パソコンやインターネット、携帯などの機器が発達したことで在宅ワークが気軽に始められるようになりました。


保育園に入園できなかったり、子供が大きくなるまではできる限りそばにいたい...というママにおすすめするのが、空いた時間を有効に使える可能性があるのが在宅ワークです。


私自身在宅ワーカーなのですが、ちょっとした収入アップを図りたいママにも、いずれ会社復帰したいと考えているママにも在宅ワークは良い足掛かりとなると感じています!ぜひご参考下さい。


この記事の目次

在宅ワークの魅力って?


通勤することなく、家でできるのが在宅ワークの一番の魅力です。


育児の隙間時間を利用したり、朝早くや夜遅くなどの通常のビジネスアワーを気にしなくても出来るところは、主婦やママ向いている仕事と言えるでしょう。


子供の預け先が確保できなくて困ることもないですし、家事と両立することも可能になります。


在宅ワークを始めるママが気を付けたいこと


在宅での仕事では、オフィスワークのような同僚、上司が同じ空間にいないので、ついつい時間の配分がなあなあになりがち。


仕事として受けているのですから、納期はしっかり守るように自分でスケジュールを管理しましょう。


在宅ワークのスケジューリングには余裕を持って。季節の変わり目などは子供が急病になる可能性も考慮して納期を定めましょう。


また、夜に子供が寝てから仕事…と思っていると、そんな時に限って夜泣きをしたり、寝つきが悪かったり…。


イライラしてしまうと、そんなママの気持ちが子供に伝わってしまいます。どうしても納期に間に合わなかったり、いただいたお仕事を断らなければいけない場合は、雇用主に早め早めに相談することが大切です。


在宅ワークの法律関係のお話


妻の年収が一定の金額を超えた場合、夫の扶養から外れることは働こうと思っているママなら知っていると思います。


でも、内勤と外勤でその扶養内で働ける金額が異なるのは知っていますか?


在宅ワークをする場合、年間の所得金額が38万円を超えてしまうと配偶者控除を受けられなくなります。


給与収入の場合は103万円ですが、これは給与所得控除65万円と基礎控除38万円を足した金額であるためです。


在宅ワークをしているママは給与所得者ではないので、基礎控除のみとなります。


ただし、在宅ワークでも仕事を取るために会員費を払ったり、セミナーを受講したり、また、仕事に必要となる文房具などを購入することもあるでしょう。


そのような出金は経費として収入から差し引くことができます。領収書などを残しておいて、しっかり管理しましょう。


また、自宅を職場としている在宅ワークママは、光熱費や家賃の一部、インターネットの費用も通信費として計上することが出来ます。


少し面倒な計算になりますが、年間所得が38万円を超えてしまいそうな場合は、考慮してもいいですね。


在宅ワークの種類


ママが出来る在宅ワ―クにはいくつも種類があります。自分の条件に合った仕事を選んでチャレンジしてみましょう。


お家にパソコンがあるママ

自宅にパソコンがあれば仕事の幅が広がります。スキルがなくても取り掛かれるものに、データ入力やヤフオクなどへの出品の手伝いなどがあります。


自宅にパソコンがないママ

手作業のお仕事か、電話を使ったお仕事があります。シール貼りや箱詰めなどの作業、または、サイトや業者への電話問い合わせ、顧客管理などの在宅ワークもあります。


スキルを活かせるママ

特定の分野でスキルがあるママは、絶対に活用しましょう!スキルが必要な在宅ワークなら時給がググっとあがります


特に、ウェブデザインや、グラフィックデザインが出来るママには、在宅ワークの需要がたくさんあります。また、スマートフォン向けアプリ制作なども注目されている分野です。


その他、語学が出来るママは翻訳などに特化した在宅ワークサイトもありますし、文章を書くことが好きなママは、記事作成の在宅ワークは人気の分野です。ただし、ギャラは媒体や経験の有無によって大きく変わります。


在宅ワークはこうやって探す!


在宅ワークを始めたママたちに聞くと、在宅ワークの見つけ方は意外とたくさいんあります


①以前の職場、以前の勤め先の取引先


知人の紹介から在宅ワークをゲットする方法です。


今は、一部の仕事を外に発注する会社も増えていますし、あなたの仕事ぶりを知っている以前の職場であれば、先方も安心してお願いできるでしょう。


②インターネットで検索


一番一般的な在宅ワークの探し方です。在宅ワークは、「クラウドソーシング」という形の募集が多いと思います。


これは、仕事内容をネット上に掲載して、そこに応募してきた人の中から作業者を選んで業務委託をする方法です。


仕事には長期の案件もありますが、短期的・部分的な仕事が多くなります。


在宅ワークをしている先輩ママが使っているサイト

クラウドソーシングで有名なサイトには、以下のサイトがあります。


◼️シュフティ


主婦の在宅ワーク専門サイトです。2007年から運営されている老舗で、お仕事内容はアンケート、データ入力などスキルが必要のない作業の募集も多くあります。また、報酬の未払いを防ぐために仮払い方式が取られており、報酬支払いの際のシステム利用料(仲介料)は一律10%です。


シュフティのサイトはこちら


◼️ママワークス


在宅や時短勤務の求人を掲載しています。キャリアカウンセラーによるカウンセリングが利用できるので、電話でカウンセリング を受けて自分に合った仕事を紹介してもらうこともできます。


ママワークスのサイトはこちら


◼️クラウドワークス


200種類以上の仕事カテゴリーから選べるので、興味を持った仕事にドンドン応募してみましょう。20万円以上の案件の場合は手数料5%ですが、10万円以下の案件では20%の手数料となるので注意が必要です。


クラウドワークスのサイトはこちら



◼️しゅふJOB


全国の主婦(夫)向けの求人総合サイトです。パートの募集もありますし、在宅ワークの募集もあるので、どちらにしようか…と迷っているママは一度覗いてみてください。


しゅふJOBのサイトはこちら


◼️ママの求人


短期や単発の求人情報から長期の仕事までを掲載しています。もちろん、在宅の仕事もありますよ!


ママの求人もサイトはこちら


◼️ランサーズ


内職ではなく、自営業やフリーランスとして行う人向きのサイトです。デザイナー、ライター、ホームページクリエイターなど、スキルを最大限に活用させたいママは注目です。


ランサーズのサイトはこちら


◼️JobHub


パソナのグループ会社が運営するクラウドソーシングサービスです。在宅だけでなく、秘書やコールセンター業務、バックオフィス業務などの案件も多くあります。


JobHubのサイトはこちら


➂アルバイトの求人情報誌、サイトを見る


anやタウンワークなどの情報誌やサイトにも在宅ワークや内職の求人が掲載されています。件数は多くないようですが、安心してお仕事できる企業が多いのがポイントです。


在宅ワークはママの味方


在宅ワークは時間を有意義に使えるお仕事です。


でも、成果報酬型のお仕事が多く、作業スピードが遅いと時間に見合った報酬金額ではなくなってしまいます。時間に自由が効く替わりに、自分のスキルによって稼げる金額も変わってきてしまいます。


ただし反対に、自分のスキルを磨くことも可能なのが在宅ワークです。新しい分野に挑戦するのも良いかも知れません。


オン、オフのメリハリをつけて、楽しく、有意義な在宅ワークライフを始めましょう。


Photo by Photo AC