1歳になると、より意思表示がはっきりしてきたり、歩くことが安定してきたりと、様々なことができるようになってきます。
そこで気になってくるのが、我が子の教育のこと。
今回は、ママが家庭で気軽に取り組むことのできる教育方法から通信教育を利用した家庭教育まで、様々な視点で1歳の家庭での教育についてまとめてみました。子供の将来を見据えた家庭でできる教育についてご紹介します。
この記事の目次
1歳~2歳の発育・発達
1歳にもなると、日中寝ている時間が減り、だんだんと夜にまとまった眠りをとるようになってきます。
そんな1歳~2歳の時期はどのような発育・発達段階なのか、参考までに目安となる特徴を以下にご紹介します。
動作について
1歳を過ぎると歩行が安定し、小走りやボールを蹴るなど様々な動きをとるようになります。
行動範囲が一段と広がり、外へ出る機会も増えます。
また、1歳を過ぎると食事も離乳食から幼児食へと移行し、手づかみ食べだけではなくスプーンやフォークなどを使って食べるようにもなりますよ。
家庭の中でのいたずらも増えるので、ますます目が離せない時期でもあります。
言葉の理解について
自分の意思を伝えるのはまだ難しい部分が多いですが、ママやパパの言っている内容を理解するようになってきます。
先輩ママの体験談
我が家の子供2人も、1歳半くらいのある日、私が独り言のように「テーブルの上にスプーン忘れちゃった!」と言ったところ、キッチンにいる私のところまでスプーンを持って来てくれました!
まだ言葉でのやり取りはできていない時期ですし、そんなにはっきりと言葉について理解しているとは思えない時期だったのでとても驚きました。
1歳~2歳という時期は日々の積み重ねで言葉というものを徐々に理解し習得しているんだなぁと、実感した出来事でした。
子供によって言葉の理解はそれぞれですが、日々の家庭生活の中で、言葉の理解度を実感できる場面が増えてくると思いますよ♪
にとっても、そして日本という国にとっても大切な時間なのです☆
ママが気軽に取り組める家庭での教育方法
我が子にはより良い教育環境を与えてあげたい!けど、教室へ通うのはハードルが高いしお金もかかるし…。と1歳の子供を持つママでお悩みの方も多いのではないでしょうか?
ここからは、日々の生活の中で気軽に取り入れられる家庭教育をピックアップしてみました。
言葉の教育
まだお互いの意思疎通としての言葉を使うことは少ないかもしれませんが、1歳の子供は日々の家庭生活の中でたくさんの言葉を吸収しています。
ごはんの時間をとってみても、「スプーンを使って食べてみようか?」「これは○○っていう食べ物だよ」など、日頃何気なく行っているママの言葉かけが教育の上でとても大切なのです。
1歳の子供と遊んでいる時に「これは○○だね」などと動物や野菜、果物などの名前を伝えること。
料理をしている時に子供が来たら「これは○○っていうんだよ」と野菜や調理器具などの名前を教えてあげ、実物を見せてあげること。
こんな風に何気ない家庭での日常生活の中でも、ママがちょっと心がけるだけで、1歳の子供の中にたくさんの言葉を育む教育ができるのです☆
数字の勉強
1歳の子供の日々の遊びや家庭生活の中に、数字はたくさん溢れています。
例えば、つみき遊び。
つみきを積み上げている時や並べている時に、ママが「1、2、3~」とつみきを1つずつ指さしながら、つみきの数をかぞえてあげます。
すると、子供は「ものの数を数える」という動作や考え方を知ることができ、1歳ながらもそこから数字という概念に触れることができます。
また、階段を上る時や下りる時に階段の数を数えたり、おやつの時間にお皿に乗っているおやつの数を数えたりすることも、数字に触れる良い教育の機会となります。
1歳のうちから家庭の日常生活の中に自然と数字を溶け込ませてあげることで、“かず”というものへの苦手意識を減らし、好奇心を育むことができるのでおすすめです!
▼数字の勉強はフラッシュカードがおすすめ▼
フラッシュカードは年齢なく同じカードを利用できます。
指先を動かすトレーニング
自分の思うように指先を使えるようになるのは、とても大切なこと。
1歳の間は、まず食事の時の手づかみ食べをしっかりすることも、教育上大切となる指先の巧緻性を育む上でとても重要です。
しっかりと手づかみ食べをすることで、スプーンやフォークなどの道具を使った食事への移行もスムーズにできます。
テーブルや床、洋服などが汚れてしまって大変な時期でもありますが、しっかりと手づかみをさせてあげられるのは家庭での食事ならではです。
また、外遊びの1つである砂遊びも大切
1歳の子供であれば砂の感触そのものはもちろん、砂と水が混じり合った時の感触など、砂遊びでは様々な感触を味わうことができます。
砂遊びは情緒を安定させ、さらに想像力を育む要素が含まれているため、教育の土台となる大切な遊びの1つです。
家庭でできる様々なことを、ぜひ1歳からどんどん体験させてあげてみてください☆
1歳におすすめの家庭教育用通信教材
なかなか自分自身でカリキュラムを組むのは苦手...という方は、子供の向けの通信矜持を受講するのもおすすめ。1年で1万円ほどのところも多く、以外に安い価格で受講することができますよ!
ここからは、通信教育の中で1歳の子供におすすめの教材をご紹介します。
1.こどもちゃれんじ
家庭で取り組む幼児用通信教材の中で、人気の高い「こどもちゃれんじ」。
30年という歴史があり、子供の五感を育む教育プログラムが満載の教材が家庭に届きます。
また、届けられる教材は安全性がしっかりと確認されたものなので安心。
まだおもちゃなど口に入れてしまうことも多い1歳の子供でも安全に使うことができます。
実際に受講していたママの声
実際我が家の長女も受講していたのですが、1歳の頃もその時々の子供の状態に合った教材が届くので、よく遊んでいました☆
先輩ママに聞いた話ですが、ママやパパが買うおもちゃとはまた異なる目線からのものが届くので、いろいろな能力を刺激できてよかった♪と仰っていました!
家庭での時間の過ごし方に悩んでしまう時など、とても役に立ってくれた家庭教育用通信教材です☆
1ヶ月の費用目安:1,697円(税込)~
HPはこちら:こどもちゃれんじ
2.福音館の月刊誌
絵本の定期購読ができる、「福音館の月刊誌」。
1歳のお子さんであれば10ヶ月~2歳が対象となる「こどものとも0,1,2」という、毎月異なる絵本が自宅に届きます。
絵本のサイズは20×19cmなので、1歳の子供でも持ちやすく、おでかけにも持って行きやすいサイズ☆
実際に受講していたママの声
我が家の長女が幼稚園年中の時に、幼稚園を通じて定期購読していたのですが、親子共に毎月届く絵本にワクワクしていました!
次女も1歳になる少し前に「こどものとも0,1,2」に出会ったのですが、とてもお気に入りの様子で読んでいる私もとても楽しかったです♪
子育てに絵本は必須と言われるほど、教育的な要素もたくさん含まれている絵本。
図書館で選ぶ絵本とはまた異なる、家庭で親子の心が満たされる絵本の時間を過ごすことができるのでおすすめです☆
幼児向けシリーズ:毎月420円、年間5,040円
HPはこちら:福音館の月刊誌
無理のない範囲で取り組むことが継続のコツ
子供が産まれると、つい我が子への愛情から教育熱心になる人も多いかと思いますが、そんなに焦る必要もありません。
一番大切なことは、家庭の中で子供が安心して自由に遊んで学べる環境を作ってあげること。
1歳の子供でも遊びの中から様々なことを学び、そこから発展させていける力をすでに持っています。
家庭で過ごす日々の子供との関わりの中で、ママが少し教育的な視点で言葉かけをしてあげるだけでも十分なことがほとんどです。
子供の力を信じてママも少し力を抜いてみると、案外バランスが良くなることも☆
ぜひ、精神面も金銭面も無理のない範囲で、ママも楽しんで1歳の子供と家庭での教育を楽しんでもらえたらと思います♪
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