赤ちゃんが生まれて抱っこ紐を購入したママも多いはず。しかし腰がすわり始めたり、よちよち歩きが始まりだしたりと、成長すると今までの抱っこ紐が使いづらいと感じることも…。それはセカンド抱っこ紐を購入するタイミングかもしれません。今回はセカンド抱っこ紐の選び方と人気のアイテムをご紹介します。
この記事の目次
抱っこ紐2本目が必要な理由
抱っこ紐があるのになぜ2本目を購入するの?と思う人もいらっしゃるかもしれません。どうして2本目が必要なのでしょうか。
サイズが合わない
抱っこ紐によっては成長とともにサイズが合わなくなるものがあります。
メーカーが記載している使用期間を必ず確認するようにしましょう。
かさばる
新生児から長く使える抱っこ紐もあります。
しかし長く使えることの安全性や快適性を求めた結果、抱っこ紐がかさばるなんてこともあります。
子どもが歩けないうちはそこまで気にならないのですが、歩くようになると抱っこ紐を使わずに持ち運ぶ時間が増えるため、かさばる抱っこ紐が邪魔になることも。
デザイン性
赤ちゃんの出産前に多くの人が購入する抱っこ紐。ママの好みで選ぶと、産後にパパが抱っこ紐を使いにくい、なんてこともあります。
そのため、パパとママが兼用しやすいデザインのものを2本目として購入するケースもあります。
子どもがよく動く
ラップタイプやスリングタイプの抱っこ紐を選ぶママもいます。
ラップタイプは巻くだけでママと赤ちゃんが密着できるからママも赤ちゃんも安心感があり、新生児の時から使えるので愛用している方も多いはず。
しかし、成長とともにたくさん動けるようになってくると、今度はその密着感が煩わしく感じることも。
洗い替え
毎日抱っこ紐を使用する場合、洗い替えにもう1本購入する方もいらっしゃいます。
パパ用・ママ用
パパとママの体格の違いから、共用ができない場合も。
それぞれひとつずつ所有するためにふたつ目を購入する必要がある、ということもご夫婦によってはあります。
セカンド抱っこ紐の選び方・ポイント4つ
ここでは、子どもが成長したことで2本目がほしい、と悩むママにむけてセカンド抱っこ紐を選ぶ時のポイントを紹介します。
コンパクト
2本目の抱っこ紐に求める性能として「コンパクト」さを上げるママが多数!
カバンにしまえるサイズが理想ですね。
実際筆者も2本目はコンパクトに畳めてカバンにしまえるものを選びました。
軽量
コンパクトと同様、軽量性も持ち運びやすさに影響しますので、重量も要チェックです。
着脱しやすい
動き回る子と一緒に行動するときは着脱のしやすさも選ぶ時のポイントです。
抱っこ紐をほどくのに手間取っているときに子どもがケガ!なんてことにならないよう、サッとほどけるものを選ぶようにしましょう。
長く使える
しっかり歩けるようになると日常的に抱っこ紐を使用することはありませんが、遠出の時に歩きづかれや、お昼寝モードで抱っこをせがまれることも。
旅行時などにも重宝しますので、少し大きくなってからでも使えるものを選びましょう。
【先輩ママに聞いてみた】2つ目購入理由
先輩ママたちが2つ目を購入した理由を聞いてみました。ここにも選び方のヒントがあるはずです。
2本目の購入を悩んでいる人も共感できるポイントがあるかもしれません。
オーガニック素材の物を選んでいましたが、ヘビーに使いすぎたのか、腰で支える部分がへたって浮いてきてしまったので、2代目を購入。
0〜1歳までは安全性重視、それ以降はエルゴで自分の肩腰の楽さ、セッティングの楽さなど機能性重視。
体重が増えて肩に負担がかかるようになったので買い替えた。
安全性を考えて新生児から4wayタイプを使っていて、活発になる頃から立て抱っこ専用の折り畳めるX型布タイプ(ハンドメイド)を購入。
布タイプは手軽でコンパクトでお出掛けに長く重宝しました!
コンパクトなものが欲しかった。
スリングは、体重が重くなるに連れて、私の肩への負担が増大。装着も少しコツがいるため、簡単・楽にだっこできるのが欲しくて2本目にダクーノを購入しました。
ひとつは自宅用。もうひとつは車に常備。
2本目で大人気の抱っこ紐4選
2本目として人気の抱っこ紐を厳選して4つ紹介いたします。
モンベル ポケッタブル ベビーキャリア
(筆者撮影 0歳を連れて筑波山登山へ)
筆者が愛用しているのがこの抱っこ紐。ひとり目の時に2代目として購入し、2人目も重宝しています。
アウトドアブランドの抱っこ紐なので、素材や性能の強さは抜群。
頭を保護、日差しから守るメッシュガードや小物が入れられるポケットなどもついています。15キロまで使えるので、3~4歳ごろまで使えますよ。
もちろん、パパがつけても違和感のないデザイン。
アウトドア好きな夫婦でなくともその性能の高さから愛用するママも多いです。
実際、筆者も周りのママ友におすすめし、購入後、買ってよかった~!という声を聞きますよ。
- 重量/372g
対象/対面抱き:腰がすわってから~13kg
おんぶ:腰がすわってから~15kg
日本エイテックス キャリフリー サイドキャリーポケット
(出典:Amazon)
軽量性を求めるならこちら!なんと260gの抱っこ紐です!!
500mlのペットボトルのおよそ半分ほどの重さですね。
ワンショルダータイプの抱っこ紐で横抱きなので、着脱が簡単で片手はフリーになります。
買い物や玄関の鍵開けなどもラクラクですね。
使っていないときはショルダー部分をウエストポーチに収納が可能。
- 重量/約260g
対象/首がすわってから~15kg
ボバキャリアクラシック4G s
(出典:Amazon)
こちらはなんと20キロまで使える抱っこ紐!
小学校入学までは何かと抱っこしてほしい、というお子さんも多いですから遠出の時などにカバンにあると心強い抱っこ紐ですね。
素材もコットン100%で肌に優しいのもうれしいポイント。
- 重量/約745g
対象/ 約3~20kg ※新生児のころは付属のインサート使用
LUCKY 1934 ポルバン アドバンス(ヒップシート)
(出典:Amazon)
抱っこ紐は両手がフリーになりますが、歩き出すようになると意外と両手がフリーになることよりもそれより抱っこ紐を持ち運ぶ方が面倒…。ということもあります。
そんなママにおすすめなのはヒップシート!ウエストポーチタイプの乗せる抱っこ紐です。
乗せるだけなので手軽で、抱っこ紐が腰からだらんと垂れて引きずるなんてこともありません。
お散歩など、少ない手荷物であればポーチの中に荷物を入れてGO!
これひとつでカバンと抱っこ紐の両方の役割を担ってくれます。
座れる月齢(腰がすわる生後7ヶ月ごろ)から15キロまで使用可能。
別売りのダブルショルダーを取り付ければ首がすわる生後4ヶ月ごろからも使えますよ。
- 重量/570g
対象/本体のみの場合 腰がすわってから~約15kg
セカンド抱っこ紐で育児ライフを快適に
抱っこ紐を使うのはほんの数年です。だからと言って使いにくいものを使っていると、必要以上にママの身体に負担がかかってしまうことも。子どもの成長はあっという間。だからこそ、成長に合わせて使いやすいアイテムをうまく取り入れて、育児ライフを快適にしていっちゃいましょう。
【調査概要】
期間: 2017年10月12日~16日
方法: カラダノ―トママ部調査
対象: 妊娠・育児中のママ部ユーザー(N=440)
photo by photoAC