#stayhome #おうちですごそう というハッシュタグがつく投稿をみる機会がグッと増えました。外出が減りおうちで過ごす時間が長くなるととなると気になるのが「家庭学習」や「家庭保育」。今回は3~5歳の幼児の子供とのおうちの過ごし方についてみていきたいと思います。
この記事の目次
- 幼児期は伸びる時期!
- おうち遊びで意識したい「新しい体験」「親も楽しむ」
- 2児のママhitomyさんのおうち遊びがおもしろい!
- おうちテント!おうちキャンプ!
- 折り紙は幼児でもできる日本の伝統的な遊び!
- STEAM教育を取り入れる
- 手作りねんどの創造性は無限大!
- おうち遊びも楽しい!小さな積み重ねが子供の成長につながる
幼児期は伸びる時期!
3歳~5歳の幼児は身体を動かしたり、遊んだりするのが大好き。そのため何もせずおうちの中で過ごすというのは少し難しいかもしれません。
特に幼児期は身体も心もどんどん成長していきます。
言葉を覚えることで自分の気持ちを伝えられるようになったり、自転車に乗れるようになったり、鉄棒が出来るようになったりできることが増えていきます。ほかにも字が読めるようになり、絵本をひとりで読むこともできるようになってくるでしょう。
生活の中でも、着替えが自分でできる、朝のルーティンが確立できる、など子供がひとりでできることも多くなっていきます。
親側の意識もお世話からフォローやサポートへ
乳児の頃は「赤ちゃんのお世話」というかたちでの子供との触れ合いが多かった親も、幼児期になると「家庭教育」の一環としてのかかわり方が増えてくるはず。
たとえば、オムツのお世話をせずにすみますが、寝る前にトイレを促す、というようなサポートをする場面が増えてきます。
生活面だけでなく、おうちでの遊びも同じく親からのフォローやサポートが必要です。
声掛けであったり、遊び道具であったり、遊びを教えるなど、サポートの方法はいくつかありますので、「こんなことできるかな?」というものや「ママが幼稚園でやっていたこと」などを子供におしえてみてください。親がやっている姿をまねることも学びになりますので、まずは親がやってみせるのもいいでしょう。
親からの刺激を受けることで、子供自身が得た経験や知識と本来持っている個性と合わせながら、創造性に富んだ遊びが繰り広げられていくようになります。
遊びから学ぶ子供たち
特に未就学児の頃は遊びから学ぶことがたくさんあります。
身体の使い方(バランス感覚やはさみや鉛筆などの道具を正しく使えるようになる)でや、言葉(話す、読み書き)など、遊びを通じて社会で生きていくのに必要な基礎を身につけているのです。
保育園や幼稚園、旅行や祖父母、TVやYouTubeなど、子供は家庭以外でも学ぶ場所はあります。
しかし、おうちで遊ぶことは子供にとって、一番安らげる場所で大好きなパパやママと過ごせる楽しい時間なのです。
仕事や家事などで遊ぶのが難しい時もありますが、おうちにいる時はできるだけたくさん遊んであげられるといいですね。
おうち遊びで意識したい「新しい体験」「親も楽しむ」
感染症が流行る時期や、悪天候が続く時などおうちで過ごす時間が長くなると、おうち遊びもマンネリするかもしれません。
実際、子供と遊ぶとなったときに何をしたいいのか悩むママやパパも多いでしょう。
おうち遊びで意識したい点は2つあります。
新しい体験を提供する
人間は新しいものを好むという性質があるそうです。確かに大人になっても、新しいスマホが出た、新作のコスメが出た、新しい洗剤が出た、と聞くと「なになに…?」と気になることがありますよね。
新しい体験は脳に刺激を与え、脳を活性化させると考えられています。
しかし、いざいつもとは違うおうち遊びをしようとすると新しいアイデアが浮かばなかったりしませんか?
こんな時は、ママやパパが持つ経験や知識だけでなく、先輩ママなど他のおうち遊びを参考にしましょう。
ママやパパの親に聞いてみるのもいいですし、遊びに特化した書籍を利用するのもOK!
自分では思いつかない新しい遊びや、懐かしい遊びを見つけられるかもしれません。
インスタなどのSNSで他のママたちがやっていることをヒントにするのもおすすめです。
親も楽しむ気持ちを持とう
子供の遊びだから…と適当にあしらうと子供は楽しくないかもしれません。
「楽しい」と感じることで脳が活性化し、意欲的に取り組もうとするそうです。
なにより一緒に遊んでいるパパやママも楽しそうだと、子供も嬉しいし楽しいはず。
まだ自己主張が少ないうちは子供が取り組めるレベルのもので、ママやパパの興味がある分野の遊びをチョイスすると、親自身も楽しみやすいですよ。
2児のママhitomyさんのおうち遊びがおもしろい!
インスタで家庭学習やおうち遊びの投稿をされているhitomyさん。
2児のママで、海外育ちの経験と保育士の資格を活かして英語幼児教室の講師をされている、言わば子育てのプロのおうち遊びを覗いてみました。
おうちテント!おうちキャンプ!
室内やお庭にテントを張ってその中で遊ぶスタイルです。
子供はテントや段ボールハウスなど秘密基地が大好き。
隠れ家や秘密基地はなんだかワクワクしませんか?例えば、普段の積み木遊びなどもテントの中でやると、いつもより楽しく感じたりします。
また、3~5歳の子供ってちょっと親の目から隠れて遊ぶことが楽しかったりします。
押し入れなんかもそうですよね。
お庭や広いベランダがあるおうちはそこでテントを張って楽しむ「ベランピング」も。
お昼ごはんもテントサイドで食べれば気分はすっかりキャンプです。
折り紙は幼児でもできる日本の伝統的な遊び!
折り紙を久しく触ったことがない、というパパやママも多いかもしれません。
幼児の手の発達や創造性を養う遊びに折り紙があります。
特に折り紙は日本の伝統的な遊びですので、日本人ならやっておきたいところ。
カンタンな折り紙なら幼児でも折れちゃいます。
きっちり折ろうとするタイプや、びりびり遊びに移行するタイプ、紙飛行機を折って飛ばすことに夢中になるタイプなど折り紙という遊びを通じて子供の特性がつかめるかも。
パパやママは懐かしい折り紙から、子供のころいチャレンジできなかったものに挑戦してみるのもいいかもしれません。
鶴しか折り方を覚えてない…というような折り紙の折り方を忘れた方やレパートリーの少ない方は、親子向けの折り紙の本が1冊あると親子で一緒に楽しめますのでおすすめです。
STEAM教育を取り入れる
STEAM教育とは、 Science(科学)Technology(技術) Engineering(工学)Art(芸術)Mathematics(数学)の略で、従来のSTEM教育にアート領域をプラスしたもの。
また、このアートには芸術面だけでなく、Liberal Arts(教養)も含まれており、創造性豊かな思考力と、教養を身につけることの双方を意味します。
幼児には特にアートがあると、とっつきやすいかもしれません。
手作りねんどの創造性は無限大!
自分自身も子供の時にはまった!というママやパパも多いはず。
何でも作れるねんどです。
手作りであれば、親子でねんどそのものをつくるところから楽しめますし、色も自由につけることが可能。失敗も楽しめるかもしれません。
おうち遊びも楽しい!小さな積み重ねが子供の成長につながる
保育園や幼稚園で過ごす時間やお外で遊ぶ時間と同じくらい、子供にとってはおうち遊びも楽しいもの。そして親子のきずなを深めることにもつながります。おうち遊びで楽しく過ごす毎日の積み重ねが子供の成長にも繋がっています。
子供と何して遊ぼう?と考えるママやパパもリサーチ力や観察眼のスキルが上がって「親」として成長しているはずですよ!
(Photo by:写真AC)