「献立を考えるのが大変」「買い物が大変」「大きいお腹でキッチンに立てない」「子供がいて調理ができない」など、料理・食事準備にまつわる悩みありませんか?
今回はそんな食事の悩みの救世主!宅食サービスをご紹介します。

 

この記事の目次

妊娠中・子育て期の食事の支度は大変!


昔からママを悩ませる家事のひとつである「食事準備」。今のママたちも同じように悩んでいます。また、核家族化や共働き化が進み、ますます食事準備は悩みの種に。特に妊娠中や産後、小さな子供がいる時期は大変なことが多いのです。


献立を考えるのが大変

毎日カレーというわけにもいかない夕飯事情。毎日の献立を考えることも大変です。


買い物が大変

献立を考えるのと同時に大変なのが買い物。限りある予算の中で、献立を考えながら、分量を想定しつつ、時間も考えながらお買い物…。毎日のことなので本当大変です。


料理を作るのが大変

献立を考え、食材や調味料などを買い出し、それを料理する。
もう頭はフル回転ですね。子どもがいると、料理も集中してできないことがあるのでそれも大変です。


お皿洗いが大変


食事をしたあとはお皿洗い。食洗機があったとしても、お皿を入れて、洗剤を投入してスイッチをオン。そして食器棚に食器を戻す。家族が増える分だけお皿が多くなるので、かなり大変です。


夫が非協力的

夫が非協力的ですと、さらに大変さが増します。

 

実家などが遠く料理を休めない

夫が協力的でも単身赴任であったり、残業が多い職種だったりなどで夫が料理を作れないと、食事の準備はママが担うことになります。


実家が近ければ、たまには助けて~と、実家を頼ることもできるかもしれません。しかし、実家が県外であったり飛行機の距離であったりしては頼ることも難しいため、ママは休むこともできません。

 

大人用子供用を作るのが大変

子供が小さい頃は大人用と子供用に別々の料理を用意することも必要です。


こうなると献立や買い物の大変さはさらに増し、料理を作る時間も増えます。冗談抜きに「朝から晩までずっとご飯作っている」という状態に。よっぽどの料理好きでもない限りなかなか大変です。


離乳食が大変

大人用と子供用を別々にと言えば、多くが離乳食期かもしれません。その離乳食がクセモノ。


かたさや食材、量などを日に日にアップグレーとさせていく作業は、一介の主婦の仕事ではないだろう…と思うのは筆者だけでしょうか。


栄養を考えるのが大変

これだけ大変な中に、極めつけは「栄養バランスがとれた食事」を用意すること。


世の中のママたちは栄養士さんではありません。なのに家庭料理で栄養を求めることがさも当然な風潮がまた大変ですよね。


日本の『家庭料理は女性』価値観が子育てママを襲う


そしてさらにこれらを大変にさせるのが、『家庭料理は女性』という価値観。


昭和のサラリーマンと専業主婦が主流の時代で過ごしてきた親世代から『料理は手作りしなさい』という圧力があったり、育った環境によってはママ自身が『料理は作らないといけない』と思いこんだりすることで、追い詰められているかもしれません。


共働きが主流の国では夫が料理担当も

しかし、世界に目を向ければ、夫が料理担当のご家庭もたくさんあります。そのため家庭料理は女性の仕事、というわけではないことがよくわかるでしょう


。そもそもコックさんも男性が多いですよね。ということは、男性だからといって料理ができないなんてことは絶対にないのです。


実際、筆者の友人夫婦も夫が夕食担当というケースが結構います。


夫婦が無理なら外注すればいい

とはいえ、夫も仕事をしているためお互いに食事の準備は大変、であれば外注する方法もあります。


家事代行サービスを利用して、ごはんを作ってもらうというのも、海外ではもちろん、日本でもそういうご家庭はたくさんあります。


最近では、ご飯を配達してくれる宅食サービスも増えてきました。これはそれだけニーズがある証拠=利用している人が増えてきていると言えるのではないでしょうか。


子どもは家庭料理の愛情があってこそという『家庭の味至上主義』は幻想

 宅配ご飯や外注サービスを利用するときに出てくるのが『子供は家庭の味で育つもの』という家庭の味至上主義者の意見です。正直幻想だと思っています。


もちろん、お料理が大好きなママで、旦那さんや子どもなどの家族のために愛情たっぷりのご飯を作ってあげたい、」というママもいます。そして、そのご飯が子どもにとっても良い影響を与えるでしょう。


しかし、だからと言ってそれ以外は愛情不足には決してなりません。


身体が不自由であったり、入院しているなどの状況でご飯がつくれない親御さんも世の中にはたくさんいます。離婚や死別などで奥さんがいらっしゃらないご家庭もあります。外注サービスを利用し続けてるご家庭だってあるでしょう。


しかし、そういったご家庭のお子さん全てが愛情不足なのでしょうか。そうではないはずです。


家庭料理であれ、運動であれ、学問であれ、芸術であれ、自分が得意なフィールドで愛情をかけてあげればいいだけですので、「ママの手作りご飯」にこだわる必要は全くないのです。


宅配ご飯を利用するメリット・デメリット


大変な食事準備の解決策として、先述の通り外注サービスがあります。もちろん家事代行もいいのですが、留守中に自宅に入られるのに抵抗がある方もいらっしゃいます。小さな子供がいる時は、ママもボロボロなので、人との交流は最低限にとどめたいことも。そんな時は「宅配ご飯」、宅食サービスがおすすめです。


宅食のメリット

  • 献立を考えなくていい
    買い物の負担が減る
    料理を作る工数が減る
    普段調理しない食材が食べられる
    栄養バランスが取れているものが多い
    食事準備にかかる時間を他の時間にさける

先述したさまざまな大変さが解消されるメリットばかりです。


デメリット

  • 金銭的負担


ただし、人によっては金銭的負担がデメリットになるでしょう。


しかし、買った食材をダメにしたり、しんどいときにお惣菜を購入したり、テイクアウトや外食を利用している場合は意外と金銭的な負担は変わらないかもしれません。

 

それでは次項より、おすすめの宅配ご飯のサービスを紹介します。

今回は「妊娠・出産・育児期」の家庭にフォーカスしたサービスをピックアップしました。


おすすめ① 「FIT FOOD HOME」

筆者が現在愛用中の宅配ご飯です。冷凍でお届け。


おかずだけものや、ダイエットミール、ママミールなど、今欲しい栄養バランスのものを考えて選べるのが嬉しいポイント。


おすすめの食べ方はメーカーが推奨している、冷蔵庫で一晩解凍してからレンジで温める方法。

栄養バランスのとれたご飯がおいしくいただけます。


「FIT FOOD HOME」


おすすめ②「デイリーコープ」

筆者が産後愛用していたのがこちら。


週3日以上からで利用可能な宅配弁当「デイリーコープ」。

お弁当はもちろんのこと、ミールキットやそのほかのお惣菜や牛乳なども追加購入できます。

安静指示でお買い物に行けない時や、子どもが生まれて間もない時、産褥期などに本当に重宝しました。


コープ利用者なら、追加の登録で利用できるようになるので煩わしい住所入力などが不要なのでかなりおすすめです。


「デイリーコープ」


おすすめ③「つくりおき.jp」

我が家の状況に合わせた料理を作って配達してくれるサービスです。


冷凍庫を圧迫することなく、家事代行のように誰かを家にあげることなく、バランスのいい食事がとれるのは嬉しいですね。


注文もラインでらくらくでできるようです。早速ラインで登録して配達エリア内か調べてもらったところ我が家はエリア外でした…。


順次エリアが広がるそうなので、エリア内になった連絡がラインに届き次第利用しるつもりです!


「つくりおき.jp」


おすすめ④「ママの休食」

ママのための宅食と言えばこれ!妊娠経験のあるママの声で誕生したママ向けの宅配ご飯「ママの休食」。


妊娠中のプレママ用、産後小さな子供を育児中のママ用など、ママのライフステージに合わせてお弁当の内容を考えてあるまさにママのためのご飯なのです。


「ママの休食」


おすすめ⑤「HOMEAL」

大人用、子供用、せめてどちらかの負担を軽くできたら、と思う方におすすめなのが幼児食の宅食「HOMEAL」です。


ママやパパのご飯も大事だけど、我が子の食事も大切にしたい。だけれど子供にはどんな栄養がどれだけ必要なの?うちの子に足りない栄養はどれ?と悩むママも多いはず。


HOMEALは子供の食事・生活習慣診断を注文前に必ずしなければならないようになっています。それは診断内容でこどもにぴったりなメニューを判断するためです。


好き嫌いはもちろん、保育園に通っているのか幼稚園に通っているのか、家庭保育なのかで生活習慣や食事内容は変わってきます。子どもの特性に合わせて選べるのが嬉しいですね。


パパが単身赴任だったり、残業で外食が多いパパだったりするご家庭なら、子どもとママの分、として利用するのも賢い選択かもしれません。


「HOMEAL」


番外編「カインデスト」

離乳食の宅食もあります。離乳食期はママの身体や心のバランスが安定していない時。無理をするとすぐに倒れてしまうことにもなります。離乳食も宅食をうまく利用するのも手です。 


「カインデスト」


宅食利用は甘えじゃない!家族の笑顔を増やす手段のひとつ


宅配のご飯はおいしくない、栄養がない、なんてのはもう昔の話。今は栄養があっておいしいものがたくさんあります。感染症が流行る時期はおでかけもいつも以上に気疲れしますので、買い物も気を遣います。おうちにいても料理ばかりをしていて子供と接する時間が少ないのもつらいものでしょう。


宅食を選択することは手抜きでもなければ甘えでもありません。ママとその家族が「笑顔でいる」方法として選び取った手段です。


実際に筆者も利用していますが、ご飯を考えなくていい日、栄養バランスが取れておいしいご飯を食べられる日があると、やさしい気持ちになることができます。


離乳食はなく、大人がかみ砕いていたものを赤ちゃんにあげる時代や、お隣さんに醤油を借りたりおすそ分けをもらったりする時代ではありません。令和の家庭にあった手段をうまく活用して家族みんなが笑顔でいる時間を増やせるのが一番ですよ。


(photo by :photoAC)