妊娠をすると、心身ともに変わっていくのが女性。


パパから見たら「妻の変化についていけない…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。


そこで今回は妊娠の経緯や妊娠中の女性の体調について、パパでも理解しやすいよう丁寧に詳しくご紹介!


これから子供を授かることを望んでいる方や、妻が妊娠中の方、ぜひ目を通してみてくださいね。


この記事の目次

妊娠に至るまで。受精の奇跡


妊娠は、男性と女性がいるからこそ起こせる奇跡。

 

精子は平均して35日間生き延びると言われていますが、卵子が生きられる時間は24時間。

 

また、精子の大きさは0.06mm、卵子の大きさは0.15mm

 

とても小さな細胞ながら、受精をすることで細胞分裂を繰り返し、女性の子宮の中で10カ月かけて赤ちゃんを育んでいきます。

 

何億個もの中から長い旅を経てたった1つ生き残った精子と卵子が出会い、着床して受精卵になるということは、まさに奇跡とも呼べるものなのです

 

妊娠が判明するのはいつ頃?


女性が妊娠に気がつくのは、生理が遅れて10日ほど経った頃、体調に異変を感じる時が多いとされています。

 

妊娠週数を数える時は、その前の最終生理開始日を00日とします。

 

本来の生理予定日は妊娠4週。

 

妊娠検査薬で反応が出るのは、子宮内に胎嚢と呼ばれる赤ちゃんが入った袋が確認され始める、妊娠5週。

 

妊娠確定とされる胎児の心拍確認ができるのは、妊娠6週とされています。

 

よって、妻が生理の遅れで妊娠に気がついた時には、すでに妊娠5~7週に入っていることがほとんどです

 

妻が妊娠に気づくタイミング


妊娠に気がつくタイミングは人それぞれ。

 

妊娠4週に入ってから、体調の変化により妊娠に気がつく人が多いとされています。

 

また、つわりと呼ばれる体調の悪化が始まるのは妊娠4~6週。

 

匂いに敏感になったり、胸やけをするようになったり、腹部に異変を感じたりします。

 

妊娠初期では「妻の体調が少し悪いかな?」といった程度の人が多いようです。

 

ただし、つわりも必ずしも全員に起きる訳ではなく、個人差が大きいもの。

 

ひどい場合であれば「重症妊娠悪阻」となり入院が必要になってしまう人もいれば、全く症状がない人もいます。

 

妊娠中の身体の変化


日々刻々と変化していく、妊娠中の妻の体調。

 

それを見ている夫も、妻の身体の変化に驚くかもしれません。

 

ですが、実際に自分の身体が変化している妻は妊娠をして嬉しい気持ちだけでなく、不安な気持ちもたくさんあります

 

具体的な妊娠中の身体の変化について、ご紹介します。

 

①お腹が大きくなる


妊娠中、胎児が大きくなるにつれて母体である妻のお腹も大きくなります。

 

臨月と呼ばれる出産間近の時期は、腹囲が85~100cmほどに

 

また、お腹が大きくなることで胃や腸が圧迫され、ご飯を食べる量が制限されたり、便秘がちになったりと体調の変化を感じることもあります。

 

②胸が変化する


妊娠中、お腹の中で赤ちゃんを育てるのはもちろん、女性の身体は母乳を出すための準備を始めます。

 

その準備として、妊娠をすると乳腺が発達し、胸が大きく重くなり始めます

 

妊娠が発覚した時期から大きくなる人もいれば、出産が近付いてくる時期に大きくなる人も。

 

その他、


・チクチクとした痛みを感じる

・乳輪や乳頭が大きくなり、色が黒くなると


いった変化がある女性も。

 

胸の変化は女性にとってもシビアなものなので、男性の方々には温かく見守ってもらえたらと思います。

 

③正中線の出現


妊娠中にお腹の真ん中、おへそから下にかけてできる黒っぽい線のことを正中線といいます

 

男女関係なくどの人も胎児の頃に細胞分裂をした時の名残として持っているもの。

 

妊娠をすることでお腹が大きくなり、皮膚が薄くなることで見えてくるものです。

 

気にする妊娠中の妻も多いかと思いますが、出産後次第に落ち着いてくるものの1つです

 

④妊娠線の出現


妊娠線とは、お腹が大きくなるにつれて皮膚が伸びるスピードが追い付かず、皮膚に亀裂ができてしまい、お腹に赤紫色の線が入ってしまうもの

 

正中線とは異なり、妊娠線は出産を終えても残ってしまうものです。

 

保湿をすることで妊娠線を予防することができると言われているので、娠中はお腹の皮膚のケアも大切です。

 

妊娠中に不安になる原因


妊娠をすると、なぜかいつもよりイライラしたり、普段明るい性格の方でも急に不安に襲われたりするものです...。

 

その原因と考えられるものをいくつかご紹介します。

 

①体調の変化


妊娠をするとつわりが始まり、思うようにご飯が食べられなかったり動けなくなったりする人も増えます。

 

また、つわりが落ち着いてきたとしても、お腹が大きくなることで動きに制限が出たり、腰痛や腹痛などが出たりする人も。

 

妊娠中は1日ごとに体調に変化がある人も多く、身体の不調が原因で心も不安定になる人が増えます

 

おおらかな気持ちで妻の体調の変化に向き合ってあげてくださいね。

 

②生活の変化


女性は妊娠をすると、胎児へ悪影響を及ぼすとして飲酒や喫煙を制限されます。

 

また、妊娠中は激しいスポーツもできなくなるため、スポーツ好きの人にとっては大きなストレスとなります。

 

転んでしまった時のことを懸念してハイヒールを避けたり、お腹が大きくなるためマタニティ服を着用する必要が出てきたり。

 

妊娠中はこれらのことを制限するのは当たり前だと思われるかもしれませんが、この些細な我慢も妻の気分や体調が変わりやすくなる原因の1つです

 

③妊娠、出産、そして母へなることの不安


妊娠中、日々大きくなるお腹を見つめながら、我が子が誕生する日のことを待ち望んでいる人も多いですが、その反対に大きな不安を抱えている人も

 

無事に妊娠期間を終え、出産を迎えることができるのか。

 

経験したことのない出産の流れや痛みを無事に乗り越えることができるのか。

 

そして母となり我が子を育てるという役目を、果たして私はこなすことができるのか。

 

妊娠中の妻の頭の中には様々なことが頭をよぎり、想像もつかない未来に不安を持つ人が多くなります。

 

パパの力は偉大!


「妻が妊娠をしたら変わった。」そんな風に感じる男性は少なくないようです。

 

しかし、それは日々、自身の身体の中に自分とは異なるもう1人の命を感じるようになるからです。

 

その命を守ろうと、妻は本能的に心身ともに様々な危険から身を守ります。

 

母になる準備を日々着々と進める妻の身体と心。

 

よって、妊娠の経過と共に体調が変わるのも当然と言えます。

 

夫である男性は妻が妊娠したからと言って、基本的に何かを制限しなければならないということはありません。

 

ですが女性は妊娠中、常に我が子と共にしてくれているのです。

 

お仕事が忙しいという方が多いかと思いますが、妊娠中の身体と心の変化に日々向き合う妻に少しでも寄り添って頂ければとても安心しますよ。

 

(Photo by:写真AC)