赤ちゃんの成長って、本当にあっという間…

生後半年を迎えた娘さんの成長スピードに驚き、その一瞬一瞬を形に残したいと思ったことから、100均DIYの世界に足を踏み入れたゆゆままさん(yuyumama_handmade)。


Instagramでは「赤ちゃんの思い出を可愛く残せるDIY」をテーマに活動し、約60点の作品を生み出してきました。1歳6ヶ月の女の子のママであり、10年以上のハンドメイド経験を持つゆゆままさんに、育児中でも簡単にできる思い出残しのアイデアについて伺いました。


赤ちゃんの成長が早すぎて、気づいたらもう別人!?

「娘が生後半年ぐらいのときに、どんどん寝返りができるようになったり、本当に日に日に変わっていくのが見えて。この一瞬一瞬を何か形に残せたらいいなと思ったんです」

多くのママが感じる「あっという間に過ぎていく赤ちゃん時代」。特に生後1年目は、毎日のように新しいことができるようになり、成長のスピードに驚かされます。


その貴重な瞬間をスマホの写真フォルダーに埋もれさせるだけではなく、もっと特別な形で残せないか—そんな思いから始まったのがゆゆままさんのDIY活動でした。


「時間がない」は、もう言い訳にしない!

「赤ちゃんを育てているママはすごく忙しいので、簡単にできる作り方を意識しています。100均の材料だけで完成するようにしたり、テンプレートを用意して写真を入れるだけで完成できるように工夫しています」

ゆゆままさん自身、育児の合間を縫ってDIYをしています。主に活用しているのは赤ちゃんのお昼寝タイムと夜の時間。一つの作品は早ければ2日で完成させることができるそうです。

「元々編み物や刺繍が好きだったのですが、赤ちゃんがいると時間がないので、簡単にできるものに絞っています」


季節やイベントごとの思い出をカタチに

ゆゆままさんのDIYで特に人気なのが、季節やイベントごとの記念品づくり。


母の日、父の日、ハロウィン…そのときどきの特別な日に合わせた赤ちゃんの写真を使った作品が、フォロワーから多くの反響を得ています。

テンプレートを使えば写真を入れるだけでできるので、ハンドメイド初心者でも簡単です。季節ごとの思い出を残せるように考えています」

特に人気が高いのは「命名書」。通常、プロに依頼すると高額になりがちな命名書を、100均の材料だけで作れるようにしたテンプレートは、多くのママたちに活用されています。


意外と使える!100均DIYの材料探し

ダイソーにあるアクリルブロックは飾るだけでかわいくなるのでおすすめです」とゆゆままさん。他にも意外なところでは「耐震マット」を使った作品も。

「耐震マットってインターホンの音を小さくするためにママたちがよく使うんですが、マグネットサイズにぴったりなんです。そこに写真を貼ると、かわいいマグネットになります」

アイデアの源は、100均の店内をくまなく歩き回ること。DIYコーナーだけでなく日用品売り場にも目を向けると、思わぬ発見があるそうです。また、InstagramやPinterestなどからも情報収集し、海外のハンドメイド作品も参考にしています。


育児中のママへ

「赤ちゃんが小さいうちは家にこもりがちになって、話し相手もいなくなりがち。そんなときは、SNSなどでいろんな人と交流してほしいなと思います」

また、DIYを始めたいママへは「お昼寝時間などを使って、息抜きのひとときにDIYをしてみると、自分も作る楽しさを感じられると思います」とアドバイスをいただきました。


「ママの手作り」は一生の宝物に

自分の手で作ったものは、より思い出に残ると思うんです。将来、子どもが見返したときに『ママが作ってくれたんだ』って思ってもらえたら嬉しいですね」

ゆゆままさんの作品は、将来子ども部屋になる予定の部屋に飾られています。日々の成長を記録した手作りの品々は、きっと娘さんの宝物になることでしょう。



ハンドメイド経験がなくても、100均の材料と少しの時間があれば、誰でも素敵な思い出の品を作ることができます。今しかない赤ちゃんとの日々を、ぜひカタチに残してみませんか?


●教えてくれたママ

ゆゆままさんyuyumama_handmade

赤ちゃん向けのハンドメイド作品を制作・発信している1歳6ヶ月の女の子のママ。10年以上のハンドメイド経験があり、編み物や刺繍が得意。2024年7月から100均アイテムを使った赤ちゃん用のハンドメイド作品の情報発信を開始。特に命名書や透明なアクリルを使用した作品が人気を集めています。