妊娠するとお腹が大きくなるにつれ、お腹が苦しくないようなマタニティウェアや下着を選びますが、実は靴の見直しも大事なのはご存じですか?今回は妊娠中の靴選びと妊婦におすすめのECCOの靴を紹介します。
この記事の目次
- 妊娠中の靴選びポイント6つ
- マタニティグッズは産後は使わない?けど靴は例外!?
- 妊娠中におすすめ!デンマークのECCO(エコー)の靴
- 妊婦におすすめ!お仕事靴編
- 妊婦におすすめ!サンダル編
- 妊婦におすすめ!スニーカー(スリッポン)編
- 妊娠中だってオシャレを楽しもう♪
妊娠中の靴選びポイント6つ
ハイヒールはNG
妊娠中のハイヒールは控えましょう。ハイヒールはもとよりバランスを崩しやすい履物です。
妊娠をしていなくとも、足首をひねるリスクがスニーカーやぺたんこ靴より高いため、胎児の成長とともに体のバランスがとりづらくなる妊娠中には不向き。母体の転倒によって、胎児に影響が起こる場合もあります。
妊娠中はできるだけそういったリスクを避けるようにすることが大切です。
ウエッジソールなど安定性が高いもの
ハイヒールはNGですが、職種や普段履いているヒールの高さのクセなど、人によっては妊娠中もヒールを履かなければならない状況もあるかもしれません。
その場合は、ウエッジソールやヒールが太いものなど、ヒールでも安定感のあるものを選ぶようにしましょう。
ヒールの高さもいつもより低めのものを選ぶようにしてください。
滑りにくい靴底
靴底が滑りやすいものですと、転倒の恐れがあります。
妊娠中は身体の変化に伴い、バランスをとるのが難しくなる上、転倒による胎児へのリスクを考えるとできるだけグリップのきく靴を選びましょう。
ロングブーツなどは履きづらい
妊娠中期~後期になるとお腹が大きくなり、ロングブーツなどふくらはぎまでカバーできるデザインですと、着脱が難しくなります。
冬場など足の寒さが気になるときには履きたくなるかもしれませんが、どうしてもブーツが履きたい!のであれば妊娠中はショートブーツが無難ではないでしょうか。
着脱しやすいもの
ロングブーツでなくとも、着脱のしづらい靴は妊娠中は避けるのが無難です。
妊娠初期は履く動作については問題なくできると思いますが、しゃがむ姿勢や、足元に集中することでつわりがひどくなることもあるかもしれません。
つわりは個人差があるため、必ずしもそうなるわけではありませんが、できるだけ負担のないスタイルを意識しましょう。
体重増による負担軽減
妊娠中は体重が増加します。その分、どうしても身体を支える足には負担が大きくなります。靴も負担が軽減できる、履き心地のいいものを選ぶようにしましょう。
マタニティグッズは産後は使わない?けど靴は例外!?
マタニティアイテムは産後使うかも?と思い残すのですが、意外と出番のないものばかりです。しかし、靴に限ってはそうではないかもしれません。
靴は産後も重宝する
産後の身体は体重の変化が著しく、バランスが崩れやすくなります。また骨盤も開いているので、足腰に力が入りにくいなんてこともあるかもしれません。
また、出産後もしばらくはお子さんを抱っこする機会が続きます。そのため、妊娠中と同じく着脱しやすく、滑りにくい、安定した靴が重宝します。
妊娠中に履き倒すつもりでもOK
とはいえ、妊娠中に購入した靴を産後も履かなければならない、というわけではありません。
自分のお腹が大きくなる妊娠中と違い、産後はお腹のふくらみによって靴の脱ぎ履きを阻まれることはなくなります。
そのため、妊娠中しか履かないぞ!と1~2足を履きつぶすつもりで購入するのもいいかもしれませんね。
洋服のコーデに合いやすいものを
産後も使う予定がある場合は、洋服とコーデがしやすい靴を選ぶのがポイント。
妊娠中のコーデと普段のコーデが違う人は、どちらにもあうようなデザインや色味を選んでみてください。
妊娠中におすすめ!デンマークのECCO(エコー)の靴
(出典:Amazon)
筆者が妊娠中に重宝したのがECCO(エコー)のシューズたち。
デンマークのブランドで半世紀以上の歴史があります。
創設者の靴職人カール・ツースビーの「履き心地のいい靴の追求」という理念を今もなお貫き続けており、その履き心地の良さは妊婦さんも快適に過ごせるはず。
エコーは世界でも珍しく自社のレザー工場を保有しており、そのこだわりのレザーは世界中の高級ブランドで使われているほどの品質です。
そんなレザーを使用しているエコーの靴は1991年にはデンマーク皇室の御用達に指定されています。
一度履いたらその履き心地の虜になるといわれるほど、履き心地のいいエコーのシューズ。
このあとから、その中でも特に妊婦さんにおすすめのものを紹介します。
妊婦におすすめ!お仕事靴編
お仕事にはパンプスやローファーを履く、という方も多いかもしれません。ヒールの高さやデザイン、安定力をポイントにおすすめを紹介します。
SCULPTURED 45
(出典:Amazon)
ヒールはできるだけ避けたいですが、どうしてもという場合におすすめしたいのがこちら。
ECCOのコンフォートパンプスとして有名なので妊娠前から履いていた、という方もいらっしゃるでしょう。太めのヒールと疲れにくいソールで、とても歩きやすい一足。
黒色なら妊娠中の冠婚葬祭や、出産後お子さんの入園式などでも活躍するはず。
カラー展開も豊富です。
メイン素材::レザー
ヒールの高さ:5.5 cm
TOUCH BALLERINA 2.0
(出典:Amazon)
ヒールがなくペタンコなので妊婦に人気のバレエシューズ。ECCOからも出ています。
レザーで上品なつくりと快適なインソールで、歩きやすいパンプスです。
妊婦におすすめ!サンダル編
夏場は暑いので足元はサンダル!という方もいらっしゃるかもしれません。筆者は夏場が妊娠後期だったのもあり、サンダルばかり履いていました。なお、妊娠中は日焼けしやすい、シミが残りやすいので、足の日焼けが気になる方にはサンダルは不向きかもしれません。
FLASH T-STRAP SANDAL
(出典:Amazon)
サンダルはアウトドアのものやビーチ向けのものが履きやすく歩きやすいですが、ファッションを選びます。
フェミニンな雰囲気やコンサバコーデに似合うサンダルでヒールがなく歩きやすいものならエコーのこちらがおすすめ。品よく履きこなせますよ。
素材:レザー
ヒールの高さ:1cm
FELICIA SANDAL
(出典:Amazon)
かかと付きのサンダルの方が脱げにくいのですが、履きやすさを考えるとかかのなしのタイプもいいかもしれません。
素材:レザー
ヒールの高さ:2cm
妊婦におすすめ!スニーカー(スリッポン)編
全力でおすすめしたいのが、やっぱりスニーカー!
安定感もありますし、歩きやすいものが多いです。紐がほどけると結びにくいため、紐がないものが楽かもしれません。
産後も重宝するので、状況が許すのであれば、妊娠中~産後はスニーカーがおすすめです。
ST.1 LITE WOMEN'S SNEAKER
(出典:Amazon)
スポーティーなデザインで、通気性もいいので足の群れを軽減してくれます。妊娠中のウォーキングも楽しくなりそうですね。紐なしのスニーカー。
白やベージュなど明るい色味もあります。
SOFT7 WOMENS SLIP-ON GORE-TEX
(出典:Amazon)
こちらもスリッポンタイプで脱ぎ履きがしやすいスニーカーです。ゴアテックスを使用しているのでレインブーツの代わりにもなります。
妊娠中だってオシャレを楽しもう♪
妊娠中は色々と制限があります。靴も安全面を踏まえると多少の制限はありますが、そこをクリアできれば、何を履いてもいいんです。マタニティに見えないようなファッション、マタニティらしいファッション、どちらでもいいと思います。大切なのは妊婦であるママ自身の気持ち。自分の気分が上がるオシャレを楽しんでくださいね。
photo by photoAC