授乳には「母乳」と「ミルク」の2種類があり、その両方で授乳することを「混合育児」といいます。今回は第一子も第二子も混合育児で育てた筆者の授乳スケジュールの実例とおすすめアイテムをご紹介!混合育児の参考になれば幸いです♪
この記事の目次
- 2児とも混合育児!筆者の混合育児スケジュール
- 第一子は母乳が出なくて悪戦苦闘!第二子は思いのほか母乳が出た!
- 混合育児におすすめのアプリ&哺乳瓶&アイテム
- 全員プレゼント!お食事用「バーバパパのエプロン」
- 混合育児もひとりひとり違う!その子が元気ならOK!
2児とも混合育児!筆者の混合育児スケジュール
出産するまで「母乳は出るもの」と信じて疑わなかった筆者は、母乳が思うように出ずびっくり。結果、混合育児で第一子を育て、第二子はその経験のもとでの混合育児でした。
第一子の混合育児スケジュール
生後8日目の授乳(ミルク合計340ml)
3:00 | 母乳 + ミルク60ml | |
7:00 | 母乳 + ミルク40ml | 排便 |
10:00 | 母乳 + ミルク50ml | 排便 |
12:00 | 吐き戻し ミルク様 | |
12:50 | 沐浴 | |
13:15 | 母乳 + ミルク40ml | |
16:10 | 母乳 + ミルク50ml | |
18:00 | 吐き戻し ミルク様 | |
19:30 | 母乳 + ミルク40ml | |
22:30 | 母乳 + ミルク60ml | 排便 |
生後30日目の授乳(ミルク合計490ml)
0:00 | 母乳 | |
4:10 | 母乳 + ミルク80ml | |
9:05 | 母乳 + ミルク60ml | |
11:20 | 母乳 + ミルク60ml | |
14:20 | 母乳 + ミルク80ml | |
19:10 | 母乳 + ミルク80ml | |
20:30 | 入浴 | |
21:50 | 母乳 + ミルク80ml | |
22:50 | 母乳 + ミルク50ml |
生後4ヶ月目の授乳(ミルク合計400~500ml)
◎22:00ごろから9:00まで就寝
◎授乳は1日5回 母乳+80ml~100ml
※娘の時は生後1ヶ月過ぎから大学ノート→アプリ「授乳ノート」に切り替えましたが、スマホのトラブルで、データが残っておりません…。
第二子の混合育児スケジュール
生後8日目の授乳(ミルク合計160ml)
1:00 | 母乳 | |
2:00 | 母乳 + ミルク40ml | |
7:00 | 母乳 + ミルク40ml | |
12:00 | 母乳 | |
13:15 | 母乳 | |
14:30 | ミルク40ml | 排便 |
18:00 | 母乳 | |
19:30 | 母乳 + ミルク40ml |
生後30日目の授乳(ミルク合計460ml)
2:00 |
母乳(事前搾乳60ml) + ミルク40ml
|
|
5:00 | 母乳 + ミルク75ml | |
10:00 | 母乳 + ミルク75ml | 乳首をSS→Sに |
13:30 | 母乳 + ミルク50ml | |
14:00 | ミルク30ml | |
17:00 | 母乳 + ミルク70ml | |
20:30 | 入浴 | |
21:00 | 母乳 + ミルク80ml | |
23:00 | 母乳 + ミルク70ml |
生後2ヶ月の授乳(ミルク合計450ml)
4:00 | 母乳 + ミルク60ml | 排便 |
5:00 | ミルク40ml | 排便 |
9:00 | 母乳 + ミルク80ml | |
13:30 | 母乳 + ミルク100ml | |
16:30 | 母乳 + ミルク90ml | |
19:00 | 母乳 | |
21:00 | 母乳 | |
22:00 | ミルク120ml |
生後3ヶ月目の授乳(ミルク合計460ml)
8:00 | 母乳 + ミルク120ml |
11:00 | ミルク95ml |
14:30 | 母乳 + ミルク90ml |
18:00 | 母乳 + ミルク120ml |
21:30 | 母乳 + ミルク130ml |
生後4ヶ月目の授乳(ミルク合計300ml)
8:00 | 母乳 |
13:00 | 母乳 |
14:30 | ミルク100ml |
15:30 | 母乳 |
17:30 | 母乳 |
19:00 | 母乳 |
22:00 | 母乳 |
23:00 | ミルク200ml |
※息子の授乳記録はアプリ「授乳ノート」にてすべて記録。
機種変しても、データが引き継がれているので、ふとした瞬間に見返すと懐かしい気持ちになります。
※第二子は入浴の記録をよく付け忘れていました…。
利用していた粉ミルク
雪印ビーンスターク「すこやか」
第一子は母乳が出なくて悪戦苦闘!第二子は思いのほか母乳が出た!
第一子は授乳や産後の母体に対して勉強不足でした。初めてのことや産後の体調不良が続き、母乳が思うように出ず、生後1ヶ月健診で、子どもの体重が思うように増えていないことがわかり、再健診になりました…。
その時は母乳にこだわりすぎた自分を責めたものです。
そして、ミルク多めの混合で、生後5ヶ月の間に卒乳。頑張って吸ってもなかなかでない母乳よりミルクの方がいいよね、と卒乳したてのころは不甲斐なくぼろぼろと泣いていましたね…。
産後1年は無理をしない・産褥期は特に要注意!
産後1年は、気持ちのゆらぎがあったり、妊娠出産によるダメージで身体にさまざまな影響が出続けたりすることがあります。
ママの身体や心の気になる異変は「大丈夫だろう」でやり過ごすのはおすすめしません。
これから出産するママたちすべてに「無理しないといけないだろうけど、自分の身体のSOSを無視すればするほど、あとから取り返しのつかないことになるから、本当ゆっくり休む時間を強制的に作って!!」と伝えたいです。
特に産後2ヶ月間の産褥期は注意が必要です。
産褥期の中でも産後20日~1ヶ月後の「床上げ」までは「ゆっくり体を休める時期」ですので、赤ちゃんのお世話と自分の身体を休めることだけに全力を注いでください。
同じ我が子の混合育児でもこんなに違う!
第二子は上の子もいるし、第一子の経験で母乳だけで育児できる体質ではないだろう、と思っていたため最初から混合育児を選択。
二人目で乳腺に道ができていたのか、完全母乳を目指すストレスがなかったからなのか、一人目よりもうまく吸い付いてくれたからなのか、二人目は搾乳できるほどの母乳量が。
しかし、第一子の体重増加の不安や、0歳2歳のワンオペ育児を完全母乳でやりきる自信がなく、母乳多めの混合育児ですすめていくことにしたのです。
ただ、下の子が生後5ヶ月で保育施設に入り、平日8:00~18:00の間に一切授乳しなくなると、母乳の出がどんどん少なくなり、生後7ヶ月に入る前には第一子と同様、自然と飲まなくなりました。
同じ身体での母乳でも、一人目と二人目で全然違ったな、と感じています。
混合育児におすすめのアプリ&哺乳瓶&アイテム
2児の混合育児をした筆者が「これがよかった!」と思うアイテムを紹介します。
アプリ「授乳ノート」
混合育児の場合は「母乳を挙げた回数と時間」に応じて「プラスするミルク量」を調節するので、記録は必須。
そのため、母乳もミルクも授乳の記録が簡単につけられる授乳ノートは授乳期のママに欠かせないアプリです。
排尿や排便の記録、沐浴(入浴)の記録もつけられるので、授乳と生活リズムを把握するのにも役立ちますよ。
Pigeon 母乳実感 哺乳びん
(出典:Amazon)
我が子が二人とも乳頭混乱を起こさなかったのは、この哺乳瓶のおかげかもしれない、とひそかに思っている哺乳瓶です。
何と60年の開発で生まれた哺乳瓶だそうで、母乳を飲むのと同じ口の動きで飲めるようで、母乳との併用がしやすい乳首の哺乳瓶です。
デジタルベビースケール
(出典:Amazon)
第一子の時の反省を活かして、第二子の時はベビースケールをレンタルしました。
ベビースケールのおかげで、母乳をどれくらい飲んだかというのがよくわかり、ミルク量も簡単に調整することができました。
ただし、ベビースケールの数値ばかりを気にしすぎてしまうあまり、ノイローゼ気味になるかもしれません。ご注意ください。
完全ミルクの授乳量表
ミルクを足すときの量の参考になるのが「完全ミルクの授乳量表」です。
通常ミルク缶に記載されていることが多いようですが、筆者は産院でもらったミルク量目安の表を冷蔵庫に貼っておき、常にチェックしてからミルクをプラスしていました。
なお、自分で量の調節・判断は難しい、などミルク・母乳問わず授乳での悩み事は、保健師相談や助産師外来がおすすめですよ。
全員プレゼント!お食事用「バーバパパのエプロン」
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混合育児もひとりひとり違う!その子が元気ならOK!
同じお腹から生まれてきた我が子たち。この二人でも混合育児のスケジュールやミルクの量も違います。そして、ママの身体だって違うわけです。そのため、「正解の混合育児パターン」というのは決まっていないと思います。
体重が順調に増えている、排泄がきちんと行われているようであれば、母乳であろうとミルクであろうと、どちらも愛情たっぷりの授乳なんです。
ママも子どもも個性があります。各々、子育ての環境も違います。産後の身体で育児は本当に大変ですが、我が子が元気であればOK。そして母乳も哺乳瓶も両方の授乳スタイルができるのは混合育児だけ。気持ちを切り替えるのは難しいかもしれませんが、ものの見方を変えるだけで悩みから解放されるならそれに越したことはないのです。混合育児で育った我が子はすくすくと成長していますよ!
混合育児のスケジュールに悩み、様々な情報を調べようとしているその姿勢こそ、我が子のことを大切に考えている証拠。育児の悩みは尽きませんが、少しでもママたちの悩みの解消になりますように。