春と言えば「いちご」ですよね。
いちごは離乳食の初期から取り入れることのできる食材。
ビタミンCが豊富な上、生で食べられるので、旬の季節に取り入れたいですよね。
離乳食初期の最初は加熱処理が無難ですが、それ以降は月齢に合わせてカットするだけで楽しむことができます。
離乳食時期の調理の基本やいちごの栄養や選び方などの情報をまとめました。
そしていちごと言えば…ケーキ!
いちごが出回る1月~4月ごろ に1歳の誕生日を迎えられるなら、ぜひいちごを使ったケーキにチャレンジしてみてください。
いちご狩りも一緒に楽しむのもみて触れて楽しめるので、離乳食期だけでなくそれ以降幼児期にもぴったり。
親子一緒にいちごで春を満喫しちゃいましょう♪
この記事の目次
- 離乳食のいちごは加熱不要?食中毒対策で最初は加熱を
- 【初期・中期・後期・完了期別】いちご調理の基本!
- いちごの旬・栄養素・選び方など基本情報
- いちご離乳食でおすすめはやっぱりケーキ!1歳のお祝いに
- いちご狩りも楽しい!触れて食べて旬を楽しもう
- いちごで春の訪れを味わおう
- 全員プレゼント!お食事用「バーバパパのエプロン」
離乳食のいちごは加熱不要?食中毒対策で最初は加熱を
いちごは生で食べることが可能な離乳食OKの食材。
初期から与えることができます。
一番最初は加熱しよう
生で食べることができますが、最初は加熱をしましょう。
何故なら、生だと食中毒のリスクがあるからです。
離乳食を始めたころの赤ちゃんはまだまだ細菌への抵抗力が弱い時期です。
加熱することで食中毒のリスクを軽減することができるので、はじめのうちは加熱をしましょう。
慣れてきてから生のいちごにチャレンジしてみて。
加熱するとビタミンCが失われる
ビタミンCは熱に弱く、加熱処理をするとビタミンCは失われてしまいます。
そのため、初期は栄養ではなく、いちごの風味を楽しむことを念頭に。
【初期・中期・後期・完了期別】いちご調理の基本!
離乳初期(生後5~6ヶ月頃)
絞って果汁にしたり、すりおろしたり、すりつぶしたりして裏ごしにすればOK。
初期のうちは種もしっかり取り除きましょう。
離乳中期(生後7~8ヶ月頃)
みじん切りにして与えます。
そのままでもOKですし、ヨーグルトやパンがゆと混ぜて食べるのも◎。
離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)
角切りにして与えます。
中期同様、そのままや混ぜてアレンジを。
完了期(1歳〜1歳6ヶ月頃)
いちご半分~1/4位の一口サイズにして与えます。
離乳食完了期以降も、いちご1粒そのままだと、のどに詰まらせてしまう危険があります。
幼児期のうちは必ず食べやすいサイズにカットして与えましょう。
いちごは洗った後にヘタをとるべし
いちごの下ごしらえは「洗ったあとにヘタを取ること」です。
ヘタを取ってから洗うとビタミンCが流出したしまい、栄養が減ってしまいます。
さらに水っぽくなってしまう原因にも。
いちごを洗った後に水分を軽く拭き取り、ヘタを取ってカットするようにしましょう。
甘みは先端の方が強い
甘みはヘタ側よりも先端側が強め。
赤ちゃんには先端の部分から与えてみてください。
慣れてきたら、ヘタ側もカットして食べさせてみましょう。
いちごの旬・栄養素・選び方など基本情報
いちごの旬は2~4月
いちごの旬は2~4月で3月がピーク。
市場に出回るのは年末のクリスマスケーキのシーズンから始まり、1月から徐々に増えていきます。
ピークの3月ごろが比較的安価で甘みの強いものが手に入りやすくなりますよ。
いちごの栄養
いちご100gあたりの栄養
カロリー:31kcal
ビタミンC:62mg
いちごはビタミンCが豊富な果物。
いちご1個が30g前後ですので、1個で20㎎前後のビタミンCがとれます(生の場合)
■ビタミンCの1日の平均摂取推奨量
生後6カ月/40 mg
生後7~12カ月/50 mg
参考:「ビタミンC」(「統合医療」情報発信サイト・厚生労働省)
離乳食期であれば、いちご2~3個で1日の平均摂取量がとれるぐらい豊富ですね。
ビタミンCはたんぱく質(コラーゲン)の生成や鉄分の吸収の促進、免疫系の動きをサポートする働きがあるので、離乳食期以降幼児食でも積極的に取り入れましょう。
いちごの選び方
離乳食で使ういちごは酸味が弱く甘いものを選びましょう。
赤ちゃんによっては酸味に敏感に反応するからです。
甘みの強い品種を選ぶのがおすすめ。
甘い品種
・甘奈姫(かんなひめ)
・かおり野
・ゆめのか
スーパーで出回る甘い品種
・あまおう
・章姫(あきひめ)
・さがほのか
どの品種も
「いちごは表面に艶や光沢があり、ヘタまで赤くなっている」
のを選ぶのがポイントです。
お日様の光を浴びることで甘さが増します。
いちご離乳食でおすすめはやっぱりケーキ!1歳のお祝いに
離乳食で使えるいちご。
いちごをそのまま食べる
いちご×ヨーグルト
いちご×バナナ
など離乳食でも取り入れやすいですよね。
やはりオススメはケーキ!
いちごを飾ることで色鮮やかで見栄えがいいので、いちごが出回る季節ならいちごを使ったケーキがベスト。
1月~4月生まれのお子さんであればいちごが出回る時期で手に入りやすいので、ぜひチャレンジしてみてください。
ピジョンのキットケーキ
離乳食期の頃はまだ生クリームはNG。
離乳食期用のキットケーキがありますので、うまく活用してみてください。
材料
・牛乳 100㏄
・イチゴ 2~3個
・ロウソク お好きなものを
作り方
1.ピジョン「1才からのレンジでケーキセット」に記載通り作る
2.途中イチゴをスライスしたものをスポンジケーキの間に挟む
3.生クリームが塗り終われば、イチゴとロウソクを飾って完成
作ったママの声
「生クリーム塗るヘラはママびよりで貰える麺カッターを使いました!便利です。手掴みでもりもり食べてくれて(ぐっちゃぐっちゃだったけど…)いい思い出になりました♪ 」
↓他にもサンドイッチ用のパンを使ったり、ホットケーキをアレンジしたり、離乳食完了期の1歳用のケーキアレンジレシピはこちらの記事で読めます。
いちご狩りも楽しい!触れて食べて旬を楽しもう
いちごは食卓に並んだものを離乳食として楽しむだけでなく、収穫も手軽に楽しむことができます。
幼児の力で簡単にもぎ取って食べることができるので、家族でいちご狩りに出かけてみるのもおすすめ。
旬の時に旬のものを味わう理由
これは
・旬の時が最も栄養価が高い
・新鮮なので美味しく食べられる
・収穫時期なので比較的安価で手に入る
上記3つの理由から。
旬の食事を通じて季節を学ぶ食育にも繋がりますので、収穫で手に触れて楽しみ、持ち帰って食卓で楽しむなんてことができるのはいちごだからこそ。
春はお出かけもしやすい季節ですので、離乳食期を卒業後でもぜひいちご狩りに出かけてみてくださいね。
いちごで春の訪れを味わおう
いちごは離乳食初期から楽しめる食材のひとつ。
生で与えることができるのでビタミンCを摂ることができる食材です。
しかし、離乳食初期のうちは食中毒のリスクがあるのでまずは「加熱」を。
調理は
初期/絞って果汁・すりつぶして裏ごし
中期/みじん切り
後期/角切り
完了期/半分~1/4位の一口サイズ
で少しずつステップアップ。
しかし、のどを詰まらせる危険のある食材ですので、離乳食完了後も、カットして与えるようにしましょう。
酸味に敏感な赤ちゃんには「甘め」のものを選んで。
いちごの先端部分が一番甘みが強いので、先端から与えてみましょう。
果物は好きな赤ちゃん・子どもも多いので、ぜひ旬の季節に味わってみて下さいね。
全員プレゼント!お食事用「バーバパパのエプロン」
ただいま、ママびより編集部(カラダノート株式会社)ではカンタンなアンケートにご協力してくれる方に赤ちゃんのお食事に便利な「バーバパパのエプロン」をお申込者全員にプレゼント中です。
※お申込みはお一人様一回限り
離乳食を食べさせる時にも、とっても便利な赤ちゃん用のエプロンです!お気軽にお申込みください。
↓↓↓全員プレゼントへのお申込み↓↓↓