妊活をはじめる時に、「出来れば女の子がいいな」「男の子がほしい」という気持ちを持つ方もいらっしゃると思います。また、ひとり目と同じ性別、違う性別の子供がほしい、と思うことも。今回は男女の産み分けについて考えてみました。
この記事の目次
- 産み分けはできない?どちらでもかわいい我が子
- 男の子と女の子の確率は2分の1!産み分けはその確率を変化させるもの
- 自分の年齢で男の子か女の子かがわかる?「産み分けカレンダー」
- 男の子希望なら「リンカル」を摂る!
- 男の子なら排卵日当日!女の子なら排卵日より少し前に性交を
- 女の子なら「ピンクゼリー」男の子なら「グリーンゼリー」
- 「産み分けカレンダー」「リン酸カルシウム」「排卵日測定」にトライ→成功!
- 産み分けをしてもあとは神任せ。後悔するくらいならチャレンジする価値あり!
産み分けはできない?どちらでもかわいい我が子
まず、大前提として、「産み分けはできない」ということです。
性別を決めるのは男性側、精子のもつ染色体
性別を決めるのは、性別の遺伝子情報を持つ性染色体。
XXなら女性、XYなら男性です。
染色体は半分はパパ、もう半分はママからもらいます。そのため、受精した精子がもつ性染色体が XなのかYなのかで性別が決まります。
極端な話ですが、精子のもつ性染色体を調べて、その精子と卵子を受精させれば、産み分けはできる、ということですが、現実的ではないでしょう。
どちらでもかわいい我が子
そして、産み分けを考えるママの多くがおそらく、どちらが生まれてきてもかわいいだろうな、という感情も持ち合わせつつ、できれば男の子、できれば女の子、と考えていることだと思います。
どちらの性別でもかわいい我が子。(育児が大変で困ることもありますが)だからこそ、産み分けにチャレンジしてみるのは、気軽に妊活を取り組むひとつのきっかけ!ぐらいの気持ちがいいのかもしれませんね。
男の子と女の子の確率は2分の1!産み分けはその確率を変化させるもの
単純な話ですが、男と女の2種類ですので、どちらの性別になるかは2分の1です。(厳密にいうと男の子の方が少し割合が多いようです)
産み分けとはその確率を、60%、70%…とどちらかの性別に偏るであろう、と考えられていることを実践することです。
しかし、その産み分け方法もしっかりとしたデータがないものも多くあります。
そう考えるとやはり効果がないのかな、自然に任せるのが一番かな、と思う反面、やらずに後悔するくらいならやった方がいいと思い、実際2人目の妊活の時に産み分けを実践してみました。
自分の年齢で男の子か女の子かがわかる?「産み分けカレンダー」
まず、私が産み分けに取り入れたのが「産み分けカレンダー」です。
受胎月(性交後、無事に受精~受精卵が着床する月)とその時の自分の年齢を用いて、性別の産み分けを行うというもの。
産み分けカレンダーには中国式とブラジル式がある
産み分けカレンダーですが、中国式とブラジル式があるようです。どちらも出生統計から導き出したもので、私が利用したサイトでは
当時の出生記録の統計が根拠となっていますが、現代においても的中確率は90~99%とも言われています。
中国式と同様の方法で、ブラジルの出生統計から導き出した産み分けカレンダーです。
的中確率は85%前後と言われています。
と、確率はかなり高め。サイトで調べた結果はおよそ73%と少し下がるようですが、それでも半分の確率より高いですね。
こちらのサイトでは、新暦を旧暦に自動で変換して計算してくれる機能があります。
年齢は数え年が元の定義ですが、満年齢の方が当たるという口コミもあるようです。
中国式産み分けカレンダー・ブラジル式産み分けカレンダー 全自動計算ツール
男の子がほしかった私が取り組んだこと
日本人なので、中国式の方が当てはまるかと思い、
「中国式で満年齢・数え年共に男の子判定が出る月」
「ブラジル式で満年齢・数え年のどちらかに男の子判定が出る月」
つまり、4つの結果のうち、3つ(75%)が男の子判定をするタイミングで受胎できればかなり男の子になる確率が上がるのでは?と考え、あらかじめ計算しました。
男の子希望なら「リンカル」を摂る!
(出典:Amazon)
リンカルという錠剤をご存じですか?先天性異常を予防するために作られたもので、「リン酸カルシウム」というカルシウムが含まれています。
先天性異常の予防でしたが、リンカルを服用後、妊娠して生まれてきた赤ちゃんの多くが男の子だったことから、産み分けに使われているようです。
しかし、産み分け指導を行っている産院等でしか手に入らず、通販でも価格が高いため少し手が出しづらいアイテムかもしれません。
カルシウム加工食品 リンカルs 180g
価格:9,980円
私は類似品「マイカル」でチャレンジ!
リン酸カルシウムが含まれており、価格が半額程度のマイカルにて産み分けに挑戦。受胎希望月の2ヶ月前から飲みはじめ、妊娠がわかるまで飲み続けていました。
マイカルFX 2000粒
価格:4,628円
男の子なら排卵日当日!女の子なら排卵日より少し前に性交を
(出典:Amazon)
これは、Y染色体を持つ精子の方が動くのが早く、X染色体をもつ精子が子宮内で長生きすると考えられているためのようです。
排卵から12時間~24時間ぐらいの間が一番妊娠しやすいタイミングだそうなので、そのタイミングに出会える精子の染色体の種類を性交のタイミングである程度コントロールするということですね。
排卵日の日程を確実に知ることがポイント
この産み分け方法には排卵日を正しく知る必要があります。
上の子の育児をしながら、毎朝基礎体温をつけるのは正直しんどい…と思っていたため、排卵日チェッカーを使用しました。
使い方は妊娠検査薬と同じく尿をかけるだけ。あとこれは、聞いた話なのですが、射精後、精子は受精の準備に5時間くらいかかるそうです。
このチェッカーの陽性反応が色濃く出た時点では、もう排卵しているかもしれず、タイミングによっては受精できないかも…と筆者は考えました。
そのため、排卵日が近づいてくると朝昼夜の3回ずつチェッカーを使用し、判定ラインの濃さを逐一確認。色が濃くなり始めたところで、そろそろ性交のタイミングだな、と判断していました。
オムロン クリアブルー 排卵日予測テスト 12回分
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女の子なら「ピンクゼリー」男の子なら「グリーンゼリー」
これは、女性の膣内にゼリーを入れて膣内の環境を整える産み分け方法です。
ピンクゼリーはX染色体をもつ精子が生き残りやすいよう酸性に、グリーンゼリーはY染色体をもつ精子が生き残りやすいようにアルカリ性に整える効果があるとのこと。
私はゼリーは使用しませんでした
安全性は確認されているようでしたが、チャレンジできず…。また、高価なもののため手を出せなかったという側面もあります。
ピンクゼリー 10本入り
価格:16,280円
グリーンゼリー 10本入り
価格:16,280円
「産み分けカレンダー」「リン酸カルシウム」「排卵日測定」にトライ→成功!
これらの産み分けを実践した結果、男の子がやってきてくれました。
実際に生まれる確率は100%ではないですし、妊娠中もなかなかお股をみせてくれず、どっちなのだろう、と思う日々が妊娠後期まで続きましたが、少しでも産み分け方法を実践して確率を上げた結果なのかな、と感じました。
産み分けをしてもあとは神任せ。後悔するくらいならチャレンジする価値あり!
冒頭でも述べましたが、完璧に産み分け出来る方法はありません。だからこそ、2分の1に委ねるのもよし、産み分けを実践してどちらかの性になる可能性をあげるのもありです。
希望の性別があったにもかからわず、自然に任せたのちに『産み分けやってみとけばよかったな』、と後悔するくらいなら、出来ることはやっておいた方がいいはず。
どっちの性別でもかわいいことには違いありませんので、後悔するかしないかを基準にトライしてみてください。ワクワクする妊活になるかもしれませんよ。
(Photo by:写真AC)