妻が妊娠していることが分かり、日々新たな命の誕生を心待ちにする日々。
しかし、どこか男性である夫は寂しいと感じてしまうことも…。
なぜ寂しいと感じてしまうのか、その理由や妊娠中の妻へできることなど、夫だからこそのサポート方法についてまとめてみました!
妊娠・出産は妻の体内で起きるものですが、それは夫がいなければ成り立たないもの。ぜひ夫婦そろって妊娠期間を楽しめるよう、参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
- 夫が寂しいと感じる妻の変化
- 里帰り出産は寂しい(我が夫も体験)
- 妊娠中の妻へ夫ができること
- おすすめしたい立ち会い出産
- ありのままの気持ちを話してみる
- 番外編:妊娠、産後奥さんがゆっくりできる環境を整えてあげよう
夫が寂しいと感じる妻の変化
なぜ夫は妻が妊娠すると寂しいと感じるようになるのか。
それは、妻が心身ともに変わってしまうと感じるところにあるようです。
なぜ妻が変わったと感じるのか。
その点について詳しく見ていきましょう。
①見た目の変化
女性は妊娠をすると、自分の身体の中で新たな命を育み始めます。
お腹が大きくなるのはもちろん、それに伴い動作や歩き方も変わる人も。
また、ヘアカラーやマニキュアなど、妊娠中は避けた方が良いとされていることがたくさんあります。
そのため、妊娠をすると一気に華やかさが失われてしまう人も。
そんな様子を見て、夫は妻が変わっていくと寂しい気持ちを感じることがあるようです。
②体調の変化
妊娠中は体調が不安定になりやすくなるもの。
そのため、どこかへ出かける予定を立てていたとしても予定通りに進められないことも出てくるかもしれません。
また、妊娠中はお腹の赤ちゃんと共に妻の身体も出産へ向けての準備を進めるため、妊娠時期によっても体調に差があります。
もともと活発だった女性が、妊娠を機に本能的に内向的になることもあります。
妊娠による体調の変化は、夫が想像する以上に妻の心身へ影響を及ぼしているのです。
③心の変化
妊娠をすると、様々なホルモンバランスが変わっていくのが、女性の身体。
今まで分泌されていたホルモンが分泌されなくなったり、反対に今まであまり分泌されていなかったホルモンが分泌されるようになったりします。
イライラしやすくなったり、不安な気持ちになりやすくなったり。
また、自分の身体の中で新たな命を育てているという責任感も日々感じながら過ごしています。
無事に妊娠を終え、出産をすることができるのか。
出産の痛みはどれだけのものなのか。
出産をしたら、私は無事に赤ちゃんを育てることができるのか。
妊娠中の女性はたくさんの悩みと不安を抱えていることがほとんどです。
妊娠中の妻の心は自分に向いていないと感じ寂しいと思う夫もいるかと思いますが、少しでも女性が抱えているものに寄り添ってもらえたらと思います。
里帰り出産は寂しい(我が夫も体験)
里帰り出産とは、今住んでいる地域を離れ、実家で借り暮らしをしながら実家近くの産院で出産をするということ。
期間にしては出産前、臨月に入る前から産後約1~2ヵ月が一般的です。
この期間、夫は1人暮らし期間を味わえて楽しい!と思う方がいる一方、寂しくてたまらなかったという人もいます。
我が家も里帰り出産を経験したことがあるのですが、夫は寂しくてたまらなく、家に帰りたくなかったと言っていました。
人にもよるかと思いますが、妻が里帰り出産で不在の間は寂しいと感じる夫も多いようです。
妊娠中の妻へ夫ができること
身体も心も不安定になりやすい、妊娠中。
「男は何もできない」と言われる妊娠、そして出産ですが、男の人にもできることはあります。
早速、妊娠中の妻へ夫だからこそできることをお伝えします。
①自分にとって大切な人だと伝える
妊娠をすると、女性は心身ともに急激な変化を体験するようになります。
変化していく自分についていけないという人や、女性としての魅力がなくなっているのではないかと不安に思う人もいます。
そんな妻へ対し、言葉で「あなたは私にとって大切な人」と伝えるだけで、妻はとっても心が安らぎます。
②マッサージをする
妊娠中の身体は、大きくなるお腹を支えるため、腰や足に痛みが出る人も。
また、むくみやすくなったり、足がつりやすくなったりする人もいます。
お腹が大きくなってくると、自分の足をさするのも大変です。
そんな妊娠中は、夫が妻の身体をマッサージしてあげるのが心身ともに効果的。
マッサージと言っても難しいことではなく、ただ腰や足をさすってあげたり、痛みのある部分に手を当てておいたりするだけでも十分!
肌と肌が触れ合うことでエネルギーの交換ができ、妻が夫から癒されるだけでなく、夫も妻からエネルギーをもらうことができます。
また、マッサージをすると自然と会話が増えるため、寂しいと感じている方にこそおすすめの方法です。
③妻の話を聞く
男性が話をする時は答えを求めている時が多いのですが、女性はただ話を聴いてもらいたい・答えは既に自分の中にあるという違いがあります。
よって、妻が話をし始めたらつい答えを提供してしまいたくなってしまいますが、そこは我慢。
夫はまず、とにかく妻が話したいことが話し終わるまで、話を聴くのです。
話を聴くことで次第に妻の抱えている悩みや不安なども見えてくるようになり、妊娠中の妻に寄り添った考えができるようになります。
妻が妊娠して寂しいという気持ちを感じるようになった男性ほど、まずは妻の話を聴いてみてください。
きっと、寂しいと感じているのは自分だけじゃないと気づくことができると思います。
おすすめしたい立ち会い出産
妊娠をした妻は日々出産へと向けて、心身ともに変わっていきます。
そんな姿を見て、夫は「何もできない」「出産は女性だけのもの」と寂しい気持ちを感じることも。
ですが、夫だからこそできることもあるんです。
その1つは、立ち会い出産をすること。
実際の出産は妻と子が行いますが、医療的な介入もある場合も多いですが、本当の意味で心身ともに妻と子をサポートできるのは夫しかいません。
=先輩ママからのコメント==
私は2度の出産を経験しましたが、どちらも夫が立ち会ってくれました。
何時間もかけて乗り越えてきた陣痛の後に、いきんで赤ちゃんを産むのですが、その時に背中をサポートしてくれた夫の力強さは今でも鮮明に覚えています。
ただ夫がいるということが何よりもの安心材料で、私の背中を支える夫の手ほど心強かったものはありません。
妻の妊娠、出産に関して寂しい思いをしている夫の方は、ぜひ立ち会い出産を検討してみてください。
ただし、出産予定先の病院や助産院などによって、立ち会い出産の規定は異なります。
また、人によっては立ち会い出産をしてほしくないという妻も。
よって、夫が立ち会い出産を希望する場合はまず妻に相談してみてください。
その上で、立ち会い出産が可能な産院かどうかを確認した上で、出産予定の産院を予約してくださいね。
ありのままの気持ちを話してみる
妻の妊娠によって寂しいという思いを持つようになった方の中には、なぜ自分が寂しい思いをしているのか自分でもよく分かっていないという方もいらっしゃるかと思います。
よって、なんとなく寂しいという気持ちが湧いてきた時は、素直に「なんか寂しいんだよね。」と口に出してみるのも1つ。
そこから妻との会話が始まり、お互い本音で話をするきっかけに繋がることもあります。
ぜひ新しい家族が増える前に夫婦水入らずの時間を過ごしてみてくださいね。
番外編:妊娠、産後奥さんがゆっくりできる環境を整えてあげよう
妊娠後期になると産後の不安が募り、ブルーな気持ちになったり、身体が辛く感じることが多くなります。
また、産後も夜泣きに終われ、自由に外出ができずストレスが溜まるのも現実です。
そんな奥さんの家事の負担を軽減してあげられるよう、食材や日用品を宅配してくれる生協を契約してあげるのもおすすめです。
10分でご飯を準備できる料理キットを販売している生協もあり、非常に役立ちます。
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(Photo by:写真AC)