妊娠後期に入ると体調がよくなる妻がいる一方で、マタニティブルーや後期つわりに悩まされる妻もいます。


パパは妊娠後期の妻の変化を知り、妻の負担を軽減するためにできることを探してみましょう。少しでも穏やかな気持ちで出産に臨めるよう、パパは妻を全力でサポートしてあげてくださいね。


この記事の目次

妊娠後期の妻の変化


妊娠後期になると、もうすぐ赤ちゃんに出会える喜びが高まってきますよね。しかし同時に出産に対する不安で落ち着かなくなる妻もいます

 

パパは純粋に赤ちゃんに出会えるのがうれしいのに、妻はなぜ同調してくれないの?と不思議に思うこともあるかもしれません。し


かし、それにはちゃんと理由があるのです。


マタニティブルー


出産時の悲しいエピソードや産後の慌ただしさを見聞きした妊娠後期の妻は、急にいろいろな不安にかられ、気持ちが不安定になってしまうことも。


この状態をマタニティブルーと言います。

 

マタニティ―ブルーの定義ははっきりしていないので、妻自身も自分がマタニティブルーになっていると気づけないことも。


そのため、妻は自分を責めて落ち込み、最終的に産後うつや育児ノイローゼになってしまう恐れもあります。

 

妊娠後期に入った妻に、普段より元気がない、イライラしているなどの変化が見られたら要注意。


心の不調なので、薬で治すことよりもまずはリラックスできる環境を整えてあげることが大切です。


妻がマタニティブルーかも?と思ったら、パパはいつも以上に妻に寄り添い、出産や育児をふたりでがんばっていこうという気持ちを伝えてあげてくださいね。

 

ただ、手に負えないくらい妻の様子がおかしい時は、産婦人科に相談してアドバイスをもらうことも検討しましょう。


妻がイライラしているからパパも機嫌が悪くなる…という負のループだけはくれぐれも避けてくださいね。


後期つわり


つわりは妊娠初期に発症するイメージが強いですが、実は妊娠後期につわりに悩まされる人もいます。


安定期を過ぎてほっとしたころに再度訪れるつわり。妻は妊娠初期のつわり以上に精神的ダメージが大きいかもしれません。

 

後期つわりの症状は妊娠初期同様、吐き気をもよおすことが多いです。


ただ、原因は妊娠初期とは違います。


実は、妊娠後期のつわりは、大きくなった子宮が胃や腸を圧迫していることで発症。


そのため、便秘のせいで気分が悪くなるなど一見妊娠とは縁がなさそうな不調を抱えることもあります。

 

後期つわりは時期が人によってバラバラ。中には出産直前までつわりに悩まされる人もいます。

 

後期つわりも一般的なつわり同様、つらいときは休むのが鉄則。食事がとれないことも多いので、とにかく無理をさせないようパパはしっかりサポートしてあげてくださいね。


お腹が大きくて思うように動けない


妊娠後期になると、妻のお腹もいよいよパンパンに。今まで以上にできることが限られてきます。中には歩くことすらつらいという人も。

 

出産までの間も、適度に体を動かすことは大事です。


しかし無理をするのは禁物。妻がつらい表情をしていたら何も頼まれなくても手を貸せるよう、一緒にいる時は心にも時間にも余裕を持っていたいですね。


妊娠後期の妻のためにパパができる6つのこと


妻が妊娠後期になったら、パパには何ができるでしょうか。


妻はお腹が大きくなってできないことが増える分、パパが代わりにやるべきことは増える一方です。

 

赤ちゃんを迎える準備も終えなければならない時期。ママが入院している間も生活に困らないよう、家のことが一通りできるようになっておくと安心ですね。


1.家事


妊娠後期になると妻は妊娠中の体に慣れてくるので、家事も通常通りにこなせることも多いもの。


しかし、妊娠後期は同じ大勢で数分過ごすだけでもお腹が張ることが。家事の中でも調理や掃除機掛けは腰への負担も大きいです。

 

赤ちゃんが生まれてからしばらくは、パパが家事をする機会も増えるもの。


赤ちゃんがいない今の間に積極的に家事にかかわり、わからないことはしっかり妻に教えてもらっておきましょう。


2.上の子のお世話


妊娠後期に走り回るとお腹が張るなど、不調が現れる回数が増えてしまいます。


また、万一転倒してしまうと、出血などのトラブルに見舞われることも。上の子がいる場合は、できるだけパパが遊んであげてください。

 

上の子は、パパがちゃんと自分を見てくれていると知れば安心します。


そうすると、赤ちゃんのお世話でママがなかなか遊んでくれなくても、上の子はストレスを感じにくくなるんだとか。

 

お腹が大きいと抱っこするのも一苦労。


上の子がぐずったときに抱っこできないのは本当につらいです。パパが家にいるときは上の子のお世話は基本的にパパがするなど、役割分担を決めておくといいかもしれませんね。


3.出産準備


妊娠後期になると、いつ赤ちゃんが産まれてもいいように出産準備を完璧にすませなければなりません。


ただ、ベビー用品は本当にたくさんの種類があるため、何をどれだけ用意すればいいのか見極めるのが難しいのも現実。

 

出産準備は妻が中心になって進めることが多いかもしれません。


しかし、生まれてくるのは二人の子供。一緒に買い物に行って妻が少しでも悩んでいたら、積極的にかかわっていきましょう。

 

時間がある時にベビー用品を紹介した本やサイトをチェックして、基本的な知識を身につけておくのもいいですね。パパが出産準備に興味を持ってくれるだけでうれしいという妻も意外と多いです。


4.妻の気分転換になることを企画


妊娠後期はマタニティブルーや後期つわりなど、気分が落ち込んでしまうような不調が起こりやすい時期。


その上、いつ赤ちゃんが産まれるかわからないという不安から、一人での外出を控える人もいます。

 

そういうときは、気分転換が大切。


天気のいい日に一緒に散歩をしたり、ドライブに出かけるのもいいですね。


赤ちゃんが産まれたら妻はしばらく家を出ることができません。今のうちにやっておきたいことを聞いて、機会をつくってあげるのもおすすめですよ!

 

ただ、何をするにも無理は禁物。遠出は極力控えて、何かあったときすぐにかかりつけの産婦人科や助産院に連絡できるよう、段取りだけはしっかり整えておきましょう。


5.両親学級に参加


妊娠後期になると、赤ちゃんのお世話を夫婦で学ぶ両親学級を開いている産婦人科や助産院が多いです。自治体で両親学級を開催している地域もありますよね。

 

パパは出産を経験できないので、なかなか父親になるイメージがわかないという声も。


しかし、両親学級に参加すればもうすぐパパになるんだという意識が高まります。

 

両親学級は、同じ時期に出産予定の夫婦がたくさん集まる場。両親学級で意気投合して、家族ぐるみで付き合える友達ができたという話もよく耳にします。

 

もし妻から両親学級について何も言われなかったら、パパから両親学級について尋ねてみるのもおすすめ。パパが育児に興味を持ってくれていると知れば、妻もきっと喜びますよ。


6.過保護になりすぎない


お腹が今まで以上に大きくなった妻を見ると、何をするにも「大丈夫?」「無理しないで」と声をかけたくなってしまいます。


しかし、パパが過保護になりすぎるのを面倒だと感じる妻もいるので要注意。

 

妻は病院などでしっかりと妊娠後期の過ごし方を教わっています。


妊娠後期はお腹が張ることなどで、自ら無理をしていることにも気づきやすいため、「パパに言われなくてもわかってる!」とイライラしてしまうことも多いようです。

 

妊娠後期の妻をいたわることは大切。しかし、過保護になりすぎないように適度な距離感を保ちましょう。


妻と赤ちゃんのためにできることを考えよう


ここではパパにできることを6つご紹介しましたが、妊娠後期の体調は人それぞれ。


「腰が痛むから叩いてほしい」「むくみがひどいからマッサージしてほしい」など、妻に何かお願いされたらできるだけ応えてあげましょう

 

出産は誰だって不安です。そんな妻の気持ちを受け止めながら、日ごろからパパにできることは何かないか考えながら過ごせるといいですね。

 

妊娠後期はいつも以上に夫婦のコミュニケーションを大切にし、支えあうことが大切。少しでも穏やかな気持ちで出産に臨めるよう、毎日を大切に過ごしましょう。

 

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