結婚して家族が増えると増えるのが「食費」。特に子育て期の頃は「離乳食」や「幼児食」と子供に合わせて作るものが増え、食費もかさみがち。かといって食費を削るべく格安スーパーめぐりや節約料理を手間暇かけて作る時間はない…!できれば時短で作りたい…!そんな方にはコープの宅配がおすすめです!


この記事の目次


家計における食費は2割~3割程度!


食費の節約の前に、まずはご家庭の食費の割合についてみていきましょう。


家計(消費支出)における食費・食糧費の割合(%)のことをエンゲル係数と言います。一般的にエンゲル係数が低いと、生活水準が高いと考えられています。


エンゲル係数の目安

年間収入300万円の人はエンゲル係数が30%程度
年間収入760万円の人はエンゲル係数が25%程度
年間収入が1,400万円の人はエンゲル係数が20%程度

※上記は2017年の総務省統計局の家計調査を参考に簡略化。
(正しくは収入300万/30.1%、収入759万/25.1%、収入1,441万円/21.4%)


「収入」と「手取り」は違うので要注意

収入から税金や保険料などをひかれた額が手取りです。実際に手にするお金が手取り、です。
収入額にもよりますが、サラリーマンであれば収入からおおよそ2~3割程度引いたものが手取りになります。


節約するなら手取りでエンゲル係数を考えよう!食費の目安


食費の節約を考えるのなら、収入ではなく、手取りから考えるのがいいでしょう。


例)年間収入が1,400万円の場合

年間収入からみた毎月の食費の予算
1,400万円÷12×0.2 = 23.3万円


手取りからみた毎月の食費の予算
1,400万×0.7 =  980万円
※税金や保険料などを年収の3割負担として考えています。

980万円÷12×0.2 = 16.3万円


毎月の食費は16.3万円以内に。

 

例)年間収入760万円の場合

年間収入からみた毎月の食費の予算
760万円÷12×0.25 = 15.8万円


手取りからみた毎月の食費の予算
760万×0.75 =  570万円
※税金や保険料などを年収の2.5割負担として考えています。

570万円÷12×0.25 = 11.8万円


毎月の食費は11.8万円以内に。

 

例)年間収入300万円の場合

年間収入からみた毎月の食費の予算
300万円÷12×0.3 = 7.5万円


手取りからみた毎月の食費の予算
760万×0.8 =  240万円
※税金や保険料などを年収の2割負担として考えています。

240万円÷12×0.25 = 6万円


毎月の食費は6万円以内に。

 

非常にざっくりした計算ではありますが目安になります。
ご家庭の収入状況と照らし合わせて食費の割合を計算してみましょう。


食費がかさむ子育て世代の「お買い物」の罠


食費がかさむのには理由があります。もちろん外食を頻繁にしていたら当然のことですが、外食を控えているのに食費がかさむご家庭も多いはず。その理由は「お買い物」にありました。


仕事終わり:お腹が空いた状態で購入

ワーキングマザーのママたちは仕事終わりにお買い物に行く方もいらっしゃるでしょう。仕事終わりは頑張った分だけお腹が空いていることも多いはず。

空腹の状態だとあれもこれもおいしそうに見えて、ついつい多めに買ってしまうことに繋がります。


子連れでお買い物は正確な判断ができない

子連れお買い物あるあるなのですが、子連れでお買い物に行くと判断力に欠くことが多くなります。


・子供が騒ぐ

・子供が余計なものを欲しがる


子供に注意を向けながらの買い物なので、どうしても正確な判断ができないことがあります。


お惣菜を買ってしまいがち

夕ご飯のメニューを考えながら、食材を物色しているとお惣菜でそのメニューがあると、帰宅後の調理の手間が省ける分、お惣菜を買ってしまうことも。時短にはなるものの、食費がかさむポイントです。


家にある食材が思い出せない

買い物中に「あれ、家に卵あったかしら?」と悩むこと、ありませんか。

冷蔵庫の中やパントリーの在庫を常に把握するのは意外とむずかしいもの。

また、子連れでのお買い物だと、子供に注意を配りながら思い出す作業をしなければなりません。

筆者はだいたい思い出せず、在庫を抱える、反対にストックすらない、ことがあります。


タイムセール・割引シールに飛びついてしまう

タイムセールや割引シールなどの「お買い得」情報に飛びついて購入するも、使いきれなかった、賞味期限切れになってしまった、と食品廃棄率を上げるだけになることも。


コープの宅配サービスならお買い物が不要!節約&時短のポイント

筆者撮影


そんなお買い物の罠に引っかかることなく、食費を節約するのにおすすめなのが「宅配サービス」です。筆者は妊娠中から「コープデリ」を愛用しています。


今回はコープデリを使った時短家事にもつながる食費節約ポイントをご紹介します。


宅配だから重い荷物を持たなくていい!

コープデリの宅配は、毎週1回決まった曜日に配達員の人が玄関先まで届けてくれるサービス。

子連れで自転車で買い物にいったとき、前には下の子、買い後ろには上の子、買った荷物はハンドルにぶら下げて、ひーひー言いました…。


買い物の重い荷物を持ち運ばなくていいのはありがたいですよね。


買い物はスマホでらくらく!

お買い物は「eフレンズ」というサイトでネットカタログを見ながら注文するだけ。

これなら、寝かしつけが終わった夜に自宅でできちゃいます。


もちろん紙のカタログもありますので、「紙のカタログを見て選びたい」派にもおすすめ。


冷蔵庫をチェックしながら注文できる!

自宅で注文できるということは、冷蔵庫やパントリーを直接チェックしながら買い物が可能、ということ。「卵何個残っているかしら?」と思い出そうとしなくとも冷蔵庫を見れば解決です。


時短料理「ミールキット」がある!

2~3人分用のミールキットは、一見割高に感じますが、時短に繋がるのでおすすめ。

あらかじめ必要な食材がセットになっており、10~20分でおかずが完成します。手軽に作れて、お惣菜よりボリュームがあるはず。


賞味期限が2~3日程度なので、週一でミールキットを使う日、と決めておくと献立を考える手間が省けますよ。


子育て割がある

子供がいることを伝えると、子育て割が受けられます!子育て家庭には嬉しい割引ですね。


離乳食・幼児食の種類が豊富

未就学児のいる家庭で、食費がかさむポイントで「子供用の食事」というのがあります。

大人と違うものを作るので手間もかかりますし、丁寧に皮をむいたりすると廃棄部分も増えがち。


コープデリならオリジナル商品の離乳食「きらきらステップ」シリーズや市販の子供向け食材の取り扱いが多数あり、手間がかかりません。骨抜きの魚はそのまま料理に使えるのでおすすめです。


冷凍の野菜やお肉・魚が便利

骨抜き魚以外にも、冷凍の野菜やお肉も便利でおすすめです。賞味期限が長いので、使いきれず、廃棄ということが減ります。しかもコープデリの冷凍お野菜は北海道産や九州産など国産にこだわったものも多いので、子供にも安心。


子育て中は子供の急な体調不良などで、あらかじめ買っていた食材を使いきれないハプニングがたくさんありますので、冷凍の食材は本当に強い味方です。


子育て世代の食費節約にコープの宅配サービスは活用の価値あり!


我が家はコープを使っているおかげで未就学児が二人いる家庭ですが、手取りで考えたエンゲル係数内で食費がおさまっています。


食費も節約できて、時短にもつながるので子供と接する時間も増えるので、宅配サービスはおすすめです。地域によって加入できる宅配サービス・内容は異なりますが、子育て中で食費の節約に悩むママ、是非宅配サービスを試してみてくださいね。


(参考:総務省統計局「統計Today No.129」

(Photo by:写真AC