妊娠すると、いろいろなことに気を使わなければいけなくなりますよね。運転もそのひとつ。今回は運転大好き筆者の体験談をもとに妊婦さんの車の運転について考えてみました。


この記事の目次


【体験談】周りの心配や助産師の助言で運転をひかえた1人目


1人目の時は、はじめてのことで期待と不安があり、周りの声によく耳を傾けていました。


その中で、車の運転はひかえておきなさい、という声が多かったため、出来るだけ使わないようにしていました。


特にその頃の自家用車は慣れない主人のミッション車だったため、妊娠中はやめておこう、と思っていましたし、特に不自由も感じていませんでした。


実家の周りに何にもなく、出歩けないことがストレスに

里帰り出産だったので、妊娠32週目に帰省。
帰省したての頃は、産休に入りたてだと言うこともあり、のんびりと過ごしていたのですが、1週間もするとヒマな時間が…。


出歩こうにも、実家の周りには何もなく、ショッピングやカフェ、コンビニですらバスで行く距離。
さらにその頃は猛暑の真っ只中のため、妊娠後期の大きなお腹で、バス停まで行くのもひと苦労。
さらにはバスも1時間に2本…。


あまりの不便さに、「これくらいなら、運転できるんじゃない…?」と思っていたものの、両親含め、知り合いの助産師さんや周りに猛反対をくらい、運転出来ず…。


しかし、両親は現役で朝から晩まで不在。


誰もいない、実家でいるのがつらくとてもストレスでした。


【体験談】2人目は出産した日の2日前(37週目)まで運転!


そんな1人目の出産体験があったせいか、2人目を妊娠したときは、出産2日前まで普通に運転していました。


運転が好きだからこそ運転がストレスにならない

運転するのは神経を使います。集中もします。しかし、運転が好きなタイプの人間にとっては、運転出来ないことがストレスになるため、体調や妊娠の経過がよいときは気晴らしにドライブもいいのではないでしょうか。


つわりがひどいときは運転していませんでしたが、2人目を妊娠中は、毎日運転していましたし、妊娠8ヶ月に入った時には車で旅行にも行きました。(運転もしました)


妊娠中の車の運転はおすすめしない

出産2日前まで運転していた、というと「運転はできる」ととらえがちですが、妊娠中の運転はすすめられるものではありません。


苦手な人はもちろんのこと、そうでない方も車の運転は避けられるのなら、避けることにこしたことはないでしょう。特にいつ生まれてもおかしくない臨月の頃にひとりで運転するのは避けてください。


妊娠中は普段より疲れやすく、集中力も続きにくいことがあります。そのためいつも以上に運転には気をつける必要があります。


私のように「運転をしないことがストレス」というケースの場合は、先生と相談したり、周りに理解をしてもらう工夫が必要かもしれません。


【時期別】妊婦の車の運転で気をつけたいこと


私のようにストレス解消でなくても、住んでいる地域などによっては妊娠中に運転をしなくてはいけない、という人もいるでしょう。妊娠中の運転で気をつけたいことを、時期別にみていきたいと思います。


妊娠初期はつわりに要注意!

妊娠初期はお腹も目立っておらず、周りにもなかなか伝えづらい時期ですが、つわりで悩まされる時期。


つわりは人によって個人差がありますが、運転がつらい場合もあります。また運転することでつわりの症状が出ることもあるでしょう。


通勤や仕事などで運転をしなくてはいけない場合、軽減措置の対象になっていますので、産婦人科の先生に母性健康管理指導事項連絡カードを作成してもらい、職場に提出しましょう。


妊娠中期は比較的運転しやすいけどお腹の張りに要注意

妊娠中期は安定期と言われており、運転にかかわらず妊娠中の中で比較的動きやすい時期と言えるでしょう。


しかし、血液の量も増え、普段より疲れやすくなっていますので、無理な長時間運転は禁物です。
また、お腹の張りを感じた時はすぐ休むようにしてください。この頃の張りは、流産や切迫早産に繋がります。


また胎動に驚いて運転操作を誤る可能性があります。いつも以上に安全運転を心がけてください。
中期の終わりごろになるとお腹も出てくるのでシートベルトがしんどくなるかもしれませんが、シートベルトをつけずに運転するのは道路交通法違反です。※一部除外例あり


妊娠後期の遠出は禁物!

妊娠後期になると、お腹も大きくなり、人によっては運転の姿勢がキツイことがあるでしょう。運転席の背もたれの位置や、ハンドルの高さなどを運転しやすい位置に調節してください。自分でできない場合は、パパやディーラーのスタッフなどにお願いするといいでしょう。


中期と同じく切迫流産にもなりますのでお腹の張りを感じたら無理をせず休むようにしましょう。


臨月の頃は前駆陣痛などで張ることが多くなりますし、また本陣痛の可能性もあります。破水をしてしまったら車内でお産がはじまることにもなりかねません。遠出は避け、自宅(もしくは実家など)や産院近辺程度を運転するのが無難です。


妊婦も運転中にシートベルトは必要なのか?つけ方のコツ


車の運転時にはシートベルトの着用が義務付けられています。しかし、


第七十一条の三 

自動車(大型自動二輪車及び普通自動二輪車を除く。以下この条において同じ。)の運転者は、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定により当該自動車に備えなければならないこととされている座席ベルト(以下「座席ベルト」という。)を装着しないで自動車を運転してはならない。ただし、疾病のため座席ベルトを装着することが療養上適当でない者が自動車を運転するとき、緊急自動車の運転者が当該緊急自動車を運転するとき、その他政令で定めるやむを得ない理由があるときは、この限りでない。

引用:e-gov「道路交通法」

と療養上適当でない者に妊婦が該当するケースもあります。つまり、妊娠中であってもシートベルトの着用が健康に害がない場合はシートベルトは着用しなければならないのです。


私は出産2日前まで運転していたそのときも、出産当日、実父の運転する車に乗車したときもシートベルトは着用していました。


特に不快感もなく、運転にも支障はありませんでした。

 

妊娠中のシートベルトのつけ方のコツ

妊娠中のシートベルトのつけ方にはコツがあります。


ひとつ目は


腰ベルトはお腹の下に通す


ふたつ目は


肩ベルトはお腹の側面を通す


このふたつです。


お腹のふくらみをさけて、シートベルトをつけると圧迫されている感じもなく、運転の邪魔にもなりませんでした。


また妊娠すると乳房も発達し、妊娠後期になるとシートベルトが胸の張りを圧迫してつらい、という場合は、肩ベルトは胸の間を通すようにしましょう。
(ちなみに筆者は特に胸はきつくありませんでした…)


車の運転に限らず妊娠中は無理は禁物!運転もほどほどに


子連れで電車に乗るより、車でお出かけする方がストレスがなく快適だった筆者のようなタイプの方は、妊娠中も無理のない範囲で運転するのがもしかすると胎教にもいいのかもしれません。


くれぐれも無理な運転はせず、車の運転が厳しい時は公共機関などを使うようにしてください。そして妊婦で運転している人がいるから、運転しなければならない、ということではありません。苦手なら妊娠中の運転はできるだけ控えましょう。


(参考サイト:警視庁

 (Photo by:写真AC