スーパーやドラッグストアにも、たくさんの赤ちゃん用のおかしが販売されていますね。


手軽に手に入れることができる一方、「市販のおかしをいつから食べさせていい?」「体によくない成分が入っていたらどうしよう?」など、ママたちの疑問や悩みは尽きません。


そこで、本日は管理栄養士である筆者が0歳~1歳の離乳食期におすすめのおかしをご紹介します!

事前に取ったアンケートで先輩ママたちのリアルな声も合わせてお届けしていますよ。


子どもにとっておやつは、エネルギー補給のために欠かせないもの。

選ぶポイントもご紹介していますので、慌てず焦らず、市販のおかしも上手く取り入れてみてくださいね。


この記事の目次


0歳~1歳の赤ちゃん向け市販のおかしおすすめ11選


離乳食期の赤ちゃんに与える食事はいつの時代もママを悩ませます。

毎回手作りも手間がかかりますし、お出かけや旅行の際には難しいでしょう。

そんなときに重宝するのが市販のおかしです。


実際に先輩ママたちが活用したおかしを管理栄養士である筆者がまとめました


1.カルシウムたっぷり「ピジョン ベビーおやつ 元気アップカルシウム」(離乳食初期~)

2.乳酸菌入り「亀田製菓 ハイハインプラス」(離乳食中期~)

3.野菜のやさしい甘さ「キューピー おやさいぼーる」(離乳食中期~)

4.牛乳がたっぷり「アンパンマン幼児用ビスケット」(離乳食中期~)

5.気になる栄養ばっちり「和光堂 赤ちゃんのおやつ」(離乳食後期~)

6.果物好きな子どもに人気「ミライフルーツ」(離乳食後期~)

7.おしゃぶりかんころ(離乳食初期~)

8.歯がため堅パン プレーン(離乳食完了期~)

9.手軽に野菜と果物がとれる「フルーツでおいしいやさいジュレ」(離乳食完了期~)

10.つかみ食べにも「しまじろうにぎにぎボーロ かぼちゃ&にんじん 10本」(離乳食完了期~)

11.令和ママに人気!お米100%「EDISONmamaくちどけおこめぼー」(離乳食中期~)


1.カルシウムたっぷり「ピジョン ベビーおやつ 元気アップカルシウム」(離乳食初期~)



赤ちゃんの手で持ちやすいおやつで、小魚や牛乳が苦手な子どものカルシウム補給にもぴったりです。

 
食べたい分だけ使える、小分けパックなのでお出かけにも持ち運びしやすいですよ。


■生後6ヶ月(離乳食初期)~

・小魚せんべい

・お野菜せんべい ほうれん草+にんじん

・ひじきせんべい


■生後7ヶ月(離乳食中期)~

・小魚とひじきのおこめせん

・お野菜すなっく にんじん+トマト

・お野菜すなっく かぼちゃ+おいも

・お魚すなっく


■生後9ヶ月(離乳食後期)~

・栗かぼちゃとさつまいものクッキー

・小松菜とほうれん草のビスケット

・にんじんとさつまいものビスケット


種類も豊富で、離乳食時期に合わせて、形状やくちどけのよさ・素材が変化しています。

手づかみ食べの練習にもなりますのでどの商品も人気ですよ!


参考:「商品情報(ピジョン)」


お魚やお野菜が入っているので、身体によさそう。

骨の成長に繋がるカルシウムが入っているのと、個包装でおでかけにも便利だったのでAmazonで定期便を頼むくらい活用していました!

(ママびよりスタッフ M)


2.乳酸菌入り「亀田製菓 ハイハインプラス」(離乳食中期~)


亀田製菓の「ハイハイン」はスーパーでも手に入る人気の子ども用おかし。

カルシウムや乳酸菌が含まれているので、市販のおかしの栄養を気にするママにもおすすめです。


くちどけがよく、離乳食中期ごろから食べられます。


アレルギー特定原材料等27品目も不使用。お友達と分け合うのにもぴったりです。


Amazon価格:¥1,881(税込・12袋入り)

購入はこちら:Amazon


赤ちゃんのおかしと言えば、真っ先に思い浮かぶ商品!

カルシウムや乳酸菌が含まれているのは知りませんでした。

親もついつい食べてしまう懐かしくもやさしい味わいのおやつです。

(ママびよりスタッフ S)


3.野菜のやさしい甘さ「キューピー おやさいぼーる」(離乳食中期~)



砂糖・食塩不使用。野菜の甘さがクセになる「おやさいぼーる」は大人が食べてもおいしいおかしです。


表面はサクサクしていますが、口に入れると簡単に溶けるので、安心して食べさせることができます。


Amazon価格:¥1,490(税込・6袋入り)

購入はこちら:Amazon


3色を混ぜ合わせるとひなあられの代わりにも活用できましたよ!

素材のうまみが口に入れた瞬間から広がり、我が子も大好きなおかしでした。

(ママびよりスタッフ M)


4.牛乳がたっぷり「アンパンマン幼児用ビスケット」(離乳食中期~)


たっぷりの牛乳を使って練り上げたビスケットは、ミルクの風味で子どもが大好きな味。


アンパンマンのほか、全部で7種類のキャラクターをかたどっているので、親子のコミュニケーションのきっかけにもなります。


Amazon価格:¥710(税込・5箱入り)

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上の子の影響もあり、小さなころからアンパンマンに興味津々。

兄弟そろってご機嫌に食べることのできるおかしです。

2袋入りなので、ケンカにならないのもポイントですね。

(ママびよりスタッフ M)

5.気になる栄養ばっちり「和光堂 赤ちゃんのおやつ」(離乳食後期~)


カルシウムや鉄分が豊富に含まれている和光堂の「赤ちゃんのおやつ」シリーズ。

軽い食感のものが多いので、食の細い子どもにもおすすめです。

個包装なので持ち運びにも最適。


パッケージの動物部分を切り取って遊ぶこともできますよ!


DHAがプラスされた「1歳からのおやつ」シリーズと合わせると34種類ものラインナップがあります。


参考:「赤ちゃんのおやつ+Ca・1歳からのおやつ+DHA(和光堂)」


脳のほとんどが3歳までに発達すると聞き、1歳から2歳の間、「1歳からのおやつ+DHA」シリーズをAmazonで定期便購入していました!

個包装されているので衛生的で、持ち運びがしやすかったです。100円均一などのタッパに入れて持ち運ぶと壊れにくいですよ!


(ママびよりスタッフ M)




6.果物好きな子どもに人気「ミライフルーツ」(離乳食後期~)


9カ月の赤ちゃんから食べられる子ども用フリーズドライフルーツ。


原材料はそれぞれ「いちご」「バナナ」「りんご」「パイナップル」のみなので、離乳食や幼児食のトッピングにも使えます。


Amazon価格:¥2,180(税込)

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7.おしゃぶりかんころ(離乳食初期~)

ベビー用のおしゃぶりができる「干し芋」です。

芋を干したものなので、素材を味わってほしいママにはおすすめのおやつです。

Amazon価格:¥2,100(税込・3袋)

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8.歯がため堅パン「EDISONmama 食べられる歯がため」(離乳食完了期~)

離乳食完了期(1歳~1歳6ヵ月)になると、前歯が生えそろってきたり、しっかり噛むのが上手になってきたりする時期。

この硬く焼き上げたおかしは、歯固めになったり、長く噛み続けることができたりします。

また、硬いので食べすぎる心配がないのもうれしいポイントです!

Amazon価格:¥972(税込・3袋入り)

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堅パンは夫の出身地の銘菓でしたので、1歳の頃から与えています。

大人でもなかなかの固さなので、子どもはかじりながらも唾液でふやかして長く食べることができます。


(ママびよりスタッフ M)

9.手軽に野菜と果物がとれる「フルーツでおいしいやさいジュレ」(離乳食完了期~)


野菜と果物を、毎食きちんと食べさせるのは難しい場合もあるでしょう。


このジュレは、野菜と果物をおやつ感覚で食べられます♪


出先でも食べさせやすいので、いつものおやつ代わりにいかがですか?


Amazon価格:¥1,037(税込・6個セット)

購入はこちら:Amazon


10.つかみ食べにも「しまじろうにぎにぎボーロ かぼちゃ&にんじん 10本」(離乳食完了期~)


まあるいボーロは転がりやすく、つかみにくいですが、この商品は赤ちゃんが握りやすいようにスティック状になっています。


かぼちゃとにんじんのやさしい甘みが子どもも大好き。

個包装なので持ち運びにも最適です。


離乳食期に不足しやすい「鉄分」入りなのもポイントです。


楽天価格:¥159(税込)

購入はこちら:楽天市場


 

11.令和ママに人気!お米100%「EDISONmamaくちどけおこめぼー」(離乳食中期~)


令和ママが注目&赤ちゃんにも大人気のおやつです!!!

お湯でふやかせば即席おかゆが出来上がるという画期的なおやつが人気の秘密。


即席おかゆになる理由は、「うるち米(国産)と水のみ」でつくられているから!


余分なものを省いたおやつですので、抵抗なく赤ちゃんに食べさせることができますね。


BLW(Baby-led Weaningの略で赤ちゃん主導の離乳)を取り入れた離乳食を実践しているママも活用されているようです。


市販のおかしの選び方~6つのポイント~


「子どもに市販のおかしをあげることに、抵抗や罪悪感を感じることはありますか?」というアンケートに対し、多少なりとも抵抗を感じているママは全体の4割もいました。


ただ、抵抗を感じていると答えたママの7割以上は、少なくとも週に1度以上市販のおかしを子どもに与えているという結果も。


そこで、市販のおかしを与えるときに、どんなことに気をつけながらおかし選びをしているのか、ママたちが普段実践しているチェックポイントを6つご紹介します。


1.甘すぎないおかしを選ぶ


子ども用のおかしの中にはお砂糖が使われるなどで、甘みが強いものも多いです。

しかし、子どものころから強い甘みに慣れてしまうと、味覚が育ちにくくなることも。


特に1~3歳ごろは食事だけでなくおやつも、薄味が基本。


市販のおかしを選ぶときは、月齢に適したおやつや、素材を生かしたおやつなど、できるだけ甘すぎないおかしを選ぶというママが多いようです。



<ママの声>

糖類はできるだけフルーツや野菜からとるようにしています。


季節のフルーツをプレーンヨーグルトに入れたり、クリやサツマイモなどもゆでておやつにしています。

(30代後半のママ/お子様の年齢 1歳7カ月〜2歳)


甘くない、せんべいをよく食べさせています。

(30代前半のママ/お子様の年齢 1歳〜1歳6カ月)


おやつは必ず子ども用の、体に気をつかったものを選ぶようにしています。

(20代後半のママ/お子様の年齢 1歳〜1歳6カ月)


2.栄養があるおかしを選ぶ


市販のおかしの中でも、子どもの成長に欠かせない栄養素が含まれているおかしを選ぶというママも多かったです。


特に鉄分やカルシウム入りのおかしが人気。


鉄分やカルシウムは、普段の食事だけではまかないきれないことも多いので、おかしから摂れるのが助かりますね。


また、子どもが苦手な食品に含まれている栄養であれば、おかしからでもいいから摂取してほしい!という切実な声もありました。


<ママの声>

小魚せんべいなど、普段の食事ではとりにくいカルシウムが入ってる市販のおかしを選んでいます。

(30代後半のママ/お子様の年齢 生後9~11カ月)


野菜を中々食べてくれない子どもなので、野菜が入っているおかしを選びます。

(20代前半のママ/お子様の年齢 1歳〜1歳6カ月)


市販のおかしの中でも、「カルシウム入り」など体によさそうな成分表示がされているおかしを選ぶようにしています。

(20代前半のママ/お子様の年齢 新生児(生後1カ月未満), 1歳7カ月〜2歳)


ヨーグルトやドライフルーツなど、ナチュラルなおやつを選んでいます。

(30代前半のママ/お子様の年齢 生後2~3カ月, 1歳7カ月〜2歳)


添加物が少なく、鉄分やカルシウムが多く含まれているおかしを選びます。

(20代前半のママ/お子様の年齢 生後7~9カ月)


3.着色料や添加物の少ないおかしを選ぶ


市販のおかしを選ぶとき、真っ先に裏面の原材料をチェックするというママも。そこでチェックするのが「着色料」や「添加物」の有無。


着色料には健康被害のない安全なものもあります。しかし、日本で普通に使える着色料の中には、諸外国で発がん性を指摘され利用制限されているものも含まれているので要注意。


添加物も腸内環境に悪影響を与えるものが多いです。


着色料や添加物による健康被害から子どもを守れるのはパパやママだけ。

市販のおかしを食べさせる際には、しっかりと確認しておきたいものです。


<ママの声>

添加物や着色料、トランス脂肪酸が入ってないおかしを選びます。

(30代前半のママ/お子様の年齢 生後10~12カ月)


添加物が入っておらず、味が薄いおかしを選ぶようにしています。

(20代後半のママ/お子様の年齢 生後10~12カ月)


添加物のできるだけないものを選んでいます。自分が食べる無添加のナッツや甘栗を一緒に食べさせることもあります。

(20代後半のママ/お子様の年齢 生後1歳〜1歳6カ月)


4.アレルゲンが含まれていないおかしを選ぶ


アレルゲンとなりうる食品は注意が必要。

特に初めてその食品を口にするときは、慎重にならなければなりません。


コンタミネーションといって、材料には含まれていなくても、製造ラインの関係でごく微量が混入してしまうことも。


必ず裏面に「卵・落花生を含む製品を製造しています」など、混入の恐れがある成分を表示しているので、チェックするクセを身につけましょう。


特にはじめて食べる食品が含まれている場合は、注意してあげてください。


<ママの声>

おかしのパッケージに書かれているアレルギー表示を確認し、少しでも不安があるときは、病院が開いているときに少しずつ食べさせるようにしていました。

(30代後半のママ/お子様の年齢 生後7~9カ月,1歳7カ月〜2歳)

友達の子どもの話です。その子は卵アレルギーを持っていたのですが、卵不使用のウエハースを与えのにも関わらず、アレルギー症状が出たのだとか。よく聞くと、卵を使った製品と同じラインで作られているおかしだったので、アレルギー症状を起こしたそうです。

(20代後半のママ/お子様の年齢 1歳~1歳3ヵ月)


5.個包装のおかしを選ぶ


市販のおかしの中には、子どもが食べるには多すぎるおかしもたくさん。

ちょっと目を離したすきに全部食べていた!ということもあります。


おかしだけでお腹がいっぱいになり、ご飯に支障をきたすことも。


そこでおすすめなのが、個包装されたおかしです。


パパやママが食べる量を管理できるほか、余った場合に保存しやすい、お友達と分け合いやすいというメリットもあります。


<ママの声>

「もっと食べたい!」と言われても、個包装なら「もうないよ」と言いやすいです。

(40代前半のママ/お子様の年齢 1歳7ヶ月〜2歳)

友達の家に遊びに行くときは、個包装のおかしを持っていきます。お友達がほしがっても分けてあげやすいし、たくさんあげすぎるという心配もないので。

(20代後半のママ/お子様の年齢 1歳~1歳6ヵ月)


6.こぼれにくいおかしを選ぶ


外出先でおかしを食べることを想定して、こぼれにくいおかしを選ぶという声も多かったです。


スティック状になっているものや、赤ちゃんがつまみやすいものなど、形を工夫しているものはたくさんあります。


ただ油断は禁物。食べやすいおかしでものどに詰まったりすることも!


おかしを食べている間は、側で見守ってあげましょう。


<ママの声>

おやつの時間をママも子どもも一緒に楽しく過ごせるように、食べこぼしにくいものや1人で食べやすいおかしを選んでいます。

(30代前半のママ/お子様の年齢 生後7~9ヶ月, 1歳7ヶ月〜2歳)


子どもが汚してベタベタしなさそうなおかしを選びます。

(20代前半のママ/お子様の年齢 妊娠中, 1歳7ヶ月〜2歳, 3歳〜4歳)


手や服、床が汚れず、子どもが掴みやすく食べやすいおかしを選んでいます!

(20代前半のママ/お子様の年齢 新生児(生後1ヶ月未満), 1歳7ヶ月〜2歳)




子どもにとっておかしは立派な栄養源!


小さい子どもにとって、食事の合間に食べるおやつはエネルギー補給に不可欠。


卒乳をする1歳の頃には、10時と15時頃を目安に、1日2回おやつ(補食)を与えます。


とはいえ、毎回手づくりのおやつを準備するのは大変ですよね。


そこで活躍するのが市販のおかしです。

市販、と聞くとマイナスのイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、子ども用のおかしには、原材料にこだわり、子どもが食べやすい工夫が詰まっているものも多いです。


子どもの健康を考えて作られたおかしを選べば、市販のおかしを与えること自体にあまり神経質にならなくてもいいのではないでしょうか。


全く食べずに成長するのは難しいもの。

大切なのは「与えない」ではなく、「適量を適切なタイミングで与える」ことです。


おやつの量の目安は、1回の食事の1/3~1/4くらいです。

エネルギーにすると、1~2歳のおやつで135~140Kcalになりますので、参考にしてくださいね。




【調査概要】

期間: 2017919日~925

方法: カラダノ―トママ部調査

対象: 妊娠中・育児中のママ部ユーザー(N=114

【画像】

(photo AC)


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