離乳食スプーンは哺乳瓶の次に、赤ちゃんの口に直接触れるもの。最初の1本はこだわりを持って選んであげたいですよね。
日本製なら安心!ですが、中国製など海外製が数多く出回っているのも事実。日本製を選ぶのにはひと苦労・・・なんてこともよくある話。
そこで今回は、日本製にこだわって、素材別に離乳食スプーンを紹介します!出産祝いなどプレゼント選びにもぴったり。参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
スプーンを選ぶポイント
先の見えない離乳食期。いつどのタイミングで、どのようにスプーンの形状が変わっていくのか不安なママも多いはず!
それぞれの時期にあったスプーンを準備していきましょう。
<注意点>
・スプーンは与える人と別のものを使用する
・できればいつも同じスプーンを使う
衛生上、大人のスプーンの使いまわしはNG!
また、同じスプーンの方が赤ちゃんにとって安心感があるためしっかり離乳食を食べてくれますし、与える人も食べ物の温度・冷め具合などわかりやすいです。
同じスプーンを使うと、赤ちゃんが食べない理由が何なのかを把握しやすくなりますよ。
離乳食初期~中期は「やわらか」スプーンがおすすめ
それまでママのおっぱいや哺乳瓶しか口にしたことのない赤ちゃん。
何よりもまず赤ちゃんが抵抗することなく、ゴックンしやすいスプーンを選んであげましょう。
3つのポイント
①やわらかさ
②液体をすくえ、かつ赤ちゃんが取り込みやすい程度の深さ
③ママパパなど与える人にとっての持ちやすさ
この時期は赤ちゃんが自分でスプーンを持つことはありませんので、ママやパパなど与える人が持ちやすいものでかまいません。
離乳食後期~完了期は赤ちゃんが持ちやすいものを
この時期は、手づかみ食べを経て自分でスプーンを握るようになります。
2つのポイント
①口に入れやすさ
②子どもにとっての持ちやすさ
上手に口に入れられるようになるまでは時間がかかりますが、興味を持ったときがタイミング!まずは持ちやすいものを選びましょう。
離乳食のスプーン:素材別比較
離乳食のスプーンといっても、素材はそれぞれ。ここでは、素材とその特徴についてご紹介します。
1.「シリコン」は初めてのスプーンにおすすめ
シリコンは、哺乳瓶の乳首部分に使われている素材。
赤ちゃんが違和感を感じにくく、初めてのスプーンとしておすすめです。やわらかいので、赤ちゃんのお口や歯茎を傷つけることがありません。
2.「プラスチック」は長く使える
プラスチックはシリコンに比べると少し固いですが、離乳食初期~完了期まで長く使うことができます。
与える人にとっても食材がすくいやすく、柔らかいものであればつぶしたり切ったりすることも可能です。食洗機使用可能なものもあります。
3.「ステンレス」は初期に不向き
ステンレス製のスプーンは冷たいので、離乳食初期には不向き。
食材をすくいやすいので、自分でスプーンを握る離乳食後期や完了期に使えます。固いのでスプーン自体をガシガシくわえて遊んじゃうなんてことも少ないです。
4.「木」は自然の物が多く安心
木で作られたスプーンは、自然のもので安心・安全です。つや出し塗料などが加工のために使用されていないか確認しましょう!
扱いは他の素材よりは気をつかいますが離乳食初期~完了期と幅広く使うことができます。食器洗乾燥機は使えません。
洗った後は、早めに水分を拭き取り、風通しの良い日陰で乾燥させて下さい。
長時間の水の浸け置き、煮沸消毒、塩素消毒は避けましょう。つやがなくなってきたら、オリーブオイルなど植物性オイルを布に少量付け、すり込むように塗布すると復活します!
すべて日本製!おすすめスプーン5選
ここでは厳選して素材別にご紹介します。
日本製なので安心なのはもちろん、それぞれ赤ちゃんやママのことを想って作られたスプーンなので、どれを選んでも満足度が高いですよ!
1.ポップなカラーで食事も楽しく「池商シリコンスプーン」
その他岡部洋食器製作所口あたりやさしいスプーンやお口にやさしいシリコンスプーン片力商事もおすすめです。離乳食期が楽しくなりそうなポップなカラー。5色から選べます。
商品の特徴
- *参考価格:¥1,080
- *サイズ:17.5×2.7cm
- *本体重量:14g
- *素材・材質:表面/シリコン、芯/ナイロン
- *原産国:日本
- *耐熱温度:200度
- *色:キウイ・ココア・マーマレード・ミルク・ラズベリー
2.セット使いもオススメ!「ミキハウス」のプラスチック製スプーン
言わずと知れた子供服ブランドのミキハウスのお食事グッズ。赤ちゃんの小さなお口にちょうどいい♪ギフトに大人気のテーブルウェアセットもあります。
商品の特徴
*参考価格:¥432
*素材:ポリプロピレン
*日本製
*BPS(ビスフェロールA)フリー
3.グットデザイン賞・キッズデザイン賞受賞!赤ちゃんもママも嬉しいステンレス製「ののじスプーン」
お口にスッと入る円形と浅底は赤ちゃんのことを考えて、ゆるやかな持ち手のカーブはママやパパなど与える人のことを考えて作られています。
5歳頃まで段階的に使える3本セットもあります。
商品の特徴
- *参考価格:¥945
- *サイズ:13.8×2.5cm 重量:22g
- *製造国: 日本
- *素材:18-8ステンレス ミラー仕上げ
4.デンマーク王室御用達「カイボイスン」のステンレスベビースプーン
- 品質の確かさ、人を魅了する美しいデザインはデンマーク王室はじめ世界各国のデンマーク大使館において愛用されています。出産祝いなどのプレゼントにも好適!
商品の特徴
- *参考価格:¥1,500
- *サイズ:全長9cm 最大幅3cm
- *重量:約25g
- *素材:18-10ステンレス つや消し仕上げ
- *製造国:新潟県燕市(日本)
5.赤ちゃんと一緒に育つスプーン「Apple wood」
りんご生産地の弘前のりんごの木のスプーン。
ママやパパが赤ちゃんのお口に運びやすい長さで、赤ちゃんの小さな手でも握りやすい太さを考えて作られています。
歯が生え始めてきている赤ちゃんはスプーンをかじることもしばしば。赤ちゃんがよくやるカジカジでも割れにくい絶妙な厚さ。
小さな歯形がたくさん残って、赤ちゃんと一緒に育ってくれるスプーンです。
大きくなっても、アイスクリームスプーンとして使えます。
商品の特徴
*参考価格:¥1,296
*サイズ:長さ約12.5cm スプーンの幅(真ん中あたり) 約2cm
*無着色
*りんごの木
*オイル+少量のウレタン仕上げ(食器用のウレタンを使用)
スプーンで楽しい離乳食期を
赤ちゃんや子どものスプーンは一度使い始めたらしばらくは使うもの。安心の日本製でこだわりのあるものを大切に使い続けたいですね。
離乳食期は何となく実験のような毎日を繰り返し、行き詰まると何かもっといいお助けグッズがあるのでは?とお店を周ったり、ママ友に聞いたり...
行き詰まったらスプーンで変化をつけるのも手!
それぞれの良さや使いやすい時期などもあるので是非参考にしてみてください。
一度しかない離乳食期を少しでも楽しみましょう。
(Photo by Photo AC)