「我が子をかしこい子供に育てたい!」そう願うパパやママは多いですよね。


しかし我が子と言えど、そのすべてを理解することは不可能。


子供とけんかしたり、育児への不安を抱いたりすることもありますよね。


そんなとき読みたいのが、子供の教育についてのノウハウを掲載している教育本。


そこで、今回は数ある教育本の中から多くのパパ・ママに支持されているおすすめの教育本を12冊厳選してご紹介します。


この記事の目次

子供の教育や育児にまつわる本の選び方


子供の教育に失敗しないために育児書を買ってみよう!と思って通販サイトを覗くと、数えきれないほどの教育本が並びます。


私たちが子供だった頃とは違い、子供の教育も情報収集力が重要とされる昨今。教育の最新情報をまとめた本が毎月たくさん出版されています。


「著名人がSNSで紹介していた」「有名な教育評論家が執筆」など、教育本を選ぶ基準はさまざま。


ただ、手に取った教育本1冊で、教育方針が大きく左右されることもあります。


パパ・ママの考え方に、そして何よりも子供に合う教育方法が記載された本をじっくりと選んでみましょう。


今抱えている不安や悩みを整理しよう


子供の教育に関する本を探すときは、まず自分が求めている情報を整理し理解しておきましょう。


通販サイトや書店に行くと、どうしてもベストセラー本が目を引きます。


評価が高いとつい手を伸ばしたくなりますが、本当にその本に求めている答えが書かれていますか?


子供の教育方法や悩みがあるなら、その具体的な解決策が書かれている本を選ぶことが大切。


具体的な悩みはないけれど、なんとなく不安…。


そんなパパ・ママならベストセラー本や育児のノウハウを漫画で楽しく描いた本を選んでもいいですね。


最後まで読めそうな教育本を探そう


せっかく買った教育本なのに、なかなか読み進められないという話をよく耳にします。


教育本は子供に関わるすべての人を対象に書かれていますが、やはり難易度がまちまち。


「幼稚園受験を目指しているパパ・ママ向け」「のびのびと教育したいパパ・ママ向け」といったように、メインターゲットが異なることで同じことを伝えるにしても表現方法が大きく違ってきます。


気になる本があれば1冊1冊手に取って、表紙の雰囲気や冒頭数ページを読んでみて、最後まで読めそうか確認するといいですね。


冒頭5ページくらい読んで、「続きが気になる!」と思わない本は読了できないことが多いように感じます。


まずは背伸びをせず、「無理なく最後まで読める!」と確信できる教育本を探してみましょう。


教育本があれば教育方針に自信が持てる


教育方針は家庭ごとに異なって当然。それなのに、自身の教育方針が「絶対」だと考えているパパ・ママもいます。


「それはちょっと違うんじゃない?」「○○くんはもっとこうした方がいいと思う」


子供の教育やしつけについて指摘されたとき、支えになるのが教育本です。


インターネットでも教育の情報は得られますが、さまざまな人が情報を発信しているので余計不安が増すことも。


しかし、ほとんどの教育本は著者1人が1冊の本を書きあげているため、方針が一貫しています。


そのため、教育方針に迷ってしまったときも本を開くだけで軌道修正が可能。


パパ・ママの教育方針が一貫していれば、子供も安心してのびのび育ってくれますよ。


子供を育てるママたちにおすすめの教育・育児本10選


ここからは具体的に子供の教育に役立ったと好評の教育・育児本をご紹介。


先述の通り、全てのおすすめ教育本を読めばいいというわけではありません。


ここでおすすめする教育本の中から、今抱えている悩みに寄り添った教育本を選んでみてくださいね。


子供の生活に悩みがあるとき読みたい育児本


「子供の寝かしつけに苦戦している」「子供の食生活について知りたい」など、子供の生活に悩みがあるときに読みたい教育本をご紹介します。


全てを参考にするのはたいへんなので、気に入ったアイデアを1つずつ生活に取り入れてみましょう。


1.寝かしつけのコツがわかる『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』


2011年に発売されて以来大人気の1冊。


寝かしつけに悩むパパ・ママは多いのに、寝かしつけに特化した育児本はあまりありませんよね。


日本の風習に合わせて寝かしつけのコツを解説しているので内容も実践しやすいです。


読んだその日から実践できるコツも多いので、ぜひ参考にしてみてください。


もっと出会いたかった!


寝かしつけの方法だけじゃなく、赤ちゃんの気持ちを少し理解できて赤ちゃんへの向き合い方が変わりました!!


寝かしつけも今ではバッチリです☆


最初は大変だったけど,慣れるとちゃんと時間とおりです眠ってくれるようになりました。やり続けることが大切。


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2.食事から子供の教育を考える『成功する子は食べ物が9割 』


「子供がよく食べてくれるメニューばかり作ってしまう」

「子供のおやつにはお菓子とジュースをあげているけど大丈夫かな?」


こんな悩みを抱えているパパ・ママは多いですよね。


子供の成長に欠かせない「食」は、実は子供の発達にも関わりが!


20年後に後悔しないための食育を始めてみませんか。


実は私の息子は朝が弱くいつもイライラ。貧血と思い込んで暮らしていました。


しかしこの本を読んでから、意識してたんぱく質を増やしたら朝から元気に!


食が細いので食べられないときはジュニアプロテインを使うなど工夫してたんぱく質摂取を心がけています。


色々な本読みあさるより、この本をしっかり読めば栄養や子供の発育に大事なことは、全て網羅しているんじゃないかなと思いました。


家族の食生活を支えることへの責任をポジティブに感じることができました。


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子供の学習方法に悩みがあるとき読みたい育児本


早期教育の重要性が叫ばれる昨今、0歳から教育を始めるという家庭も少なくありません。


ただ、やみくもに知識を詰め込む教育の危険性にも注目されており、家庭での教育のやり方がますます難しくなってきました。


そんなときは人気のある教育方針の解説本や子育て体験記を読むのがおすすめ。


学習面に関しては、複数の本の「いいとこどり」をしてもいいですね。


1.自主性を育む『モンテッソーリ教育で伸びる子を育てる!』


今や世界各国で実践されている「モンテッソーリ教育」についての教育本です。


この本の特徴はモンテッソーリ教育についてただ推し進めるだけの内容ではなく、メリットとデメリットの両面についてわかりやすく書かれていること。


「モンテッソーリ教育ってなんだろう?」という段階のパパ・ママでも読み終わるころにはモンテッソーリ教育のいろはを習得。


モンテッソーリ教育を導入している幼稚園・保育園に子供を通わせている方にもおすすめです。


日本の教育という環境の中でどのように家庭に取り入れたらいいのかが具体的にわかりやすく記載されており、我が家でもすぐに実践できそうです。


「親の心得8か条」は特に参考になりました。


この著者はこれからの社会は大きく変わるという事を見据えて、その社会で生き残れる、自己肯定できる子どもを育てる教育を示してくれています。


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2.優秀なママにも悩みがあった『東大・京大に合格する子は毎朝5時半に起きる』


3人の子供の内、2人は東京大学理科Ⅰ類と京都大学理学部にそれぞれ現役合格させた母学アカデミーの河村京子氏の人気著書。


一見華々しく育児を成功させたように見えますが、実はたくさんの努力をされています。


そんな筆者が実際に効果があったと感じた教育方法を等身大の目線で書かれている本書は、かしこい子供を育てたいパパ・ママ必携の一冊。


「優秀なママでもこんな苦労をしていたんだ…」と思うと、育児の悩みも少し軽くなりますよ。


たくさん文字や言葉を覚えたり計算が出来るよりも、自分で考える力を身に付けることの大切さを実感しました。


私の人生を楽しく生きれるように変えてくれた本と言っても過言ではないと思います。


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3.学力よりも大切なこととは?『世界最高の子育て』


世界水準の教育について関心のあるママへおすすめしたい1冊がこちら。


「なぜハーバード大学は、テストが満点の学生を合格させなかったのか?」


一流の学校が評価するのは学力ではなく本人の考える力だったのです。


国際化が進んだ未来を生きる子供にいま必要な教育とはいったい何なのか。


その答えが具体例とともにわかりやすく書かれています。


こういう考え方ではない親にとっても、新しい1つの子育て方針へ扉を開く可能性を生むんじゃないかと思います。


家庭の中で気軽に実践できるポイントが
いくつも記載されているので、大変参考になります。


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4.パパ・ママが夢中になる!『マシュマロ・テスト:成功する子・しない子』


「マシュマロをすぐ1個もらう?それともがまんして、あとで2個もらう?」


この質問に対する答えで、その子供の将来が大きく分かれることをご存知ですか?


本書ではこのテストの考案者でもあるウォルター・ミシェルがヒトの自制心と成功の関係についてわかりやすく解説してくれます


子供の教育のために読んだけれど、本来の目的を忘れ夢中になって読み進めたというパパ・ママも多いベストセラー。


自ら目標を設定し、その目標に向かって自制心を働かせ進んでもらえる子に育てたい親にはおすすめの一冊。


子を持つ親としては面白く読ませていただきました。


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子供のしつけに悩んだときに読みたい育児本


「子供を注意すると余計悪さをする」「上手な叱り方を知りたい」


子供のしつけはやり方と加減が重要。


小さい頃は叱っても忘れると思いきや、0歳ごろパパ・ママに叱られた経験が性格を左右することもあります。


精神的に安定した子供に育てたいなら、しつけにまつわる本は読んでおきたいですね。


1.後悔しないために読もう『子育てで絶対やってはいけない35のこと』


3人の息子全員をスタンフォード大学へと進学させたアグネス・チャンさんが提案する教育本。


児童心理学と教育学を学んだ彼女が自身の育児を通じて「子育てで絶対にやってはいけない」と考える35のことをていねいに解説してくれます。


「やること」と同じくらい「やらないこと」の大切さを痛感できる一冊。


理想の子供に育てたい!そんな思いでがむしゃらだった時にこの本に出会い、たった35個の「やってはいけないこと」に気をつければいいんだ…と思うとふっと肩の力が抜けたのを今でも覚えています。


がんばりすぎているなと感じる友達にも何度かプレゼントしました。


アグネスの文章と、その子育てに関する息子さんの感想や思い出、役に立ったかどうかなど、セットになっていて、読んでいて飽きないおもしろい構成だなと思いました。


本全体もよかったが、息子の視点がなかなかよかった。アグネスも、息子さんも、どちらも、知性を感じた。


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2.付箋とマーカーを用意して読みたい『子どもが育つ魔法の言葉』


「子は親の鏡」という世界10カ国で親しまれている教育の知恵について書かれている本です。


これから子育てをする人だけでなく、今まさに子育て中のパパやママにも読んでほしい1冊。


何度も読み返したくなる言葉がいくつも登場するので、付箋やマーカーを用意して読み進めるのもいいですね。


子育てを終え、孫たちを見ていると、この本の言っていることが実感として理解でき、共感できるのです。


読んで共感、そして反省したり、ヒントがあったりで育児して悩んでる私には心のサプリメントかな。


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3.新米パパ・ママの教育バイブル『子どもはみんな問題児。』


あの絵本の名作「ぐりとぐら」の作者でもある中川李枝子氏が、がんばるお母さんたちに伝えたい子供の本質や育児について書いた1冊です。


かつては保母としてたくさんの子供たちと長い時間を過ごしてきた中川氏の言葉に、励まされるパパ・ママ続出!


思わず声を出して「うんうん」とうなずいてしまうような、新米パパ・ママの教育バイブルです。


中川さんの言葉に全ての子供に関わる人たちは、きっと癒されていくと思いました。とてもいい本です。 


とても読みやすく、心にスッと言葉が入ってきます。


子育て中の新米ママですがとても気持ちが楽になりました。


我が子との接し方にも余裕が出てきそうな気がします。


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4.育児の悩みをスパッと解決!『子育てハッピーアドバイス』


医師、そしてカウンセラーとして活躍中の明橋大二氏が、子育ての不安を1つ1つ解決する人気の教育本。


ママたちの気持ちに寄り添った言葉は、素直に心に響きます。


毎日の育児になんだかヘトヘト…というママの心もきっと軽くなるはず。


こちらの本はパパ向けもあるので、ぜひ夫婦で読んでみてくださいね。


実はこの本は私が初めて買った育児本。


次男を生んで手いっぱいだった時に手にし、「もっと明橋先生の考えが知りたい!」とTwitterのアカウントを取得しました。


そのくらい当時の私は育児に必死で、この本に出会えていなかったらどうなっていただろう…と思うくらい大切な一冊です。


可愛い絵で書かれたマンガが、子供の気持ちをわかりやすく表現していて、それに対して親はどう接するのかということもわかりやすかったです。


どうしてもイライラしてしまうときに読むと落ち着きます。


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2019年最新!今読みたい教育本はこの2冊


続いて、2019年に出版された教育本の中からおすすめの本を2冊ご紹介します。


2019年はパパ・ママが子供と接するときにどんな心持ちでいればいいのか、メンタル面を中心に解説した教育本が人気


読むとふっと肩の力が抜け視野が広がるような教育本は、育児だけでなく人づきあいに対する考え方を変えてくれるくらい影響力があります。


ぜひ読んでみてくださいね。


がんばりすぎなパパ・ママへ『頭のいい子の親がやっている「見守る」子育て』


中学受験のプロとして多数の教え子を難関中学合格へと導いた小川大介氏の教育本。


5000組以上の家族との面談を通して気づいた、頭のいい子の共通点を解説しています。


子供のために手取り足取り頑張っているパパ・ママに今すぐ読んでほしい、驚きの教育方法に学ぶことが多いです。


子供の学習方法に行き詰まりを感じている方にもおすすめ。


見守る育児がしたかったけれど、今まで出来なかった理由が分かった!これからは、見守れそうです。


自分自身が出来ていない点、改善したいと思う点も、素直に「なるほど」と受け入れやすい。


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ダメなママと思っている人へ!『「こんなママでごめんね」から卒業する本』


「こんなママでごめんね」そう思ったことが一度でもあるなら、ぜひ手に取ってほしい一冊。


ママはダメでも大丈夫、そう思えるようになる素敵な教育本です。


不安を抱きながらの育児は子供の成長にもよくありません。


子育て専門カウンセラーの一言一言を胸に留めながら読んでみてくださいね。


なんだか心がザワザワしてきて、さらにワークを進めたら、小さい時にたくさんガマンしていた自分を思い出して、たくさん涙が出ました。


自分責めばかりで、生きにくさを感じて生きてきた今の自分も 自分自身を知るきっかけにもなりました。


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教育本の内容はあくまでも「理想」


すてきな育児本に出会うと、「この本に書かれている内容を実践していこう!」とつい肩に力が入ってしまいがち。


しかし、子供の性格はもちろん、環境もさまざま。


教育本に書かれている通り育児が進むはずはありません。


「本に書かれていないことはしないで!」「本にはこう書かれていたのにどうしてあなたはできないの!」


そんな身勝手な言葉がけはくれぐれもしないでくださいね。


パパ・ママ・子供それぞれのいいところを活かしながら、上手に教育本の内容を取り入れていきましょう。


【番外編】幼児教育のノウハウを親子教室で学ぼう!


子供の教育本を読んでいても、いまいちピンとこない。


そんな時は一度本を置いて、教育現場の生の声を聞いてみませんか。


たとえば人気幼児教室の「ベビーパーク」。現在無料で参加できる親子教室を開催しており「気軽に参加できる!」とパパ・ママに大好評です。


同年代の子供を育てるパパ・ママの声や子供のことを知り尽くした先生の話はとても参考になりますよ。


今なら、親子教室に参加するだけでAmazonギフト券1500円分がもらえるキャンペーンも実施中。この機会にぜひ足を運んでみてくださいね。


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子供の教育に活かせる一冊を選ぼう


子供の教育方針をブレさせないために、力となってくれるのは良質な教育本です。


ただ、最初から「これ!」という一冊に出会うのは難しいもの。


何冊か読んでみて、ベースとなる教育本を選びましょう。


たくさん本を買うのはたいへんなので、図書館で借りるのもいいですね。


教育本は、パパ・ママの育児方針に新しい風を吹かせてくれる貴重な存在です。


子供のため、そしてパパ・ママのためにぜひ気になった本はどんどん手に取ってみてくださいね。


Photo by Photo AC ・ unsplash