芸能界やスポーツ界で活躍しているスターたちは、子供の頃にたくさん本を読んでいた人が圧倒的に多いと言われています。
だからと言って、小学生になって「本をたくさん読んでね」と言ってもなかなか子供は読み進められません。
やはり読書習慣は0歳から3歳ごろいかに絵本に触れたかにより左右されます。
そこで、今回は0歳から3歳ごろの子供がいるママ達にアンケートを実施!絵本選びのコツや、月齢別おすすめ絵本を調査しました。
ぜひ絵本選びの参考にして、本好きな子供を育ててくださいね。
この記事の目次
- 0歳から3歳ごろ絵本をたくさん読むと感情が育つ
- 1歳未満の子供を持つママたちの多くが毎日絵本を読み聞かせている
- 0歳から3歳の子供を持つママの絵本に関する悩み
- 生後2~3ヶ月の子供におすすめの絵本TOP3
- 生後4~6ヶ月の子供におすすめの絵本TOP3
- 生後7~9ヶ月の子供におすすめの絵本TOP3
- 1歳前後の子供におすすめの絵本TOP3
- 2歳前後の子供におすすめの絵本TOP3
- 我が家のお気に入り絵本
- 【番外編】質の高い読み聞かせにチャレンジ!
- 絵本はいつでも触れられる場所に
「絵本は子供によい刺激をもたらす」ということは多くのパパ・ママが耳にしたことがあるはず。
教育評論家のインタビューによると、絵本は強制的に読み聞かせをするのではなく、子どもが主体的に読むことが大切なんだそう。
絵本の中の登場人物になりきることで、想像の世界が広がり、そこから共感するこころや想像力を養えるとのこと。
確かに私自身も子供の頃、絵本の登場人物に感情移入して想像が広がりすぎて、勝手にハッピーエンドを迎える続編を書いたりしていました。
最近は考える力を伸ばすことの大切さが叫ばれています。
0歳から3歳ごろにたくさん絵本を読んで、想像し考える力を伸ばしてあげましょう。
1歳未満の子供を持つママたちの多くが毎日絵本を読み聞かせている
0歳から3歳ごろの子供がいるママへのアンケートを実施した結果、「ほぼ毎日絵本の読み聞かせをしている」と回答したママのうち、約7割が1歳未満の子供がいました。
なかには、妊娠中からおなかの赤ちゃんに絵本を読んであげているママも。
1歳を超えるとできることも増えてくるので、絵本の読み聞かせより外で遊びたがるという子が増えてくる時期。
0歳から1歳の間にたくさん絵本を読み聞かせることの大切さに気付かされました。
0歳から3歳の子供を持つママの絵本に関する悩み
今回の調査では、絵本に関する疑問や悩みも尋ねてみました。0歳から3歳の子供を持つママたちは、どんなことに悩んでいるのでしょうか。
読み聞かせたい絵本があっても月齢にあっているのか、子供は興味を持つのか不安になります。
(お子様:1歳7ヶ月〜2歳)
子供の本屋さんに行くと、たくさんの種類があり悩む。多いとワクワクするけど、目移りする
(お子様の年齢:生後10~12ヶ月)
年齢に応じた文字の量を考えて本を選ぶことが難しい
(お子様:新生児(生後1ヶ月未満), 1歳7ヶ月〜2歳, 4歳以上)
大人がいいなと思う物と子供が興味を示す物が異なるので選ぶのが難しい
(お子様の年齢:生後10~12ヶ月)
いろいろありすぎてどれがいいのかわからない。生後◯ヶ月のときにおすすめなのは、どんな感じのものなのかがわからないから、たくさんある中から選べない。
(お子様:生後7~9ヶ月)
0歳から3歳ごろの絵本にまつわる悩みは「適切な本の選び方」に関するものがほとんど。
絵本選びは難しく考えれば考えるほど悩みが深くなります。
気になる絵本の表紙や帯に書かれている対象年齢をチェックして、合うようであれば購入してみましょう。
与えた絵本を最初から気に入ることはほとんどない!
これは、私も実感しています。何度も絵本を読み聞かせることで、どんどんお気に入りの絵本へと昇格するのです。
あせらずにゆっくりと絵本と子供のつながりを築いていきましょう。
生後2~3ヶ月の子供におすすめの絵本TOP3
続いて、今回の調査で人気の高かった絵本を月齢別に3冊ずつご紹介します。
生後2~3ヶ月ごろの赤ちゃん向け絵本は、定番絵本が人気のようですね。
ママ自身が小さいころ読んでいた!という声も多く、意外にも絵本を読み聞かせてもらった記憶が残りやすい時期なのかもしれませんね。
生後2~3ヶ月の子供の特徴
生後2〜3ヶ月ごろの子供は、目はまだよく見えていないものの耳はよく聞こえています。
そのためリズミカルな音(擬音語)が入った絵本を読むと、声を出して喜ぶことも。
逆に興味のない絵本には無反応。
意思表示はまだ上手ではありませんが、絵本の好みは表情や仕草を見ていたらすぐにわかります。
第1位『いないいないばぁ』のおすすめポイント
3ヶ月の息子はクマさんがお気に入りのようで食い入るように見ています。
3ヶ月くらいから読み聞かせてました。
赤ちゃんって、反応がないから「聞いてるのかなぁ?」って心もとない気持ちで読んでいたけれど、間もなく教えてもいないのに、手のひらで顔を隠したり出したりし始めました。
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第2位『はらぺこあおむし』のおすすめポイント
私が小さいころから大好きな絵本でした。
子供ができたら、読んであげたい!!そう思って購入。
3ヶ月の息子は絵本に溢れる色に興味津津!
分厚くページが折れないし破れないので小さい子にも安心。
小さいですが読むのには充分です。
3歳の上の子も未だに楽しく読んでいます。
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第3位『だるまさんシリーズ』のおすすめポイント
本屋さんで読んで、大ハマり!シンプルで分かりやすい、そして面白い。3冊とも、子供が何度も「読んで!」と持ってきます。
生後3ヶ月位から無理やり?毎日ガンガン読んでいたせいか、本に集中しない今でもこれだけはニコニコ見てくれます。
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生後4~6ヶ月の子供におすすめの絵本TOP3
生後4~6ヶ月の子供に人気な絵本には共通点が。それは小さめで正方形であること!
少しずつ子供自身で絵本のページをめくれるようになりますが、長方形より正方形の方がめくりやすい様子。
「リズム」がある絵本が引き続き人気です。
生後4~6ヶ月の子供の特徴
視力もかなりよくなってきて、ハイコントラストのイラストにはしっかり反応するようになります。
寝返りができるようになる子も多いので、気になる絵本に手を伸ばそうとする子供もちらほら。
絵本を読み聞かせていると、絵本にかじりつく子供も出てくる時期なので、誤飲してしまわないよう注意しましょう。
よだれでぬれた絵本は破れやすいです。
よだれがついたらきちんと乾かして、本棚にしまいましょう。
第1位『だるまさんシリーズ』のおすすめポイント
だ~るまさんが…と ゆっくり読んでページをめくるとワクワクしながら次を待ってます。わかりやすいみたいです。「の」だけちょっとこわいみたい(笑)
とても気に入っているのか毎晩寝る前に読んで!と持ってきます。
読まないと寝るのを嫌がるぐらいに好きな本みたいで、購入してよかったです。
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第2位『しましまぐるぐる』のおすすめポイント
生後3ヶ月の息子へファーストブックとして購入しました。
見せるとニコニコご機嫌で食いつきます!
どのページもカラフルでとても可愛いです。
娘は4ヶ月の時はじっと見ていて、5ヶ月で自分でページを開いて遊ぶぐらい好きになりました。
じゃあじゃあびりびりよりも気に入っている模様です。
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第3位『じゃあじゃあびりびり』のおすすめポイント
早速 5ヶ月赤ちゃんに読みました。
最後までずーっと目で本を見てました。何度か読んだけど ずーっと見ています。
はっきりした色なのでさわってみたいという欲が刺激されるようで、ページをさわっては指でこすってキュッキュ言わせていました。
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生後7~9ヶ月の子供におすすめの絵本TOP3
生後7〜9ヶ月のトップ3もこれまでの月齢とほとんど変わら絵本がランクイン。
このころになると絵本のページを上手にめくることができる子供が増えるので、厚手の紙でできた絵本がおすすめ。
薄いページの絵本はびりびり破ってしまうことも多いですが、それも成長の証!ということで、叱らずに見守ってあげてくださいね。
生後7~9ヶ月の子供の特徴
生後7~9ヶ月ごろになると、手足を自由に動かせるようになります。
四つん這いになろうと奮闘したり、ハイハイで前進しようと奮闘したり。
行動の幅が広がる分、視界も広がります。なかには、つかまり立ちができるようになる子供も。
ベビーベッドの柵などをつたいながら、読みたい絵本を持ってくる子も増えてきます。
第1位『いないいないばぁ』のおすすめポイント
7ヶ月になりました。表紙を見るだけで笑顔になり、興奮して声をあげます。読みながらパラパラめくるたびに表情を変えて、最後まで大興奮です。
長年愛読されているだけあって、とてもシンプルで読みやすい本です。絵も温かみがあって大好きです。
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第2位『しましまぐるぐる』のおすすめポイント
娘が3ヶ月の時にファーストブックとして買いました。
その時点でも足をバタバタさせて喜んでいました
現在7ヶ月になりましたが、いまだに一番大好きな絵本です。
7ヶ月の息子に購入。
今ではすっかりお気に入りでニコニコします。破れにくいのもいいですね!
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第3位『だるまさんシリーズ』のおすすめポイント
定番の本らしいですが初めての本に最適です!うちの子はけたけた笑って喜んでました!何度読んでと言われたことか笑
0歳9ヶ月の娘に読み聞かせるとバカウケです。長年愛されているだけあって小さい子に響き何かがあるのでしょう。子どもが笑ってくれるので、何度でも読んであげたくなります。
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1歳前後の子供におすすめの絵本TOP3
はらぺこあおむしが再び上位にランクイン!
1歳を過ぎると言葉を理解し話せるようになるため、ストーリーがしっかりした本を読み始めるママも多いようです。
しかし子供たちは小さいころに読んだお気に入りの絵本を自分で読んでみたいと考えることも多い様子。
私の息子も新しい本を買っても、結局6ヶ月ごろに購入した『はらぺこあおむし』ばかり歌いながら読んでいました。
新しい本を読んでほしいと思うかもしれませんが、お気に入りの絵本があるということはすばらしいこと!
暖かい目で見守ってあげましょう。
1歳の子供の特徴
1歳ごろは意思表示が上手にできるようになる子が増えます。
そのためいやなものは「いや!」、やりたとができるまで「動かない」など、パパ・ママを困らせる行動をすることも。
読む絵本も同じ。
「読みたいものを読みたい!」「おもしろくない絵本はいらない!」
読み聞かせをいやがって、自分で読もうとする子供もいます。
ただ、絵本の読み方にルールはありません。
子供が自由に絵本にふれあえるよう、子供の好きなように読ませてあげることが大切です。
第1位『だるまさんシリーズ』のおすすめポイント
一歳半の時に娘のために購入。
だるまさん「が」は、一緒に踊りながらケラケラ笑って真似しています。
1歳未満の時もそれなりに反応はありましたが、現在1歳7ヶ月で大ブーム!
毎回、私の読み方を真似して「だーうーだーうーだー、てっ!」とだるまさんの手のページで声を出しながら手をパーにしています。
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第2位『いないいないばぁ』のおすすめポイント
この本は、1歳の娘がお気に入りのようです。毎日、一緒に見ては「ばぁ」とやっています。とても単純ですが、そこがいいと思います。
「ばぁっ」というと息子がにっこり。1歳8ヶ月の息子には物足りないかな、と思ったらそんなことありませんでした。
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第3位『はらぺこあおむし』のおすすめポイント
1歳と2歳のなった子どもが大好きな本です。ぺっこぺこのところで2人でお腹を押さえて「ぺっこぺこ!!」と声をそろえて言っています。その姿が、とてもかわいらしいです。
1歳の誕生日プレゼントであげましたが、4歳になった今も大好きでよく読んでます。うちの子はこれで曜日を覚えました(笑)
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2歳前後の子供におすすめの絵本TOP3
2歳前後になるとお話もしっかり理解できるように。
そのため、ママたちのおすすめ絵本も一気に分散しました。
1位・2位は『だるまさんシリーズ』『はらぺこあおむし』なのですが、同率3位の絵本が続々!
2歳ごろになると、子供の好みに合わせて自由に絵本選びを楽しむといいですね。
2歳の子供の特徴
2歳になると三語文が話せるようになり、親子のコミュニケーションがますます円滑に。
絵本について話をする機会も増えてくるでしょう。
そして気になることをとことん追求することが増えてきます。
絵本を読みながら「なんで?」「どうして?」と聞いてきたら、パパ・ママなりの答えを示してあげて。
子供は「なんで?」「どうして?」の答えを得られるだけで(たとえ少し間違っていても)心が満たされます。
読み聞かせる機会は1歳ごろより減るかもしれませんが、しっかりと絵本を通じたコミュニケーションをとっていきたいものです。
第1位『だるまさんシリーズ』のおすすめポイント
2歳になる息子がだるまさんの真似をしたりと楽しんでいます。
今まで本は破るものだったので、本の中身を楽しんでくれる貴重な1冊になりました。
2歳の子どものお気に入りになりました。
マネをしてケラケラ笑っています。
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第2位『はらぺこあおむし』のおすすめポイント
2歳の息子に購入しました、。言葉数が少し多いのですが、絵がカラフルでしかけもあって子供は喜んでリクエストしてきます。
2歳半の子供に見せると食べ物の絵をみてぱくぱく食べる真似をします。
また全体的にカラフルな絵柄が受けているようです。
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我が家のお気に入り絵本
絵本が大好きな息子。
今でもたくさんの絵本を愛読していますが、その中でおすすめの本を教えて!とお願いしたところ、次の4冊を持ってきました。
1.どうぞのいす
ウサギさんが木の下に置いたいすがきっかけで、動物たちが数々の「心づかい」をするお話。
子供のやさしい心を育むのにぴったりな絵本です。
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2.ちがうねん
ストーリーは非常にブラックなのですが、関西弁に翻訳されたことでリズムが楽しい絵本に!
淡々と読めば読むほど子供たちは大爆笑。
成長して意味がわかったとき、「え⁉」とキョトンとなっていた息子の表情が今でも忘れられません。
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3.まかせとけ
たくさん重機が登場する絵本。のりもの好きの子供にぜひ読んでほしい1冊です。
「はこんでください」「まかせとけ!」
この2つのセリフの繰り返しなので、1歳ごろになるとまねして読み始めるはず。
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4.おつきさまこんばんは
『おつきさまこんばんは』は自治体のブックスタート事業でいただいた絵本。
いつも寝かしつけに利用していました。
今でも『おつきさまこんばんは』の表紙を見るだけで眠くなるという息子。
お風呂にまで持ち込んで読んでいたくらい大好きな絵本です。
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【番外編】質の高い読み聞かせにチャレンジ!
「絵本の読み聞かせのコツを知りたい」
「子供に絵本を読み聞かせても笑ってくれない」
子供のために絵本の読み聞かせをしているのに、なかなかうまくいかないというパパ・ママは多いもの。
そんなときは、日本初!全国展開の親子教室「ベビーパーク」の無料体験会に参加してみませんか。
今なら参加者全員にAmazonギフトカード1500円分をプレゼントするキャンペーンを実施中。
質の高い読み聞かせをしてみたい!と考えているパパ・ママ。
ぜひこの機会に参加してみてくださいね。
絵本は子供がいつでも手に取れる場所にしまおう
1歳を過ぎたころからは、絵本の読み聞かせだけでなく、子供が自由に絵本を開いて眺める時間も大切。
そのためにも、絵本は子供の手が届く場所にしまっておきましょう。
絵本がボロボロになることを気にするパパ・ママもいますが、ボロボロになっても子供のお気に入りであることに変わりません。
私の息子のお気に入り絵本『はらぺこあおむし』や『おつきさまこんばんは』はよだれのシミだらけでページもボロボロ…とひどい状態ですが、小学生になった今もときどき読んでいます。
絵本は子供の大切な相棒。
たくさん手に取れる環境づくりにも気を配ってみてくださいね。
▼絵本の収納のヒントがいっぱい!▼
【調査概要】
期間: 2017年7月11日~7月20日
方法: カラダノ―トママ部調査
対象: 妊娠・育児中のママ部ユーザー(N=489)