「妊娠した妻がいつもイライラしていてまるで別人のようだ」と嘆くパパがいます。しかしそんな妊娠中のイライラが、パパの心がけ1つで改善されることも。
そこで、妻の妊娠中にパパがやるべきことをまとめました。やさしい気持ちを常に持ち、妊娠により不安定になった妻の心をしっかり支えてあげてくださいね。
この記事の目次
妊娠中の妻は普段の妻と違う
妊娠は喜ばしいこと。しかし妻の体には妻とは別の命が宿ることで、さまざまな変化が起きてしまいます。
そのため、普段温厚な妻でも急にイライラしてしまったりすることも。パパとの何気ない会話で怒ってしまうことがあるかもしれません。
その理由は、女性のホルモンバランスは妊娠することで急変。そのため、情緒不安定になりやすいと言われています。
また、出産による環境の変化や子育てに対する不安から、つい身近にいるパパに八つ当たりしてしまうこともあるかもしれませんね。
ただ、驚かないでください。妊娠中イライラするのは自然なことなのです。
そしてイライラするのも期間限定。無事出産を終えて育児のリズムが整えば自然にイライラは収まります。
妊娠中は些細なことにも妻は敏感に反応し、気になってしまう時期。
パパはできるだけ妻のことをあたたかい目で見守り、妻の不安やストレスを癒すような行動や言動ができるといいですね。
妻の妊娠中にパパがやるべきこと10選
妊娠中、妻はできないこと・やらない方がいいことが増えてきます。その分パパはやるべきことが増えていきます。
ただ、やるべきことがわからずに妻にすべてを任せていると、あっという間に妊娠期間が終了。
妊娠中の妻の体調は教科書通りにはいきません。日頃から妻の様子をしっかり観察し、やるべきことがないか考えて過ごせるといいですね。
そこで、ここでは妊娠中の女性に聞いたパパがやってくれるとうれしいことをピックアップ。
最初から無理にすべてやる必要はありません。少しずつ妻をサポートする生活に慣れていきましょう。
やるべきこと1.休日の買い物をサポート
妊娠中は重いものを持たない方がいいので、パパの休日に食料品や日用品を買いだめするという人も多いもの。
休日の買い物でパパがやるべきことはやはり荷物持ち、ということになりますね。
妊娠中は食生活も気をつけることがたくさん。
もしも食材選びに時間がかかるなどして、買い物時間が長くなっても怒らないであげてくださいね。ゆったりとした気持ちで買い物に付き合うこともパパのやるべきことです。
妊娠中は思うように外出できないこともあるので、買い物も立派なお出かけ。妻と楽しく会話しながら楽しい時間にしていきましょう。
やるべきこと2.トイレ・風呂掃除
妊娠中の掃除はすべてパパにお願いしたいという人も多いですが、特にパパがやるべきことはトイレ掃除と風呂掃除。
トイレや風呂は夏は暑く冬は寒い、妊娠中の妻には過酷な空間です。また、しゃがんで掃除することも多いため、お腹が大きくなればなるほど掃除が難しくなります。
トイレ掃除や風呂掃除は短時間で終わるのに、パパにやってもらったときの喜びがかなり大きいという声も。
仕事が休みの日だけでなく、普段から積極的にパパがやるべきことの1つなのかもしれませんね。
やるべきこと3.上の子の遊び相手
妻の妊娠中、パパがやるべきことは家事だけではありません。上の子がいる場合は、パパが上の子と遊んでくれるととても助かるという人も。
やはり妊娠中は行動に制限があるので、上の子を思いきり遊ばせてあげられないこともありますよね。
そうなると上の子はストレスがたまり、よく泣いたり暴れたり…ママを困らせてしまうことがどうしても増えてしまいます。
晴れた日は屋外で走り回るのもおすすめ。
結果的に妻の1人の時間を確保してあげることで、妻のリフレッシュにも役立ちます。妻の妊娠中はぜひ、普段以上に子供と遊ぶ時間を確保してあげてくださいね。
やるべきこと4.健診への同伴
多く妻が、できればパパも一緒に健診に行ってほしいと望んでいるようです。
妊娠初期は心細さもあり、妊娠中期以降はお腹の中の赤ちゃんの様子を一緒に見てほしいと望むママも増えてきます。
仕事の都合でなかなか健診に付き添えないというパパもいますが、できれば一度くらいは何とか都合をつけてほしいもの。
健診時に両親学級などを開いている産婦人科も多いので、もし妻から誘いがかかったら一緒に参加してみてくださいね。
やるべきこと5.マッサージ
妊娠中はお腹が重く肩や首のコリに悩まされたり、むくみで足がパンパンになってしまう人も。もし妻にそのような症状があるならパパがやるべきことはただ1つ、マッサージです。
足や肩を揉んだり擦ったりするだけで構いません。妊娠中はマッサージや整体にも通いにくいので、パパが気にかけてくれるだけでもうれしいという声も。(私も妊娠中は主人にお願いしていました)
もしマッサージに自信がないなら、マッサージグッズやむくみ取りグッズをプレゼントするのもおすすめ。妊娠中の不調で悩む妻に寄り添いながら、やさしく支えてあげてくださいね。
やるべきこと6.車は運転してあげる
妊娠中は車の運転を負担に感じる人も多いです。パパも一緒に出かけるときは、パパが車の運転をしてあげるといいですね。
その時もいつもより一層安全運転を心がけるのがポイント。ゆとりある運転をすることで、妻も安心して同乗することができます。
ただ、中には運転することがストレス発散になるという人もいるので、妻が運転したいというときは、ハンドルを譲ってあげましょう。
やるべきこと7.言葉づかいに気をつける
妊娠中の女性はイライラすると先述しましたが、傷つきやすくなるという一面も。
体調が悪く寝ているときに「寝すぎ」と言われたりすると急に泣き出してしまう妻もいます。
妊娠中の妻のストレスは赤ちゃんにもよくありません。
特別やさしい言葉をかけなくてもいいのです。妻が傷ついたり怒ったりしてしまいそうな言葉が浮かんでも、ぐっと我慢する心の余裕を持つようにしましょう。
やるべきこと8.飲み会を控える
妊娠中は飲み会を控えてほしいという人は多いもの。
夜中に万が一のことがあった際、そばにパパがいないと不安ですし、病院に行くにしてもパパが酔っぱらっていては困ります。
また、妊娠中自由に出歩けない妻からすれば、パパばかり遊んでいては不満も募るもの。
できるだけ家にいる時間を確保して、妻と一緒に妊娠生活を楽しむのがおすすめですよ!
やるべきこと9.妻の話を聞く
いくら家にいる時間を確保しても、スマホやテレビに夢中になっていてはいけません。できるだけ妻と会話をして、妊娠中の生活を共有することが大切。
妊娠・出産にかかわる話だけではなく、世間話を聞いてあげるのもパパがやるべきことの1つ。
普段からしっかりコミュニケーションをとっておくことで、パパのちょっとした失敗も許せる、穏やかな環境が生まれるはずです。
やるべきこと10.出産準備は一緒に
妻の妊娠中、パパがやるべきことでもっとも重要なのが出産準備。
出産準備はついつい妻が中心になって行ってしまいがちですが、しっかり興味を持ってかかわることはパパになるために欠かせない時間です。
ベビー用品を選ぶことはもちろん、赤ちゃんのお世話について予習することも大切。
パパも一緒に出産に臨んでくれるという意識が妻の中に芽生えれば、妊娠中不安定になりがちな心も安定しやすくなることでしょう。
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パパのやさしい気持ちだけも妻はうれしい
妊娠中、特に産休に入ると友達や世間との間に隔たりができたような気がして、日中の静けさにふと寂しさを覚えること人もいます。
妊娠中や出産時のトラブルについて知ってしまうと、不安で夜も眠れなくなるという人もいます。
そんなときそばにいてほしいのはパパ、あなたです。
妻を思いやる気持ちはパパのふとした仕草や言動に現れるもの。
ここでご紹介したやるべきこと以外にもパパにはたくさんできることがあります。やさしい気持ちと心の余裕を持って、妊娠中の奥さんに接してあげてくださいね。
Photo by Photo AC