ここでは、豆腐や納豆などの「大豆製品」に関する離乳食のお悩みをママびよりの管理士栄養士がお答え致します!


管理士栄養士のプロフィール

山口真弓


管理栄養士、健康咀嚼指導士。2児の母。所沢市内でママとベビー&キッズのための料理教室「スマイル☆キッチン」を主宰。無料LINEレッスン ママが「今」出来ること配信中。


コラム執筆、レシピ提供、児童館主宰の料理教室の講師など幅広くフリーで活動。近著に『管理栄養士ママが教える!子どものからだとこころが育つ!6歳までの食事のホント』、『作り方・進め方が1冊でわかる 【決定版】はじめてのおいしい離乳食』。


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▼目次で疑問点をチェックしてね▼


この記事の目次

【食材の選び方】

木綿豆腐と絹ごし豆腐はどちらを選んだらいいですか?

ゴックン期では水分が多く、舌触りがなめらかな絹ごし豆腐から与えていきます。


噛む力がついてきたら木綿豆腐を与えてみましょう。


また、冷凍する場合は、木綿豆腐より絹豆腐の方が解凍時になめらかになりやすいため、絹豆腐を用います。


高野豆腐はどんなものを選んだらいいですか?ほとんどのものに重曹が入ってますが大丈夫ですか?

食品に使われている重曹が気になるかどうかは、個人個人の考え方によるものと思っています。


私個人的には食べる量も考えると、そこまで神経質にならなくても良いのではないかと思っています。


スーパーなどでは添加物を使用していない高野豆腐を見つける方が難しいかもしれませんね。


ネット通販などでは少々高価ですが、昔ながらの作り方をした無添加のものもあるようですよ。


【進め方】



大豆製品の与え方で注意すべきことは?

大豆はたんぱく質が豊富でアレルギーの出やすい食材で、それを主原料としている大豆製品も対象となります。


それぞれの大豆製品で使える時期などが異なっているのは、離乳食に向いた形状かということ(ペースト状にしやすいなど)や、消化吸収のしやすさ、そこに含まれるアレルゲンの量が違うため、大豆以外の原材料が含まれているためなどが挙げられます。


豆腐が大丈夫だったから、例として豆乳も大丈夫ということはありません。どの食材もあまり焦りすぎず、初めて食べさせるときは慎重に、まずはひとさじから。食後はしばらく体調に変化がないかよく観察してあげることが重要です。


家族が大豆アレルギーです。最初のタンパク質として大豆をあげても大丈夫でしょうか?

アレルギーは必ず遺伝するわけではありませんが、遺伝と環境によって発症すると言われています。


試してみてもいいですし、心配であればカレイやしらすでタンパク質を補ってもいいでしょう。不安が大きければ離乳食中期から挑戦しても遅くはありません。


どの食材を試すときも小さじ1からはじめ、様子を注意して見てあげてくださいね。


納豆をあげるときの注意点はありますか?

納豆はモグモグ期から食べられるタンパク源です。モグモグ期には舌でつぶせる硬さが目安です。


はじめは潰したものかひきわり納豆を加熱して使います。納豆がひたひたにかぶるくらいの水を入れれば、電子レンジでも簡単に加熱できます。


調理法としては、ひき肉と混ぜて納豆ハンバーグにしたり、粉や野菜と混ぜ合わせておやきにするのもおすすめです。


ねばりが苦手な場合はお湯で洗うとサラッとして食べやすくなります。


モグモグ期の食事のタンパク質が大豆製品に偏ってしまいます。アレルギーの心配が増すでしょうか?

まだまだ食べられるたんぱく質源が多くないこの時期は大豆製品が多くなってしまうこともありますね。


この時期は1回に使う分量を豆腐なら30gほど、お魚やお肉なら10gほどにしましょう。もし2種類使いたいという場合はそれぞれ半分の量にするなどして、たんぱく質源の量に注意が必要です。


【トラブル】


豆腐や葉物野菜をすぐにべーっと出してしまいます。口には入れますが飲み込んでいないまま2日続けて食べましたが、その食材はクリアで大丈夫でしょうか?

アレルギーには様々な種類がありますが、消化管で吸収されることによって発症する食物アレルギーと口腔の粘膜で発症する口腔アレルギーがあります。


中にはアレルギーではなく、皮膚に触れたことによるかぶれなどの場合もあります。


飲み込んだときにアレルギー症状が出る場合も考えられるので、今

後も注意して観察を続けるのをおすすめします。


豆腐アレルギーではないのですが、豆腐を食べると必ず吐いてしまいます。豆腐が体に合わないのでしょうか?

吐いてしまうのは大豆製品の中でも「豆腐」だけでしょうか。また、形状に関わらず吐いてしまいますか?


もし豆腐だけであるなら体に合わないのかもしれません。


豆腐にもデンプン質で固めていたり添加物が含まれているものもあるのでそういったものに反応している可能性もあります。


コンスタントには与えず間を空けて食べさせてみましょう。ゆっくり焦らずに進めてみてくださいね。


離乳食初期の頃から、豆腐を食べて約3時間後に嘔吐します。

---質問の続き---

他の症状はありません。
調味料として、少しの味噌や醤油は問題ないです。納豆(ひとさじ)は嘔吐はありませんでしたが、グズっていたので気持ち悪かったかもしれません。お豆腐による嘔吐の相談をお受けになったことはございますか?あまり周囲におらず、情報があまりありません。大豆アレルギーを考えたほうがよいでしょうか?


アレルギー反応のひとつとして、嘔吐や腹痛の症状を訴えることもあります。


一度病院へ相談に行って調べてもらうことをお勧めします。ですが、お豆腐の場合は月齢が上がれば大丈夫になるということも多くある食材です。


実は私の娘が離乳食初期に初めてお豆腐をあげた際、えずいて大泣きし、そのあとほんの少しですが発疹もできました。


アレルギーかもしれないと思いましたが、それまで保育園栄養士として見てきた子たちの中で、お豆腐に関しては月齢が上がるにつれ問題なく食べられるようになる子が多かったため、3か月ほどあげるのをやめて様子を見ることにしました。9か月くらいになった時にもう一度ほんの少し食べさせたところ、喜びはしませんでしたが、えずくことなく食べました。


発疹もでず、それからは特に反応が出ることもなかったという経験がございます。(その後も暫くはお豆腐は好きではありませんでしたが)月齢ごとに食べられると言われる食材も個人差がありますから、アレルギーがなくても体がまだ受け付けないということもあるようです。


高野豆腐を初めて食べさせてから、翌日ぐらいに舌の一部が赤いことがわかりました。一旦やめたら、落ち着きました。アレルギーでしょうか?

毎回、大豆や大豆製品でそのような症状が出るのであれば、アレルギーの可能性はあります。


また食べさせたときの体調が悪いと、何かしら症状がでることもあります。


ただ知らず知らず別の疾患にかかっていることも否定できないので、小児科で診てもらうといいと思います。


【調理方法】


豆腐の加熱は、何ヶ月まで必要でしょうか?

離乳食が完了するまでは加熱する方が安心だと思います。


冷凍したら固くなってしまいます。どうしたらいいですか?

豆腐を冷凍すると水分が抜けてパサパサした食感になるため、離乳食で使う豆腐の冷凍保存はおすすめできません。


豆腐の冷凍保存の仕方としては、炒り豆腐にしてしっかり水分を飛ばし、冷ましてから冷凍します。


使用する時は自然解凍か凍ったまま調理して大丈夫です。


いつも裏ごしして与えてますが ごっくん後期だと裏ごしをしたほうがいいんでしょうか

お子さんの様子を見て、歯茎で押し潰して食べられそうなら、スプーンの裏で潰してあげ、与えてみていってもいいと思います。


高野豆腐は、1食あたり何個ずつすりつぶしてあげるのが適当ですか?

タンパク質は離乳食の完了期(普通食)を食べられる時期には1回で約30gを目安に摂取します。


それを目安に離乳食時期から徐々に増やしていきます。


離乳食の高野豆腐であれば、戻して1/6コ分ぐらいを目安にするといいですよ。


Q&Aは

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