子育てには悩みがつきもの。しかし、なかなか直接会ってお話することが難しい世の中。
電話でお話したくても、相手との生活リズムが違うとそれもなかなか叶わない、なんてこともあります。そんなママたちが子育て相談に使っているのがオンラインツール。ママたちが集うアプリやSNSをご紹介します。
この記事の目次
- ママ専用!ママのための相談アプリ3選
- 子どもの病気やけがに!救急医療相談アプリ2選
- 家事やリモートワークも通話しながら乗り切るアプリ
- 大きなコミュニティ!気の合うママが見つかるSNS
- 気軽にできるオンライン交流で気分転換
ママ専用!ママのための相談アプリ3選
ママだけが集うママ専用の相談アプリです。妊娠中のプレママから使えるものもありますよ。
ママびよりカフェ 妊娠中〜育児中ママ限定チャットアプリ
妊娠期から産後の育児まで、ママ限定のチャットアプリです。妊娠時期や子どもの月齢別、悩み別にチャットルームが分かれているので、共感しやすい同じ仲間と相談しあえるアプリです。
「夜間授乳」や「高齢出産」など、ママの「今」の悩みに刺さるルームから、「ほっこりカフェ」「今日のご飯何にする?」と言った、子どもやママの年齢にかかわらず、気軽に相談できるチャットまで。
貴女の今にぴったりなチャットルームで呟いてみてください。きっと同志とのやり取りが出来るはず。
ママリ - 妊娠・出産で悩む女性向けQ&Aアプリ
キュレーションサイト「ママリ」のアプリで、ママからも大人気。
初期設定にて簡単な質問に答えるだけで、今のままに必要な情報をお知らせしてくれるそうです。
気になるトピックを見つけたら、気軽に相談してみましょう。
利用者数も約280万人を突破(2021年1月時点)とのことですので、多くのママがいる分、レスポンスの早さが期待できるでしょう。妊娠中のプレママから使えるのも魅力です。
子育てシェア – はじめよう地域での“子育て改革”
オンラインでの交流ではなく、やっぱり地域での交流がしたい。でもこのご時世、地域の人ともつながりにくいですよね。
オンラインでつながり、交流する、そんなアプリがあります。
子どもの送迎や、ちょっとした託児、使わなくなったベビーグッズや子ども用品の譲り合い、
「近くに頼れる知り合い」ほど心強いものはありません。
実際、実母の時代は買い物の時に私を近所のママに預けていっていたそうです。
しかし、今では共働きも多く、地域の結びつきも希薄になり、そういったつながりに恵まれないケースも多くあります。
このアプリで「子育てシェア」メイトが見つかれば、近くに頼れる知り合いやママ友ができるかも。
また近くの人が困ったときに今度はこちらが手を貸せる、という場面もあるはずです。
※現在Androidのみ
子どもの病気やけがに!救急医療相談アプリ2選
子育ての相談で一番悩むのが「子どものケガ・体調不良」。とっさの判断も難しいもの。
そんな子育て世代のパパやママを支援するアプリもあるんです。
教えて!ドクター
このアプリは長崎県佐久市にある佐久総合病院小児科が中心となって取り組まれている「教えてドクター!プロジェクト」の一環で誕生しました。
子どもの体調不良やケガなどの対処法を検索できます。
他にも子どもの生年月日を入力することで予防接種のタイミングを把握することができる『予防接種シミュレーター』や、緊急時、救急車を呼ぶべきか否かを判断するためのコンテンツなどがあります。
キッズドクター:子供の健康や救急、医療の相談アプリ
子どもの体調不良時にオンライン診療ができるアプリもあります。(ビデオ通話を使用)
さらに子どもの診察料は無料!!(ただし子ども医療費助成制度の範囲内に限る)
夜間や休日、子どもの看病をしながら外に出るのは困難なママたちにとってオンラインで診察してもらえるのはありがたいもの。
薬が欲しい、直接診察をしてほしいなど対面診察を希望する場合は、交通費負担で往診依頼も可能だそう。
家にいながらお医者さんと相談できるのは心強いですね。
家事やリモートワークも通話しながら乗り切るアプリ
相談したい、というよりは「今この時を乗り切るのに誰かそばにいてほしい」というとき、ありませんか?
洗濯ものを畳みたいけど、モチベーションが上がらない。リモートワークに集中しきれない…。
そんな時は「作業通話アプリ」の出番です。
mocri
家事をするベーションが続かない。きっとママ友と二人な並びながらならスムーズにできるのに…。雑談しながら手を動かした方が早い、という女性も多いはず。
また、夜の遅い時間だと連絡しづらく、一人で淡々とこなす…でもつらい。という声もあるでしょう。
このアプリはそんな作業中のママの「雑談」をサポート!
「フリースペース」と「ルーム」の2種類の使い方ができます。
フリースペースは入室できるママ友を選ばずに通話が可能。タイミングが合うママ友なら誰とでもいっしょに作業したい、というときにおすすめ。
ルームは、決まったママ友とだけ作業しながら通話ができるタイプです。
また「集中モード」と言ってしゃべりづらい作業の時に使える機能もあります。
Twitterと連携できますので、Twitterで募集をかけて気の合うママ友と作業通話会出来るかもしれませんね。
大きなコミュニティ!気の合うママが見つかるSNS
大きなコミュニティでママ同士の交流が盛んなSNSと言えば、Instagram。
妊娠から、出産レポ、子育て、離乳食、住まい、趣味…と写真付きの投稿であふれています。
気になるハッシュタグで、検索すれば、仲間が見つかるかもしれません。
子育てイラストや、テキスト画像で相談を載せれば反応があることも。
ママだけに限定していないSNSだからこそ、つながりやすさがありますが、相談という点では少し物足りないかもしれません。
こちらも大きなコミュニティのSNSですね。
ママの育児つぶやきや、グチなどのツイートもよく見かけます。
共感して盛り上がることもありますし、自分の投稿がバズる!なんてこともあるかもしれません。
育児疲れで自尊心が削られ自信のないママにとって、一定の承認欲求が満たされることは大切なこと。
人との交流の少ないご時世だからこそ、SNSで承認欲求を満たして自尊心を保つ、というのは心の健康を保ち家族を大切にするために必要な手段と言えるのではないでしょうか。
ただし、どんなこともそうですがやりすぎに要注意。
SNSに依存してしまわないように意識するのが大切です。
気軽にできるオンライン交流で気分転換
SNSやアプリは気軽に始められるのが最大のメリット。
家の中でこもって育児をしているとどうしても悶々としてしまい、ストレスもたまりがちになります。
核家族化が進む中でコロナ禍という、より母子が孤立しやすい環境の世の中。
気軽にできるオンライン交流で気分転換してみてください。それでは改善しない、むしろ匿名のやり取りに疲れた、という方はソーシャルワーカーさんや保健師さん、カウンセラーさんなど、子育てに関するスペシャリストに相談してみてくださいね。
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