離乳食をつくる時間がなかなか確保できない!そんな時に便利なのがブレンダー。
ブレンダーを使えばにんじんや葉物野菜など裏ごしが必要な食材もあっという間になめらか食感に。離乳食レシピのレパートリーも広がります。
便利な調理器具を使って、離乳食づくりを楽しめる環境を整えてみませんか?
この記事の目次
ブレンダーで離乳食づくりの手間を軽減
離乳食初期の間は、とにかく食材を裏ごしするのが大変。そんな時に使える調理器具がブレンダーです。野菜のすべての部位を無駄なくペースト状にできるので、栄養も余すことなく利用可能。
家族の食事用に下ごしらえした野菜類を取り分けておけば、ブレンダーを使ってあたたかいうちに離乳食が作れます。
裏ごしするよりも舌触りがなめらかになるので、赤ちゃんがごっくんしやすいという声も。ブレンダーは離乳食づくりに苦戦しているパパやママにとって欠かせないお助けアイテムの1つとなっていますよ。
ブレンダーで簡単!離乳食初期レシピ5選
ここではブレンダーで簡単に作れる、離乳食初期におすすめしたいにんじんレシピをご紹介します!
1.トロトロにんじん
電子レンジとブレンダーで作れる基本のにんじんペースト。ブレンダーを使うことでよりなめらかな舌触りに仕上がります。たくさん作って冷凍保存しておくのもいいですね。
2.にんじんジャム
にんじんとりんごを電子レンジで加熱し、ブレンダーで混ぜるだけのお手軽レシピ。きな粉の香ばしさが加わって、上品な味わいに仕上がります。りんごの水分でもとろみがつきますが、飲みこみにくい場合は白湯を足してあげましょう。
3.キャベツにんじん玉ねぎのペースト
裏ごしが大変なキャベツも、ブレンダーを使えば簡単に滑らかになります。野菜のゆで汁は野菜スープとしても利用可能。野菜ペーストも野菜スープも、冷凍しておくといろいろな離乳食に活用できます。
4.豆腐のポタージュスープ
すり鉢ですりつぶした豆腐をベースにしたポタージュスープ。にんじんをブレンダーにかけてデコレーションに使えば、かわいいパーティーメニューが完成します。
5.にんじんとさつまいものリゾット
離乳食初期は、野菜と一緒にご飯もブレンダーでつぶすと簡単!にんじんとさつまいものうまみがあるので、コンソメがなくても十分美味しいです。さつまいもの量を増やすととろみがつくので、赤ちゃんの好みに合わせて加減してみてくださいね。
ブレンダーで作れる離乳食中期レシピ5選
離乳食中期になっても、ブレンダーの出番はあります!ただ、離乳食初期のようにしっかりすりつぶすのではなく、少し食感を残すといいですね。離乳食中期になると食べられる食材が増えてくるので、ブレンダーを使っていろいろな離乳食づくりにチャレンジしましょう。
1.野菜スープ
にんじんやトマト、だいこん、キャベツなどたくさんの野菜をブレンダーで細かくして煮るだけで完成するお手軽レシピ。ベビーフードのホワイトソースやコンソメ、和風だしなどを入れると味の変化も楽しめます。
2.ポテトキャロットのり塩味
おかゆのお供にぴったりの離乳食レシピ。焼きのりを柔らかくするための工程が面倒なら、青のりを使ってもいいですね。のりの風味が食欲をそそる一品です。
3.鶏そぼろのまとめ煮
にんじんといんげんの彩りがかわいい、もぐもぐ離乳食。そのまま食べても美味しいですし、おかゆやうどんのトッピングにも使えます。ゆで汁も保存しておけば野菜の栄養を余すことなく離乳食に使えますよ!
4.鶏ひき肉とかぼちゃのあんかけ風
電子レンジとブレンダーで完成するあんかけレシピは、かぼちゃとにんじんのやさしい甘さが特徴。鶏ひき肉のモソモソした食感をカバーするので、食感に敏感な赤ちゃんにもおすすめ。
5.クリームスープ
にんじん・白菜・ほうれん草・玉ねぎなど家にある野菜で作れる本格派クリームスープレシピ。ホワイトソースのコクが美味しい一品。おかゆやパンがゆに粉チーズと一緒にトッピングしても美味しいですよ!
*バターが多いので、作り置きしたソースを一食にどれだけあげるか注意してください。一食にバターは1 gが目安。レシピのバターの量を変えてもOKです。
離乳食後期もまだだ活躍!ブレンダーレシピ5選
離乳食後期は中期までと比べて、離乳食の形状にも気を配らなければなりません。おやきやパンケーキは赤ちゃんからも人気の高い離乳食。そんな離乳食に混ぜる野菜も、ブレンダーで下ごしらえすれば大幅に調理時間を短縮できます!
1.にんじんバナナケーキ
にんじんとバナナをブレンダーで混ぜ合わせることで粒感がなくなり、食感がとてもよくなるレシピ。炊飯器で焼くため油は不使用。手も汚れにくいので、外出時のおやつにもおすすめです。
*材料のホットケーキミックスは無添加のものがおすすめです。
2.野菜のコーンポタージュ
ゆでたコーンをブレンダーでつぶすことで、口の中に残りがちなコーンの皮も上手に食べられます。コーンの甘みがあるので、コンソメがなくても十分美味しいレシピ。お好みに合わせて野菜を変えると、離乳食のレパートリーが一気に増えます。
3.にんじんと玉ねぎの焼きドーナツ
100円ショップのドーナツ型を使った簡単レシピ。ドーナツの形をしていますが、おやつではなく立派な離乳食。かぼちゃやさつまいもを加えれば大人にも美味しいスイーツになる、応用力が高いレシピです。
*材料のベーキングパウダーはアプリ「ステップ離乳食」では紹介していませんが、離乳食後期であれば食べられる食材です。
4.米粉パンケーキ
ノンオイルでヘルシーな、にんじんとバナナを使ったパンケーキ。生地を薄めに伸ばすと約2分で焼きあがります。にんじんやバナナの水分量によってどうしても生地が厚くなってしまうことも。そんな時は焼き色がついたら皿に移し、電子レンジで加熱するのもおすすめです。
5.玉ねぎとにんじんの鶏つくね
鶏肉と玉ねぎとにんじんをすべてまとめてブレンダーでつぶして丸めるだけのお手軽レシピ。ディップソースを用意すれば、家族用の朝食や夕食のおかずにも使えます。鶏むね肉は脂が少ないので焦げ付きには注意!弱火でじっくり火を通しましょう。
ブレンダーで調理を楽しみましょう
ブレンダーを使うのは離乳食初期くらいと言うママもいますが、離乳食期間中はもちろん、離乳食完了後も意外と出番は多いもの。
離乳食の調理以外でも、スムージーなどのドリンクづくりはもちろん、生クリームの泡立てや肉や魚のミンチづくりにも使えます。
最近は2,000円以下で購入できるブレンダーも増えてきました。そのため、離乳食の調理セットと一緒に購入するパパ・ママも増えています。
ブレンダーはあらゆる食材を簡単に食べやすくする優秀な調理器具。たくさん活用して、離乳食づくりを楽しむ余裕が持てるといいですね。
Photo by Photo AC