新型コロナウイルスの緊急事態宣言による自粛期間中に「太ってしまった…」ママが続出!!緊急事態宣言があけ、予防対策をしながら少しずつ、コロナ前の生活に近づくようにかわるのに合わせてコロナ太りも解消したい…!今回はコロナ太りの原因別に、誰でも気軽にトライできるコロナ太り解消方法を紹介します。


この記事の目次


自粛期間で太るケース1「気づけばちょこちょこ食べている」


不要不急の外出に伴い、おうちで過ごす時間が多くなりました。知らない間に少しずつ太っていった原因のひとつが「ちょこちょこ食べ」です。


・外やオフィスと違い、家で誰もがリラックスしがち
・誰に気にすることなく、つまみ食いや間食ができてしまう
・買い物を最低限の回数にしていたため、もしもに備えてついつい多めに食材を購入
・そのため、食材を余らせないようにたくさんの料理を作る
・賞味期限が切れる前に食べて切ってしまう
・子供の食べ残しを食べる機会が増えた


家で過ごす時間が長いと気も緩みがちになります。その安心からか、無意識のうちにちょこちょこ間食をしてしまう方も。


食材消費のためたくさんの料理を作り、ちょっと食べすぎたかな~ということもあったかもしれません。


このような、カロリーオーバーが毎日毎日少しずつ蓄積されることで、太ってしまいます。


自粛期間で太るケース2「気づかぬうちに深刻な運動不足」


家にプライベートジムがあったり、運動するのに充分な広さがない限り、おうちで過ごすと運動不足になるな、と実感するママは多いはず。


しかし、不要不急の外出を自粛すると、気づかぬうちに「いつもより全然動いていない」という深刻な運動不足に陥っているのです。


「歩く」「自転車に乗る」などの移動に伴う運動の減少

それは普段運動と意識していなかった、移動に伴う運動の機会が激減したからです。


例えばワーママでしたら、子供を保育園に預け、勤務先に出勤し、退社後保育園までお迎えに行き、買い物をしてから自宅に帰る、というような移動を毎日されていたことと思います。


個人差はありますが、筆者の場合


 

電車に乗って仕事に行ったある日の歩数
7316歩

 

 

 

1歳と3歳を連れて散歩にいくだけだった日の歩数
2761歩

でした。


運動不足を懸念して、意識的に散歩に出かけたとしても、小さな子連れだと普通の生活の半分以下の歩数だったです。


実際、筆者も比べてみてびっくりしました。『これはコロナ太りになるわ…』と思う次第です。


歩数の違いもそうですが、速度や運動強度も異なります。

例えば、保育園に預けてから出勤するときの歩行と、1歳・3歳を2人つれての散歩だと、その差はきっと多くのママたちが想像に難くないことと思います。


不要不急の自粛中の運動不足は、少し意識した程度では今までの日常生活での運動強度にも及びませんでした。


全く意識しないでいると運動によってカロリーを消費できないため、普段の食生活ではじわじわ太ってしまうのです。


自粛期間で太るケース3「おうちで過ごすストレス」


ストレスを感じると人間はコルチゾールというストレスホルモンをたくさん分泌します。コルチゾールは炭水化物(糖質)・脂肪(脂質)・タンパクの代謝をコントロールするホルモンのこと。このコルチゾールが身体にさまざまな影響を及ぼし、肥満に繋がると考えられているそうです。


おうちでいつもより動かない生活。家事育児仕事を狭い家庭の空間でこなしながら、新型コロナウイルスへの恐怖が不安となって、身体の中はストレスフル。


ストレスが溜まることで身体が太りやすくなっている状態かもしれません。


またストレス解消や気分転換がうまくできず、ストレスが募ることで過食に走ることでカロリーオーバーになるのも太る原因ですね。


自粛期間で太るケース4「生活の乱れ」


ストレスによって不眠・寝不足になっている方もいらっしゃるかもしれません。


ほかにもおうちで過ごすと体力が余っていて夜眠くならない方や、朝早起きする必要がなくなったため、ずるずると夜型の生活に移行してしまう方も。


寝不足や夜型の生活が続くと、太りやすくなると言われています。


ケース混合型が多く、自粛期間が明けても体重は元に戻らない?!

食事・運動・ストレス…これらは生活にも密接にかかわっており、生活の乱れにもつながりますし、生活の乱れが食事や運動、ストレスへも影響します。


自粛期間が明けたからと言って、すぐ元通りの生活にはなりません。


自粛期間よりは改善された状況にはなるかもしれませんが、新型コロナウィルスを引き続き正しく恐れている状態で生活していくことは、ストレスが続くことでしょう。


運動の機会も今までとは違い、気軽にとることが難しいかもしれません。


だからこそ、誰でも気軽に取り組めることを、今から少しずつ始めることがコロナ太りから脱却するのに必要なのです。

 

食べすぎさんが取り組めるお手軽ダイエット4選


おうちで過ごす時間が長く、つい食べすぎてしまう方は「食べない」我慢はストレスに繋がり、結果反動で暴飲暴食に繋がるかもしれません。食べないを選ぶ前に食べる量と食べるタイミングを調整することが大切です。


よく噛む

咀嚼することで満腹中枢が刺激され、満腹感が得られると考えられています。今まではあまりよく噛まずにご飯を食べていた方は、このタイミングでよく噛むスタイルにチェンジするのはいかかでしょうか。


子供の食事は柔らかくしなくては、というご家庭の場合は分けてつくるのも大変かと思いますので、間食を「するめ」や「小魚」にしてよく噛む習慣をつけるのが◎。


間食しないタイマー

ついだらだらと間食してしまう方は、タイマーを活用してみてはいかがでしょうか。

朝食後、180分(3時間)タイマーを設定し、アラームが鳴るまで「間食をしない」などのルールを決めてしまうことです。


全く間食をしない!よりはハードルが低いと思いますので、まずはここからチャレンジしてみてください。


水分をこまめに摂取する

気づけばちょこちょこ食べる、をちょこちょこ水分を取るにすることで、摂取カロリーを抑えることが可能です。またデトックスや新陳代謝UPにも期待できます。


ただし、カロリーの多いジュースなどはNG! ミネラルウォーターやお茶などノンカロリーのものを選びましょう。ルイボスティーや麦茶、黒豆茶などのノンカフェインのお茶がおすすめ。


レコーディングダイエット 

 食事を記録し、自分の食事を客観的にみることで食事の調整するダイエットのことです。

ノートに記入する方法もOKですが、おすすめはレコーディングダイエットのアプリ。


ただ、小さい子供がいて、なかなかこまめに記録できない、三日坊主な性格というタイプには少し不向きかもしれません。


運動不足さんは「おうち運動」「ちょいプラウォーキング」


自粛期間中、普段の運動強度よりも低い状態が続いたタイプの方は、おうちでできる運動を取り入れることや普段の生活にちょいプラスで取り組んでみてください。


おうちで運動「筋トレ」

おうちで気軽に取り組める運動と言えば「筋トレ」。筋肉をつけることは新陳代謝をUPさせることや体力づくり・けがをしにくい体作りにもつながります。



おうち運動「ヨガ」

ヨガは運動以外にもストレス解消にもおすすめです。自己流だと呼吸やポーズ・姿勢が正しいかどうかわからないと不安になるかもしれません。そんな時はオンラインレッスンを受講すると、プロに自分の姿勢も見てもらえるので安心です。


 

普段の歩行にプラスするちょいプラウォーキング

自粛期間が過ぎ、少しずつ外出の機会が増えるようになったら、移動での歩行に少しだけプラスするダイエットです。例えば、一駅前で降りて歩いて通勤するなど十数分ほど普段より長い時間歩いたり、いつもより速足で歩いたりしてみましょう。


ストレス太りさんはダイエットよりストレス解消!


ストレス太りの場合、まずはコルチゾールの分泌を正常にすることが求められます。そのためまずはストレス解消をしていきましょう。


なお、この場合のストレス解消は動的なものを選ぶのが◎。


おうちで過ごす時間が多くなると、ママは1人になる時間の確保が難しかったでしょうから、気分転換で子供を預けてひとりで散歩する、ひとりで歌う、友達とオンライン通話をするなどしてまずはストレスを減らしてみてください。


状況によっては諦めることや先送りの判断も

ストレスは太るだけでなく、体調不良や病気の原因にもなります。ダイエットも大切ですがまずは健康が一番。新型コロナウイルスによるストレスで、体調不良が続く人はまずはそちらの改善を優先してください。


生活の乱れは戻るかも?大事なのは夜更かししないこと


 自粛期間中の生活の乱れは、緊急事態宣言解除に伴い、外出の機会が増え、仕事や登園が再開されると徐々に整っていくかもしれません。


多少乱れていたとしても、押さえておきたいのは「夜更かししない」ことです。


夜寝ている間に分泌される成長ホルモンが、夜更かしすることであまり分泌されないと太りやすい体質になります。また夕食からしばらく時間が経っているため、小腹が空いて深夜につい食べてしまうかもしれません。


夜更かし気味の方はまずはしっかり寝る習慣を身につけましょう。人によってはそれだけでもダイエットに繋がります。


極端なダイエットはリバウンドの元!無理な減量は控えよう


急にあれこれ変化をしてしまうと続かなくなります。平常時でしたら出来るものも、新型コロナウイルスが生活に影響を及ぼしていますので、その負担分を考えた行動をとりましょう。


誰にでもできる小さなことを習慣化していくのが太らないコツかもしれませんね。


 (Photo by:写真AC