誕生日のお祝いと言えばケーキですね。しかしハーフバースデーなど子供がまだケーキが食べられなかったり、アレルギーなどでケーキが食べられない子供さんもいらっしゃるでしょう。ケーキと一緒に写真を撮ろうとするも、本物のケーキはいつ崩されるかヒヤヒヤ…という場合もあるかもしれません。今回はそんなお悩みを解決する100円均一ショップのアイテムで作るフェイクケーキのご紹介です。


この記事の目次


フェイクケーキって何?どんな種類があるの?


フェイクケーキとは、食べられないケーキのこと。ダミーケーキやディスプレイケーキ、とも呼ばれています。結婚式や披露宴で花嫁の手作りウエディングアイテムとして人気だそうです。


もしかしたら、ご自身の結婚式でフェイクケーキを作られたママもいらっしゃるかもしれません。可愛くてフォトジェニックなフェイクケーキ。結婚式だけでなく、子供のお祝いでも手作りフェイクケーキにチャレンジしてみましょう。


クレイケーキ

フェイクケーキと言えば、粘土で作ったクレイケーキのことを指すのが多いようです。デコレーションのフルーツなども粘土で作る方法から、スポンジ部分のみ粘土で作るなど、バリエーションが多いのも特徴的です。


フェルトケーキ

フェルトで作ったケーキのこと。本物よりはおもちゃ寄りの見た目になります。しかし、フェルトケーキですと小さな子供が手に持って遊べます。子供のおもちゃ要素を大事にするならフェルトでケーキを作るのもおすすめです。


今回は100円均一ショップのアイテムで、筆者も紙ねんどで作るフェイクケーキ作りにチャレンジしてみました!

 

100円均一アイテムで作る!フェイクケーキ(クレイケーキ)の作り方

 

今回はDAISO(ダイソー)ですべて購入しました。


  • 材料
  • ・紙ねんど
  • ・紙ねんどのホイップクリーム
  • ・ヘラ(スパチュラ)
  • ・紙カップ(パーティーカップ)
  • ・装飾品(造花やイミテーションフルーツ)

今回は紙ねんどを使って、クレイケーキにチャレンジします。

ちなみに、筆者はお菓子作りで本物のケーキの調理経験はありません。紙ねんども小学校以来です…!

それでは、100円均一のアイテムでフェイクケーキを作っていきましょう。


1.紙カップに紙ねんどを塗る


まずは紙ねんどを紙カップに塗っていきます。


紙ねんどだけで大きいフェイクケーキを作ろうとすると、大量の紙ねんどが必要になる上、乾燥にも時間がかかり、重さもでてきます。紙カップを使うことで紙ねんどの使用量を減らしています。


ちなみに、紙カップよりもラッピング用の円筒形のギフトボックスの方がおすすめです。

今回は売り場にありませんでしたのでパーティーサイズの紙カップを使用。


2.紙ねんどの表面を整える


カップの部分がみえなくなるまで全面に塗り込んだら、ヘラなどで表面を整えます。

このとき、ヘラに水をつけてやると表面が滑らかになります。

しかし、水が多すぎると紙ねんどがぬるぬるになりますので、気をつけてください。



この状態で紙ねんどを一晩おいて乾かします。


子供が寝静まった後にひとりで作っていたのですが、テーブルに何もひかずにやったため、テーブルが紙ねんどまみれに…。

ゆるく絞った台拭きで、簡単にきれいになりますが、年度用のプレイマットになるようなものをひいて制作することをおすすめします。


3.紙ねんどクリームを絞る


一晩おくとしっかり乾いていました。

紙ねんどのホイップクリームを使ってデコレーションをしていきます。



こんな感じになりました。


4.装飾品をつける


デコレーションボールというふわふわした布製のぼんぼりと、リボンを巻いてみました。

本当のケーキと違い、トッピングやデコレーションでいろいろ楽しめるのがフェイクケーキならではです。


気に入らなければ、簡単にやり直しができる


フェイクケーキのいいところは、装飾が気に入らなければ何度もやり直せるところです。

紙ねんどのホイップクリームが固まる前に、取り除きます。


そして紙ねんどのホイップクリームの袋の上部をカットし、取り除いた紙ねんどを袋に入れなおし再利用します。


ミックスベリーのデコレーションキットを使ってシンプルなケーキに。



そしてもう一度、紙ねんどのホイップクリームを絞りなおして、造花とリボンで装飾。

文字通り花のあるフェイクケーキになりました。


普通の生クリームと違い、絞るのに少しコツがいるので慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんね。


紙ねんどクレイケーキのおすすめポイント4つ


作り終えてフェイクケーキのメリットが見えてきました。


100均で材料が揃えられる

100円均一でフェイクケーキ作りのアイテムがすべてそろうのは、コスパ的に嬉しいポイントです。ただし、今回のように装飾品を何パターンも購入すると、コストも高くなります。

フォトジェニックを狙うなら、お部屋の雰囲気やそのほかの撮影小物とイメージをある程度合わせてから、装飾品は購入しましょう。


装飾のアレンジが楽しめる

リボンをケーキ本体に巻くなど本物のケーキではできない装飾が楽しめるのは、フェイクケーキの魅力です。

また、装飾も紙ねんどが固まるまではある程度やり直しがききます。


子供が少々触っても大丈夫

1歳くらいの子供は、少し目を離したすきにとんでもない速さで動くことがありませんか…?我が家はよくあります。今回もフェイクケーキを見つけるや否やすぐに寄ってきました。


しかし、本物のケーキではないので、ちょっと触ったぐらいでは崩れません。また装飾品がとれたくらいならすぐにリカバリーできます。


いろんなポーズで一緒に写真が撮れる

本物のケーキですと、小さい子供だと触らないかハラハラしながらの写真撮影になるでしょう。そのためケーキと一緒に映る子供の写真がない、撮影したけどブレブレである、なんてことも。

しかし、フェイクケーキなら多少触っても大丈夫な上に、置き場所も問いません。床の上に置いて、その横に子供を寝ころばせながら撮ることも可能です


食べられるフェイクケーキもいかが?


ケーキは年齢やアレルギーなどで食べられないけど…でもどうしても食べれるものがいい、という方はケーキに見立てた料理でお祝いしてはいかがでしょうか。


おすすめは寿司ケーキ

3歳ぐらいの幼児さんにおすすめしたいのが、寿司ケーキ。ちらし寿司をケーキのスポンジに見たてて、寿司のネタをはさんだり、トッピングをするだけ。甘いものが嫌いなパパの誕生日祝いでも喜ばれるかもしれませんよ。


スパニッシュオムレツをケーキに見たてるのも◎

他にも丸い形で焼いたスパニッシュオムレツをケーキに見たてるのもいいですね。炊飯器をつかえば、ひき肉をつかったハンバークケーキも楽しめますよ。


フェイクケーキで子供の誕生日祝いを


子供のお誕生日。プレゼントの準備も大切ですが、手作りでお祝いの用意をするのも素敵なことだと思います。フェイクケーキは本当に簡単に作れますので、是非皆さんチャレンジしてみてくださいね!