家族にとって最も大事なイベントの1つである住宅購入。

子育て家族ならではのお悩みもたくさんありますよね。

 

カラダノートは、子育て家族の住宅購入を応援するため、リノベる株式会社（https://www.renoveru.jp/）と共同で、住宅購入検討中のご家族を対象とした無料のオンライン面談を開催しております。

 

今回は、住宅購入やリノベるの面談について少しでも理解を深めていただけるよう、リノベる株式会社の宮川様にインタビューしました。

 

住宅購入の進め方のコツや、子育て家族のよくあるお悩みについてもお話しております。「購入を迷っている」「リノベーションについて少し気になる」という方もぜひ読んでみてくださいね。住宅購入の進め方のヒントになるかもしれません！


※当記事内でご紹介している写真は、子育て家族の実際のリノベーション事例です。ぜひ全部チェックしてみてくださいね！

この記事の目次

対談参加者の紹介

子育て家族にとっての理想の住宅購入の進め方って？

子どもが１歳になる前が狙い目かも

 

カラダノート春日：さっそくですが、「購入するタイミングはいつがいいのか？」というお悩みをお持ちの方が多くいらっしゃいます。妊娠中に動き出したほうが良いのか、ある程度家族の生活ができあがってからのほうがいいのか（生活パターンや学区の決定など）実際のところ、どうなんでしょうか。

 

リノベる宮川：タイミングは本当に難しいですよね。

お客様とお話していても一番迷われるところだなと思っています。

 

これまで150組ほどのご家族とお話させていただいた結論として、子どもとの暮らしを中心に考えると、早ければ早いほど、住宅購入を進めていく上でのハードルが少なく済むと考えています。

 

もちろん子育てのタイミング以外にも、お仕事の都合やご両親との関係などのさまざまな検討条件があってどのご家族にも当てはまるお話ではないとは思うのですが...色々なメリット・デメリットを比較されてそのように感じられる方が多いです。

 

保育園に入ってしまうと、転園は共働き家族へのハードルが高く、転園なしでお家を買うことを考える必要が出てくる可能性があります。

 

同じように小学校の転校はさらにハードルが高く、お友達と離れるのが寂しいというお子様の負担を考えてエリアで悩まれる方は本当に多いです。同じ学区内で探すのはかなり大変です。購入となると「こんなに予算膨らむの？」となって泣く泣く希望の学区を諦める家族もいます。賃貸だから住めるエリアってありますよね...

 

その先も同じように一定のハードルはあるので、お子様が小さいうちのほうが転校の不安が少なかったり、ということで早め早めに購入に向けて動かれる方が多い印象です。

 

カラダノート春日：私も今思えば、子どもが歩き出すまでのほうが動きやすかったように思います。歩きだすと大変で...... 。動きやすいうちにオンライン面談や内覧に参加してみるのはいいかもしれませんね。ちょうど育休のタイミングでもありますし！


今動くかはさておき、いつ動くかは早めに考えてみても良いかもしれませんね。

 

「まずは内覧してみよう」はおすすめしない


カラダノート春日：いざ購入しようとなっても子どもがいると内覧や物件探しのハードルがあり、なかなか動き出せない家族も多いと思います。何から始めればいいのでしょうか。


リノベる宮川：子育て中のご家族は特に、効率的に購入準備を進めたいと考えていらっしゃると思います。「まず内覧」はおすすめしません。

 

WEBページを眺めて、何がいいかわからないからまずは内覧に行ってみよう、とかをやっているとキリがなくなってきます。行くことはできるのですが、ゴールは「何千万円のお買い物の決断をすること」です。決断する準備ができていないと、時間だけが過ぎてしまいがちです。何十件も内覧して、１〜２年経ってしまいましたという方もいらっしゃいます。


カラダノート春日：たしかに見るのはすごく楽しいので、決断できずに時間だけがたってしまいそうです。

 

リノベる宮川：「もう少し良い物件があるかもしれないからもう少し見てみよう」を繰り返して半年たってやっぱり半年前に見たものがベストだったかも、みたいな後悔も非常に多いです。

 

そういった遠回りをしないためにも、まずは自分達の判断軸をしっかりさせることが大切だと思います。ここが一番難しいところではあるんですけどね...。


◆例えばこんな軸
・安心して子育てできる周辺環境
・子どもの成長に合わせて可変できる間取り
・共働き夫婦が効率よく暮らせる導線
・何かあった時に足かせにならない身動きとりやすい安全資産

カラダノート春日：いいなと思った物件があった際に、すぐに動き出せるようにしておくのはすごく大事だなと思いました。お金の面で考えた際にも「これ以上は絶対に無理」というラインを明確にしておいた上で、それを超えていなかったら動き出すくらいの方がいいのかも。

 

おうちって大きい買い物すぎて感覚が麻痺してくるところがあるからこそ、家族の中での考えをはっきりさせておきたいですね。


リノベる宮川：そうですよね。

今後の人生設計や、教育費や、家族の生活など、全体のライフプランの中で、住宅の購入はどういったポジションなのか明確にしておくことも必要です。


リノベるの面談はどのように進むの？

面談＝方向性や希望を整理するためのカウンセリング

 



カラダノート春日：内覧に行く前に、家族の判断軸を持つことが大事とのことでしたが、実際にリノベるの面談はどんなふうに進むのかお伺いしたいと思います。


リノベる宮川：まずは、ご家族のお考えを一緒に整理しながら、住宅購入の方向性を定めるところから始まります。

 

当社の面談は、最初に条件を聞いて、サービスを提案をして…という流れにはしておりません。まだそこまで固まっていない方がほとんどだからです。

 

そもそも本当に住宅購入をすべきなのか？もし購入するとしても、ー戸建てとマンションだとどちらが良いのか？リノベーションが必要そうか？また、時期は今がベストなのか数年後なのか？…など、最初の段階である程度、家族で目線を合わせて方向性を定めておいた方が良いことって沢山あるんです。

 

カウンセリングで考えを整理した上で、リノベるがどういったお手伝いをできるかご説明し、リノベーションのご提案や物件探しへと進んでいきます。

 

カウンセリングに参加していると、あっという間に2〜3時間くらい経ってしまった、という方が多いです（笑）。ご家族にとって大きな、大事なお買い物ですからね。


◆よくある住宅購入の進め方
①展示場の見学や内覧をする
②内覧を重ねて条件を絞っていく
③気に入った物件があれば購入へ進む

◆リノベるの住宅購入の進め方
①カウンセリングで暮らしについて棚卸
②家族にとっての理想の暮らし軸に、購入の方向性を明確にする
③物件条件を整理して、内覧に行くべき物件を絞り込み
④内覧スタート

まずは今の住まいの課題を洗い出すところから

 

カラダノート春日：私が担当しているFP（ファイナンシャルプランナー）相談でもそうなんですが、楽しいとあっという間に時間が過ぎてしまいますよね...笑

 

リノベる宮川：リノベーションに興味を持っていただいてご参加いただいているので、もちろんリノベーションについての紹介やリノベるでできることについて紹介はしているしているものの、お客様のお話をお伺いしていると、盛り上がってすぐ時間がたってしまうんですよ...笑

 

カラダノート春日：カウンセリングでは具体的にどんなことをヒアリングされるのでしょうか

 

リノベる宮川：具体的なヒアリング項目でいうと、まずは現在の住まいと暮らしについてお伺いしていきます。

 

◆現在の住まいのヒアリング

・おうちの中（間取りや内装など）で満足している点/不満な点

・おうちの外（立地や住環境など）で満足している点/不満な点

 

などです。

 

現在の暮らしを振り返ることで、「本当はこうしたい」「子どもが増えたらこうかもしれないな」とイメージを深めていくことができます。そのため、まずは現在の暮らしを振り返り、次に今後の人生設計や希望をヒアリングしていきます。

 

こういったヒアリングを重ねることで、住宅購入方向性を明確にし、立地や街に重きを置くのか、広さや間取りに重きを置くのか、今後の住み替えも検討して売りやすさに重き置くのか等を整理していきます。

 

その後、「中古マンション購入＋リノベーションが良さそう！リノベるなら安心して任せられそう！」と感じていただけた場合には、リノベるのサービスに申し込みいただき、物件探しとリノベーションの提案をさせていただきます。サービスのお申込後に内覧が始まる、という流れです。

 

申込みいただくご家族の中にはカウンセリングを2〜3回行う方もいらっしゃいますし、カウンセリング1回で「よし！リノベーションしよう！」となる場合もあります。こればかりは、ご家族によってかなり差がありますね。

 

暮らしとライフプランから住宅購入の方向性をつくっていく

 

カラダノート春日：リノベーションについて知れるということはもちろんですが、自分たちの潜在的なニーズや希望についてしっかり引き出していただけるというイメージですね。


リノベる宮川：まさにおっしゃるとおりだと思います。

それこそ、「購入は不安だが考えたほうがいいと思って...」と参加される方もたくさんいらっしゃいますし、「夢は戸建てに住むことだけど、仕事の都合上都心を離れられないので高くて購入できないのが悩み。今後の売却を見越して買いたい」という方もいらっしゃいます。

 

それぞれのご家族の暮らしや今後について整理しながら、最適なご提案ができるようにしています。リノベーションではなく「暮らし」に話の軸足を置いているからこそ、しっかりお話しした結果「やっぱり戸建てを買うべきだね！」「今は買うタイミングではないね！」となることももちろんあります。そのご家族にとっての正解を一緒に見つけていくことが私たちのミッションだと思っています。


カラダノート春日：暮らしやライフプランを起点にして考えていく、いいですね。

住宅の購入となると浮かれてしまい、「なぜ家を買うのか」という部分は忘れがちなのでありがたいです。


リノベる宮川：そうなんです。内見や物件を探し始めると、「あのバルコニーいいな」「あの玄関いいな」と物件に流されて視野が狭くなってしまいます。その前に家族で「譲れないもの」を明確にしておくのが良いですね。


カラダノート春日：住宅購入を検討する際に、最初から「中古を購入してリノベーション」という選択肢を持っていらっしゃる方は多くはないのかなという印象だったので、面談の進め方としてすごく納得しました。ありがとうございます。

 

リノベる宮川：リノベるに相談にいらっしゃる方で、「リノベするのは決めています！！」という方はあまりいません。お気軽にご参加いただければと思います！

子育て家族のお悩み、リノベーションでこう解決する！

お悩み①マンションで子どもを育てるのは不安...

 


カラダノート春日：最後に、子育て家族のあるあるのお悩みに関して聞いてみたのですが....特によく聞くのは、子どもの足音や声などの騒音に関しての不安です。小さいこどもとの中古マンション暮らしって実際どうなのでしょうか。

 

リノベる宮川：まず、マンションだと響かないお家はないです、正直。笑

どうしても不安な場合は、1階の物件を探したり、子育て家族が多いマンションを探すことをおすすめします。内覧の際に、下の階や隣の部屋にどんな人が住んでいるのか、売主さんに軽く聞いてみるのもありですよ！笑

 

カラダノート春日：なるほど。お互い様、という観点ですね！

リノベーションで解消できる部分はあるのでしょうか？例えば、床材の工夫だったり.....？

 

リノベる宮川：お子様の活動スペースは比較的響きにくいカーペットなどの床材を使用する等の工夫をされるご家族もいらっしゃいます！

 

ただ、別の観点ではマンションはセキュリティがしっかりしていたり、コミュニティも多少あるので、安心という観点ではメリットもあります。家族にとってどの要素をより重要視したいか、考えると良いですね。

 

お悩み②子供の成長に合わせた間取りが分からない

 

カラダノート春日：小さいこどもがいると、子供部屋は作りたいけど、ゆくゆくは不要になることを考えると重要視しなくても良いのかなと思ったり..家族にあった間取りってどんなふうに考えていったらいいのでしょうか？

 


リノベる宮川：必要な部屋数がその時々によって変わる、という問題ですよね。

これはリノベーションでよくご相談いただく部分でもあります！

 

3人家族でゆくゆく4人家族になることを想定した設計などは過去にも多くの事例があります。例えば、子供部屋になるお部屋に扉を2つ・電気を2つ設置し、間の壁を作ったり本棚で区切ることで、将来的に2つの部屋に分けることを想定した間取りのご提案などがあります。



カラダノート春日：なるほど！！

（見せていただいた図面を見て....）こちらの間取りは、子供部屋はもちろんなのですが、ウォークインクローゼットがすごく素敵です。私の家は、夫の片付けグセが悪いことに困っていて...（笑）隠せて収納しやすい大きな収納がほしいなと思っているのですが、

 

既存の間取りを見ていると、ウォークインクローゼットがついていても、使いにくそうな場所にあったりして、上手く活用できず、結局片付けられなさそうと思うことがよくあります。


リノベる宮川：まさに（笑）

収納は大きさがあるだけでは意味がなく、本当にそこに片付けに行けるかが大事ですもんね。ご家族の生活スタイルや性格にあった間取りにできるのはリノベーションの良いところです！！！

 

動線という観点で言うと、家族の生活スタイルや子育てスタイルに合わせて、スムーズな動線を意識した間取りに変更した事例が多くあります。

 

例えば、お父さんが子どもをお風呂に入れた後に、すぐにキッチンにいるお母さんに子どもをパスできるよう、お風呂脱衣所キッチンが一直線になった間取りや、ワンオペ育児の間も子どもをキッチンから、常に見渡せる死角のないリビングの設計などの事例があります。


カラダノート春日：わ〜これは効率的に動けそう！！


リノベる宮川：ご家族にあったリノベーションをご提案するため、「片付けなくて困っている」「育児のここが大変」等ご家族のお悩みをなんでもぜひお聞かせください。

★特典のご案内★

カラダノート春日：宮川さんのお話をお伺いして、住宅購入に向けた流れがイメージできました。

リノベるのカウンセリングで家族の考えを整理できるのはいいですね！

本日はありがとうございました。


リノベる宮川：こちらこそありがとうございました。

住宅の購入を迷っている方こそ、まずはご家族の考えを一緒に整理しましょう。

 

ぜひお気軽に面談にご参加いただければと思います！

 

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