妊娠中、安産のお祈りをしに行く方も多いのではないでしょうか。その安産祈願にぴったりなのが、戌の日。
今回は、東京に数多くある安産祈願ができる神社の中から、戌の日におすすめの神社を厳選して紹介します。
初穂料やアクセス方法などについても掲載しておりますので、現在妊娠中の方、これから戌の日の安産祈願に行きたいと考えていらっしゃる方、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
戌の日とは?
妊娠をすると、安産祈願をしにいこうと思う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
日本では古来より、その安産祈願にぴったりだとされているのが、妊娠5カ月目に入った最初の戌の日。
戌(犬)のお産は軽く、数多くの子供を出産することから、お産の守り神のように考えられていました。
よって、十二支の11番目にあたる戌の日に安産祈願を行うようになったのです。
安産祈願におすすめの東京の神社7選
東京には安産祈願へ行きたくなる神社がたくさんあります。
今回はその中から戌の日にぴったりの、7つの神社をご紹介します。
①水天宮
言わずと知れた、東京の安産祈願で有名な神社の1つ。
江戸鎮座200年を記念し社殿の建て替えを行ったため、平成28年からは新社殿で参拝することができます。
待合室等も整備され、妊婦さんやママも過ごしやすいので人気。
境内には“子宝いぬ”があり、周りを取り囲む十二支のうち自分の十二支をなでると安産などの御利益を頂けると言われています。
◼️補足情報
境内地下や近辺にはコインパーキングがあるため、車でも安心して行くことが可能。
ただし、戌の日は大混雑し、祈祷の受付をするまでに1時間ほど待つことも。
体調が優れない方や空いている日に行きたいという方は、戌の日を避けるのもおすすめです。
住所:東京都中央区日本橋蛎殻町2-4-1
アクセス:<電車の場合>
東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」から徒歩1分
東京メトロ日比谷線「人形町駅」から徒歩6分
都営地下鉄浅草線「人形町駅」から徒歩8分
都営地下鉄新宿線「浜町駅」から徒歩12分
「東京駅」からタクシーで約15分
<車の場合>
箱崎インターからすぐ
初穂料:8,000円
お守り一式をお願いする場合は、プラス4,000円
祈祷受付時間:午前8時~午後3時30分
戌の日は午後4時まで
URL:http://www.suitengu.or.jp/
②大宮八幡宮
“東京のへそ”、“子育厄除け八幡さま”として知られている大宮八幡宮。
日本三大八幡宮のひとつであり、1,000年以上もの歴史があります。
大宮八幡宮ではマタニティマーク入りのお守りや絵馬があり、妊婦さんの人気を集めていますよ。
◼️補足情報
無料の駐車場もありますが、台数に限りがあるため戌の日は特にご注意ください。
住所:東京都杉並区大宮2-3-1
電話番号:03-3311-0105
アクセス:京王・井の頭線「西永福駅」から徒歩7分
京王・井の頭線「永福町駅」から徒歩10分
初穂料:8,000円以上
(安産守・大宮八幡息長帯(安産腹帯)・
マタニティマーク入りの母子緒守・安産祈願絵馬特別撤下品)
祈祷受付時間:午前9時半〜午後4時半
URL:https://www.ohmiya-hachimangu.or.jp/
③大國魂神社
武蔵野の国の守り神として、鎮座1900年もの歴史をほこる大國魂神社。
明治神宮とならぶ東京五社の1つでもあります。
また、御祭神は大国魂大神であり、最近では強力なパワースポットとしても注目を集めていますよ。
7月12日は境内にある安産の神様、宮乃咩神社の例祭日で安産特別祈願祭を行っているため、戌の日の他にこの日のお出かけもおすすめです。
◼️補足情報
参拝者用無料駐車場があり、ご祈祷をした人でタイムズ大國魂神社駐車場を使った場合は1時間無料というサービスもあります。
住所:東京都府中市宮町3-1
電話番号:042-362-2130
アクセス:京王線「府中駅」から徒歩5分
JR南武線・武蔵野線「府中本町駅」から徒歩5分
初穂料:5,000円~
受付時間:午前9時~午後4時
URL:https://www.ookunitamajinja.or.jp/
④日枝神社
永田町の一角にある、緑に囲まれた日枝神社。
江戸時代、東都第一の大社として、諸大名が事あるごとにご祈祷をされたという由緒ある神社です。
戌の日でも待ち時間が1時間かからないことが多く、夫婦そろって祈祷を受けることも可能。
◼️補足情報
駐車場完備のため車で行くことができ、赤坂側の参道にはエスカレーターがあるため、妊娠中でも安心して訪れることができます。
住所:東京都千代田区永田町2-10-5
電話番号:03-3581-2471
アクセス:地下鉄千代田線「赤坂駅」から徒歩3分
地下鉄南北線・銀座線「溜池山王駅」から徒歩3分
地下鉄千代田線「国会議事堂前駅」から徒歩5分
地下鉄銀座線・丸の内線「赤坂見附駅」から徒歩8分
初穂料:10,000円~
受付時間:午前9時~午後4時半
URL:https://www.hiejinja.net/index.html
⑤子安神社
120年もの歴史があり八王子で最も古いとされている、子安神社。
こちらの神社では“底抜け柄杓”といった「水のように安産でありますように」との願いを込めて奉納する、底の無い柄杓があります。
初穂料は8つの段階がありますが、気持ちで納めれば問題ありません。
◼️補足情報
境内に駐車場が10台分ほどありますが、都合により駐車できない日もあるため、あらかじめHPで確認することをおすすめします。
戌の日は混雑が予想されるため、余裕を持って行ってみてくださいね。
住所:東京都八王子市明神町4-10-3
電話番号:042-642-2551
アクセス:JR「八王子駅」から徒歩5分
京王線「京王八王子駅」から徒歩1分
初穂料:1級式 30,000円
お札・お守り・岩田帯・底抜け柄杓・お供物他(1級式のみ特別神楽)
2級式 25,000円 お札・お守り・岩田帯・底抜け柄杓・お供物他
3級式 20,000円 お札・お守り・岩田帯・底抜け柄杓・お供物他
4級式 15,000円 お札・お守り・岩田帯・底抜け柄杓・お供物他
普通式 12,000円 お札・お守り・岩田帯・底抜け柄杓・お供物他
5級式 10,000円 お札・お守り・底抜け柄杓・お供物他
6級式 8,000円 お札・お守り・お供物他
7級式 6,000円 お札・お守り
祈祷受付時間:午前9時~午後3時30分
土・日・祝日の戌の日は午前8時30分から受付開始
URL:http://koyasujinja.or.jp/index.html
⑥鬼子母神堂
池袋の雑司ヶ谷にあり、安産・子育(こやす)の神様である鬼子母神をお祀りしている鬼子母神堂。
鬼子母神堂へと続く参道はケヤキ並木となっており、大都会にありながらも自然を感じられる場所にあります。
また境内には、樹齢およそ700年の“子授け銀杏”と呼ばれるご神木も。
そして、鬼子母神堂にはたくさんの子宝に恵まれるようにという願いに由来して作られた、“おせん団子”がありますよ。
毎週日曜日と縁日(8日、18日、28日)に鬼子母神境内の大黒堂で買うことができるので、戌の日と合わせてチェックしてみてくださいね。
◼️補足情報
住所:東京都豊島区雑司ヶ谷3-15-20
電話番号:03-3982-8347
アクセス:JR「池袋駅」から徒歩15分
JR「目白駅」から徒歩15分
東京メトロ副都心線「雑司が谷駅」から徒歩5分
URL:http://www.kishimojin.jp/index.html
⑦亀戸天神社
学問の神様として知られる、菅原道真公が祀られている神社。
道真公は14人もの子供に恵まれたことから子宝、安産の神様としても崇められています。予約は不要で、祈祷時間は20分ほど。
◼️補足情報
駐車場完備のため、車で行くのもおすすめです。
住所:東京都江東区亀戸3-6-1
電話番号:03-3681-0010
アクセス:総武線「亀戸駅」から徒歩15分
総武線、地下鉄半蔵門線「錦糸町駅」から徒歩15分
初穂料:5,000円~
受付時間:午前9時~午後4時
URL:http://kameidotenjin.or.jp/
戌の日には安産祈願へ
東京には安産祈願ができる神社がたくさんあります。
電車での移動がメインとされる東京ですが、駐車場が完備されている神社もあるため、妊娠中でも安心して訪れることが可能。
戌の日は安産祈願へ訪れる人が増えるため、人混みや体調に不安がある方はあえて戌の日を避けた参拝もおすすめです。
それぞれのご事情に合わせて、母と子の無事を祈りに安産祈願へ行ってみてくださいね。
(Photo by:写真AC)