね?哺乳瓶の消毒は生後3~4ヵ月頃まで必要になります。
赤ちゃんの免疫力は生後三ヶ月後くらいが最も低く、その間は雑菌が繁殖しないように哺乳瓶を消毒する必要があります。本日は、煮沸、電子レンジ、薬液などの3種類の哺乳瓶の消毒方法に具体的な方法についてまとめてみました。また、消毒の際に役に立つグッズもあわせて紹介!
ミルクで赤ちゃんを育てたいと思っている方、ミルクと母乳の混合で育てたい方、実際に今ミルクを使って赤ちゃんを育てている方は、ぜひご一読下さい。
この記事の目次
- 哺乳瓶の消毒が必要な理由は雑菌の繁殖を防ぐこと
- 哺乳瓶の消毒は生後3~4ヵ月頃まで続けましょう
- 哺乳瓶の3つの消毒方法
- 哺乳瓶消毒に役に立つグッズを紹介します!
- 電子レンジ消毒におすすめの消毒グッズ
- 薬液消毒におすすめのグッズ
- ママが使いやすい哺乳瓶消毒方法を選ぼう
哺乳瓶の消毒が必要な理由は雑菌の繁殖を防ぐこと
生まれたばかりの赤ちゃんの免疫力は、大人と比較するとおよそ約半分と言われています。。
ママから譲り受けた免疫も持ってはいるのですが、それも日に日に減少していき、生後3ヶ月頃には最も少ない状態になってしまいます。
そのため、哺乳瓶に付着するミルクや唾液は、非常に雑菌が繁殖しやすいため、きちんと清潔にしておくことが大切です。
その際、水洗いだけでは哺乳瓶をしっかりと綺麗にすることができないので、哺乳瓶をきれいに消毒をする必要があるのです。
哺乳瓶の消毒は生後3~4ヵ月頃まで続けましょう
哺乳瓶の消毒は、一般的に生後3~4ヵ月頃まで続けます。
この時期になると、赤ちゃんは自ら自分の周囲にあるものを手に取り、口に入れるようになり、様々な菌を身体に取り込むという大切な仕事を始めます。
この様々な菌を体内に取り入れることによって、自身の免疫力を高めていくのです。
とはいえ、哺乳瓶の消毒をいきなり止めてしまうのはリスクがあるかもしれないので、赤ちゃんの様子を見ながら、哺乳瓶を消毒する回数を徐々に減らしていってみてください。
また、ママが心配に思う気持ちが強いのであれば、離乳食が始まる生後5~6ヶ月頃まで哺乳瓶の消毒を続けても問題ありません。
それぞれの赤ちゃんとママに合ったペースで進めていってくださいね。
哺乳瓶の3つの消毒方法
哺乳瓶を消毒する方法は、3種類あります。
どの方法を用いる際も大切なことは、できるだけ哺乳瓶を綺麗な状態にしてから消毒を始めること。
哺乳瓶を洗う時はボトル部分と乳首部分は取り外し、それぞれしっかり洗ってから消毒へうつってくださいね。
それでは、以下にそれぞれの具体的な消毒方法をご紹介します。
方法①煮沸消毒
熱湯で哺乳瓶を消毒する方法です。消毒をするには90℃以上のお湯を使う必要があります。大きめの鍋に水を入れて火にかけ、グラグラと沸騰したらその中に哺乳瓶や部品を3~5分ほど入れて消毒。
その後トングなどを使って取り出し、自然乾燥させます。
ですが、哺乳瓶の種類によっては変形してしまうものもあるため、事前に煮沸消毒が可能かどうか確認をしてから行ってください。
方法②電子レンジ消毒
電子レンジと少量の水を使って、哺乳瓶を消毒する方法です。
専用の容器を用意し、その中に哺乳瓶や部品を入れます。あとは指定の時間温めるだけで、消毒完了です。
とても手軽な方法ですが、ご自宅にある電子レンジのサイズと専用容器の大きさを事前に確認しておくことをおすすめします。
また、熱で溶けてしまう哺乳瓶もあるため、事前にしっかりと確認をした上で、電子レンジ消毒をしてみてください。
方法③薬液消毒
哺乳瓶の消毒と聞くと、この薬液消毒をイメージする方が多いのではないでしょうか。
説明書に記載された量の薬液を容器に入れ、その薬液の中に哺乳瓶や部品などを指定された時間漬けておくだけという方法。
漬け終わった後は、それぞれの説明書に従って、哺乳瓶を水洗いもしくはそのまま自然乾燥するだけなのでとても簡単です。
哺乳瓶消毒に役に立つグッズを紹介します!
哺乳瓶を消毒するには様々な方法がありますが、どの方法にも役立つ哺乳瓶の消毒グッズをご紹介します。
①ピジョン 消毒はさみ
煮沸消毒にも薬液消毒にも大活躍してくれるのが、このはさみ。
広口の哺乳瓶もしっかりとつかむことができ、深い容器でも底までしっかり届くので、どんなタイプの哺乳瓶にも容器にも対応してくれます☆
Amazon価格:¥630(税込)
購入はこちら:Amazon
②MyArmor 哺乳瓶 ブラシ 7点セット
消毒ばさみをはじめ、哺乳瓶を洗うブラシや乳首用のブラシなどのセット☆哺乳瓶洗いには欠かせないアイテムがセットになっています♪
Amazon価格:¥899(税込)
購入はこちら:Amazon
③Richell のせのせミルクボックス
哺乳瓶を清潔に、8本も収納できるミルクボックス☆
蓋の上には粉ミルク缶や小物も乗せることができるので、このボックス1つでミルクの準備もばっちりです。
Amazon価格:¥2,141(税込)
購入はこちら:Amazon
④Johnnyhh 哺乳瓶ラック
換気口付きカバーがついている、哺乳瓶ラック。
見た目以上のしっかりとした作りで、消毒済の哺乳瓶を安全に保管しておくことができます♪
Amazon価格:¥2,599(税込)
購入はこちら:Amazon
電子レンジ消毒におすすめの消毒グッズ
ここからは、哺乳瓶を電子レンジ消毒する際におすすめのグッズをご紹介します。
①コンビ 電子レンジ除菌&保管ケース 除菌じょ~ずα
電子レンジに入れて5分で除菌できるグッズ!3セットまで同時除菌できるので、経済的でとっても簡単な哺乳瓶の消毒方法です☆
Amazon価格:¥2,129(税込)
購入はこちら:Amazon
②レック Dream Collection 電子レンジ用 ほ乳びん 消毒器
容器に50mlの水を入れたら、電子レンジで3分加熱するだけ!
コンパクトサイズなので、ミルクと母乳混合の場合や基本母乳で育てたいという方にもおすすめです☆
Amazon価格:¥982(税込)
購入はこちら:Amazon
③電子レンジ除菌バッグ
哺乳瓶と水60mlを除菌バッグの中に入れ、電子レンジで3分加熱したら消毒終わり!
およそ20回の再利用も可能なため、哺乳瓶消毒のためのスペースを取りたくないというママにおすすめのグッズです♪
Amazon価格:¥720(税込)
購入はこちら:Amazon
薬液消毒におすすめのグッズ
哺乳瓶を薬液に漬けておくだけで消毒が完了する、薬液消毒のおすすめグッズをご紹介します。
①ミルトン CP チャイルドプルーフ
薬液消毒の中で人気が高いのが、このミルトンの錠剤タイプ。水2Lに対して1錠溶かし、1時間漬けておくだけで消毒完了です!
=先輩ママの体験談=
私は1人目の入院中に初めて哺乳瓶消毒を行ったのですが、その時使ったのがこのミルトンの錠剤タイプでした。
不安いっぱいだったのですが、とても簡単に哺乳瓶消毒ができたのを覚えています☆
Amazon価格:¥1,473(税込)
購入はこちら:Amazon
②チュチュベビーつけるだけ
こちらは液体タイプの薬液消毒☆ツンとしたにおいがなく、計量もしやすい中栓と蓋です。
Amazon価格:¥596(税込)
購入はこちら:Amazon
③ミルトン 専用容器
一度に哺乳瓶を6本も消毒できる、大きめサイズの薬液消毒専用容器☆2Lと4L、2パターンの使い方ができます♪
哺乳瓶の他におもちゃなど、除菌したいものを入れられるため使い勝手が良い大きさです。
Amazon価格:¥1,500(税込)
購入はこちら:Amazon
④ピジョン ミルケース ディズニー柄
薬液消毒にも対応しているケース☆水切りトレイや乳首などが置けるトレイもついているので、使い勝手抜群。
キッチンにおいても場所を取り過ぎない、コンパクトなサイズです。
Amazon価格:¥1,570(税込)
購入はこちら:Amazon
ママが使いやすい哺乳瓶消毒方法を選ぼう
主にに哺乳瓶消毒には3種類の方法がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
それぞれのご家庭によって、キッチンのスペースやミルクセットを置けるスペースなど異なるため、自分に合った哺乳瓶消毒方法を見つけることが大切☆
いろいろな消毒方法を試してみて、最も自分に合っていると思える方法で哺乳瓶消毒をしてみてくださいね。
(Photo by:写真AC)