子育てが少し落ち着いてくると 、ママ自身の仕事について考えたりしますよね。今までのようなフルタイムの仕事が難しくなってくるのも事実。
そんな時に、新しく資格取得して仕事を探すことを考えるママも多いようです。
今回は、ママに人気の資格をランキング形式でお送りします。私自身の主観も入っていますが「パパ目線」でもあるので、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

この記事の目次

ママの資格取得のメリット

なぜ、資格取得を考えるママが多いのでしょうか。
ここではママが資格取得をするメリットを紹介していこうと思います。

【資格取得のメリット①】:空き時間を有効活用できる


育休・産休の間は、子供が小さいことがありなかなか外出ができないもの。
そんな時に自宅でテレビを見ていたり、子供と昼寝をするだけでは、時間がもったいないでしょう。
この昼寝の時間やテレビを見る時間を勉強する時間にあてれば、無駄のない時間の使い方ができますね。

【資格取得のメリット②】:復職するときの選択肢が増える


求人によっては有資格者を優遇している場合があります。
以前の職場に復帰する場合も、新しい資格を持っていればその職場内での仕事の幅を広げることもできますね。
せっかく時間をかけて取得する資格なので、将来的な仕事のことも考えて選択していきたいところです。

【資格取得のメリット③】:自分自身のスキルアップにつながる


資格が取得できれば、今までできなかったことができるようになります。これはれっきとしたスキルアップですよね。


スキルアップできれば、その分お給与にも反映されることもあるだろうし、社内でより必要な人材になれるかも!


ママ自身がどんなスキルを磨きたいか、事前に整理しておくとよいでしょう。


ママのおすすめ資格ランキング

ここでは、株式会社ユーキャンさんのランキングを参考に、私の独断と偏見でママにおすすめの資格を紹介していきます。

1.手に職が人気!医療事務

資格の内容

病院やクリニックなどの医療機関で、受付業務や医療費の会計・請求を行います。


特に医療費の会計・請求業務については、専門知識が必要になるため、資格取得者が優遇されます。


資格取得までの期間

通信講座や専門学校を利用すると、最短で3ヶ月、最長で6ヶ月ほどの勉強期間で資格取得が可能。


独学でも資格取得は可能ですが、医療業界の専門知識を自分だけで勉強するのは難しいため、通信講座や専門学校を利用されるほうがスムーズに勉強ができます。


資格取得の難易度

合格率は約70%と、他の資格試験と比較すると高い方になります。また、得点率も6割で合格ラインになるため、最低限勉強していればまず取得できる資格かと思います。


資格取得にかかる費用

平均50,000円程です。(出典:株式会社ユーキャン)

通信講座もたくさん種類があり、勉強する教材の選択肢も多数あるため、比較的安価で講座の受講ができます。


おすすめポイント

パパに全国転勤があっても、仕事が見つけやすいです!
医療事務は病院やクリニックでの仕事になり、たとえ勤務先が変わっても仕事内容は同じ。
なので、一度仕事を覚えてしまえば、どこでも仕事ができるようになります。

2.医療事務より難易度が低い「調剤薬局事務」

資格の内容

調剤薬局での受付業務、薬価(薬の値段)の会計と請求業務を行います。

実は、医療事務とほとんど仕事内容が変わらないです。働く場所が、医療機関か薬局かの違いになります。


資格取得までの期間

医療事務と同様、通信講座や専門学校を利用すると、3ヶ月〜6ヶ月ほどで資格取得が可能です。


また、調剤薬局事務と医療事務の試験範囲には、重複する部分があり、この調剤薬局事務のほうが、試験範囲が狭いです。


な医療事務が難しいと感じる方は、まず調剤薬局事務から始めてもよいかもしれません。


資格取得の難易度

合格率は約70%、得点率が60%ほどで資格取得ができるので、難易度はそこまで高くないですね。


基本的な勉強が進んでいれば、特別な対策は必要なさそうです。


資格取得にかかる費用

平均40,000円程です。(出典:株式会社ユーキャン)

医療事務と比較すると、若干値段が下がります。


おすすめポイント

働き方に柔軟性を持たせてくれる職場が多いです。


週の勤務回数だけではなく、時短勤務など幅広い勤務形態で働く方が多いのが特徴です。


お子さんの体調不良や、保育園からのお迎え要請などの不可抗力を考慮できるので安心して仕事ができます。


3.事務スキルアップ!マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

資格の内容

ワード・エクセル・パワーポイントの3つの利用スキルを高めることができる資格です。「パソコンスキル」を高めることができます。


資格取得までの期間

通信講座や独学だとしても、最短で1ヶ月、最長で3ヶ月あれば大丈夫。他の資格とくらべて、取得までの時間が短いことが特徴です。


資格取得の難易度

MOSには「スペシャリスト」と「エキスパート」の2種類があり、前者の合格率が80%、後者の合格率が60%ほどです。


普段から使っているツールで、慣れもあるため、そこまで難しくない試験のようです。


資格取得にかかる費用

平均20,000円〜60,000円です。(出典:株式会社ユーキャン)


値段に幅があることがわかります。これは、先程のスペシャリストとエキスパートを同時に勉強すると、最高で60,000円ほどかかる計算になります。


おすすめポイント

社会人としての最低限スキルを勉強できるため、復職してからも安心して仕事ができます。


パソコンを使わない仕事は、もはや存在しないに等しいですよね。パソコンスキルを高めておけば、周りからも重宝される人材になること間違いなしです。


4.グローバル人材へ!英語系検定(英検・TOEIC)

資格内容

それぞれ種類はありますが、いずれもご自身の英語能力を測るのに有効な資格です。特に社会人の転職などで評価されるのは、TOEICがほとんどです。


資格取得までの期間

こちらもだいたい3ヶ月〜6ヶ月ほどあれば、十分に対策は打てると思います。


学生時代に勉強した英語の知識を忘れてしまっているようだったら、もっと時間がかかるかもしれませんね。


資格取得の難易度

この資格には合格基準がないため、判断は難しいところです。


ただ、事前に時間配分や傾向把握をしておかないと自分自身のちからを十分に出せない可能性が高いのが、要注意。


資格取得にかかる費用

自分自身の経験からすると、10,000円もあれば十分に対策ができます。


わざわざ通信講座を使わなくても、市販のテキストでも対策は十分。最近ではYouTubeなどでも対策動画があったりするので、無料のツールもうまく活用してみてください。


おすすめポイント

グローバル化の中で、自分自身の英語スキルを高めることができます。


今後、東京オリンピックや、外国人労働者も増えてきますので、英語を頻繁に使う場面も増えてくるでしょう。


それに備えて、今のうちから勉強しておくといいかもしれませんね。


自分に合った資格を見つけて、スキルアップしましょう。

自分にあう資格は見つかりそうでしょうか?世の中には、国家資格から民間資格まで数多の資格が存在しています。
その資格のどれを使って自分の仕事に活かしていくかを考えられれば、将来的にママとしてさらに活躍できるチャンス!

パパとも相談しながら、自分に合った資格を探してくださいね。


(Photo by Photo AC)