赤ちゃんができると、女性の身体は出産に向けてどんどん変化していきます。生活は今までのようにいかないことも多いため、パパの支えは必要不可欠。


しかし、知識がないと妻をどう支えたらいいのか困ってしまいますよね。ママが妊娠初体験なら、妊娠中の妻を支えるパパも初体験。


そんなとき、妻の身体に起こる変化を予め知ることができたら、パパもスムーズに対応することができますよね。


今回は妊娠中の奥さんがいるパパのために、妊娠したら起こりうる体の変化をまとめたスケジュールを作ってみました。


この記事の目次

妊娠周期の数え方


妊娠の周期は、妊娠が発覚した日が1日目ではありません。一番最後に生理が始まった日を0日とし、排卵日が2週目頃、生理予定日が4週目です。


「妊娠したかな?」と思ったら、妊娠検査薬で検査して陽性なら病院へ行くというのが一般的ですが、妊娠検査薬で正しい反応が出るのは生理予定日から一週間後。


つまり、妊娠が発覚した頃にはすでに妊娠2ヶ月目に入っているというわけです。


出産予定日は最後の生理が始まった日から280日目ですが、人によって生理の周期に多少のズレあるため、病院の先生は赤ちゃんの大きさで予定日を計算しているようですよ。


妊娠1ヶ月(0週から3週)


妊娠発覚前。妊娠超初期症状と呼ばれる症状が見られる方もいるようです。


これらの症状は見られない方も多いですが、妊娠の可能性があるなら、まずはタバコ、お酒、薬の仕様は控えましょう


症状の目安

・胸の張り
・乳首が痛い
・胃のむかつき
・貧血による、立ちくらみ
・熱っぽい
・頭痛や腹痛
・怠さ、眠気
・おりものが増える


妊娠検査薬は生理予定日から1週間後から

この時点での妊娠検査薬の使用では、正確な検査ができないため結果に翻弄されることに。妊娠検査薬の使用はフライングせず、生理予定日から1週間過ぎるまで待ちましょう


一緒なら乗り越えられる!

妻から妊娠かもしれないことを告げられたら、パパは驚くかもしれませんが、二人の間に新しい命が誕生するということは、それだけで奇跡で本当に素晴らしいこと。


そして、「頑張ってね」ではなく、「一緒に頑張ろう」「僕がついているから大丈夫だよ」という言葉をかけてもらえるととっても嬉しいものです!


妊娠2ヶ月(4週から7週)


生理予定日から1ヶ月までが妊娠2ヶ月。妊娠検査薬などで妊娠が発覚したら直ぐに病院へ行きましょう。


症状の目安

・着床出血(微量)
・胃もたれ

・貧血
・味覚の変化
・下痢、便秘
・情緒不安定
・頭痛、腹痛
・怠さ、眠気
・つわりが始まる
・おりものが増える


妻が働いているなら早めに報告を

この頃つわりで何度も吐くようになって妊娠に気づくことが多く、すぐにつわりは悪化していきます。ママが仕事をしている場合は早めに会社に伝えるように勧めてあげてください


まだ妊娠2ヶ月で会社に報告は早いのでは?と思うママが多いと思いますが、辛いつわりを隠しながら何度もトイレへ行き、無理をして仕事をすることはストレスになり赤ちゃんのにもママの体にも悪影響。


今は妊娠に対して、しっかり配慮してくれる会社も増えてきたので、つわりが大変なら思い切って言ってみることをおすすめします。


また、妊娠初期は流産のリスクが高く、その場合、会社への報告により気まずくなってしまうことも心配の種のようです。ですが、実際に流産してしまった妊婦さんの中には同僚や上司の励ましに助けられたという方も沢山いらっしゃいますよ。


妻が会社への報告をためらっていたら、そういった例もあることを伝え、会社の雰囲気などを聞いて相談に乗ってあげてくださいね。


母性健康管理指導事項連絡カードを活用しよう!

働く妊婦さんのための「母性健康管理指導事項連絡カード」というものもあります。


ホームページからダウンロードすることができ、お医者さんに記入してもらうことで体の状態や対応を会社側に伝えることができます。

 

診断書と同等の効果があるため、つわりに悩んでいる働くママに是非活用してほしいシステムなんです。会社側には、妊娠中の女性社員が働きやすい環境を整えなければならないという法律があるので安心ですよ。


ダウンロードページはこちら!

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おりものの増加は生理現象

妊娠中、おりものが増えて悩んでいる妊婦さんも多いようです。おりものとは、下着に付くおしっこ以外のもので、膣分泌液ともまた違うものです。


おりものが増えるのは、妊娠中ごく自然な事ですが、気になるなら産院で相談するのがおすすめです。


妊娠2ヶ月はとにかく眠くて怠い…

妊娠2ヶ月目からは、とにかく眠くて怠く、まさに飲み明かした次の日の寝不足二日酔い状態。


奥さんが具合悪そうにしていたらそっと寝かせておいてあげてください。


急激な体調の変化やホルモンバランスの変化から情緒不安定になりやすいのも妊婦さんの特徴。妻の具合が悪そうなときはそっと隣で添い寝してあげると安心してくれます


妊娠3ヶ月(8週から11週)


つわりが酷い間は、起きて座っていることすらできないこともあります。そんなときは妻にたっぷり甘えさせてあげてください。


赤ちゃんが産まれたらママは今以上に大変なり、パパに甘えることもなかなか出来なくなります。今は二人の時間を大切にしましょうね


症状の目安

・つわりが酷くなってくる

・胃のむかつき

・貧血

・眠気、怠さ

・情緒不安定
・イライラ
・疲れやすい
・頻尿


両親に報告

10週を過ぎた頃から、赤ちゃんの心音を確認することができるようになります。流産のリスクが減るため、両親に報告していないならこのタイミングでの報告がおすすめです。


食べたいものを食べさせてあげる

つわりが酷いうちは、妻の食べたいものを食べさせてあげてください。

 

私も、「ママがぐったりしていても赤ちゃんはちゃんと育ってますよ」とお医者さんに言われました。


水すら吐くようになったらすぐに病院へ

・水を飲んでも吐く

・水分すら取っていないのに吐く

・体重が5%減

 

これらの症状がある場合は、妊娠悪阻という病気の恐れがあるため直ぐに病院で見てもらった方が良いと言われています。


妊娠悪阻が疑われなくても、妻がつらそうだと感じたら病院で吐き気の注射をうってもらったり、点滴をしてもらうことができます。(私も点滴を打ってもらいました)

 

つわりがひどい場合はお医者さんに連れて行ってあげてくださいね。


痛みが続いたり、出血があったら直ぐに病院へ

妻がお腹を押さえて痛がっていたら要注意。切迫流産の危険があります。

 

長時間痛みが続いたり出血があったら迷わず病院を受信し、夜中であっても病院へ連絡しましょう


里帰り出産について話し合う

里帰り出産をするかどうかを話し合い、里帰り出産をするなら早めに病院を探しましょう。


受け入れ先の病院によっては妊娠20週までに初診を受けてくださいというところもあり、お腹が大きくなってから予定を立てると病院をえらべない場合があります。

 

里帰り後に赤ちゃんを産みたい病院が見つかったらなるべく早く連絡し、病院のし時に従ってください。

 

里帰り先の病院を探すなら4Dエコーの撮影をしてくれる所がおすすめ


4Dエコーとは、白黒の2Dの写真に比べてよりリアルに赤ちゃんを見ることができる3Dエコーの動画バージョンです。


私が息子を出産したのは平成23年だったので、4D映像はビデオに録画してもらいました。里帰り出産だったため、パパは一緒に妊婦検診に行けませんでしたが、家に帰った後一緒にビデオを見ることができました。


2Dエコーははっきり言ってレントゲン写真のようにぼんやりしていて何がなんだか全くわかりません。4D映像なら顔がはっきり分かるし、運が良ければ赤ちゃんが指しゃぶりをしているところも見れますよ!


4Dエコーは、分娩予約を指定なくてもエコー動画だけ撮影してくれるサービスをやっている病院もあるようです。詳しくは電話で問い合わせてみてくださいね。


また、4Dエコーは保険適用外で、4,000円から9,000円ほどの費用がかかるそうです。ですが、頑張って赤ちゃんを産むママの励みにもなるのでとてもおすすめですよ。


母子手帳を忘れずにもらっておきましょう

妊娠が分かったら妊娠11週までに母子手帳をもらっておきましょう。


母子手帳の交付には妊娠届出書という用紙が必要になりますが、病院で貰わなくても役所で用紙を貰うことができます

 

特に病院に記入してもらう箇所もなく、その場で書いて提出することができますよ。


役所に妊娠届出書を提出する際、マイナンバーが必要になることがあるようなので、予め用意しておきましょう。

 

役所に行く際は、母子手帳についての詳しい説明があるため、ママ本人が貰いに行くのが一般的。この時期は体調が悪いことも多いので、一緒に付き添って上げてくださいね。


母子手帳だけでなく、父子手帳もある!?

自治体によっては、妊娠出産についての知識が書かれた父子手帳を交付しているところもあるようです。詳しくは、母子手帳を貰いに行った際に聞いてみてください。


パパの会社に報告

この頃になったら、パパも会社に子供ができたことを報告しましょう。報告は上司から順番に報告していくのがおすすめ

 

人伝に知られて「知らされてない!」なんてことにならないよう、なるべく一気に皆に伝えたほうが良いようです。


妊娠4ヶ月(12週から15週)


つわりが治まる時期は人それぞれですが、妊娠4ヶ月頃から落ち着いてくる方が多いようです。


つわりが無くなるというより「慣れてきて具合が悪くてもなんとか食べられるようになる」という感覚になる方も。

 

パパは、妻のつわりが収まらなくても焦らずに食べられるもので栄養を取るようにしましょう。


症状の目安

・つわりが落ち着いてくる
・体重管理

・貧血

・頻尿
・お腹が膨らみだす
・下半身かふっくらしてくる
・流産のリスクが減る
・栄養に気をつける
・赤ちゃんはこの一ヶ月で倍の大きさに


栄養を気にした食事を

つわりが落ち着いて普通に食事が取れるようになってきたら栄養を考えた食事を取るようにしましょう。特に妊婦さんは鉄分が不足しがち。


鉄分はほうれん草やレバーのイメージですが、どちらも癖が強くてつわりが和らいだばかりで食べられないことも...。


そんなときは小松菜がおすすめ!小松菜はほうれん草のようにアクがなく、妊婦さんでも、食べやすい野菜の一つです。


生でも食べられるため、ベーコンなどと一緒に塩コショウでさっと炒めるだけで鉄分満点の一品に。是非妻のために作ってあげてください♪


妊娠線予防をしよう

この頃からお腹が膨らみだすので、妊娠線予防を始めましょう。妊娠線予防には、ニベアの青缶が人気のようですよ。


妊娠線予防のマッサージは毎日する事が大切。でも、毎日クリームを塗るのって面倒なんですよね。


そんなときはパパの出番!妻のお腹にクリームを塗れば、妊娠中のスキンシップにぴったりです。


注意点として、胸や乳首のマッサージは妊娠4ヶ月ではちょっと危険。流産などのリスクがあるようです。


胸のマッサージは妊娠6ヶ月の安定期に入ってからにしましょう。


一緒に運動しよう

つわりが治まってくると、異様に食欲が湧いて食べすぎてしまうようです。栄養を取らなければいけないからといって食べすぎると、体重増加の原因に

 

無理なく適度に運動をして体重管理をしましょう。運動は、むくみや便秘対策にも効果的。妊婦さんが自宅でできるマタニティヨガもありますよ!


一人で運動しようと思っても、なかなかやる気が起きないママもいるかと思います。そんな時はパパが妻を散歩に誘ってみてください♪

 

ただし、お医者さんから切迫流産や切迫早産のリスクがあると言われている方は、先生の指示に従ってください。


妊娠5ヶ月(16週から19週)


日本では、妊娠5ヶ月目に入って最初の戌の日に妊婦さんが腹帯を巻いて神社にお参りするという風習があります


自分で腹帯を用意するのか、神社で用意されているのかは神社によって違うようです。


戌の日のお参りについては、事前に神社に行って確認することをおすすめします。


症状の目安

・胎動を感じる人も
・むくみやすい
・胃のむかつき
・お腹の真ん中に正中線ができる
・腰痛
・頻尿
・お腹が張ることも


お腹が張ったら

妊娠5ヶ月になると、お腹が張ることもあります。お腹が張るとは、お腹がぎゅーっと苦しくなり、バレーボールの用にパンパンになる状態のこと。

 

痛みが続いたり出血を伴う場合は直ぐに病院へ行きましょう。


むくみに注意

この頃からむくみに悩むママが増えてきます。赤ちゃんへ栄養を送るために血液の量が増加したり、運動不足などが原因と言われています。


注意点として、足が浮腫むからいって水分を控えることは止めましょう。赤ちゃんへ栄養を運ぶために水分は不可欠です。


塩分を控えたり、散歩やマタニティヨガで運動をしてむくみを予防しましょう。


赤ちゃんの性別が分かる

赤ちゃんはより一層人間らしくなってきます。性別もこの頃になると分かりますが、赤ちゃんが産まれるまで楽しみにしておきたい方もいらっしゃいますよね。


その場合はお医者さんに性別は言わないでほしいと伝えておきましょう


腰痛予防には骨盤ベルト

妊婦さんの腰痛予防には、妊婦さんの用の骨盤ベルトがおすすめ。骨盤ベルトは尿もれにも効果があります。


尿もれや腰痛で悩んでいる妻にプレゼントしてあげてはいかがでしょうか?


出産準備をはじめる

ベビーカーやチャイルドシートなどの大きなものは、お腹が大きくなる前に用意しておいたほうが良さそうです。その他、入院に必要なものも、少しずつ用意しておくのがおすすめですよ。


余裕をもって準備をすれば安心ですよね。


胃が圧迫されて胃酸が逆流

この頃に妻が胃もたれを訴えるようになることも。


子宮が大きくなって胃が圧迫されたことにより、胃の中のものが逆流しやすくなっているようです。


胃もたれや胃のムカつきがある場合は、一度にたくさんの量を食べるのではなく、少しずつ食べるようにするといいですよ。


胎動はまだパパには分からないかも

赤ちゃんが動いた!妊娠5ヶ月になると、胎動を感じるママもちらほら居ますが、それはママでないとわからない程小さなもの。


パパがお腹を触って赤ちゃんの動きを確認できるようになるにはまだ時間がかかります。


6ヶ月になれば、お腹を触っている人にも胎動がわかるように。


正中線は妊娠線じゃない

お腹が大きくなってくると、おへその下に黒い線が一本できることがあります。妊娠線予防をしていたのになぜ!?と妻が戸惑うかもしれませんがこれは妊娠線ではありません


正中線といって、妊娠前もあった線が妊娠によってはっきり見えるようになっただけで、産後は自然に消えていくので安心していいですよ。


妊娠6ヶ月(20週から23週)


どんどんお腹が大きくなって、いよいよ歩くのも大変になってきました。出産準備はリストを見ながら買い忘れがないかよく確認しましょう。


足りないものを買い足すのはネット通販が便利。レビューを見ながら選ぶことができるのもメリットの一つです。


症状の目安

・お腹がどんどん大きくなる
・転びやすい

・むくみやすい
・妊娠生活にも慣れてくる
・便秘しやすい
・体重管理
・胎動をより感じる
・乳首が黒ずんでくる
・胃のむかつき

・頻尿

・腰痛


後ろにのけぞる姿勢に

お腹が重いため、どうしても重心が後ろに傾きのけぞる姿勢になってしまいます。腰に大きく負担がかかるので、出かける際は忘れずに腹帯や骨盤ベルトを着用しましょう。


運動を続けよう

お腹が大きくなってくると、動くのが億劫になってさしまい、運動不足になりがちです。スポーツなどの激しい運動はもちろんできませんが、散歩やマタニティヨガ、ストレッチなどの軽い運動は続けるようにしましょう。


外に出かける際は、パパが付き添ってあげると安心。階段では転ばないように妻の手を繋いであげるなどの気遣いがあるととても嬉しいです♪


便秘が酷いときは下剤を処方してもらえることも

子宮が大きくなって腸を圧迫すると、便通が悪くなり便秘に悩む妊婦さんが増えてきます。(私も便秘がひどかったです...)


便秘は切れ痔の原因になるだけでなく、いきみすぎるとお腹が張る原因にもなるので注意が必要です。


病院へ行くと、妊婦さんでも使える優しい下剤を処方してもらえる場合もあるので、早めにお医者さんに相談しましょう。


つわりが収まっても家事サポートをしよう

つわりが収まれば普段通りの生活に戻れるというわけではありません。パパのサポートはこれからが本番です。


例えば洗濯物が大量に入った籠や、お米の袋などの重いものを持ったり、高いところにあるものを台を使って無理に取るのもさけたいところ。進んでお手伝いしてあげてくださいね。


また、この頃からは長時間の立ち仕事もお腹が張る原因に。「少し休んだら?」「あとはやっておくよ」などと妻に声をかけて、家事は休みながらするようパパが気にかけてあげることが大事です。


体重管理にこんにゃくおでん

体重管理が難しいのもこの時期。つわりが軽かったママは、逆にこの時期の体重増加に悩むようです。


妊娠中の体重管理はこんにゃくおでんで乗り切りました。大根や卵も浸しておくと美味しくなります。玉こんにゃくは、小腹がすいたときにパクっ!妊婦さんのおやつにぴったりですよ♪


おでんは塩分が高いので注意が必要ですが、カロリーがほぼ無いところが嬉しいですよね!


他には、酢の物などで野菜を摂るのもおすすめ。酢は高血圧で塩分を控えている方にも推奨されている健康調味料なんです。


私も野菜のピクルスを冷蔵庫に常備してちょこちょこ食べていました!


妊娠7ヶ月(24週から27週)


お出かけの際はお腹が張っていなくても定期的に休憩をはさみながら無理のないように行動しましょう。お腹が張ってきたら直ぐに休憩させてあげてください。


症状の目安

・赤ちゃんの脳が発達する
・胎動が活発に
・貧血になりやすい

・転びやすい
・寝苦しい
・痔になりやすい
・体重管理
・足がつりやすい
・胃のむかつき
・お腹が張りやすい
・頻尿
・腰痛


赤ちゃんにたくさん話しかけよう

お腹を撫でながら妻と一緒に赤ちゃんに語りかける。幸せのひとときですよね。


妊娠7ヶ月になると赤ちゃんの脳が発達し、お腹の外の声が聞こえているのだそうです。優しい音楽をかけて聞かせたり、たくさん話しかけることが、赤ちゃんの脳の発達に効果的なのだそうです。


それだけでなく、パパと一緒に赤ちゃんに話しかける事によって、妻は不安な気持ちより幸せな気持ちが大きくなると思います。胎教を一緒に行うことで、夫婦のコミュニケーションを取ることはとても大切ですよ。


寝苦しさには抱き枕

お腹の上に2kg程の米袋を乗せて仰向けに寝てみるとわかると思いますが、とても重いです。妊娠7ヶ月位になると、お腹が重くてよく眠れず、寝不足に悩まされるように。

 

横向きの姿勢でお腹を支えてくれる抱き枕があるととっても便利!


また、抱き枕は夏用掛け布団程の薄さの布団をくるくると巻き、上、真ん中、下の三箇所を縛った簡単なものでも代用可能です。


寝苦そうな妻に簡易抱き枕を作ってあげたら喜ぶかもしれませんね。


お腹の重さで痔になることも

妊婦さんは座っていることが多いので、お腹の重さで痔になる方も多いようです。出産後に使う予定のドーナツクッションはこの頃からは使い始めてもいいと思いますよ!


妊娠8ヶ月(28週から31週)


入院セットは重いので、パパが用意してあげてください


妊娠8ヶ月頃になったら玄関など、すぐに持ち出せる場所に用意しておきましょう。


出産予定日はもう目前にせまってきています。いざというときに頼りになるのはやっぱりパパです!


症状の目安

・胃のむかつき

・疲れやすい

・体重管理

・イライラ

・疲れやすい

・寝苦しい

・腰痛

・尿もれ

・頻尿

・ほてり

・足がつりやすい

・むくみやすい


頻尿、尿もれに悩んでも水分はとる

膀胱は子宮によってますます圧迫され頻尿も酷くなり尿もれに悩む方も。体が赤ちゃんを産むための準備を始め、骨盤底筋が緩んでくるためです。

 

尿もれパットなどで対応し、水分は控えず積極的に摂るように促しましょう。


陣痛が来たときのイメージをしておく

妻と二人で陣痛が来たときの予行練習をしておきましょう。


病院の電話番号やタクシーの電話番号は、妻の携帯だけでなくパパ自身の携帯にも登録しておきます。病院へのルートも複数確認すると安心ですよ。


妻を励まし、元気づけてあげることが大事

出産予定日が近づいてくると、無事に赤ちゃんを産むことができるかなど、不安な気持ちにかられるママも多いと思います。


妻を精神的に支えるのもパパの役目。一緒に名前を考えたり、産まれた時のことを話して緊張を和らげてあげましょう


里帰り中などで離れている場合は、電話やラインでこまめに連絡を取ってあげるのがおすすめですよ!


妊娠9ヶ月(32週から35週)


子宮が大きくなって胃がどんどん圧迫されます。この時期はご飯も少しずつしか食べられないように。


ちょこちょこ栄養のあるものを食べながら乗り切りましょう


症状の目安

・肋骨の痛み

・寝苦しい

・転びやすい

・眠れない

・胃のむかつき

・腰痛

・むくみやすい

・体重管理

・疲れやすい

・頻尿

・尿もれ

・便秘

・前駆陣痛

・足の付け根が痛む

・お腹が張りやすい


赤ちゃんの位置によって肋骨に痛みも

赤ちゃんの胎動で肋骨に痛みを感じるママもいるようです。赤ちゃんの動きはどんどん活発になり、骨をグイグイと押し出したり、お腹をポコン!ポコン!とキックするように。

 

ときにはお腹に踵の形がはっきりわかるほどの膨らみが出現することも!赤ちゃんの足を掴めるかとチャレンジしたこともありました。

 

胎動を一緒に感じながら、たくさん話しかけてあげてくださいね♪


胎動で眠れないことも

赤ちゃんが元気なのは嬉しいことですが、胎動で起こされることもしばしば。頻尿もいよいよ深刻になり、夜中に起きてトイレに行かなければならないことも。


産後に備えて、妻が眠れるときに寝れる環境を整えてあげましょう


前駆陣痛は陣痛の予行練習

妊娠9ヶ月頃、生理痛のようなお腹の痛みに襲われることがあります。これは前駆陣痛といって、陣痛の予行練習のようなもの


陣痛は等間隔で痛み、感覚がどんどん短くなっていく事で区別することができます。ママの体はいよいよ出産の準備が完了していきます。


妊娠10ヶ月(36週から40週)


ベビー布団やベビーベッドの準備は万端ですか?赤ちゃんをいつでも迎えることができるように準備をしておきましょう。


新生児は一日におむつを10枚以上消費することも。紙おむつも十分用意しておきましょうね。


産後ママが動けない状態のときは、紙おむつの補充はパパの仕事


仕事帰りに買って帰れる際にどのオムツを買えばいいのかわからないなんてことにならないように、妻に紙おむつの種類を聞いてメモしておきましょう。


また、ネット通販を使えるようにしておくと安心です。


症状の目安

・胸が張る
・お腹まんまるに

・転びやすい

・疲れやすい

・息切れ

・お腹の張り

・むくみやすい

・頻尿

・尿漏れ
・寝苦しい
・睡眠不足
・乳首から分泌液が出る
・胃が少し楽に
・おしるし(出血)


乳首から黄色い分泌液が出る

おっぱいマッサージをしていると乳首から黄色い汁が出てくることがあります。これ母乳ではなく、母乳を出す準備のために分泌される液体です。


放置すると皮膚がかぶれる原因にもなると聞いたことがあるので、その都度拭き取るよう勧めてあげてください。


赤ちゃんを迎える準備をしよう

パパが聞き上手になることで解決することも。心配な気持ちや体が辛いときは我慢せずに泣くことでスッキリすることもあります。


パパが抱きしめてあげることで不安が緩和されるはずですよ。


外出は控える

臨月はいつ何時何が起こるかわかりません。パパは不要な外出はできるだけ控えるようにしましょう。


ここでも妻の身の回りのお世話はパパの役目。赤ちゃんが生まれるまであと数日、あと少しですよ!


夜中起きるときは冷え対策を

臨月は本当に眠れません。夜中に3回も4回もトイレに起きることがあり、全く眠れない日も。


夜中に起きる際は体が冷えないようにきをつけましょう


私は2月に出産したので、真冬の臨月は大変でした。おばあちゃんのはんてんを借りて布団の上に敷いておき、トイレに行けるときにすぐに着れるようにしておきましたが、それでもトイレから戻ると手足がキンキンに。


寒くて眠れないときは旦那に足を押し付けて寝ました。


寒い冬は、パパに添い寝してもらったらあたたかそうですね。冷たい足を押し付けられても多めに見てあげてくださいね。


足の付け根が痛みだしたらそろそろ産まれるかも!?

毎日家の周りをぐるっと一回りあるくのですが、ある日足の付け根がキリキリと痛いことに気づきました。おばあちゃんに「もう産まれるねぇ。」と言われたら、本当に次の日に産まれました!


足の付け根が痛くなってきたら赤ちゃんが骨盤に下がってきた証拠。赤ちゃんも出産に向けて準備をしているんですね!


おしるしは無いこともある

出産が近づいてきたらおしるしと呼ばれる少量の出血があります。


おしるしから陣痛までの期間は個人差があり、数日間が空く場合も。また、おしるしがない妊婦さんや、いきなり破水することも。(私はおしるしはなく、いきなり破水でした)


赤ちゃんが産まれそう!そんな時でもできるだけ落ち着いて妻を励ましてあげてくださいね



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妻の妊娠中のスケジュールを知ることで、余裕をもって接することができる


妻の妊娠中の身体の変化に、どうしたらいいか戸惑うパパが多い中、パパに妊娠中の知識があれば、頼もしいですよね


妊娠出産は女性だけのことではなく、パパがその知識を学ぶことはとても大切。


皆さんもこの記事を参考に、妻が元気な赤ちゃんを産んでくれるようにしっかり支えてあげてくださいね。


(Photo by:写真AC