ここでは「卵(たまご)」に関する離乳食のお悩みをママびよりの管理士栄養士がお答え致します!
管理士栄養士のプロフィール
山口真弓
管理栄養士、健康咀嚼指導士。2児の母。所沢市内でママとベビー&キッズのための料理教室「スマイル☆キッチン」を主宰。無料LINEレッスン ママが「今」出来ること配信中。
コラム執筆、レシピ提供、児童館主宰の料理教室の講師など幅広くフリーで活動。近著に『管理栄養士ママが教える!子どものからだとこころが育つ!6歳までの食事のホント』、『作り方・進め方が1冊でわかる 【決定版】はじめてのおいしい離乳食』。
ブログURL
https://ameblo.jp/sanshokukenbi/
▼目次で疑問点をチェックしてね▼
この記事の目次
- 【いつから】
- 卵白はいつからあげていいのですか?
- 【進め方】
- 卵白(全卵)をあげ始めるときは、卵白のみと全卵どちらをあげるのがいいのでしょうか。
- 卵を与え始めました。少量ずつしかあげられないので残りを保存したいのですがどうすればいいですか?
- 卵は早めにあげてみた方がいいのか悩んでます。大丈夫な食材が少なくても卵は少量ずつ食べさせて大丈夫でしょうか?
- 卵の黄身から食べ始めたとき、毎日黄身の量を増やして食べさせていいのですか?
- 卵黄をクリアした後、卵白を試すとアレルギー反応が出て検査で陽性でした。今後どのように卵をあげればいいでしょうか。
- 卵を毎日茹でると消費するのが大変そうだなと思うのですが、うずらの卵でも問題ないのでしょうか?
- 【調理方法】
- 白身のアレルギーがないか確認するときは、ゆで卵以外の調理法ではだめですか?
- 【レシピ】
- 全卵を食べられるようになりました。おすすめのメニューを教えてください。
- 管理栄養士監修【ステップ離乳食アプリ】で離乳食の進捗を管理しよう!
【いつから】
卵白はいつからあげていいのですか?
離乳食中期の段階で全卵1/3までとなっているため、全卵の開始つまり卵白の開始は卵黄がクリアになれば始めてもOK。
卵黄は、離乳食初期のタンパク質 大豆製品や白身魚などに慣れてからスタートして良いです。
【進め方】
卵白(全卵)をあげ始めるときは、卵白のみと全卵どちらをあげるのがいいのでしょうか。
全卵だと卵白の量がわかりづらい場合は最初は卵白だけをあげるといいでしょう。
卵を与え始めました。少量ずつしかあげられないので残りを保存したいのですがどうすればいいですか?
ゆで卵の卵黄は冷凍保存することができます。
一回に食べる量をラップに包んで保存するといいでしょう。
固茹でした卵白は冷凍保存できません。
全卵が食べられる場合、錦糸卵を作ると冷凍保存ができ1~2週間持つので便利ですよ。
卵は早めにあげてみた方がいいのか悩んでます。大丈夫な食材が少なくても卵は少量ずつ食べさせて大丈夫でしょうか?
--質問の続き--
6ヶ月で離乳食を開始して、途中下痢になったりインフルエンザに罹ったりでなかなか進まず、8ヶ月にして未だペースト状のものを小さじ2、3位ずつあげています。
離乳食を始めて3週間程したら、固ゆでの卵黄から試してみてください。
他に食べられるものが少なくても問題ありません。
初めは耳かき1杯程度にし、アレルギーの心配がないか注意深く見守ってあげてください。
卵には成長に必要な栄養素が豊富に含まれていますので、まずは試してみましょう。
また、まだペースト状とのことですが、段階を踏んで形のあるものも食べられるようになっていきますので、焦らずに進めましょう。
ただ、量は増やしていってくださいね。
卵の黄身から食べ始めたとき、毎日黄身の量を増やして食べさせていいのですか?
食べ始めは毎日ではなく1~2日おきに徐々に増やしていくと良いでしょう。
卵黄をクリアした後、卵白を試すとアレルギー反応が出て検査で陽性でした。今後どのように卵をあげればいいでしょうか。
主治医の先生とよく相談して、食べられる範囲を決定してもらいます。
検査の結果だけで判断したり、思い込みで除去を広げたりすることがないようにしましょう。逆に、鶏卵は加熱による変化が大きく、加熱時間、加熱温度、鶏卵の量によって症状の出やすさが大きく異なるため、食べられる範囲を広げていくときも十分注意します。
鶏卵除去をしながらも食べられるもののなかで、代わりとなる主菜になる肉、魚、大豆製品、乳製品などでたんぱく質をしっかりとり、主食、主菜、副菜を組み合わせ、バランスのよい食事から十分な栄養素をとることを心がけましょう。
調理の工夫として、肉料理のつなぎをすりおろしたいもやでんぷんなどで代用したり、揚げものの衣は水とでんぷんの衣で代用したり、お菓子やケーキなどは重曹やベーキングパウダーでふくらませることで鶏卵を使用しない食事が可能となります。
卵を毎日茹でると消費するのが大変そうだなと思うのですが、うずらの卵でも問題ないのでしょうか?
うずらは基本的には鶏卵と同じ扱いです。
鶏卵を黄身も白身も問題なく食べられているのであれば、火を通して与えても大丈夫でしょう。
念のため初めて食べるのでしたら、少量からはじめてみましょう。
【調理方法】
白身のアレルギーがないか確認するときは、ゆで卵以外の調理法ではだめですか?
卵料理の中でも卵焼き、オムレツは見た目上しっかり加熱したつもりでも火が通ってない場合があります。
生卵はアレルゲンが強くでる可能性が高いので、炒り卵や煮込み料理でしっかり加熱することをオススメします。
また卵を溶くときに泡立て器で卵白をしっかり切るように混ぜると、固まりがほぐれてまんべんなく加熱しやすくなりますよ。
【レシピ】
全卵を食べられるようになりました。おすすめのメニューを教えてください。
スクランブルエッグや卵焼き、茶わん蒸しなどにしてあげていただくのがおすすめです。
また、錦糸卵にすると冷凍保存が可能です。錦糸卵は小分けにもできるので便利。
保存期間は1〜2週間を目安に早めの消費を心掛けましょう。
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