春が近づくとお出かけ欲が湧いてきますね。

いちご狩りなんていかがですか?


いちご狩りは1~2月から楽しめるアクティビティ。


関東圏でおすすめなのは千葉県です。


千葉は東京や神奈川からのアクセスも良く、平地が多いのでいちごがよく育つ環境が整っているんです。


今回は子連れに人気ないちご狩り農園を3つピックアップしてご紹介。


ベビーカーでも行けるので、赤ちゃん連れには嬉しいですね。


さらにいちご狩りには親子に嬉しい3つのメリットがあります。

3歳未満の小さな子どもにおすすめしたいポイントもまとめました。


食育・旅育・農育にも繋がるいちご狩りの魅力を解説いたします♪


この記事の目次

子連れで行きたい!オススメのいちご狩り園3選【関東・千葉】


関東でいちご狩りに行くならオススメなのが千葉県!


千葉県は平野が多く農園に最適な土地が多いのです。

実際、千葉県は47都道府県のなかで最も山がない(低い)県。

日照量も全国平均より高く、特に12・1・2月の日照量は全国平均を大きく上回ります。


生産量は関東圏では栃木には劣るものの、全国10位以内に入ります。

参考:「いちご全国生産量上位の産地(都道府県)」(ジャパンクロップス)


東京都や神奈川からの車でのアクセスの良さもポイントです。


今回は乳幼児連れにおすすめの農園を3つピックアップしてご紹介します。


① いちごやサン


おすすめポイント

・駐車場が広い
・誰でもトイレ(多目的トイレ)がある
・時間無制限
・トッピングが無料!
・ハウスの入場制限アリ!のんびり楽しめる
・立ったままでいちご狩り
・シート張りなので足元が汚れない
・ベビーカーOK!
・お持ち帰りはなし(販売アリ)

取り扱い品種

章姫

紅ほっぺ


所在地 /299-0212 千葉県袖ケ浦市三箇2088

電 話 /0438-75-8888

時 間 /10:00~15:30(不定休)※イチゴ狩りの受付は15:00まで

公式サイト「いちごやサン」


★実際に行ってきた筆者の感想★

田畑の間にドーンとビニールハウスがたっているのでわかりやすいです!

2歳と4歳の子どもを連れていきましたが、2歳は無料!!

練乳などのトッピング付きなので、酸っぱめの個体を収穫しても調整できます。

(子どもは熟していないいちごももぎ取りがちなので…!)

ふたりとも無心でもぎ取っては食べていましたよ。

一番食べたのは2歳の子どもかも?!


観光農園「Bee my Berryビー・マイ・ベリー」

おすすめポイント

・駐車場(28台)を完備
・誰でもトイレ(多目的トイレ)がある

・練乳トッピング
・立ったままでいちご狩り
・シート張りなので足元が汚れない
・ベビーカーOK!
・いちごのお土産販売有
・予約制
・30分間食べ放題

取り扱い品種

紅ほっぺ

おいCベリーおいしいベリー

東京愛ランドベリー

天使のいちご

恋みのり

かおり野

桃薫


所在地 /292-0005 千葉県木更津市畔戸358番(金田漁港近隣)

電 話 /080-7477-7787

時 間 /9:00~15:30(水曜日定休)

公式サイト「Bee my Berryビー・マイ・ベリー」


いちごの森 ぶんぶん

おすすめポイント

・駐車場完備
・誰でもトイレ(多目的トイレ)がある
・立ったままでいちご狩り
・シート張りなので足元が汚れない
・車いすOK(ベビーカーは記載なし)
・30分間食べ放題
・ハウス前にブランコや子どもが遊べる広場あり
・先着順

所在地 /299-0123 千葉県市原市深城361
電 話 /0436-66-0415

時 間 /10:00~16:00(不定休)※イチゴ狩りの受付は15:30まで

公式サイト「いちごの森 ぶんぶん」


いちご狩りが子どもや赤ちゃん&ママにもたらす3つのメリット


①自然体験で生きる力を育み学力を高める

いちご狩りは自然に触れることのできる体験です。

生きる力を育むのにはさまざまな体験が必要と言われていますが、自然体験もそのひとつ。


特に幼少期のうちから自然に関わることはとても重要です。


生物学者のレイチェル・カーソンは著書『沈黙の春』で、身近な自然と多く関わった子どもは「センス・オブ・ワンダー(自然の神秘さや不思議さに目を見はる感性)」が育まれていくと言っています。




文部科学省も自然体験が多い子どもは自己肯定感が高く、大人になってから人間関係構築能力が高い傾向があると述べています。

参考:「子供たちの未来を育む 豊かな体験活動の充実(文部科学白書2016)」(文部科学省)


②食育に繋がる

いちご狩りの時期=いちごの旬 です。


旬の時に旬のものを味わうことは季節を学ぶ食育にも繋がります。




自然に触れる体験だけでなく、収穫して食べる体験ができます。

離乳食初期から取り入れられる食材で、親しみやすく、収穫の喜び食べ物への理解やありがたみを幼いうちから感じることができるでしょう。


いちごの栄養・離乳食の記事はこちら

 

③ママ(パパ)の気分転換

未就学児の育児中は育児ノイローゼになることがあります。

また家にこもる日が続くと憂うつになりやすいため、育児ノイローゼを助長してしまうのです。

参考:「メンタルヘルスケアが必要な妊産婦は4万人 育児不安や虐待の原因に」一般社団法人 日本生活習慣病予防協会


リフレッシュに自然物をみるのがおすすめ。

『自然のなかにいると何故か気分がいい』なんて体験ありませんか?


これ、実は自然に触れることで副交感神経が優位になっていつもの緊張が解きほぐされるから。


いちご狩りはハウス栽培なら関東では1月~2月から楽しむことができるアクティビティです。

こもりがちになる季節のお出かけのきっかけにしてみて。


いちご狩りが小さな子連れにオススメな5つの理由


いちご狩りを小さなお子さんにオススメする理由が5つあります。


①収穫しやすい
②丸みのある形・サイズ
③赤色
④3歳未満は無料※
⑤その場で食べられる

①収穫しやすい

いちごの茎は幼児の力でちぎることが可能。

子どもが自分自身の力で収穫できるので、収穫体験にはもってこいです。


また、イモ類や根菜類と違い、土を掘る必要がないため汚れの心配もありません。

特に小さいお子さんの場合、手を口に入れることも多いので、掘る作業のないいちごの収穫がオススメ。


②丸みのあるカタチ・サイズ

丸みのあるカタチで子どもの興味関心をひきます。

特にいちごは子どもの手でもつかみやすいサイズなので、自然と手が伸びるはず。


③赤色


上記ふたつはいちご狩りでなくとも他の野菜や果実の収穫でも感じることができるでしょう。

その中でいちごを小さい子どもにオススメするのは「赤色」だから。


産まれた時は視力が低く、色もついていません。

成長することで視力が発達します。


そのため、乳幼児は淡い色よりも原色のはっきりした色がみやすく、その刺激に反応し喜ぶので赤いいちごはベスト。


④3歳未満は無料のところも多い

いちご狩りは大人1人2,000円前後のところが多いです。(関東圏)

子どもも3歳・4歳からは1,000円以上かかるところが多く、大人2人子ども2人の入園料は6,000円前後となります。


しかし、3歳未満であれば無料のところも多いため、1~2歳の間ならお得にいちご狩りデビューでいます。

※農園によるため、事前に確認してください。


その場で食べられる


いちご狩りは収穫してすぐ食べられるのもポイント。


子どもは待つことができません。

特に小さい子であるほどその傾向があります。

とはいえ、自我が芽生える2歳~4歳の子どもであれば発達過程的にそんなもの。


いちご狩りは採ったその場で食べることができる上、皮をむいたり、種を誤飲するリスクがないので手軽に楽しめるのです。


ただし、丸のみは窒息の恐れがありますので、その点は十分にご注意ください。



いちご狩りでホテルステイはいかが?家族旅行でリフレッシュ

(筆者撮影:千葉でいちご狩りの前日に宿泊したホテル)


筆者は東京都在住です。

そのため千葉へも日帰りは可能ですが、いちご狩りの時は、前泊しました。


日帰り可能な距離をあえて宿泊する3つのメリット

日帰りが可能な距離であえて宿泊することには3つのメリットがあります。


・時間に余裕が生まれる

・不測の事態に備える

・家事と距離を置くことでママの疲労軽減


乳幼児連れはハプニングはあるもの。

そのため、出かける時に慌ててしまい、道中イライラなんてこと、よくあります。

しかし、農園に近いところに前泊しておけば、朝の支度ものんびり過ごすことができ、全力でいちご狩りを楽しむことができます。


不測の事態があってもすぐに自宅に帰ることができるというのも近距離ならではです。


仕事終わりに車でホテルに向かったの、その日の夕ご飯などの家事はお休み。

土曜の朝に「家事してから出発」は気が重くなりますが、金曜の晩から家事をおやすみしているので疲労感も少ないですよ。


親子共通の体験は素敵な思い出!コミュニケーション能力の習得にも繋がる

冒頭のメリットで、自然体験の多さが子どもの自己肯定感や人間関係構築能力を高める、と書きました。


さらにママやパパが積極的に「子どもへの体験の機会を持たせる」「体験支援をする」ようにすることで、コミュニケーションスキルが身につくのです。

参考:「子供たちの未来を育む 豊かな体験活動の充実(文部科学白書2016)」(文部科学省)


小さなうちから家族共通の体験を積み上げ、小さなうちからできるお出かけをしておくことで、成長とともに体験の種類も増え知見がどんどん広がり、親子で過ごす時間も充実します


いちご狩りは赤ちゃんから楽しめる!その場で食べるならスタイを忘れずに♪


いちごは離乳食でも使える食材。

その場で食べることができ、子どもも大好きな食材のひとつ。


食育としても、旅育としても、農育としても取り組める体験です。


さらになかなか外出ができない小さな子連れのパパやママにとってもリフレッシュになります。


小さなうちからお出かけに慣れておくことで、子どもの好奇心はぐんぐん育ち、生きる力をしっかりと養っていくことができるでしょう。


なお、いちご狩りに行くときは基本は手ぶらでOKですが


・スタイ

・汚れが目立たない服装


を準備しておくことをおすすめします。

我が子は淡色のTシャツだったため赤いいちごの果汁のシミがつきました…!


最後に。

3つのメリットで紹介したレイチェルカーソンの言葉を。


生まれつきそなわっている子どもの「センス・オブ・ワンダー」をいつも新鮮にたもちつづけるためには、わたしたちが住んでいる世界のよろこび、感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、すくなくともひとり、そばにいる必要があります。

引用:「沈黙の春」レイチェル・カーソン

季節限定のアクティビティですので、ぜひ親子でいちご狩りを楽しんでみて下さいね。