赤ちゃんが生まれてはじめてのパパの日。そうでない方も、コロナで新しい様式になってからの父の日。どんな父の日になるのでしょうか。ママびよりでは父の日に向けてパパたちへアンケート調査を行いました。


この記事の目次


「俺、父親だなぁ」自分がパパになったと感じる瞬間ランキング


「父の日」それは父に感謝を伝える日。幼かったあの頃はお父さんに肩もみしたなぁ、お小遣いでプレゼントを買ったなぁ、親父は単身赴任でなかなか会えなかった…などいろんな想いがあるかと思います。


でも、いつの間にやら自分自身が「父親」という立場に。赤ちゃんのお子さんを持つパパ立ちに父親と自分自身が実感する瞬間を聞いてみました。


第3位「難しい決断をするとき」


結婚して、子供が生まれるとさまざまな決断をする機会がやってきます。もちろん今までもありましたが、自分だけでなく家族の人生にもかかわることになるため「難しい」決断をする機会が増えるようです。


第2位「仕事から帰ってきたとき」

家に妻と子供が待っている。そんなあたたかい自分のおうちに帰ってきたときに「父親」を自分の中に感じる人も。


第1位「子供と遊んでいるとき」

そして多くのパパが自分が父親になったと実感するのが「子供と遊んでいるとき」でした!


女性と違い妊娠出産をする機会がないため、実際に子供が生まれて直接コミュニケーションをとることで実感する、納得ですね。


理想の父親ランキング!やっぱり1位はあの人!


3位 つるの剛士 9.3%
2位 所ジョージ 15.7%
1位 実父 34.8%


でした!3人に1人は自分の父親が理想と思っているようです。実はママたちの理想の父親ランキングも1位は「実父」でした。


年代別のランキング

アンケートの回答年齢別にみると、


20代のランキング 

第1位 実父 

第2位 所ジョージ 

第3位つるの剛士 

第4位田中圭


30代のランキング 

第1位 実父 

第2位 つるの剛士 

第3位 所ジョージ 

第4位 関根勤


40代以上のランキング 

第1位 実父 

第2位 所ジョージ 

第3位 関根勤 

第4位 内村光良・つるの剛士


と世代によってランキングに変化がありました。


所ジョージさんは1955年生まれですので、もうおじいちゃん世代かと思うのですが、男性の理想の父親像として世代を超えて認識されているようですね。


コロナで変わる、父の日の過ごし方の意識


2020年、新型コロナウィルスによって新しい生活様式へと変化していっています。パパたちの意識はどのような変化があるのでしょうか。


コロナ禍での父の日の理想の過ごし方

1位 家族とゆっくり過ごす 55.6%
2位 家族でちょっと贅沢なおうちごはん 18.2%
3位 いつもの休日と特に変わらないものでよい 15.7%


コロナじゃなければ…父の日の理想の過ごし方

1位 家族とゆっくり過ごす 35.5%
2位 家族でちょっと贅沢な外食 17.9%
3位 いつもの休日と特に変わらないものでよい 15%


1位の家族とゆっくり過ごすは順位に変動はありませんでした。コロナかであろうとなかろうと、小さなお子さんがいるご家庭のパパはおうちでゆっくりが理想と考えているようです。


コロナで外食<おうちごはんの傾向に

大きく変化があったのは、「贅沢な外食」です。


コロナでなければ「ちょっと贅沢な外食」が17.9%で2位にランクインしたのに対し、コロナを意識すると3.5%に減少。


小さな子供がいるといつも以上に外出には気を遣う部分も多いため、2020年の父の日は家庭で過ごすパパが多いようです。


おうちで赤ちゃんと過ごす!パパの子供とのかかわり方


父の日にのんびり子供と過ごす…といっても赤ちゃんとの過ごし方ってどうすればいいのか分からない、というパパも。


生後半年くらいまでの赤ちゃんとのかかわり方

生まれたての赤ちゃんやまだ寝返りをしていない赤ちゃんとどうかかわっていいのかわからない、という新米パパも多いはず。この頃は「遊ぶ」よりも「お世話」の側面が多いです。


まずはおむつ替え、一緒にお風呂に入る、ミルクの場合は調乳したり、哺乳瓶で授乳したりとお世話をすることです。特に沐浴は大きな手のパパの方が安定してできるかもしれませんね。


赤ちゃんは抱っこが大好き!

赤ちゃんは抱っこが大好きです。小さいうちはたくさん抱っこしてあげてください。


ママだと母乳の匂いがして、「飲みたーい」と授乳間隔があいてないのに泣いてしまったり、眠たいのに寝れなかったりすることも。そんな時はパパが抱っこです。


仕事をしていてなかなか子供と過ごせないパパであれば、子供と過ごすときはたくさんスキンシップをしてみてください。


筆者の家庭は、夫が激務&出張が多く不在がちです。一緒に生活しているのに妻である筆者ですらなかなか会えません。


そんな夫には、おうちにいる時は出来るだけ子供と触れ合ってもらっていました。時には夫が寝転ぶ上で、子供が寝ていることも…。『どんな寝かしつけだよ…夫も子供もよくそんなスタイルで寝れるなあ…』と思ってみていました。


ママのお腹の中も心地いいですが、パパの鼓動も同じくらい心地のいいもののようです。


泣いてもすぐにママにバトンタッチしない

抱っこをしていて泣いてもすぐママに渡さないでください。泣く=おっぱいとは限りません。


オムツが不快、眠たいのに寝れない、歩きながらの抱っこじゃなきゃイヤ、何か泣きたい、だけの時もありますので、泣いていてもしばらく抱っこしてみてください。


もしくは「泣いているけど抱っこしたままでいい?」とママに聞いてみるのもいいかもしれませんね。


ママによって子供の対応はさまざまです。夫婦で話し合うことで、産後クライシス(産後夫婦仲が急激に悪くなること)を防ぐことに繋がります。

 

ハイハイからヨチヨチ歩きくらいの赤ちゃん

動き出す赤ちゃんは動きたくて仕方ありません。呼んであげて、パパの元にたどり着いたらハグ!それだけで子供は喜びます。


またこの頃に人見知りが始まる赤ちゃんも。


毎日顔を合わすパパ、主夫のパパであれば人見知りもなさそうですが、平日なかなか会えないパパは泣かれることもあります。でもそれは「ママと違う人」と認識できている証拠!決してパパがキライというわけではありません。


我が家は里帰り出産だったのもあり、夫に会う機会が少なかったものの、会える時はできるだけ抱っこをしてもらっていたおかげか、子供たちはパパ見知りすることはありませんでした。

 

父の日ほっこり&がっかりエピソード


アンケートの中であった父の日ほっこりエピソードをピックアップしてご紹介します。


1番上の子が年少さんの時、父の日のプレゼントで似顔絵を描いてくれた事。

新生児, 2歳, 3歳, 5歳 4児のパパ(20代後半)


まだ、0歳なのでこれから経験する事です。色々なエピソードがありそうで、期待してます。

新生児のパパ(40代後半)


コロナの影響で家族揃わず…。

1歳のパパ(30代前半)


保育園からの制作物があると期待していたが、帰宅すると壊れてゴミになっていた事。 作ったことをママに得意げに見せた後、自分で遊んでいて壊してしまったそうです…。

2歳のパパ(30代前半)


コロナなどさまざまな理由で家族一緒に過ごせないことや、当たり前に出来ると思っていたことができないことをひしひしと感じる日々ですね。


また保育園の制作エピソードは父親として嬉しいことですが、子供が小さいと子供自身で壊してしまうこともあるようです。


家族の数だけ、いろんなエピソードがありますね。


父親になって父の日に子供の成長が感じられるのは嬉しいこと


父の日を通じて子供の成長を感じられるのは嬉しいもの。

自分が父親になった今だからこそ、父の日に自分の父親や妻の父親、父親と尊敬する人などに改めて感謝を伝えるのもいいかもしれませんね。

 

【調査概要】

期間: 2020年6月8日~6月15日

方法: カラダノートママびより調査

対象: 育児中のママびよりユーザーもしくはその夫(N=313)


(Photo by:写真AC