赤ちゃんの歯が生えてくると気になるのが「はみがき」。

いつから磨くの?と気になるママも多いでしょう。


歯磨きは歯が生え始めたらスタートのタイミングです!


乳児のオーラルケアに必要な「赤ちゃん歯ブラシ」「仕上げ歯ブラシ」「フッ素入りの歯磨きジェル」を使って我が子の虫歯対策をはじめましょう!


今回はさらに、虫歯ゼロ!の我が子を育てるとっておきのずぼらケアもご紹介します!


この記事の目次


赤ちゃんの歯が1本生えたら歯磨き!


赤ちゃんの歯磨きはいつから?と気になりますよね。


産まれてすぐの赤ちゃんは歯が生えていませんが、およそ生後半年ほどで下の前歯が生え始めてきます。


この下の歯が生えたら歯のケアを始めるのがいいでしょう。


何故なら、虫歯予防のためです。


歯が生えて磨かないでいるとすぐに虫歯になるから、ということではなく早いうちから歯磨きという作業に慣れてもらうことで、歯磨きを習慣化し、虫歯予防につなげていきます。


歯の生える時期は個人差がある

およそ半年ほど、と書きましたが、歯の生える時期は個人差があります。


生後3~4ヶ月で生えてくる子もいれば、1歳になる頃にようやく生えてくる子もいるでしょう。


また、下の前歯からではなく上の前歯から生えてくる、なんてタイプのお子さんも。


早めに生え始めても、遅めに生えても歯のケアは歯が生えてから!

生える時期の速さや生えてくる順番に関係なく、生えたら歯磨きケアスタートのタイミングです。


乳歯が生えそろうのは3歳ごろ

生後半年ごろから生え始める乳歯。


この乳歯が生えそろうのは大体3歳ごろです。


それまでには歯磨きの習慣を身につけられるよう、毎日歯磨きをしていきましょう。


乳歯ケアに必要なアイテム3つ


乳歯のオーラルケアで必要なアイテムは3つあります。


赤ちゃん用歯ブラシ

赤ちゃんが自分で歯を磨く用の歯ブラシです。

月齢によってブラシの形状が異なりますので月齢にあったものを選びましょう。


仕上げ用歯ブラシ

大人が赤ちゃんの仕上げ磨きに使用する歯ブラシです。


赤ちゃん用歯ブラシでは、短すぎて仕上げ磨きがしにくかったり、ブラシ部分の形状によっては力加減が難しかったり、きれいに磨けなかったりします。


ネックの部分が長く、大人が持ちやすいサイズの仕上げ磨き用歯ブラシを用意しましょう。


フッ素入りの歯磨きジェル

フッ素は歯質を強化してくれるので虫歯になりにくくなります。


なお、生え始めの乳歯はやわらかいため、研磨剤の入った歯磨き粉は使用しません。



赤ちゃんの歯磨きの仕方


歯が生えたら歯磨きスタート!

歯磨きビギナーの赤ちゃんの歯の磨き方を解説します。


歯磨きは1日1回からスタート

歯が生え始めたら、1日1回の歯磨きからスタートです。

最初は歯ブラシをくわえるだけでもOK!

仕上げ磨きも、最初は10秒くらいからはじめて、少しずつ時間をのばしていくようにしましょう。


最初は歯磨きではなく歯磨き慣らし

上記の通り、最初は歯ブラシをくわえるだけでOK!

最初から磨こう、磨かせようとするのは、いきなり歩かせようとしているのと同じこと。


まずは歯ブラシに慣れることから始めてみましょう。

なので、最初は歯ブラシをくわえることができれば十分です。

親が歯磨きをしているところを見せれば、自分も真似したくなってくるようにもなります。


歯磨きの姿勢は最初のうちは授乳と同じ

0歳児の仕上げ磨きは授乳のように抱っこをした状態で行うのがベスト。


教育番組などで幼児のお子さんが仕上げ磨きをしてもらっているシーンを目にしたことがある人も多いはず。


3~4歳頃になると、子どもがママの膝に寝そべった状態で仕上げ磨きも上手にできるようになってきますが、生後半年の赤ちゃんには少し難しいでしょう。


赤ちゃんも普段授乳で慣れているスタイルなので、リラックスして歯磨きに挑戦できるかもしれませんよ。


歯ブラシの持ち方

鉛筆を握るようにして、歯ブラシを持ちます。


歯が生えている部分に最初はちょんちょん、と触れる刺激でOK。


抵抗がなさそうなら少しずつ磨き始めていき、力を込めすぎずに、軽くこすります。

 

慣れてきたら磨く時間を増やしていきます。


【簡単!】たったの3ステップ!ずぼらママの乳歯ケア


我が子たちは虫歯ゼロ!それは日々のケアの賜物です。


…が。


ずぼらな性格の私。

ワンオペ育児で2人をみつつ、仕事も家事もなんて器用なことはできません。


そのため、子ども達のオーラルケアもすっごくずぼらなんです…!


乳児が生えたころは本当にくわえさせるだけ。

そしてしばらくは30秒もできない日々でした。


今の歯磨きも1分以上していないことが多いです。

それでも我が子たちは虫歯ゼロ!


それはずぼらでも簡単に続けることができる3ステップ


①食後に水を飲む

①歯磨き後に口を漱がない

②寝る前に「ハキラ」


で乳歯ケアをしているからです。


食べたらお茶や水を飲む

食後は虫歯のもとになる食べかすが歯に詰まりやすいタイミング。


食後にお茶や水を飲むことで、食べかすを流しとります。


歯磨き後に口をすすがない

我が子たちは歯磨きジェルでブラッシングをした後は一切口をすすぎません。


フッ素入りのジェルで歯磨きをしても、そのあと口をすすいでしまってはフッ素が外に出されてしまい、フッ素の効果が薄れる原因に。


実はこれ、北欧の歯磨きスタイルだそうです。


フィンランドなど北欧諸国の人たちは虫歯の人が少ないのですが、それが歯磨き後に口をすすがないことでフッ素の効果をより高い状態で持続させているからと考えられています。


日本人や私たち大人は口を漱ぐのが当たり前で育っているため、口を漱がないことに抵抗があるかもしれませんが、歯磨き自体が初めてな赤ちゃんにとっては何ら抵抗がないのです。


寝る前のご褒美「ハキラ」

我が家では夜の歯磨きの後に「ハキラ」を舐める習慣があります。


ハキラとは、赤ちゃんの粉ミルクを」作っているビーンスタークから発売されているオーラルケアの商品です。


混合育児だったので、ビーンスタークの「すこやか」をしようしており、なんとなくオーラルケアも同じブランドでしようと思ったのが、ハキラを取り入れたきっかけです。


ハキラは歯磨きをしたら寝る前に食べられるご褒美。


そのため、比較的仕上げ磨けに苦労することは少なかったように思います。

我が子は2人とも1歳後半~2歳ごろのイヤイヤ期以外はすんなりと仕上げ磨きをさせてくれました。


今ではこちらがハキラを忘れると催促するくらいです。


このハキラこそずぼらオーラルケア!


子どもが自ら進んで口にしてくれてケアできるのです。


その理由はハキラに配合されている「オーバルゲンDC」。

オーバルゲンDCには、虫歯菌が歯に付着するのを抑える効果があるのだそう。


親もラクチン、子どもが喜んで自発的に取り組む、そしてしっかり虫歯予防!


ハキラ、おすすめです。



おさらい


①食後に水を飲んで食べかすを取り除く

①フッ素配合のジェルでコーティング

②オーバルゲンDCで虫歯ケア


この3つの効果で我が子たちの乳歯は虫歯知らずです!


虫歯を防ぐために注意したい3つの「ない」


他にも我が家では子ども達が虫歯にならないように気をつけていることがあります。


キスし「ない」

虫歯の菌は親から移る、というのを聞いたことありませんか?


これは赤ちゃんへのキス(口づけ)や、食べ物の口移しなどで親の唾液を介して虫歯菌が親から移るからです。


離乳食は親が口でかみ砕いたものを与えていた時代があったくらいですので、親→子に虫歯菌が移ることはごく普通のことだったと言えるでしょう。


今では唾液を介して移ることがわかっていますので、子どもへのキスはおでこやほっぺにとどめています。


カラトリーを共用し「ない」

これも唾液を介して虫歯菌がうつるのを予防するため。


親子はもちろん、祖父母や親戚にも、共用のお箸を使用しないことや、自分が使ったカラトリーで子どもの分を取り分けたりしない、自分が一度口つけたものをそのまま分け与えないということを徹底していました。


甘いものを食べさせっぱなしにし「ない」

砂糖を使っているものは虫歯になりやすいですが、我が家では砂糖の入っているお菓子も普通に食べさせています。


ただし、食べた後は必ず水やお茶を飲ませる!


これは家でも外出先でも徹底していて、必ず「お茶を飲もうね」と伝えて飲ませています。


歯が生えてもあせらず!ママの身体を大事に


生後半年を過ぎる頃は「離乳食」もスタートのタイミング。

さらに寝返りやハイハイなどが始まり、赤ちゃんの行動範囲も広がっていきますのでますます目が離せなくなる大変な時期です。


ママも、産褥期が過ぎ落ち着いている、と思う人も多いかもしれませんが、産後の生理が再開したりすることもありますし、産後1年は出産の不調が続く場合もあります。


歯が生えたから歯磨きをきちんとしなくては!


と焦りすぎると、ママがパンクしてしまうかもしれません。


焦らず、できる範囲でスタートしていくことが習慣化につながります。

ママの身体を大切にしながら、少しずつ取り組めるといいですね。