出産後のブヨブヨのお腹、増えた体重にしょんぼりしてしまうママは多いのではないでしょうか?。そこで今回は、産後ダイエットについて、先輩ママたちにアンケート調査を実施。ママたちが行っていたおすすめのダイエット方法はもちろん、おすすめできないダイエット方法も教えてもらいました。ぜひ、ご自身のダイエットの参考にしてください。


この記事の目次

産後変化した自分の体型。どうすれば痩せるの?

ウエストを測る女性

十月十日。愛情をもって大切にお腹の中で育てた我が子。生まれてきてくれた時には、それはそれは感動したママも多いことでしょう。
そんな出産という大仕事を終えてホッとしたのもつかの間、鏡を見てびっくり。妊娠前の体はいずこ…。

妊娠で大きくなったお腹は、出産でぺったんこに戻ると思っていたのに、目の前に映るブヨブヨになったお腹を見てショックを隠せなかったと感じたママが多いものです。

・子供は可愛いのに疲れやすくて体はボロボロ
・産後、関節痛や腰痛もあって、運動しようにも思うように動けない
・体力はあったはずなのに産後疲れやすくなった
・ただただ、身体が重い

など、私自身も、産む前は想像もしなかった体の変化がありました。出産で崩れた体系を取り戻したい気持ちはあるのにどうしたら痩せるのか?なかなかその解決法が分からずいろいろ調べたことを今でも思い出します。


アンケートに回答してくれたママ達もいろんなダイエットにチャレンジ

産後ダイエットのために取り組んでいる (取り組んでいた)方法を教えてください。

アンケートによると、先輩ママたちは、骨盤ケアや食事、運動など、産後さまざまなダイエットを並行して試していることがわかりました。中には、特に何もしていないという人も。

産後はとても疲れやすい体になっているので、何もしていないというよりは、産後の育児と体の変化で、何もできなかったのではないかと考えられます。


産後ダイエットにおすすめの方法はこれ!


いろんなダイエットにチャレンジしているママたち。ダイエットに成功しているママたちが具体的に試していたダイエット法はどのようなものでしょうか。


1. 運動ダイエット編

育児をしながらダイエットのために運動と聞くと、ちょっとハードルが高そうなイメージがありますよね。しかし、運動によるダイエットを取り入れているママは、身体精神ともに負荷がかかりにくいものを取り入れていることがわかりました。


【ママの体験談】

・ヨガ、ストレッチ、マッサージ。(20代後半のママ/お子様の年齢 生後4~6ヶ月)
・動くときはかならず骨盤ベルトをした。(20代前半のママ/お子様の年齢 生後2~3ヶ月)
・骨盤ベルトの着用と、月2ほどのジム通い。(30代後半のママ/お子様の年齢 1歳〜1歳6ヶ月)

骨盤ベルトや骨盤矯正下着を着用して日常生活を送っているママが多い、という結果になりました。産後しばらくは外出するのもままならないため、家の中でできるヨガやストレッチで崩れた体のバランスを調整して、ダイエットに成功しているママ多いようです。


2. 食事ダイエット編

ダイエットといえば一番に食事の改善を思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?子供が生まれて数ヶ月はなかなかジムに通ったりすることもできないため、まずは食事ダイエットから始めたママも多いようです。


【ママの体験談】

・炭水化物を控えて、野菜や牛乳で置き換えました。(20代前半のママ/お子様の年齢 生後4~6ヶ月)
・夜は炭水化物を無しにした。(20代後半のママ/お子様の年齢生後10~12ヶ月、妊娠中)
・8時以降食べない、炭水化物を抜く。(20代後半のママ/お子様の年齢 生後10~12ヶ月)
・炭酸水を飲む。(20代後半のママ/お子様の年齢 4歳以上、生後4~6ヶ月)

食事で痩せようとしているママが多くチャレンジしていたのが、夕飯早めダイエット。早すぎて夜中に間食しないように、早寝早起きの生活サイクルに変えて、工夫している人も多くいました。

また、炭水化物を控えめにしているママも多くみられました。やはり、炭水化物を減らすと痩せやすい人が多いんですね。ただし、母乳育児の人は栄養バランスには気を付けて。偏った食生活を送ると、赤ちゃんの栄養バランスにも影響がでる可能性がありますよ。


3. その他

その他にも、産後ダイエットのために、ママ達はみんないろんな取り組みをしていることがわかりました。


【ママの体験談】

・離乳食が始まった頃から食べる量を徐々に減らしていきました。整骨院の骨盤矯正に通っています。(30代前半のママ/お子様の年齢生後7~9ヶ月)
・骨盤矯正に行き、日頃から足を組まない、姿勢を正す、など気にかけた。(20代後半のママ/お子様の年齢 生後4~6ヶ月)
・月1回骨盤矯正に通い、ウエストシェイプするためにフラフープをした。(30代後半のママ/お子様の年齢 3歳〜4歳、生後4~6ヶ月)

骨盤矯正に通っているママも多く見られました。家での骨盤ケアのほか、接骨院などの専門機関に通ってしっかりと骨盤ケアをしているママが多いのには驚きです。


おすすめしない産後ダイエットとは?


反対に、先輩ママたちが試したダイエットで、痩せなかったり、あまり人におすすめできないダイエットもあるようです。先輩ママたちの失敗談も参考に自分に合ったダイエット方法を見つけましょう。


食べないダイエットは成功しにくい

食事抜きや栄養の少ないものに置き換えダイエットをしてしまう人がいますが、どうしてもお腹が減ってリバウンドしたり、力が出なかったりして失敗してしまっている傾向にあります。育児はとても体力を使うので、食事と栄養はしっかり取ったほうが良いですね。


【ママの体験談】

・つかれると食べてしまって反省してます。(20代後半のママ/お子様の年齢 生後2~3ヶ月)
・食事抜きダイエット。(20代後半のママ/お子様の年齢 生後4~6ヶ月)
・ついつい実家にいるので、家事などを親に任せきりな状態での甘いものへの誘惑m(._.)m(20代後半のママ/お子様の年齢 1歳7ヶ月〜2歳、妊娠中)
・もやしで置き換えしたら体調を崩しました。(20代前半のママ/お子様の年齢 生後4~6ヶ月)
・レコーディングダイエットはストレスになり逆効果だった。(30代前半のママ/お子様の年齢 1歳〜1歳6ヶ月)

私の周りでも、床上げするまで実家の両親がサポートしてくれているママさんで、実家の食事がおいしすぎて太った、という人がいました。周りのサポートに頼るのもほどほどに。


あまりストイックになりすぎず。ダイエットは長期プランで

可愛い女性

何もしていなくても、日常の育児で痩せていく人が多くいることがわかりました。産後の自分の体を見ても、そんなに焦ってダイエットをしなくてもいいのかもしれませんね。もしダイエットをするなら、規則正しい生活と適度な運動、そして、骨盤ケアで結果を出している先輩ママがたくさんいたので、ぜひ試してみて下さい。

【調査概要】
期間: 2017年8月18日~8月22日
方法: カラダノ―トママ部調査
対象: 妊娠中・育児中のママ部ユーザー(N=156)

【画像】
photo AC