離乳食初期に食べられる食材は限られていますが、できるだけいろいろな食材に慣れ親しんでほしいもの。


おかゆや野菜、たんぱく質に慣れてきたら、果物にもチャレンジしてみたいと思うでしょう。

 

離乳食初期(生後5~6ヵ月)でも食べられる果物としておすすめしたいのが、バナナ。


バナナは1年中どこでも、手軽な価格で手に入る便利な果物です。


味がバラつくことも少なく、甘みがしっかりあるので赤ちゃんも食べやすいのが特徴。


今回は、離乳食初期に活躍するバナナについてご紹介します!

この記事の目次

バナナは離乳食初期からOKな果物


バナナは離乳食初期(生後5~6ヵ月)から食べられる食材です。


離乳食初期は、食材を裏ごししてとろとろの状態にしなければなりませんが、これが中々大変。


しかしバナナは柔らかいので、「とろとろのペースト状」に調理しやすいのもママにとってうれしいですよね。



離乳食期のバナナの大きさと目安量

離乳食の時期によって変わる、バナナの大きさと目安量をチェックしてみましょう。


大きさ 目安量

離乳食初期

(生後5~6ヵ月)

ペースト状 20g

離乳食中期

(生後7~8ヵ月)

刻んで少しすりつぶす

前半:40g 

後半:65g

離乳食後期

(生後9~11ヵ月)

5~7mm角

前半:75g

中頃:85g

後半:110g

離乳食完了期

(1歳~1歳6ヵ月)

1cm角または輪切り

前半:125g

後半:155g


上記の表は、主食としてバナナのみを与えたときの量です。


(※バナナは糖類が主に含まれているので、主食扱いにできます)


ほかに炭水化物(おかゆ、パン、麵類など)を与えるときは、バナナの量を少なくしてくださいね。


バナナを与える時の注意点


バナナをはじめて離乳食で与えるときに注意したい点をチェックしておきましょう。


1.バナナをしっかり加熱しよう


一般的にバナナは、生で食べることが多いですよね。しかし、離乳食初期(生後5~6ヵ月)は加熱したほうがよいでしょう。


加熱することで殺菌できるだけでなく、柔らかくなったり、甘みが増してより食べやすくなります。


また、加熱するほうがバナナによる口腔アレルギーのリスクを低下させるとも言われているのです。


2.アレルギーに気をつけて


バナナは、“アレルギーを起こしやすい食材”として表示が推奨される「特定原材料に準ずるもの」20品目の中に入っています。

 

赤ちゃんに初めてバナナを食べさせる際には、加熱したものを「平日の昼間小さじ1杯」からスタートして、様子を見ましょう。


気をつけたいポイントは、バナナ以外にも食材を同時に食べさせる場合、食べ慣れた食材と一緒にしておくこと。


症状が出た際に、バナナによるものなのか他の食材によるものなのか、判断がしやすいからです。


また、平日の日中に食べさせれば、症状が出た際すぐに病院に行くことができます。


バナナは栄養たっぷりの果物


バナナは豊富な栄養素が含まれている果物。では、どのような栄養素が含まれているかチェックしてみましょう。

 

エネルギーの元になる「糖質」が豊富


ブドウ糖、果糖、ショ糖などの糖類がバランスよく含まれているバナナ。


これらの糖類はすぐにエネルギーになるほど吸収が早いので、まだ消化器官が未熟な赤ちゃんにとってピッタリと言えますね。


また、バナナにはさまざまな糖類が含まれている=エネルギーの持続時間が長いということ。


つまり1日のエネルギーの源になる朝食に最適なのです!


忙しい朝に手の込んだ離乳食を作るのは難しいかもしれないので、バナナを取り入れてみませんか?


バナナをメインにした離乳食なら、簡単かつ栄養たっぷりなので、ママや赤ちゃんにとっていいことづくめです。

 

「カリウム」は果物のなかでトップクラス!


バナナに含まれるカリウムは、果物の中でもトップクラス!


バナナ100g(1~1.5本)のうち、360mgものカリウムが含まれており、これは同じ100gあたりで見てもスイカやリンゴの2倍以上になるのです。

 

カリウムは細胞を正常に保つ働きをしたり、心臓や筋肉の働きを助けたりする効果も。


そのほかにも、バナナは食物繊維・たんぱく質・マグネシウム・各種ビタミンも豊富に含んでいます。


大人にもうれしい栄養素がたくさん含まれているので、親子でバナナを食べましょう!


*参考*

WEBサイト:

DOLE

旬の食材百科

バナナ大学


おいしいバナナの選び方


バナナを店頭で選ぶ際には、全体がまんべんなく黄色になっているものがおすすめです。


ただし、すぐに食べないのであれば、少し青いものを買って家で追熟させるのもOK。


バナナを使うタイミングに合わせて選んでみてくださいね。


シュガースポットがあると食べ頃

バナナは熟成が進むと皮の表面に小さな茶色の斑点が表れます。


この斑点は「シュガースポット」と呼ばれており、シュガースポットが出始めたら食べ頃。


皮全体がまんべんなく黄色になっており、シュガースポットが出始めたバナナは柔らかくおいしいので、離乳食にもピッタリです。


バナナを冷蔵庫で保存してはダメ?


バナナはシュガースポットが出始めるまで、常温保存がおすすめです。


熟す前に冷蔵庫で保存すると、それ以上追熟しません。食べごろになってから冷蔵庫で保存しましょう。


皮が黒くなってしまうというデメリットがありますが、皮をむくと中身の品質に問題はありません。


シュガースポットが出たバナナをすぐに使い切れない場合に、冷蔵保存をおすすめします。


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実録!バナナの3つの冷凍方法


離乳食初期(生後5~6ヵ月)のフリージングは便利で、ママも大助かりですよね。


食べ頃のバナナを冷凍しておくと「バナナが黒くなってきちゃった!食べなきゃ!」と焦らなくてよいのでおすすめです。

 

バナナの冷凍は、以下の3つの方法が一般的なようです。


1.バナナを丸ごと1本冷凍→必要分をすりおろしてレンジで加熱

2.バナナをチャック付ポリ袋に入れ潰して冷凍→必要分を取り出してレンジで加熱

3.バナナの輪切りをチャック付ポリ袋に入れ冷凍→必要分をレンジで加熱後、潰す


3通りの方法を実際にやってみました。


結論からお伝えすると、一番手軽だと感じたのは「1.皮をむいたバナナを丸ごと1本ラップに包んで冷凍→必要な分だけすりおろす」方法です!


他の2つの冷凍方法もあわせてご紹介しますね。

 

1.バナナを丸ごと1本冷凍→必要分をすりおろして電子レンジでチン


こちらの方法を、3ステップで説明します。


1.皮をむいて丸ごと一本バナナにラップをし、そのまま冷凍庫へ!

※におい移りなど心配な場合は、さらにチャック付ポリ袋に入れてください。


2.冷凍バナナを凍ったまま、すりおろす。


凍ったままだと固くてすりおろしにくいと感じるかもしれませんが、そんなことはありません!


バナナは凍っていても適度なやわらかさを保っており、スイスイ気持ちよく、楽にすりおろすことができるのです。


ここで強い力を入れるとバナナが途中からボキッと折れてしまうので、優しい力ですりおろすのがコツ。


ラップを巻いてある部分を持つのでバナナに直接触れないため衛生的ですし、すりおろす手も冷たくありません。


すりおろしなら好きな量を調節できるのも嬉しいポイント。


※体温でバナナが溶けるので、何度もすりおろす→冷凍保存を繰り返すと品質が落ちてしまうことも。1本を中々使い切れないのであれば、必要な分量に切り分けて冷凍保存することをおすすめします。



▼バナナをすりおろしている様子


▼すりおろしたものを器に移すと、このようになります。


この時点で、とってもなめらかクリーミーなフローズンバナナになっています。


味見しましたが、かなり美味しかったです!大人や幼児にはこのままおやつにするのもおすすめです。


3.すりおろしたバナナを電子レンジで加熱。(600w10秒×2くらい)


電子レンジやバナナの量によって必要な加熱時間が変わってきますので、様子を見ながらレンジにかけてください。


▼電子レンジで加熱したバナナ


見た目は加熱前とあまり変化していませんが、熱を加えることでバナナの甘みがぐっと増しました。これでバナナペーストの完成です。


2.バナナをチャック付ポリ袋に入れ潰して冷凍→必要分を取り出しレンチン


こちらの方法を、5ステップで説明します。


1.バナナをフリーザーバッグに入れる。

私は少し小ぶりのバナナを使ったので楽に1本袋に入りました。




2.フリーザーバッグの口を閉じ、潰す。

本来は麺棒で潰すのがベターですが、我が家には麺棒が無いので重みのあるボウルで代用しました。



3.バナナを潰したら、冷凍する。

果肉が少し残るので、気になる方は解凍後、さらにスプーンなどで潰すか、裏ごしをするといいかもしれません。


▼冷凍前の潰したバナナ


4.冷凍後、必要な分を折って取り出し、レンジで加熱する。(600w10秒×2くらい)


このままだと、ちょうどいい量を折るのが難しかったです。冷凍前に菜箸で線を入れておくと、ポキっと折りやすいですよ。


電子レンジやバナナの量によって必要な加熱時間が変わってきますので、様子を見ながらレンジにかけてくださいね。


▼凍った状態で、少量のバナナを手で折ったところ


▼折った冷凍バナナを器に移したところ


5.取り出したバナナをレンジで加熱する。

少し果肉の食感が残るものの、なめらかで甘みがしっかりしたバナナペーストができました。


▼加熱後のバナナペースト


3.バナナの輪切りをチャック付ポリ袋に入れ冷凍→必要分をレンチン後、潰す


こちらの方法を、4ステップで説明します。


1.バナナを輪切りにし、フリーザーバッグに入れる。

ほか2点の方法と異なる点は、まな板と包丁を使うこと。洗い物が2点発生するため「手軽さ」という点で少し気になりました。


しかし、必要な量を取り出しやすいというのはメリットだと思います。



2.輪切りにしたバナナを冷凍する。

▼冷凍したバナナの輪切り


▼必要な分だけ器に移したところ


3.冷凍したバナナの輪切りを電子レンジで加熱。(600w10秒×2くらい)

こちらも電子レンジやバナナの量によって必要な加熱時間が変わってきますので、様子を見ながらレンジにかけてください。


▼加熱後のバナナ、周りが少しとろっとしています。


4.加熱したバナナをスプーンなどで潰す。

スプーンで完全に果肉を潰しきるのは少し難しいかもしれません。ペースト状になるまでなめらかにしたい方は裏ごしをした方が確実です。


加熱によって甘みの強いバナナペーストができました。


▼写真のスプーンでバナナを潰し、ペースト状にしたところ


離乳食初期にピッタリ!バナナを使ったレシピ10選


離乳食初期(生後5~6ヵ月)に活躍する、バナナを使用したレシピをご紹介します。


1.バナナミルクパン粥


いつものパンがゆに、バナナをプラスしてみましょう♪


甘くてデザート感覚で食べられるので、パンがゆが苦手な赤ちゃんや飽きてしまったときでもパクパク食べてくれそうです。


すりおろしたパンとバナナを冷凍してストックしておけば、いつでもすぐ作れます。


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2.さつまいもとバナナのパンがゆ


さつまいも×バナナの甘い組み合わせは、赤ちゃんも大好き!


ただし、さつまいもも炭水化物なので、パンの量はいつもより減らしてあげてくださいね。


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3.ブロッコリーのきな粉バナナ


ブロッコリーだけだと、モソモソ感が気になって食べてくれないこともあるかもしれません。


そんなときは、バナナと混ぜてみましょう!


なめらかな口あたりのバナナと混ぜれば、食感も気にならなくなるはず。きな粉をプラスすることで、風味がよくなるのとたんぱく質摂取の両方が叶います。



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4.人参バナナ


離乳食のはじめのころから使えるにんじんは、赤ちゃんにとってお馴染みの食材。


そこにバナナを混ぜることで、より甘くておいしい離乳食ができます。


野菜と糖質の両方を効率よく取り入れられる、お助けメニューです。


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5.バナナ豆腐


糖質とたんぱく質の両方がとれるレシピ。


豆腐とバナナ、2つの材料を混ぜるだけなので、サッと作れるのもうれしいですね。


豆腐の風味が苦手な赤ちゃんでも、バナナの甘みがあれば食べやすくなるかも。


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6.バナナの豆乳煮


そのまま食べてもOKですが、パンがゆやヨーグルトにかけてもおいしくいただけます。


バナナの形を残せば、離乳食中期(生後7~8ヵ月)以降でも使えるレシピです。


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7.ほうれん草バナナマッシュ


ほうれん草は鉄分やビタミンCなどが含まれている、栄養たっぷりの野菜ですが、独特の青臭さが苦手な赤ちゃんも。


そこで、バナナと混ぜてみましょう!バナナの甘さと香りで、苦手なほうれん草も克服できるかも。


また、とろっとしたバナナの口あたりで、ほうれん草の繊維が気にならなくなるのもポイントです。


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8.ふんわり小松菜バナナ


これひとつで炭水化物・野菜・たんぱく質が一度にとれます。


小松菜が苦手な赤ちゃんでも、バナナの甘みと豆腐のふんわりとした食感のおかげで食べてくれるかも!


電子レンジだけで作れるのもうれしいですね。


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9.トマトバナナ

トマトはリコピン豊富で離乳食にもってこいの食材ですが、酸味と風味が気になる場合もあるでしょう。

このレシピはバナナとトマトを一緒に加熱することで、どちらも甘みがアップして食べやすくなります。

また、バナナと組み合わせることで、風味をカバーしてくれる効果も。

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10.ストロベリーバナナスムージー

苺の季節に、バナナと豆乳(またはミルク)を混ぜたスムージーを作ってみませんか?

炭水化物とたんぱく質が一緒にとれるので、忙しい朝食にもおすすめ。

大人が飲んでもおいしいので、親子で楽しめます♪

>>レシピはコチラ<<

便利なバナナを活用して、ママも赤ちゃんも笑顔に!


「手に入りやすい」「栄養価も高い」「おいしい」の三拍子そろったバナナは、離乳食初期(生後5~6ヵ月)の赤ちゃんとママの味方になってくれること間違いなしです。

 

また、甘みと香りが強いので、苦手な食材と組み合わせると食べやすくしてくれる効果もあります。


バナナは離乳食期全般で活躍してくれる、お助け食材。ぜひ上手にバナナを取り入れてくださいね。


 (Photo by:写真AC