男性の育児休業の取得率はまだまだ低いですから、産後からずっと育児はママがメインというご家庭は多いはず。 そうなるとママも育児疲れでどんよりされていませんか?


『妻が、前より冷たい気がする』『子どもが生まれてから変わった』と愛情が減ったと感じるなら、それはパパの出番!プレゼントチャンスですよ!


ママにプレゼントするなら『ひとりの時間』や『スイーツ』などがおすすめ!

何故なら、実際にママびよりのアプリユーザーのママたちの多くがそれを欲しているからです!


でも、プレゼントをあげてもいまいち妻の反応がよくない…なんてことありますよね。それ、プレゼントの選び方が間違っているかもしれません。


ママが喜ぶプレゼントを選びたいパパ&パパにうまくリクエストしたいママ必見!

育児疲れに刺さるプレゼントの選び方からプレゼントのメリットまで解説いたします!

 

この記事の目次


ママが喜ぶプレゼント5選!


育児に疲れているママがほしいものはどんなもの?!
以前ママびよりが調査したアンケートを集約してママが喜ぶプレゼントを厳選しました!


ひとりの時間

ママが一番欲しいプレゼントは「ひとりの時間」が最多でした!
内容としては


  • ・カラオケ
    ・友達とおしゃべり
    ・買い物
    ・マッサージ(エステ)
    ・寝る

といった声が多く見られました。
育児疲れには、育児から離れる時間が必要なようです。


スイーツ

甘いものは女性の味方!ですね。ただし、授乳中は要注意。


ママの体質やスイーツの量によっては母乳が詰まりやすいこともあります。


手軽にプレゼントしやすいので、パパも買って帰りやすさNo.1です!


花束がもらえると嬉しい、という声もありました。


花束を贈られると嬉しい、と思う女性は多いですよね。


アクセサリー

アクセサリーも女性が喜ぶプレゼントですね。


付き合っていたころはアクセサリーを贈っていたけれど、子どもが生まれてからはなかなかプレゼントできていない、という人はアクセサリーのプレゼントもおすすめ。


お金

ママの本音がさく裂です(笑)


確かにお金をもらえたら誰でも嬉しいですよね~!


お金を渡されて「ひとりの時間を過ごして育児疲れをリフレッシュしてきて。俺がその間子どもみてるから」なんて最高です。


ボーナスの何割かを「ママのおかげでボーナスがもらえたよ、ありがとう」と渡すのもいいかもしれませんね。


他にも、「洋服」「化粧品」「旅行」などの声もありました。

 

ママびより調査【ママのリフレッシュ法】2017年10月6日・7日 406人のアプリユーザー

ママびより調査【母の日父の日アンケート】2018年4月5日~18日 428人のアプリユーザー


プレゼント選びのポイント5つ


上記のプレゼントをあげても喜んでもらえなかった、というパパ。

これはプレゼントの選び方に問題点があるケースがあります。


プレゼントは何でもいいわけではありません。

選ぶコツをしっかりつかんでチョイスすることで、はじめて相手の笑顔が引き出せるのです。


ママが好きな○○

プレゼントを選ぶ基準は「ママの好き」で選びましょう。


例えば、赤が好きなママなら、赤でまとめた花束を。ピンクが好きなママならピンクでまとめた花束を。


クマのプーさんが好きなママなら、「黄色に一部赤の花束」などもおすすめです。


クマのプーさんグッズをプレゼントするのももちろんいいですが、連想のひとひねりがあると、それだけ自分のことを考えてくれている、愛されていることが実感できます。


育児疲れのママもパパの励ましをすんなり受け止めてくれて笑顔になるでしょう。


ママの好みがわからないパパは黄色信号!

これを読んでママの好みがわからない、というパパは要注意!


好きの反対は嫌いではありません。無関心です。

相手の好むものがわからない=興味がない、無関心ということです。


無関心でいるとママ→パパへの愛情はどんどん消失しますよ。


「ちょっと高級」がポイント

高級だと感じるものをプレゼントしましょう。


何故なら「頑張っているママへのご褒美」が欲しいから。


ママの頑張りを感じ、労ってあげることができるのは、同じ立場であり、育児や家事のメインをママに任せているパパだけです。


ただし、高級過ぎるのは日常の労いとしてはふさわしくありません。


誕生日にホールのケーキは買いますが、ちょっとしたご褒美にホールのケーキは大げさ感が否めないでしょう。


同じ金額感で購入するなら、老舗の高級菓子などがおすすめです。


期間限定のものなどもいいですね。


なお、花はそれだけでちょっと高級。食べるためでなく、観賞するためのものだからです。


花束は花瓶もセットにしてみて。


アクセサリーは「普段使い」

アクセサリーも普段の行動を労うプレゼントなら、気軽に使えるタイプがおすすめです。


先ほどと同様、高価なアクセサリーをいつでもプレゼントすればいいわけではありません。


結婚記念日や誕生日などの記念日に相応しいものと「普段のご褒美」に相応しいものは異なります。

記念日と普段の労い、それぞれの贈り物には差をつけておくことで、記念日の特別感がより一層強まり、夫婦の絆も深まるのです。


思い出してみてください。成人式に袴を着たり、スーツを着たり。
新卒で入社した会社の初任給、初ボーナスで親孝行したり…。


記念日だから奮発することは大切。でも何もない日にいきなり袴は着ないでしょう。
それと同じです。


大事な商談の時はちょっといいネクタイをつけるぞ、ぐらいの感覚で、普段使いしやすいを基準にしてください。


指輪なら、シンプルなデザインのもの、ピアスやイヤリングなら比較的安価なものも多いです。


ネックレスは乳幼児の育児中には不向きなものも多いので、避けた方が無難でしょう。


育児グッズはNG

パパが陥りがちなミス。それは育児グッズをプレゼントすること。


先述の通り「ひとりの時間」が欲しいくらいママは「ママである時間」から解放されたいのです。


それは育児放棄などではありません。ただの育児疲れです。


パパだって、週7・24時間勤務していたらさすがに「仕事以外のことがしたい、考えたい」と思いますよね。


そのため、どれだけパパが「ちょっとでも育児が楽になるように」とママのことを思っていても伝わらないのです。


育児に悩んでいるママに「育児書」のプレゼントはケンカの火種になりますよ。
むしろ、パパが育児書を購入してしっかり読んで、ママと一緒に主体的に育児をすることが「パパ」の役割です。


育児グッズはプレゼントではなく、子育てに欠かせないものとして購入するようにしましょう。


手紙を添える

プレゼントをより素敵なものをするテクニック。手紙を添えてみましょう。


出来れば手書きの手紙にしてください。字が下手でもOK!


かわいい便せん、メッセージカードに一言書いてプレゼントに添えてください。


自分のためにパパが普段買わないような便箋を用意して、書いてくれたという事実。


ママにとってはこれが何よりも嬉しいのです。


何故ならそのすべてが「ママのため」であることが感じ取れるからです。


子どものために命をかけて出産したママ。
子どものためにまさに自分の身を削りながら育児をしているママ。


そんなママは「ママのために」してもらうことが支えになります。


くれぐれも家にあった茶封筒などで手紙を添えないでください。
「ついで感」が感じ取れるとママは労われている気持ちが失せます。


ママの喜ぶ顔をゲットするメリット5つ


どうして、仕事で疲れているのにママの喜ぶ顔をパパが作らなきゃいけないの?俺も誰かに喜ぶ顔を作ってもらいたいよ、と思う方もいらっしゃるかもしれません。


返報性の法則

人間の心理には「返報性の法則」というのものがあります。
何かしてもらったら、お返し(お礼)をしなくてはと感じる心理のことです。


好意を示されたら、好意で返す【好意の返報性】は恋愛テクニックや営業技術としても活用した経験がある人もいるのではないでしょうか。


夫婦関係も同じ。


自分が労ってほしいなら、まずは自分から、です。でも下心万歳では、勘の鋭い女性はその下心に疑心暗鬼になるかもしれません。


純粋に頑張っているママを労いたい!という気持ちをもってプレゼントを渡してみてください。


赤ちゃんの健やかな成長

ママが笑顔なら子どもも笑顔になります。これも先ほどの返報性の法則ですね。


そして、ママの笑い声や嬉しそうな声を聞くと子どもは安心するそうです。


またよく笑うことによって、脳の発達が促されます。未就学児の間には脳の90%が完成すると言われています。


そのため、赤ちゃん~幼少期のうちにどれだけ子どもが笑顔で過ごせることが多いかどうかで、子どもの知能にも関わってきます。


産後クライシス防止

産後クライシスとは産後2~3年で夫婦の中が急激に悪化すること。


産後しばらくは、体調不良やホルモンバランスの変化や育児などでママ→パパへの愛情が最も低くなる時期と考えられています。


しかしこの時期のママを喜ばせることで、ママはパパに感謝するでしょう。


子どもが生まれて恋人や夫婦二人とは違った生活様式になったとしても、お互いが「相手を喜ばせたい、喜ばせる行動を積極的にする」「相手に感謝する」をしていれば、夫婦仲が維持できます。


産後うつ防止

産後のママはうつになりやすくなります。


ホルモンの影響のほか、夜間授乳などで睡眠不足などで気分が落ち込みやすくなります。


ママの喜ぶ顔が見たい、とパパが積極的に動くことは、気分の落ち込みを防ぐのにも一役買うでしょう。


パパの精神安定

産後のママは「自分で自分の機嫌を取る」ことが難しい状態です。


何故なら、交通事故で全身打撲状態で安静にしていなければならないような身体の状況で、今までに経験したことのない「授乳」をしなければなりません。そのうえ、細切れ睡眠で、圧倒的な睡眠不足。


自分のケアとはじめての育児に必死なのです。そのため、自分の機嫌を取ることもできない状態になり、パパに笑顔を向ける余裕もありません。


そうなると、パパも「あれだけ笑顔だった妻がいない家に帰りにくい…。」なんて思うこともあるでしょう。


今まではママ自身が、自分の機嫌を取っていたため笑顔で過ごせていました。しかし今は誰かに機嫌をとってもらえないとママは「笑えない」状態かもしれません。


本当に「笑えない」夫婦関係になる前に、ママの笑顔はパパがどんどん生み出してあげてください。


ママが笑顔なら子どもが安心すると言いましたが、パパだって同じなはず。

笑顔の妻がいる家に帰りたいですよね。

ママがご機嫌になることで、パパの精神だって安定するのです。

 

産後の妻が別人…だからこそ夫が妻を笑わせよう!支えよう!


出産後、妻が笑ってくれなくなった、今までのように愛を感じなくなった、お総菜が増えた、そんなことにちょっぴりさみしくなったり、怒ったり、もやもやする感情を抱いたりするかもしれません。


それ、仕方のないことです。誰かが守らなくてはいけない乳幼児と成人している大人の男性。どちらにママは愛情も興味も注ぐと思いますか?


そして出産のダメージは産後1年続くのです。パパはママより身体的なダメージは産前産後で何ら変わりありません。


そして、核家族、男女ともに社会で働く時代ですから、出産する妻のサポートは夫の義務、の時代なのです。


産後数年の夫の行動によって、その後の妻→夫への愛情も変わります。


昭和の仕事一筋の男性が熟年離婚されたのも、産後に助けてくれなかったから、というのがきっかけだったという話を聞いたことはないでしょうか。


女性にとって産後の記憶は強く残ります。


この時期に積極的に妻を喜ばせていくことが、今後の家族の基礎をしっかり固めることにつながりますので、今こそ妻に「いつもお疲れさま、ありがとう」とさりげなくプレゼントしちゃいましょう!


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