お子さんが3歳を迎えると、パパママが考えていかないといけない問題の一つが幼稚園入園のことですよね。


「幼稚園は公立にしようか、私立にしようかな・・・」


「幼稚園っていくらぐらいかかるのかな・・・」


「家計にどれくらい負担かかるのかな・・・」


こんな悩みを抱えるパパ・ママも多いのではないでしょうか。


今回は幼稚園の種類とそれにかかる費用を説明した上で、幼稚園の就園が決まった際に支給される補助金についてくわしく説明していきます。


家計の負担を削減できる大切な内容となりますので、必見です!!


この記事の目次

幼稚園の費用はどのくらいかかる?


すでにご存知のパパ・ママも多いと思いますが、幼稚園には国や市区町村が運営する公立のものと、法人が運営する私立のものがあります


その費用を比較すると、以下の通りです。


・公立の幼稚園:約13,000円/月(平均)


・私立の幼稚園:約31,000円/月(平均)


一目瞭然!私立の方が高くなるのがわかりますね。


また、公立の幼稚園と私立の幼稚園の数を比べると、実は私立の幼稚園の方が多いんです!


(参考までに東京都では、公立の幼稚園が約180園に対し、私立の幼稚園は約850園です。圧倒的に私立の幼稚園が多いことがわかります。)


お子さんの幼稚園は、私立になる確率が上がるのも事実。そのため、家計の負担も少なからず大きくなる可能性が上がることもわかりますよね。


幼稚園の補助金ってどういうものがあるの?


補助金の名前は幼稚園就園奨励補助金といいます。お住まいの市区町村のホームページによっては「私立幼稚園就園奨励補助金」と記載があることもありますが、同一の補助金です。


ここで「ん?」と思ったパパ・ママはとても鋭い!


この「幼稚園就園奨励補助金」は、私立の幼稚園に就園が決まって初めて支給されるものなんです!つまりは、公立の幼稚園に就園すると補助金は出ません!


理由としては、公立の幼稚園は国や市区町村が運営しているため、補助金は運営母体に支給されているため。幼稚園の費用が私立より安いのは、上のような理由によるのです。


幼稚園の補助金っていくらもらえるの?


お住まいの市区町村によって金額は変動しますが、考え方は同じです。ここでは横浜市を例にとって説明していきます。


補助金対象者の分類

まずは、補助金対象者の分類についてです。

横浜市のホームページを見ると、補助の基準として以下が提示されています。


■生活保護を受けている世帯


■市民税額が非課税の世帯


■市民税所得割が非課税の世帯


■市民税所得割額が77,100円以下の世帯


■市民税所得割額が211,200円以下の世帯


■市民税所得割額が211,200円超えの世帯


(出典:横浜市ホームページより)

様々な分類がありますが、簡単にいうと、上の分類から下の分類にいくに連れて、支給される補助金が安くなります。

税金を収めている金額が高いということはそれだけ収入も多いということ。そのため、自然と補助金の額も少なくなるというイメージです。

実際の支給額

※以下では兄弟の性別が違う場合を考慮して「きょうだい」と表現します。


お子さん1人に対して支給されていきますが、「多子区分」といって、きょうだいの人数によって支給金額が変動します。きょうだいが多いほど支給額が上がっていくようになっています。

横浜市を例に取ると、以下の通りです。(ひとり親世帯でない場合)



■生活保護を受けている世帯

きょうだいの人数にかかわらず、一律308,000円(1人あたり)


■市民税額が非課税の世帯

1人目は272,000円、2人目以降は308,000円


■市民税所得割が非課税の世帯

1人目は272,000円、2人目以降は308,000円


■市民税所得割額が77,100円以下の世帯

1人目は187,200円、2人目は247,000円、3人目以降は308,000円


■市民税所得割額が211,200円以下の世帯

1人目は107,200円、2人目は185,000円、3人目以降は308,000円


■市民税所得割額が211,200円超えの世帯

1人目は48,000円、2人目は154,000円、3人目以降は308,000円


(出典:横浜市ホームページより)


細かいことを書きましたが、横浜市の場合は


■幼稚園就業奨励補助金は最低48,000円から最高308,000円までとなること


■きょうだいの人数と市民税所得割額によって、1人あたりの金額が変動する


と理解していただければ問題ないです!

幼稚園の補助金はいつ支給される?


補助金の種類と金額については理解していただけたと思います。そこで出てくる肝心なことが「いつ補助金が支給されるの?」ということですよね。


実は、幼稚園の補助金はすぐ支給されるものではありません。申請してからタイムラグがありますので、各市区町村のホームページをしっかり読んでおきましょう!


参考までに先程の横浜市の場合、当年の6月に申請を行うと12月に幼稚園を通じて支給されます。


年度途中で就園した場合は、11月と1月に申請が可能で支給は3月となりますので、申請から支給までおおよそ6ヶ月はかかるとみておいたほうが良さそうです。


幼稚園選びの注意点!友人の失敗談・・・


私の友人の話を紹介します。


娘さんが3歳目前ということで、幼稚園選びを進めていました。もちろん幼稚園就園奨励補助金のことも知っていたので、幼稚園の見学は私立に絞っていました。


3つほど幼稚園を見学したところ、娘さんのよい反応だった幼稚園は先生の雰囲気もよく、かつ自宅からも近く通いやすいところでした。月額も平均相場ほどだったので、ご主人と相談の上で無事に決めることができました。


さて、4月より入園生活がスタートしました。娘さんも楽しそうな様子。友人もご主人も、楽しそうにしている娘さんを見て満足する…はずでした。


実は、月額の保育料以外の出費があったんです。


私立の保育園ということもあり、その保育園は習い事やイベントに力をいれる方針でした。すると、習い事の教材費やイベントでの寄付金を別途支払うこととなり、友人にとって想定外の出費が重なりました


幼稚園の補助金制度が活用できるとはいえ、実際に発生する費用が他にもある場合も多くあります。


幼稚園の説明会などできちんと確認して、年間の出費がどのくらいになるのか正確にイメージできるようにしておくのがおすすめです。


補助金を有効利用して、お子さんに合う幼稚園選びを!


最近の幼稚園では独自の教育方針を打ち出していたり、カトリックなどの宗教に基づいた運営、英語を取り入れていたりと、いろんな特色がありますね。だからこそ子供に合う・合わない幼稚園をしっかり見定める必要があります。


この幼稚園就園奨励補助金のおかげで、私立の保育園が選びやすくなると思いますので、パパ・ママで話し合いながら幼稚園選びを進めていきましょう!


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