日本では、出産から小学校入学までの間、チャイルドシートの着用が義務付けられています。


その一方で、国の安全基準に適合していない未認証のチャイルドシートが出回っていたり、正しい着用の仕方を知らずに使用していることも…。


チャイルドシートは子供の命を守るもの。子供を安全に乗車させるためには正しい知識と選び方が必要です。


今回は、正しいシートベルトの着用方法とチャイルドシートの選び方をご紹介します!


この記事の目次

チャイルドシートの正しい取り付け方


チャイルドシート不使用時の致死率は、適正使用者の約16倍だそうです。


この数字を見れば一目瞭然。子供の命を守るために、チャイルドシートがいかに大切か分かりますよね。


そして、チャイルドシートをしようしていたとしても、それが正しい着用の仕方でなければ効果は十分な発揮できません。まずは正しいチャイルドシートの使用法について学びましょう。


今回は一般的に注意しておくポイントをご紹介しますが、商品によって装着方法が異なるため、必ず取扱説明書を読んで装着を進めましょう。


1.チャイルドシートは後部座席


多くのチャイルドシートには、この様に記載されています。


「助手席にチャイルドシートを取り付ける場合は助手席のシートを一番後ろに下げて前向きに取り付けてください。」


知っていましたか?チャイルドシートを助手席に取り付けると、エアバッグの衝撃により子供に危害が及ぶ恐れがあるのです。


一見、エアバッグがあった方が安全のように思われますが、エアバッグは事故の衝撃から一瞬の間に体を守るもの。その衝撃は時速300kmとも言われています。


大人の体を想定して作られているため、子供ではその衝撃に耐えられないのです。


小学生2人のママ(30代後半)


私の子供は、上の子が小学4年生になりますが、助手席に乗せたことはありません。助手席が子供にとって危険だということは以前から知っていましたが、子供にエアバッグが当たったことが原因で亡くなった事故があることを知り、今でも子供は後部座席を徹底しています。


上記の記載にあるように、助手席にチャイルドシートを取り付けることは違反ではありません。


ですが、シートを一番後に下げたとしても、助手席は後部座席より遥かに危険であることに変わりはありません。


チャイルドシートは後部座席に取り付けましょう。


2.力いっぱいシートベルトを引っ張る


チャイルドシートの誤使用の多くは、シートベルトでしっかり固定されていないことにあります。


チャイルドシートを座席に取り付ける際は、チャイルドシートに足で体重をかけ、座面にフィットさせてからシートベルトをきつく締め固定しましょう。


3.チャイルドシートの角度は45度がベスト


新生児から4歳まで使えるチャイルドシートには、リクライニングできるものがありますよね。


その場合、安全面や快適面から考え、ベストな角度が45度なのだそうです。


また、チャイルドシートを後ろ向きに取り付けるのは10kgまで。赤ちゃんが大きくなったら前向きに取り付けなおしてあげてくださいね。


4.ハーネスの密着を確認する


赤ちゃんをチャイルドシートに乗せたら、赤ちゃんを支えるハーネスにたるみがないか確認しましょう。


体にフィットするよう調節したら、肩の高さもチェックしてくださいね♪


チャイルドシートの選び方6ポイント


チャイルドシートには様々な種類があり、商品のタイプによって適正年齢や使い方が違います。チャイルドシートの選び方のポイントがこちらです!


【選び方1】安全基準を満たしたものを選ぶ


チャイルドシートを選ぶ際は、まず安全基準を満たしたものであることを確認しましょう。


ネット通販の普及により、様々な商品が安く手に入るようになりました。そんな中で、子供の命を危険に晒す恐れがある「未認証チャイルドシート」が出回っているようです。


国土交通省では、子供を安全に乗車させるため、基準を満たしたチャイルドシートを使用するよう呼びかけています。


現行基準を満たす証であるEマーク、又は改正前のマークである自マークがあるものを選ぶのがチャイルドシートの選び方の基本。


また、前面衝突試験、脂溶性評価試験をの結果を表記した「チャイルドシートアセスメント」も公開しています。これらを活用し、より安全なチャイルドシートを選びましょう。


参考:自動車総合安全情報


そして、ECEはヨーロッパの安全基準を満たしているという証。ヨーロッパの安全基準も日本と同等であるため、こちらも安心して利用することができますよ!


【選び方2】ISOFIX対応のものを選ぶ


ISOFIXという取り付け方で車に固定することができるチャイルドシートを選ぶのが、近年のチャイルドシートの選び方となっています。



ISOFIX(アイソフィックス)とは、シートベルトを使用しない新しいチャイルドシートの取り付け方法のこと。


従来のチャイルドシートではおなじみのシートベルトによる取り付けに代わり、車の座席にある専用の取り付け機具(ISOFIXアンカー)に、チャイルドシートのコネクターをドッキングして固定します。


チャイルドシートを自動車そのものに連結するため、万が一の衝撃も軽減することができ、誰にでも簡単・確実に装着できます。


出典:MAXI-COSI

車の座面に完全に固定することで、誤使用やグラつきを防ぎ、誰でも簡単に装着することができるんです。


上記MAXI-COSIのホームページに車種適合表もあるので、自宅の車が対応しているか確認してみてくださいね。


【選び方3】対象年齢を確認


安全面での選び方の他に、チャイルドシートの適正年齢での選び方があります。


ベビーシートは、チャイルドシートの中でも新生児から1歳までの赤ちゃんを乗せるためのものです。


軽く、ベビーキャリーやクーハン、バウンサーとしても利用でき、車で眠ってしまった赤ちゃんをそのまま降ろすことができて便利


新生児の赤ちゃんは、新生児用のベビーシートが安心で快適のようです。


ベビーシートを卒業した赤ちゃんは、幼児・学童用のチャイルドシートがおすすめ。1歳から11歳まで利用できるものが売られています。


小学生になっても、ヘッドレスト付きのチャイルドシートがあると子供が寝ても安心ですよ♪


【選び方4】通気性が良いもの


子供にとって乗り心地のいいチャイルドシートを選ぶことは、お利口に座っていてもらう上で大切な選び方です。


夏は車が熱くなり、チャイルドシートも熱くなります。熱が篭もりやすいチャイルドシートでは、赤ちゃんは不快ですよね。


涼しいチャイルドシートを選ぶのも、快適なチャイルドシートの選び方のポイントです。


【選び方5】カバーを簡単に取り外すことができ、洗えるものを選ぶ


赤ちゃんは汗を書きやすく、シートのカバーは取り外すことができて洗えるものが望ましいです。


背中にタオルを敷いて使っている方もいるとも思いますが、それでもカバーは定期的に洗濯をしたほうがいいでしょう。


カバーの取り外し方や洗い方は、取扱説明書を確認しましょう。メンテナンスがしやすいチャイルドシートの選択も、チャイルドシートの選び方として大切ですね♪


おすすめのチャイルドシート10選


これまでに紹介したチャイルドシートの選び方を元に、長く愛されるベストセラーから進化した最新のチャイルドシートまで、安全面や機能面からおすすめのチャイルドシートを選んでみました


1.ジョイー Joie インファントカーシート ジュバ juva 38512


新生児から13kgまで使えるベビーシートです。本体は2.9kgと軽量で、ベビーキャリーとして持ち運ぶことも可能!


家の中ではゆらゆら揺らしてゆりかごとしても活躍しますよ。ゆりかごは購入しようか迷う方も多いので、助かりますよね。


また、joieのベビーカーに取り付けることもでき、赤ちゃんをベビーシートから下ろすことなく室内、車内、室外への移動が楽々♪


ベビーカー、大きな日除けや雨の日も安心のレインカバーが付いていて人気ですよ!


そして、別売りの「I-Base」を同時購入でISOFIXに対応!更に使いやすくなること間違いなしです♪


Amazon価格:¥ 9,980 (税込)

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使用対象:新生児~体重13kg


2.Cybex  cbx ロングユースチャイルドシート Aura-Fix アウラフィックス【ISOFIX対応】


こちらのチャイルドシートは、肩ベルトが苦手な子供におすすめ。子供は、チャイルドシートの肩ベルトが窮屈で抜け出してしまうんですよね…。


子供が快適に使えるチャイルドシートを選ぶという選び方も、安全に正しく使用する上で大切。


「インパクトシールド」と呼ばれる装置が、締め付けないのに子供の体をしっかりホールド!車のシートを倒せばリクライニングすることもでき、子供が寝てしまっても安心ですよ。


9ヶ月から12歳頃まで、長く使えるのも嬉しいですね♪


ISOFIXのコネクションは収納することもできます。車がISOFIXに非対応でも、すぐに車を買い換える必要はありませんよ!


Amazon価格:¥ 24,840(税込)

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使用対象:9ヶ月~12歳頃


3.エールベベ 『安心トリプル保証付』サラット3ステップ クワトロST


インパクトシールドのチャイルドシートで、ISOFIXでなくてもいいのなら、こちらのお手頃のチャイルドシートがおすすめ。ボディ全体がメッシュになっていて、夏でも涼しそうですね!


性能面が優れているにもかかわらず、お手頃価格で人気の商品ですよ♪


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使用対象:1歳~11歳


4.アップリカ ISOFIXジュニアシート フォームフィット


こちらもISOFIX対応のチャイルドシートです。


この商品の特徴は子供が成長してもしっかり体にフィットする形状。横幅調節機能により、体を包み込んで衝撃から守ってくれます。


また、リクライニング機能も優れていて、角度を変えずに後ろへリクライニングする従来のものと違い、座面を前に引き出すことで快適なリクライニングを実現!子供が気持ちよく眠る姿が目に浮かびますね♪


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使用対象:1歳~36kg


5.コンビ チャイルド&ジュニアシート ジョイトリップ エッグショック


コンビのエッグショックは、衝撃から赤ちゃんの柔らかい頭を守る衝撃吸収素材。子供の安全性と快適さを追求したチャイルドシートです。


コンパクトで軽いので、女性でも取り付け方楽々!1歳からのチャイルドモード、15kgからのジュニアモード、22kgからのブースターモードと形状を変えることで成長に合わせ長く使えるチャイルドシートですよ。


Amazon価格:¥ 29,160 (税込)

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使用対象:1歳~11歳頃


6.【Amazon.co.jp限定】コンビ Combi チャイルドシート コッコロ S UX ビスケット 


安くて軽くて取り付けやすいにもかかわらず、しっかりと固定でき赤ちゃんも寝心地が良さそうと人気の商品。ダッコアルファシートが、赤ちゃんにストレスを与えずに包み込んでくれます


リクライニング機能はありませんが、直ぐに11歳までのものに買い換える予定なら、この価格は嬉しいですよね♪


Amazon価格:¥ 14,980(税込)

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使用対象:新生児~4歳頃


7.GRACO (グレコ) ロングユースチャイルドシート


リクライニングタイプのこちらのチャイルドシートは、なんと、新生児から12年間買い替え不要!チャイルドシートはこれ一台で済んでしまうんです。


ヘッドレストと肩ベルトが同時に調整可能。チャイルドシートの着用義務は6歳までですが、身長が140cmになるまではシートベルトが正しく着用できないこともあるようです。


140cmというと、10歳から11歳の平均身長。それまで利用できるこのチャイルドシートは安心ですね!


Amazon価格:¥ 19,436(税込)

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使用対象:新生児~12歳頃


8.ASHATA ネックパッド 車用 


小学校に上がったら、チャイルドシートの着用義務がなくなることから座面だけのジュニアシートにする方が多くなります。でも、小学生は習い事やクラブ活動で疲れ、寝てしまうときも…。


うちの子も車で直ぐに寝てしまうため、ドアな頭をぶつけてしまうこともしばしば。でも、今から背もたれとヘッドレスト付きのチャイルドシートを買うのは勿体無いですよね?


そんなときはこちらのネックパッドがおすすめ!車のヘッドレストに取り付けるだけで、ネックパッドが首と頭を支えてくれます


このネックパッドを使う際はシートを少し倒すのがコツ。実際に子供に使用されている方には、気持ちよく眠っていると好評ですよ!

 

Amazon価格:¥ 2,199(税込)

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9.日本育児  napup  うたたねサポート


子供が切るまで寝てしまうのは、チャイルドシートをリクライニングしているときとは限りませんよね。


座席を起こしているときに寝てしまうと、子供の頭が前に倒れてしまい運転していて冷や冷やすることも…。かといえ、予めリクライニングしていたのでは、視界が悪く子供が嫌がりそうですよね。


この商品は、車で子供が寝てしまったときに頭が前に倒れるのを防いでくれる商品。普段はストッパーを上に上げておけるので視界が悪くなることもないのでおすすめですよ!


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使用対象:1歳半~8歳頃


10.mifold ジュニアシート 携帯型


画像を見て分かるように、大きさは長財布より少し大きいぐらい。バッグに収納できる大きさです。タクシーや友人の車に乗るときに活躍しそうですね♪


商品ページにて使い方の動画が紹介されていますが、使い方は簡単で、子供が座席にしっかり固定されているようですよ!


Amazon価格:¥ 7,020 (税込)

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使用対象:15kg~36kg


事故から子供を守るには、安全なチャイルドシートの選び方と正しい装着が大切


車での移動が当たり前の世の中。毎日車を運転するという方もいらっしゃるのではないでしょうか。


その一方で、スマートフォンの普及により脇見運転の事故も増えているようです。


車の運転は危険と隣り合わせ。安全基準値を満たしたチャイルドシートを正しく着用し、安全運転を心がけましょう


Photo by Photo AC