ヨガをする女性

女性にとって妊娠・出産はとても嬉しいことですが、産んだ後に気になるのは出産後の体重。妊娠中に増えた体重を戻すために、産後ダイエットはどんなことをしたの?いつから始めたの?効果は?など、産後ダイエットのコツや失敗談、その他おすすめのダイエット法について、先輩ママたちや私の体験談をお伝えします。


この記事の目次

産後ママたちのカラダの悩み

現在、体型にまつわる悩みがあれば教えてください

産後ママのカラダの悩みで最も多いのは「おなかのたるみ・肉」です。その次に「腰回りの肉」や「骨盤のゆがみ」となりました。産後ママの悩みでとにかく気になるのは「おなか周り」です。

私自身も、出産後、あんなに大きく膨れていたおなかはすぐにぺったんこに戻るものだと思っていました。しかし、実際は、おなかの脂肪が見たこともないようなふわっふわな状態になっていて、「これが俗に言うお腹ブヨブヨかぁ!?」と驚きました。


一体いつお腹は戻るの!?ネットで急いで検索

「このおなかはいつから元に戻るの?!」と不安でいっぱいになって、すぐに「産後 おなか ふわふわ」とか「産後すぐ おなか ブヨブヨ なんで?」とインターネットで検索。

出産前に産後ダイエットのことを一通り調べてはいたものの、出産後の実際のおなかを見て、入院中は毎日「産後ダイエット」の方法や体験談をインターネットで血眼になって検索し読み漁っていたのを覚えています。

赤ちゃんが生まれてきてくれた喜びや嬉しさとともに、おなか周りの悩みがついてくるのはママの宿命なんですね。


先輩ママに聞いた!本当に効果があるダイエット法3選


今回のアンケートで、先輩ママたちにダイエット体験談を聞いてみました。他の先輩ママたちが、いつからどんな産後ダイエットをしたのか?実際に行ったダイエットの体験談を悩み別にご紹介します。


1.おなかのたるみ・肉が悩みのママたちが行ったダイエット法

ママになったからといって、やっぱりお腹が出ていると悲しい気持ちになりますよね...。そんな悩みにオススメのダイエット法をアンケートからピックアップしてみました。


【ママの体験談】

・母乳を考えて魚と野菜中心の和食をとるようにした。(30代後半のママ/お子様の年齢 生後4~6ヶ月)
・やっぱり骨盤矯正が1番!!見た目にも即効性の変化があるので、その後の骨盤体操もやる気がでる。(30代後半のママ/お子様の年齢 生後4~6ヶ月)

子供が小さいと、運動を取り入れたダイエットがなかなか難しく、食事から改善するママが多いようです。それでも痩せない場合、「骨盤矯正に通ってお腹を元に戻した!」というママもたくさんいることがわかりました。


2.腰回り肉が悩みのママたちが行ったダイエット法

お腹周りと同じくらい、気になる場所が腰回り。「子供を産んでから腰にお肉がついた!」と感じるママも多いようです。


【ママの体験談】

・子供と一緒に子供向けのダンスを一生懸命やったらいい運動になった。子供が喜ぶから続けてできた!(20代後半のママ/お子様の年齢1歳7ヶ月〜2歳、生後7~9ヶ月)
・抱っこしたままスクワット。筋肉が少しついてきて代謝をあげれる。(30代前半のママ/お子様の年齢9歳、7歳、生後2~3ヶ月)

子育てに追われる中、取り入れているダイエット法で多かったのは、子育ての中に、運動をプラスしたダイエット。子供と一緒に体を動かすだけでも十分良い運動になりますよ!ぜひ試してみて下さい。


3.骨盤のゆがみが悩みのママたちが行ったダイエット法

産後のママたちから圧倒的に多く聞こえてくる「骨盤の歪み」。歪みから、血流が滞り、むくみなどの原因にもなるそうです。


【ママの体験談】
・ダイエットのつもりではなく、骨盤が緩んで痛かったので、ベルトが手放せず、ヨガも少ししたのがよかったのかな?(30代後半のママ/お子様の年齢 生後2~3ヶ月)
・骨盤矯正が見た目にも変化が出て嬉しいです。(30代前半のママ/お子様の年齢 生後7~9ヶ月)

骨盤矯正に通っていたママもいれば、ベルトをつけて骨盤の歪みを自身で矯正した人も多いようです。

とにかく産後は「骨盤を締める事が大事!」と言われて、その理由がわからないまま骨盤矯正をしている人も多いのではないでしょうか。しかし、結果的にダイエットに繋がっている人も多く、骨盤矯正の大切さを感じます。


産後ダイエットを経験したママからのアドバイス

スポーツをする女性

産後ダイエットを経験したママたちに、改めて産後ダイエットについてどう思うかを聞いてみました。


【ママの体験談】

・2人の子育てが大変で朝食抜きなどになってしまうことがしばしば。。。わざわざダイエットしなくても少しずつ痩せています。(20代前半のママ/お子様の年齢 1歳7ヶ月〜2歳、生後2~3ヶ月)
・一気に痩せようとするとストレスが溜まる。気長に。(30代前半のママ/お子様の年齢 4歳以上、1歳7ヶ月〜2歳、妊娠中)
・子どもを産んで、体が変化してしまうのはしょうがないことなので、ある程度で納得する事も大切だと思います。(20代後半のママ/お子様の年齢1歳7ヶ月〜2歳、新生児)

今回のアンケート調査から、比較的母乳育児の人は痩せやすい人が多いことがわかりました。これは、栄養を母乳に持っていかれている証拠です。

しかし、母乳をあげている分おなかが空いて食べ過ぎてしまい、「なかなか体重が減らない」「リバウンドしてしまった!」さらには、「出産前より太ってしまった!」という人も中にはいます。母乳をあげているからといって、やっぱり食べすぎは禁物です!


【私の体験談】お腹のたるみに驚いて退院後すぐにダイエットを開始

私自身は、出産直後の自分のふわっふわ・ブヨブヨのお腹に驚いた私は、退院後すぐにダイエットを開始。

出産前から購入していた骨盤矯正ベルトを装着し、ほとんどの家事を自分で行って、家の中でもできるだけ動くようにしました。さらに、産後2週間。外に出て、ウォーキングもスタート。


体に負担をかけすぎたことに反省

本来、床上げと言われる産後1か月までは、家事もしないで安静にしている方が良いと言われています。その時の私はダイエットに必死になってしまい、かなり体に負担をかけてしまったなと、今では反省しています。

同じ病院で出産したママたちに「いつから産後ダイエットを始めたの?」と聞きたら、ほとんどが「ダイエットというダイエットはしなかった」とのこと。さらには、「母乳をあげていたら自然と元の体に戻った」というママもいました。

そのため、産後すぐに体型は戻らないことを前提に、ダイエットは長期的に考える方が体力的にも精神的にも楽かなと思います。


ダイエットを無理にしなくても自然に体重が減ることも

美しい体を目指して...

無理してダイエットをしなくても「産後半年」で半数以上のママが元の体重に戻っていることが今回の調査でわかりました。

産後しばらくは、慣れない育児に戸惑ったり、赤ちゃんのペースに合わせることで、精一杯。「痩せたい」という気持ちがどうしても前に出てきますが、無理なダイエットをしなくても、赤ちゃんのお世話に忙しく過ごすことで自然とダイエットにつながることもあります。

どうしても早くダイエットしたいという人も、自分の体調に気をつけながら、無理のない範囲で行ってくださいね。

【調査概要】
期間: 2017年8月18日~8月22日
方法: カラダノ―トママ部調査
対象: 妊娠中・育児中のママ部ユーザー(N=156)

【画像】
photo AC