赤ちゃんの出産準備や産後の母乳の出具合で「哺乳瓶」を購入するとき「どれがいいの?」と悩む人も多いはず。


筆者がおすすめなのはピジョンの「母乳実感」です。


実は筆者も友人のすすめで母乳実感を購入。

乳頭混乱が起こりにくく、長年ママたちに愛される続けている哺乳瓶なのです。

わが子2人は乳頭混乱が起きずに混合育児ができましたよ。


今回は母乳実感のラインナップをもとにサイズや素材の違い・消毒方法やあると便利な哺乳瓶グッズをご紹介します。


この記事の目次


母乳実感がおすすめな理由「乳頭混乱」が起こりにくい


妊娠して出産準備をする中で気になるのが「哺乳瓶」。

実は出産すればだれでも母乳がスムーズに出るわけではありません。

そのため産後に慌てて準備する方もいらっしゃるでしょう。


哺乳瓶はいろんなメーカーから出ていますが、おすすめはピジョンの「母乳実感」です。


乳頭混乱が起こりにくい

母乳実感は60年の開発で生まれた哺乳瓶で、母乳を飲むのと同じ口の動きでミルクを飲むことが可能。

そのため乳頭混乱が起こりにくく、母乳との併用がしやすい哺乳瓶なのです。


2015年に出産した友人のすすめで私も母乳実感を使っていました。


筆者の混合育児スケジュールはこちら

【実録】混合育児のスケジュール!おすすめアプリやアイテムなど大公開!

 

◆乳頭混乱とは

授乳の際、赤ちゃんが哺乳瓶を好み、
ママのおっぱいからの授乳を嫌がること。


授乳は赤ちゃんも練習が必要で体力も必要。
そのため、哺乳瓶の方が飲みやすい、と感じると
乳房からの授乳を嫌がるこだわりのあるタイプの赤ちゃんががいます。

筆者自身が乳頭混乱を起こす子どもだったらしく、
哺乳瓶でしか飲まなかったので、
実母は搾乳をしていたとのことでした。
(今になって実母の子育ての大変さを実感します…!)

母乳実感は


「たまひよ赤ちゃんグッズ大賞」2022・哺乳びん部門1位

ママの声で選ばれる「マザーズセレクション大賞」2021受賞


などの賞を受けている人気商品。

それだけ、多くのママの支持を受けている哺乳瓶ということがわかりますね。


保育ママも使用!【体験談】

母乳実感のシェア率の高さを実感した筆者のエピソードをご紹介。


子どもが0歳のころ、保育ママにお世話になっていたのですが、預けるためには哺乳瓶が必須。


面接の際に「哺乳瓶はどこのを使用しているのか」という話になり、母乳実感を使っていると話すと


「母乳実感を使用されるママが多くて瓶本体はあるから、乳首だけ月齢あわせてご準備ください」


ということでした。

※地域や保育ママによって対応は異なります。


哺乳瓶選びのポイント「素材」「サイズ」


同じメーカーの哺乳瓶でもいくつか種類があります。

母乳実感も複数のラインナップがあるため、どれを選んでいいのかわからないかもしれません。


哺乳瓶には「素材」と「サイズ」があります。

素材はご自身の生活スタイルにあわせて、サイズは赤ちゃんの月齢に合わせて選びましょう。


①素材

耐熱ガラス

◆メリット
・傷やニオイが付きにくい。
・丈夫で劣化しにくい。
・ミルクを冷ましやすい。
・煮沸、電子レンジ、薬液消毒に対応

◆デメリット
・重い。
・落とすと割れる可能性も。

※母乳実感の耐熱ガラスは電子レンジOKですが他メーカーの耐熱ガラスの強度によっては電子レンジ消毒ができない場合があります。必ず事前に確認してからご使用ください。


プラスチック(PPSU)

◆メリット
・軽くて外出など持ち運びに便利
・落としても割れにくい
・煮沸、電子レンジ、薬液消毒に対応

◆デメリット
・ニオイが付きやすく、ガラスより劣化が早い。
・ミルクが冷めにくい。

※母乳実感のプラスチックタイプは医療でも使われているPPSUです。

 プラスチックの種類によっては対応できない消毒があります。

 必ず事前に確認してからご使用ください。


②哺乳瓶のサイズ

80ml

使用時期:新生児~


生後1ヶ月になる頃には1回の授乳で120ml飲むので使う時期はわずか。

しかしコンパクトで軽い。

母乳育児を目指す人で、最初の時期や母乳が足りないときに数十ml補いたいママにおすすめ。


160ml

使用時期:新生児~


完全ミルクだと生後3ヶ月ごろまで。

お出かけなどにも持ち運びやすいサイズ。

母乳メインでの混合育児を考えている人は長く使える。


240ml

使用時期:新生児~


完全ミルク・混合ともに長く使える。

しかしかさばる上に最初のうちはミルクが少量なので使い勝手が悪い。

母乳育児を目指すママには不要の可能性大。

混合育児の場合は、比率による。

 

③乳首のサイズ

SS

使用時期:新生児~


小さな穴が開いている。哺乳力の弱い新生児用。
新生児が無理なく飲める量が出る


S

使用時期:生後1ヶ月以降~


SSより少し大きめの穴が開いているタイプ。

飲む量が増え、SSタイプだと20分かかるなど授乳が長時間になってきたらSサイズにサイズアップ。


M

使用時期:生後3ヶ月〜


スリーカットタイプ。
赤ちゃんの哺乳力で一度に飲む量が調整できる。


L

使用時期:生後6ヶ月〜


スリーカットタイプ。
Mサイズより多い量を調整できる。


LL

使用時期:生後9ヶ月~


スリーカットタイプ。

Lサイズより多い量を調整できる。


3L

使用時期:1歳3ヶ月~


スリーカットタイプ。



授乳1回にかかる時間は10〜15分程度(目安)です。

飲みにくく遅いようならサイズアップのタイミング。


早く飲み過ぎる・口からあふれてうまく飲めない、こぼしてしまう場合はサイズダウンしてみて。


持ち運びにはプラスチック製がおすすめ!

新生児の息子。


我が家はプラスチック製の母乳実感を使用。

プラスチック製を選んだ理由は3つ。


①旅行や帰省お出かけに持ち運びたい
②そそっかしくて落とすタイプ
③軽いから子どもが自分で飲める

筆者は大の旅行好き。

子育てにも旅を取り入れる「旅育」と実践するくらい0歳児を連れて旅行に行っていました。

帰省先も遠方のため、お出かけ時は出来るだけ持ち物は軽くしたい!


という思いでプラスチック製を選択。


あわてんぼうでそそっかしいタイプなので、落としても割れないという安心感も大きかったです。


そしてこれは子供が成長してからよかったと感じたこと。


プラスチック製なら子どもが自分で持ってミルクを飲んでくれる!!


後5ヶ月ぐらいの息子。奪って飲む。成長してもよく食べるしよく飲む。


抱っこしてミルクの授乳もいいですが、自分で飲む姿がかわいい!


話は少しそれますが、抱っこしながらではミルクを飲む姿を写真におさめることができません。

自分で飲んでくれている姿は上記のように撮影できました。


古い写真を整理していると、意外と授乳中の写真はないものです。


たまにはミルクを飲んでいる姿を撮影しておく、もしくは撮影してもらうことをおすすめします。


哺乳瓶の消毒方法は3つ!「薬液」「煮沸」「電子レンジ」


哺乳瓶は消毒が欠かせません。

産まれたばかりの赤ちゃんは抵抗力がありません。

そのため、哺乳瓶など口に入れるものは消毒をする必要があります。


消毒方法は3つ。


①薬液消毒

②煮沸消毒

③電子レンジ消毒


です。


①薬液消毒

薬液につけておくだけのお手軽消毒。

ただし、薬剤にコストがかかる。

また1時間以上つけておく必要があります。


②煮沸消毒

鍋でお湯を沸かし、その中に哺乳瓶を3~5分入れて消毒します。

哺乳瓶がしっかりつかるサイズのお鍋が必要なのと、哺乳瓶の素材によっては熱湯で変形してしまう可能性があるので要注意。

また熱湯を使うのでやけどにも注意が必要です。

時間もかからず、コストがかからないのが魅力。


②電子レンジ消毒

専用の容器に哺乳瓶と水を入れてレンジで数分チンするだけ。

蒸気によって消毒します。

こちらも哺乳瓶の素材によっては電子レンジの熱で変形してしまう可能性があるので要注意。

時間もかかりません。


 

哺乳瓶は「母乳実感」がおすすめ!サイズ・素材は生活や成長に合わせて


哺乳瓶でおすすめなのはピジョンの「母乳実感」。


乳頭混乱が起こりにくく、消毒しやすい素材が魅力。


母乳が出るかどうかわかりません。

また赤ちゃんが最初からうまく母乳を飲んでくれるとも限りません。


またママが体調不良のときや、保育園など預ける時にも哺乳瓶は必要です。


哺乳瓶を嫌がるタイプのお子さんもいます。

母乳で育てている人&育てたい人も、預ける予定がある場合は哺乳瓶を1つ持っておき定期的に哺乳瓶での授乳になれておくためにも哺乳瓶をぜひ準備しておいて下さいね。