筆者は片付けもお掃除も大の苦手。ひとり暮らしの時は友達が来る時にサッと掃除をしていたけど、子育てしている今は片付けたそばから子供が散らかす…!こうなると掃除の意欲もわきません…。とはいえそのままでは散らかし放題のおうち…。どうすればいいのか調べて実践しました。
この記事の目次
- 『掃除をしなくてはいけない』の脅迫概念を捨てる
- 掃除をすることとキレイを保つことは違う
- キレイなおうちを保つ!お掃除に必要な4つのコツ
- インスタで大注目!3児のママのお掃除アイデアがつまった投稿は必見!
- 筆者も少しずつお掃除チャレンジ!
- 快適に過ごせるおうちづくりには掃除への「意識改革」が必須!
『掃除をしなくてはいけない』の脅迫概念を捨てる
まず大前提としてあるのが、部屋をキレイにしたいと思う人は「今部屋が汚い人」ということ。
多くの方は『片づけたいけどできない、すぐ散らかってしまう…』という悩みを持っていませんか?私は持っています。
しかし、そこで焦って『掃除をしなくてはいけない』というプレッシャーを持つことは筆者はおすすめしません。
掃除の前にあることがあるかもしれない
筆者の体験談ですが、ひとりめを出産後は子育てしつつ散らかっていく部屋をみては『掃除をしなくちゃ』と躍起になっていました。しかし他の原因もあって産後体調を崩し通院する羽目に。
そうなると掃除どころではありません。しかし、『掃除をしなくちゃ…掃除をしなくちゃ』という気持ちだけは残るため、掃除できない自分をどんどん責めてしまう悪循環に陥りました。
そのため、まず掃除を始まる前に今の自分の状況を確認しましょう。
産後直後ではありませんか?
仕事が忙しい時ではありませんか?
子供の離乳食でドタバタしていませんか?
睡眠不足が続いてませんか?
『掃除をしなくちゃ』がプレッシャーになるときは、まず掃除をすることは一旦置いておいた方がいいかもしれません。おそらくですが他に解決すべきことやあるはず。
掃除ができるそのタイミングまで、洗濯物の山の上で子供を抱っこして昼寝しても大丈夫です。多分。
掃除をすることとキレイを保つことは違う
掃除ができるような日常になっても、依然と部屋が汚い…。筆者はそのタイプ。
おうちで過ごす時間ができて、目を背けていた『掃除』について子育て整理整頓術などの方法を調べていくうちにわかったことがありました。
それは「掃除ができる」と「毎日部屋をキレイに保つ」はスキルが違うということです。
必要なのは「元の位置に戻すクセ」
掃除はできるのに今部屋が汚い人は、ひとりの頃は多少汚くなっても、掃除するぞ!という気になったら掃除できた人だったのではありませんか?
部屋が汚くなる、掃除するを繰り返してきた人は「掃除のできる人」。
そのため、汚い部屋を見ては掃除をしなくてはと思ってしまうのです。
しかし、「キレイに保つ」ことは使ったものを元に戻すこと。掃除とは違う能力なのです。
部屋を汚す原因が使ったものを戻さないことにあるそうなので、使ったものを戻す環境づくりに向けての掃除と、使ったものは元の位置に戻す習慣づけが必要であることがわかりました。
キレイなおうちを保つ!お掃除に必要な4つのコツ
子育て中は子供の生活用品やおもちゃが増えてくるので、妊娠前はキレイを保っていた部屋も、ありえないくらい散らかっている!!と嘆くママは私だけではないはず。
この環境から脱却するには、以下のポイントに気をつけてみてください。
片づけるためにものを買わない
『片付かないのは収納カゴがないからだ!どうせ買うならインテリアに合うもので、使い勝手がよくて、統一感を持たせて…』と購入前に色々考えて買ったにもかかわらず、結局うまく使えずでものが増えただけ…なんてことがありませんか?
筆者はよくあります。そのため使わないゴミと化したカゴがいくつも…。
もしくはとりあえず「何か」を入れたかごがたくさん積んである状態…。
こんなはずじゃなかった…。
買っただけで満足してしまうタイプといえるかもしれません。
まずはものを捨てる
「断捨離」という言葉がブームになった時期がありましたね。今でもよく耳にしますが、部屋が汚くなる原因はものが多いから。まずは物を捨てることからはじめるのがよさそうです。
ものの収納場所を決める
ものの収納場所を決めます。リモコンはテーブルの上、油性マジックは上段の引き出し、といった風にものの定位置を決めることで元の位置に戻す習慣がつきやすくなります。
子育てママのSNSを参考にする
正直、芸能人や豪邸に住んでいらっしゃるような方の「キレイな家」を参考にしていたら、実際の自分の家とのイメージがかけ離れていて、簡単に挫折してしまうことでしょう。
また、大きなお子さん(中高生など)がいるご家庭や、大人だけの暮らしだと、参考にならない場合もあります。
そのため、掃除や収納上手な子育て中のママが発信しているインスタやツイッターを参考にするのがおすすめ。
上記のポイントをおさえた、ママならではのコツは活かせるものがたくさん。
また、子育て中のママだと、お掃除以外の悩みなどもSNSでお話しできたりと、ママならではのお付き合いができるのも嬉しいですよね。
インスタで大注目!3児のママのお掃除アイデアがつまった投稿は必見!
子育てママで気になるインスタ投稿をされているママを発見しました!
「そこそこ片付いたおうち」がモットー!くまさんのインスタ
そこそこ片付いたおうちを目指されている、3児のママである「くまさん」さん。(以降、「くまさん」にて表記させて頂きます)
ママびよりのスタッフにもファンがいて、いつも参考にしています!!と気になる投稿ばかり。
くまさんの投稿画像をぱっとみた感想は『うおおおお!とってもキレイ…!こんなおうちにどうやってなるのよ…遠い…』と、あまりのキレイさに、尻込みした筆者です。
しかし、生活感のある投稿もされていらっしゃるので、「散らかってもこれだけキレイにできる、キレイにしていても散らかることはある」という安心感(?)と親近感を勝手ながらに感じてしまいました。
収納のポイントをわかりやすく解説
くまさんの投稿の魅力は何といっても
「わかりやすさ」!
例えばキッチンでの収納場所についての紹介であれば、それぞれの使用頻度や目的を明確にして、収納場所を決められています。
お掃除以外の質問などにも気さくにご回答!
ハイライトにある「質問・回答」ではお掃除のことだけでなく、子育て中のママならではの質問と答えも。
食器の片づけるタイミングや、トミカの収納方法や写真の整理方法、つわりのお話や習い事のお話まで、ママが気になることばかり。
質問コーナーに遭遇したら、ママトークを楽しめちゃうかもしれませんよ。
片付いた部屋を目指さない!は名言!
投稿でのメッセージもこれからお部屋をキレイにしたい!と考えているママたちにとって沁みるものばかり。
特に子供の片付けについての「片付いた部屋を目指さない」の投稿は子育てママ必見です。
私は片付かないことで、イライラしてしまうのでこの投稿を拝読した時は目からうろこでした!!「元に戻す」の習慣づけに役立ちそうなので、早速我が家でも取り入れ始めています。
筆者も少しずつお掃除チャレンジ!
洗濯物の山で子供が登山するような我が家ですが、おうちにいる時間が長いとやっぱりキレイな環境がいい…!
産後1年は体調不良やその他身内の都合などで、諦めていました。しかし子供も1歳になり、新型コロナウィルスでのお出かけ自粛ということもあって、おうちキレイ計画をはじめました!
before
筆者撮影
電子レンジの上にお盆が乗っていたり、お盆の上にも紙や蚊取り線香(!)が乗っていてお盆として機能していません…。
毎朝測る体温計も置く位置が決まっていないため、子供の手の届きにくい位置にとりあえず置くというスタイル…。
カゴの中も適当に入れていて、もはやカオスな状態…。サランラップここにあったんだ…。
after
筆者撮影
奥のカゴの中は朝食のパンとシリアルのみに。
手前のカゴには、子供の歯みがきのご褒美のハキラのみに。
すっきりした上に、なくなれば買いに行く、購入後はここに入れるがわかりやすくなりました!
あとはこのすっきりしたところに余計なものをおかないこと…!
そしてそれを旦那(子供が大きい場合は子供を含む家族)にも徹底させること。
オシャレ収納にはほど遠いですが、すっきりキレイだとやっぱり気持ちいいですね。
収納場所を決めるって大事だと感じました。
少しずつこのような範囲を広げていきたいと思います。
快適に過ごせるおうちづくりには掃除への「意識改革」が必須!
お掃除と汚い部屋を繰り返している人は、まずは意識改革が必須です。無理のないタイミングで是非チャレンジしてみてください。
また、小さな子供を育てているときや、天気の悪い時、新型コロナウィルスなど感染症が流行るときはどうしても家にこもりがちになります。そうすると、じめじめした気持ちややる気がいまいち起きないことも多くなるでしょう。
おうちでできるSNSでの交流は、そんな気持ちを少し軽くさせてくれるかもしれません。
交流で気持ちもすっきり、掃除でお部屋もすっきりできるといいですね。
(Photo by:写真AC)