ひき肉は離乳食に使いやすい食材です。
しかし、ひき肉は肉の種類によっては脂肪分が多く、赤ちゃんの胃腸に負担をかけるため、注意が必要な食材でもあります。
今回は離乳食に使う際の注意点と、ひき肉を使った離乳食のアイデア&人気のメニューをご紹介!
食べられるものが増えてくる離乳食後期~完了期にかけておすすめのメニューですので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
- 離乳食に使えるひき肉のアイデア!
- ひき肉を離乳食に取り入れる時の注意点
- 種類別|ひき肉を与えてよい時期
- 子どもがよく食べる!ひき肉を使った後期&完了期におすすめのメニュー9選
- ひき肉を離乳食に取り入れるメリット
- ひき肉は離乳食・幼児食に大活躍!
- 全員プレゼント!お食事用「バーバパパのエプロン」
離乳食に使えるひき肉のアイデア!
離乳食でひき肉を使うときは以下の3つのアイデアがあります。
①手づかみ食べの食材に練りこむ
②あんかけなどのど越しのよい料理に使う
③そぼろ飯で気軽にたんぱく質をプラス
細かく切った野菜とひき肉は混ぜ合わせて食べることで、栄養バランスがUP!
離乳食後期以降の手づかみ食べメニューに取り入れたい食材です。
さらにミンチ状で細かいため、あんかけなどののど越しのいいメニューに使うのもおすすめです。
離乳食が進み、ご飯が軟飯になってきたらそぼろもおすすめ。
手軽にたんぱく質が摂れる上に、大人と一緒のご飯を食べることができるので子どもも大喜びです。
ひき肉を離乳食に取り入れる時の注意点
ミンチ状になっているひき肉は、食材を細かく調理しなければならない離乳食期にはぴったりの食材です。しかし、注意が必要な食材でもあります。
注意したいのは以下の3点。
①離乳食後期から取り入れる
②衛生管理を徹底する
③1回の分量が多めになりやすい
①離乳食後期から取り入れる
ひき肉は動物性のたんぱく質のため、脂質が含まれています。
離乳食期の赤ちゃんの胃腸にはまだ未熟ですので、消化不良を起こす可能性があります。
ひき肉は離乳食後期ごろから与え始めるようにしましょう。
②衛生管理を徹底する
ひき肉は細菌が繁殖しやすい食材です。
傷みやすいので早めに使い切りましょう。
③1回の分量が多めになりやすい
ひき肉はミンチ状で調理がしやすいため、1回分の量が多くなりがちに。
たんぱく質は赤ちゃんへの消化負担が大きいので、時期に合わせて分量を調整しましょう。
離乳食後期1回分/15g
離乳食後期1回分/15g~20g
上記は1回分で肉のみからたんぱく質を摂取する場合の目安量です。
そのため、豆腐や卵、魚などと合わせたメニューの場合は、適宜量を調節してください。
参考:アプリ「ステップ離乳食」
参考:「HAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション ・2013年10月9日発売)
種類別|ひき肉を与えてよい時期
肉の種類 |
離乳食初期 |
離乳食中期 |
離乳食後期 |
離乳食完了期 |
鶏ひき肉 |
× |
△ |
〇 |
〇 |
牛ひき肉 (赤身) |
× |
× |
〇 |
〇 |
豚ひき肉 (赤身) |
× |
× |
〇 |
〇 |
合いびき肉 |
× |
× |
△ |
△ |
参考:アプリ「ステップ離乳食」
鶏肉は脂肪が少なく消化しやすいため、豆腐や白身魚などのたんぱく質に慣れてきたら、離乳食中期から取り入れることができます。
与える際は衛生管理に気をつけ、購入後はできるだけ早めに調理しましょう。
離乳食中期はすりつぶして与えます。
離乳食後期になると牛や豚のひき肉も与えることができるようになります。
脂肪が多いと赤ちゃんの胃腸に負担がかかりますので、脂肪の少ない赤身ひき肉を選びましょう。
後期は細かく叩いて調理します。
1歳を過ぎ、完了期になる頃にはすり潰したり、細かくしたりせず、そのままそぼろにしてOKですよ。
参考:「HAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション ・2013年10月9日発売)
■ワンポイントメモ①
豚や牛のひき肉の見た目で白っぽいものは脂肪分が多いものです。赤身の多いものを選びましょう。
■ワンポイントメモ②
豚肉は牛肉よりもじんましんの発症例が多いです。
そのため、鶏肉→牛肉→豚肉の順でチャレンジするのがおすすめ。
子どもがよく食べる!ひき肉を使った後期&完了期におすすめのメニュー9選
筆者の子ども達。1歳(離乳食完了期)と3歳(幼児食)の頃。ひき肉入りのお好み焼きを手づかみ食べ
それでは冒頭のアイデアを取り入れた、子どもに人気のひき肉メニューをご紹介します!
筆者も子どもが1歳前後からひき肉を使っており、幼児食にもフル活用です。
我が子にも人気だったひき肉を使った離乳食のメニューは以下の9つです。
①ハンバーグ(豆腐)
②ポテサラ
③そぼろご飯
④お好み焼き
⑤おやき
⑥あんかけ
⑦麻婆豆腐
⑧ミートソースリゾット
⑨ミートソーススパゲティ
①ハンバーグ(豆腐)
肉だけのハンバーグは離乳食には不向き。豆腐や野菜で嵩増ししましょう!栄養バランスもいいですよ。
②ポテサラ
ポテトサラダとひき肉も相性ばっちりです。子どもが大好きな味なので食が進みます。
③そぼろご飯
おかゆが軟飯になってくる離乳食完了期におすすめ。手軽にたんぱく質が摂れるそぼろご飯です。
④お好み焼き
筆者イチオシのひき肉メニュー!豚ひき肉とキャベツの相性がよく、手づかみ食べにもピッタリです。
⑤おやき
信州おやきのように生地で具材を包み込むと、お好み焼きとは違った食感が楽しめます。
⑥あんかけ
離乳食後期のカミカミ期におすすめ。中期ごろから食べ慣れているのど越しのよいあんかけなので親しみやすいですよ。
⑦麻婆豆腐
離乳食の麻婆豆腐は辛くない麻婆豆腐です。あとから調味料を加えて大人の分は辛い味つけにすれば親子で同じメニューが楽しめますね。
⑧ミートソースリゾット
ひき肉と言えばミートソース。味わい深いソースで食が進みます。離乳食後期からがおすすめ。
⑨ミートソーススパゲティ
ミートソースと言えばやはりスパゲティ。麺はやわらかめに茹で1㎝ほどのサイズにカットして与えましょう。
筆者のおすすめひき肉は「豚挽肉パラパラミンチ(赤身80)」
筆者は離乳食の食材をコープで配達してもらっていました。
特にコープのひき肉は赤身が多いタイプがあるため重宝しましたよ。
冷凍なので日持ちするのもありがたかったです。
今でも愛用しています。
ひき肉を離乳食に取り入れるメリット
注意点があるひき肉ですが、離乳食に取り入れるメリットがあります。
①色々な料理に使える
②調理が手軽
③量の調整がしやすい
①色々な料理に使える
上記のメニューをみてもそうですが、ひき肉はいろいろな料理に活用できます。
そのため、冷凍でストックしておくと使い勝手がいいですよ。
②調理が手軽
離乳食は食材を細かく刻むことが多く、調理に手間がかかりますが、ひき肉はミンチ状態なので加工がしやすいため、調理が手軽です。
ママの負担も軽くなりますね。
③量の調整がしやすい
ひき肉はやわらかく、量の調節がしやすいので、少量でいい離乳食にも使い勝手のいいお肉です。
ひき肉は離乳食・幼児食に大活躍!
大人も子どもも大好きなひき肉。
幼児になると親子でハンバーグや肉団子、餃子つくりも楽しめますよ。
包丁を使わずに調理できる肉料理なので、幼児の料理のお手伝いにもぴったりの食材なのです。
ただし、離乳食で使う際にはいくつか注意点があります。
①離乳食後期から取り入れる
②衛生管理
③1回の分量
上記に気をつけておけば、離乳食のバリエーションを増やしてくれる食材ですので、うまく活用していきましょう。
離乳食でひき肉を使うときは以下の3つのアイデアを参考に料理の幅を広げてみてくださいね!
①手づかみ食べの食材に練りこむ
②あんかけなどのど越しのよい料理に使う
③そぼろ飯で気軽にたんぱく質をプラス
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